ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 185790
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

西沢渓谷入口〜甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂嶺〜雁坂峠〜道の駅みとみ

2012年04月29日(日) ~ 2012年04月30日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.7km
登り
1,991m
下り
1,997m

コースタイム

1日目
西沢渓谷入口9:40〜12:30近丸新道分岐〜15:25木賊山〜15:50甲武信小屋
2日目
甲武信小屋5:15〜5:35甲武信ヶ岳〜6:00甲武信小屋7:40〜9:45破風山避難小屋〜10:45破風山
破風山10:50〜11:30東破風山〜12:40雁坂嶺12:50〜13:20雁坂峠13:35〜15:20沓切沢橋〜16:15道の駅みとみ
天候 1日目 晴れ時々曇り
2日目 曇り時々薄日
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バス
塩山駅〜西沢渓谷入口 \1000
道の駅みとみ〜山梨市駅 \800
コース状況/
危険箇所等
特に危険なところはありません。
雪は木賊山手前、標高2000m付近から雁坂嶺までありました。
深いところはまだ1mくらいあります。
アイゼン、ストック等の携行をオススメします。
西沢渓谷入口バス停
2012年04月29日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 9:32
西沢渓谷入口バス停
休業中の西沢山荘
山荘の前のベンチで身仕度を整えてスタートです
2012年04月29日 09:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 9:55
休業中の西沢山荘
山荘の前のベンチで身仕度を整えてスタートです
こんな道を登っていきます
2012年04月29日 10:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 10:43
こんな道を登っていきます
シャクナゲのトンネル
2012年04月29日 11:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/29 11:51
シャクナゲのトンネル
こんな道も登ります
2012年04月29日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 12:09
こんな道も登ります
広瀬湖が見えます
2012年04月29日 12:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 12:14
広瀬湖が見えます
近丸新道からの合流地点
2012年04月29日 12:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 12:36
近丸新道からの合流地点
ひたすら登っていきます
2012年04月29日 12:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 12:59
ひたすら登っていきます
雪がつき始めました。
2012年04月29日 13:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 13:09
雪がつき始めました。
まだまだ登ります
2012年04月29日 14:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 14:40
まだまだ登ります
雪がしっかりしてきました
2012年04月29日 14:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 14:57
雪がしっかりしてきました
もうすぐ木賊山の山頂です
2012年04月29日 15:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 15:07
もうすぐ木賊山の山頂です
木賊山山頂
2468m、地味だけど意外と高い山なんですね
2012年04月29日 15:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 15:26
木賊山山頂
2468m、地味だけど意外と高い山なんですね
甲武信ヶ岳です
2012年04月29日 15:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/29 15:39
甲武信ヶ岳です
こちらは国師ヶ岳です
2012年04月29日 15:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/29 15:42
こちらは国師ヶ岳です
甲武信小屋に到着
2012年04月29日 15:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/29 15:51
甲武信小屋に到着
整地前
2012年04月29日 16:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/29 16:01
整地前
整地後
見た感じはあまり変わっていませんね
2012年04月29日 16:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/29 16:07
整地後
見た感じはあまり変わっていませんね
設営完了
2012年04月29日 16:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9
4/29 16:38
設営完了
テン場の風景
右の奥から2番目がマイテント
2012年04月29日 17:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
5
4/29 17:08
テン場の風景
右の奥から2番目がマイテント
甲武信ヶ岳へ最後の登り
2012年04月30日 05:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 5:31
甲武信ヶ岳へ最後の登り
山頂に到着です
2012年04月30日 05:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
4/30 5:35
山頂に到着です
うっすらと八ヶ岳
2012年04月30日 05:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 5:43
うっすらと八ヶ岳
昨日越えて来た木賊山
2012年04月30日 05:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 5:47
