槍ヶ岳ワンデイ(中の湯から槍沢経由・往復56km)
- GPS
- 19:25
- 距離
- 56.0km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 16:51
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 19:26
天候 | 快晴のち曇 ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
釜トンネルゲート周辺は駐車禁止 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中の湯—中の湯バス停: 行きはスピードの出し過ぎに注意、帰りは急坂の登り返しでつらい修行 中の湯バス停—上高地: ゲート脇に自転車1台が通れる隙間がある。上高地BTの近くに駐輪スペースあり 上高地—ババ平: 横尾付近から残雪が出てくる。槍沢ロッヂからシール歩行可だが滑走は雪があってもかなり困難 ババ平—槍ヶ岳山荘: 気温が高く重めだったが快適ザラメ。ババ平周辺は一大デブリランド 槍ヶ岳山荘—槍ヶ岳: 残雪が数ヶ所あるが上手くルートを取れば全て回避可能。山荘からよく観察してからアタックすべし |
写真
感想
今日はどこへ行こうかと色々考えていたが槍沢をまだ滑ったことがなかったのでhaleと2人で行くことに。あわよくば横尾本谷も。
0時に中ノ湯からMTBでスタート。最初は下りで爆走しますが、中ノ湯のバス停でゲートを通過してから先は登りです。ところが釜トンネルを登ってしばらくして自転車の鍵を忘れたことに気付き、引き返し。中ノ湯まで泣く泣く登り返して0:57に再スタート。
1:50に上高地に着きますが当然誰もいません。4:10 横尾で大休止。明るくなってきて、このあたりからところどころ残雪が出てきます。5:48槍沢ロッジのあたりから雪が繋がり、アプローチシューズからスキー靴に履き替えてシール歩行開始。ババ平付近は一大デブリランドでhaleは唖然。空は雲一つない快晴で暑くなりそう。
高度を上げていくと雪質はよくなりますがシールにまだ慣れないhaleは疲れが出てきたのか坊主岩からシートラに。私は気温が高くて暑いのと眠くてゾンビになりながらシールで登ります。
殺生ヒュッテを過ぎて2900mあたりから私もシートラ。稜線が近づくとテンションも上がってきて11:51に槍ヶ岳山荘へ。穂先を見ると雪はほとんどありません。haleに「大喰行く?」と聞きますが「もう体力なくて無理」と言うので空身で槍へ行くことにします。休憩してからアプローチシューズに兵装転換してから山頂へ。残雪はうまく避けて12:43に登頂。無人でした。
まったり記念撮影してから山荘へ戻り、再び靴を履き替えて13:29にエントリー。小屋番さんいわく「ハイマツ付近は滑走しないでください」とのことで、小屋から少し離れたところからエントリー。もう午後なので雪は重いですがザラメでそれなりに楽しめました。14:27ババ平まで降りると斜度がなくなる上にデブリ満載で進めなくなり滑走終了。またアプローチシューズで降ります。
14:47槍沢ロッヂで休憩。haleが「あと2時間半で上高地戻れますか」と聞いてきます。そんな訳ないでしょ。16:17横尾。ここは水が豊富なので板や靴を洗いました。あとは消化試合ですが疲れでペースは上がりません。いつの間にか空はガスで覆われ、さらに明神を過ぎたあたりで暗くなってしまいます。19:08上高地。この時期の釜トンネルの門限は19時なのでもうバスもタクシーもいません。19:44中の湯バス停のゲートを通過。ここからが最後の修行で、もうMTBも漕ぐ気力も起きずにほとんど押し歩きで20:23に中の湯の駐車地点に到着。
終わってみれば行動時間は19時間を越え、天気もよく楽しめましたがボロボロに疲労困憊した1日でした。
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