記録ID: 185900
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ハイキング
奥秩父
笠取山〜唐松尾山
2012年04月30日(月) [日帰り]
- GPS
- 08:12
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
7:18作場平〜8:47笠取小屋〜9:30笠取山〜11:46唐松尾山〜12:40山ノ神土〜14:18三ノ瀬〜15:30作場平
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1、駐車場 作場平登山口には無料駐車場が大小三箇所有り30台以上駐車可。 *三ノ瀬登山口付近は民宿等の有料駐車場のみ500円 2、天気、温度 曇り、尾根9℃ 一部ちょっとだけ残雪あったが歩くのに支障なし(アイゼン不要) 3、危険箇所、登山道の状況 作場平〜笠取小屋までは、最初綺麗な沢沿いの登山道を登ると一休坂分岐となり 分岐から急坂と書かれている右側に行く(急坂ではない)とまた沢沿いの石積み の綺麗な登山道の登りとなり登り切ると水場となり笠取小屋に着く 笠取小屋からは広い草原となり少し登ると小高い分水嶺となる この分水嶺は多摩川、荒川、富士川の3つの川に分かれる分水嶺との説明板有り ここは展望が開けている。 分水嶺から草原を少し下り目前に大きな笠取山が見える。ここを真っ直ぐに登る。 笠取山頂手前は結構キツイ登りとなる、登り切るといい雰囲気の岩場の山頂 素晴らしい眺望だが今日はあいにくの曇り空。 南側には大菩薩嶺の山並と少し霞んでいるが大きな富士山もみえる 西側の笠取山頂には山梨100名山と書かれていて雰囲気のある岩場の上に 山頂の標木が立てられている そこから岩場の細尾根を東側に少し行くとこんどは東側(東京)の笠取山頂1953m 木に囲まれた小高い岩場の山頂で南側の眺望は良いが狭い。 笠取山〜唐松尾山の尾根は一部岩場の細尾根がありそこだけ注意(危険ではない) あとは一面熊笹の生えている草原をゆったりとトラバース気味に歩くしっかりと した登山道で踏み跡が薄い所はなく分岐の道標もあり迷うことはない。 途中2箇所大きく崩壊している所があるが踏み跡に沿って回り道を行けば問題なし。 ここは2000mを越える尾根道だが草原を歩いていて散歩道のような雰囲気なので 2千メートルの標高は感じない 尾根道は山ノ神土で終わりここから飛龍、雲取、白石山などに行く分岐点となる 今日は将監峠にテンパクの予定だったがまだ12時過ぎで早かったので下山した 山ノ神土からは将監峠に行かずに七つ石尾根(幅2mほどの落ち葉が敷き詰めら れている広い登山道)で降りると将監から降りてくる林道と合流する 未舗装の曲がりくねった林道を降りて行くと三ノ瀬の林道終点となり民家が見え る舗装道路となる ☆彡 今日一番の難所はここからだった 三ノ瀬から作場平(車を駐車した所)まで戻る舗装道路をショートカットしてい く地図の山道は踏み跡がなくなっていた。 *これから行く人と自分の為に詳細に地図上の山道を記しておくことに!! まず、三ノ瀬から舗装道路を少し下り民宿の所を右にまがる。 ここには「作場平へ」「笠取へ」の手作りの標識あり。 道なりに下って行くと橋があり中川を渡る、橋を渡ってから舗装道路はUの字を 描いて戻るように登りとなるが曲がらずに真っ直ぐの林の中に入って登っていく。 暫く登って行くと左側の川(中瀬川)に小さな橋が見えてくるのでその橋を渡り 山道を登っていくと広いキャンプ場となる。(ここまでは地図通り) ここから地図上の道が完全に無くなっている。キャンプしていた地元の人に聞い てみたが「ここから先に道はないと思う」と・・・・・言う ここから地形図とコンパスに従い踏み跡のない尾根を登っていくと所々「笠取山」 と書かれた道標が木に付けられている。踏み跡は一切ない。 暫く尾根を登って行くと倒木で尾根上を歩けなさそうなので、西に降りれば林道の 舗装道路にでるはずと谷に下りてみる(北西に下りないといけない所を南西に降り てしまっていた)谷から先は急登の尾根となっているので歩き回ってみたが舗装 道路の林道が見えないので覚悟して目の前の急登尾根上に登る。 尾根に乗っても回りの状況が把握できないので尾根を更に上に登って行くと舗装道 路に出た。結果的に地図の山道よりショートカットで歩いてきたが迷ったことや ここから作場平までの舗装道路がかなり長かった(1km以上)こともあり1時間以 上も掛かった。 たぶん、迷わずに来ても三ノ瀬から作場平までは40〜50分は掛かりそうである。 *中川の小さな橋を渡り少し山道を登った広いキャンプ場からは踏み跡は無いが 尾根沿いに左側に舗装道路が見える所まで登って行けば迷わずに行けそうである。 今回のルートでここだけは地形図とコンパスの読図が必要な難所だった。 |
写真
撮影機器:
感想
以前から笠取山には登ってみたかったが自宅から遠い上に、地図を見ると二千メート
ル以上の尾根歩きとかなり危険で大変な縦走になると思っていたので中々行けなかっ
たがこのGWを利用してビバークも覚悟、できれば将監まで着いてテンパクできれば
と、重いテント道具と食料、水2リットルを担いで登ったが登山道はしっかり綺麗に
整備されており、二千メートル以上の尾根歩きもそれほど大変な所もなくあっさり
(かなりバテたが)山ノ神土まで5時間半足らずで(昼に)着いてしまい、日帰り下山
となってしまった。
この縦走ルートは昼飯を入れただけの20Lの軽いザックを担いで行く日帰りコースだった。
但し、家から登山口までは遠くて大変である。
もしまた行く機会があれば、今度は三ノ瀬から作場平まで迷わずに歩いてみたい。
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コメント
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前日にキャンプ場で迷って中島川口に出てしまったtakezoです。
lizhijpさんもあのコースで苦労されたんですね。
なるほど、道から外れて林の中に突っ込んで行かないといけないんですか。
見通しのきかない林の中で踏み跡が無いっていうのは嫌ですね〜。
石楠花の時期にでもリベンジ行って来ようと思います
お疲れ様でした。最後の最後で苦しまれたとは…
私は一昨年の6月初旬に逆コースで歩きました。西御殿岩の絶景と稜線の石楠花が印象的でした。この二つの山を結ぶ縦走は手軽に奥秩父を味わえるいいコースだと思いますが、なにせ登山口までが遠いですなぁ…
ちなみに作場平から三ノ瀬まで車道歩きで40分くらいでした。
下山して「山登りはもう終り」と思ってホッとした後にこのルーファイは疲れていることもあり非常に堪えますよね。
このショートカットの山道は絶対また行く人がいると思いますので、今度行く機会があったらピンクテープをつけてこようと思います。
お久しぶりです。
車道を歩いても40分ですか・・・・ショートカットで地図とコンパスを見ながら山道をモタモタ歩くより舗装道路をサッサッと歩いたほうが早いかもしれませんね。
天気が悪かったので西御殿岩には行かなかったことと綺麗な石楠花が咲いている6月ころにまた行ってみたいです。
あの小川には橋があったんですね。私は徒渉・藪漕ぎとさんざんでした。次回行くとしたら折り畳み自転車を使います。
橋じゃない所で渡渉されたんですか、尾根に登るまで笹薮だらけで大変だったんでしょうね。私は尾根に登ってから大変な思いをしました。
「舗装された林道を自転車」はグッドアイデアですね。
気持ち良く三ノ瀬〜作場平にいけますね、たぶん。
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