昨日越えて来た木賊山
道標が埋まっています
破風山へ巻道から向かいます
2012年04月30日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 7:39
道標が埋まっています
破風山へ巻道から向かいます
トレースが…ない!
まさか自分がこんなところ歩くなんて
思いもしませんでした
2012年04月30日 07:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
4/30 7:45
トレースが…ない!
まさか自分がこんなところ歩くなんて
思いもしませんでした
赤いテープ
心の支えです
2012年04月30日 08:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/30 8:21
赤いテープ
心の支えです
おっ、ちゃんと道標の前に辿りつけました
ようやく木賊山からのルートに合流です
2012年04月30日 08:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/30 8:54
おっ、ちゃんと道標の前に辿りつけました
ようやく木賊山からのルートに合流です
トレースがあるって素晴らしい!
2012年04月30日 08:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/30 8:56
トレースがあるって素晴らしい!
破風山
やけに高くみえます
あれを登るのかぁ
2012年04月30日 09:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 9:15
破風山
やけに高くみえます
あれを登るのかぁ
破風山避難小屋
2012年04月30日 09:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 9:45
破風山避難小屋
小屋の中
2012年04月30日 09:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 9:47
小屋の中
破風山への登り
きつい!
2012年04月30日 10:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
4/30 10:30
破風山への登り
きつい!
破風山山頂
2012年04月30日 10:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 10:45
破風山山頂
次は東破風山です
2012年04月30日 11:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 11:02
次は東破風山です
東破風山山頂
2012年04月30日 11:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 11:27
東破風山山頂
せっかく登ったのに一度下りてしまいます
2012年04月30日 11:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 11:36
せっかく登ったのに一度下りてしまいます
また登ります
2012年04月30日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 12:13
また登ります
雁坂嶺
2012年04月30日 12:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/30 12:54
雁坂嶺
あとは下るだけです
2012年04月30日 13:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 13:09
あとは下るだけです
雁坂峠と水晶山
2012年04月30日 13:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
4/30 13:22
雁坂峠と水晶山
雁坂峠
定番の1枚
2012年04月30日 13:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 13:35
雁坂峠
定番の1枚
ジグザク道を下ります
2012年04月30日 13:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 13:39
ジグザク道を下ります
草原の道を下ります
2012年04月30日 13:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 13:44
草原の道を下ります
沢まで下りてきました
2012年04月30日 14:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 14:12
沢まで下りてきました
徒渉ポイント1
2012年04月30日 14:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 14:48
徒渉ポイント1
徒渉ポイント2
2012年04月30日 14:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/30 14:53
徒渉ポイント2
徒渉ポイント3
2012年04月30日 15:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 15:05
徒渉ポイント3
沓切沢橋
山道はここまで
2012年04月30日 15:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 15:18
沓切沢橋
山道はここまで
有料道路の料金所
2012年04月30日 15:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 15:52
有料道路の料金所
最後のさいご、ちょっとだけ舗装路からはずれるところがあります
2012年04月30日 16:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 16:02
最後のさいご、ちょっとだけ舗装路からはずれるところがあります
登山口(下山口)
2012年04月30日 16:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/30 16:04
登山口(下山口)
道の駅みとみのバス停
発車10分前に到着!
今回も無事に下山できました
それにしても疲れました
2012年04月30日 16:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/30 16:13
道の駅みとみのバス停
発車10分前に到着!
今回も無事に下山できました
それにしても疲れました
撮影機器:

感想

待ちに待った2012年のテント山行第一弾は甲武信ヶ岳です。

1日目

西沢渓谷入口のバス停の近くにはパッと見ただけですが
落ち着いて準備ができそうな場所がなかったので、
休業中の西沢山荘の前で軽く食事を摂り、身仕度を整えて山荘の脇の「徳ちゃん新道」を登り始めました。

なんとなく聞いていたんですが「徳ちゃん新道」とそれに続く木賊山への登りはきついです。
久しぶりのテン泊装備、たかだか18kgですが軟弱な自分にはかなり応えました。
「体力がないヤツに限って大荷物」とは正に俺のことを言うんだなと、
自分に言い聞かせながら登っていきます。

雪は木賊山の手前、標高2000m付近からありました。
早速、アイゼンを喜んで装着します。
七ツ石山でトレーニング?したことがここで役立ちました。
七ツ石ではほんの少し着けただけでしたが、
それでもなんとなく感覚がわかって、経験するとしないではたった1回でも全然違いますね。

木賊山を登りきるとあとは下るだけで幕営地の甲武信小屋まではわずかです。

テン泊の受付を済ませて小屋のスコップを借りて雪を整地し
テントを張って1日目の行動は終了です。

あとはいつものように米を炊いてカレーを食べて寝てしまいました。

2日目

計画の段階では初日に甲武信ヶ岳に登ってしまおうと考えていたのですが、
テントを張って、それで満足してしまい山頂のことなど忘れていました。

ということで起きて簡単に食事を摂り甲武信ヶ岳にアタックです。

山頂は想像していたより狭く、空身で簡単に登ってしまったので、
いまいち盛り上がりに欠けた感じがしました。
それに眺望はいいんですがあいにくの薄曇りでちょっと残念でした。
それでも去年の今頃は残雪期とは言え、
雪のある甲武信ヶ岳に登ることができるとは思っていなかったので、
やっぱり登ってきて良かったと思います。

テン場まで下りてテントの撤収し、今度は破風山を目指します。

小屋のお兄さんにルートについて聞いてみると
「巻道にトレースがなければ木賊山を登って行ったほうが早い」
と教えてくれましたが、登り返すのが面倒に思えたので、
予定通り巻道を行くことにしました。
トレースは雪に埋まっている道標からわずか10m進んだくらいでなくなっていましたが、
ルートとしてはほぼ水平に進んで行けばいいので
なんとかなるだろうとそのまま進みました。

しかし何度か腰まで雪に埋まってしまい、
時間が予定より大幅に遅れていたので少し焦りが出てきました。
それでも木賊山からの道に合流できれば破風山はあきらめて、
西沢渓谷に下りてもいいやと思い、雪に埋もれながらつき進みました。
去年のゴールデンウィークもこんな感じだったなと、
川又から雁坂小屋に登った時のことが過ります。
この時はトレースはあったんですが雪山の経験なんてほとんどなかったので
かなり焦りました。
この時と比べると今回は距離もたいしたことないし、
特に危険な場所でもないので大丈夫だろうと先に進みました。

結局地図のコースタイムで15分のところを1時間20分も掛かったんですが、
きちんと分岐の道標の目の前にたどり着いたのには驚きました。
さて、ここからどうするか。破風山へはトレースもあるし、
もう腰まで埋まることもなさそうです。
帰りのバスの時間がかなり微妙ですが、頑張れば間に合うだろうし、
もし間に合わなかったとしてもタクシーを呼べば済むことなので
予定通り破風山に向かうことにしました。

破風山への登りもかなりきつかったです。
気持ちとは裏腹になかなか登っていきません。
破風山から雁坂嶺もいやに長く感じました。
歩けど歩けど雁坂嶺に着きません。

タクシーを使えばいいとはいえ、やはり余計な出費は掛けたくありません。
気持ちばかりはやり、自分ではいつもより五割増しの速さで歩いているつもりなんですが、
かなりの鈍足です。

雁坂嶺を過ぎると雪もほとんどなくなり雁坂峠に下ります。
この辺りは草原が広がっていて気持ちのいいところですね。

雁坂峠、この気持ちの良い峠でゆっくり昼食の予定でしたが、
もうそんな余裕はなく、バスに間に合うように先を急ぎます。

結果はなんとかバスに間に合いました。


後半はかなり慌ただしく、バスの時間ばかり気にして歩くことになってしまいましたが、
計画したルートを歩くことができて良かったし、残雪期の奥秩父を歩けたし、
自分では十分楽しめたと思います。

反省点は行動開始時間を早くすることですね。
甲武信ヶ岳から戻ってからすぐ歩き始めるべきでした。

今回も色々な経験ができました。
が、学習能力のない私はこの経験を次につなげることができるのか、微妙です。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2599人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら