針木岳(マヤクボコル)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
07:09 大沢小屋付近
08:53 マヤクボ沢出会
10:44 マヤクボのコル
11:05 針ノ木岳 撤退
11:33 マヤクボのコル
12:07 マヤクボ沢出会
12:16 大沢小屋付近
12:34 扇沢駅
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 温泉は黒部観光ホテル(大町温泉郷)へ ※スタンプカードを作ると500円で入湯可 |
写真
感想
扇沢への道が通じてアルペンルートが開通したので、扇沢から針ノ木岳を滑りにいった。
以前来た時は5月の末になっていて雪は川を渡ってからしかなかったが、今回は登山口の時点で積雪が十分あり、帰りも滑ってこれる状態だった。
雪はあるものの凍結している状態なので、しばらくは板を担いで進み、前回と同様に大沢の下あたりまでは担いでからシール登高へ切り替えた。ただ、この時点でもまだ雪は締まっていたので、そのまま担いでアイゼン履いてで登っていく人も多くいた。
寝不足もあってかペースも上がらず、マヤクボ沢出会でシールからツボ足アイゼンに切り替えるタイミングを逃し、モードチェンジできる場所へ移動するまで難儀してしまった。その後は、先行者によってコルに向かってステップが作られていたのでありがたく便乗し、マヤクボのコルへ到達。ほとんどの人はここまで板を担いで来ていたが、中にはうまくトラバースをかけながらシールのまま到達する上手い人もいた。
コルからはミルクっぽいエメラルドグリーン(チェレステカラーのような)黒部湖を見下ろせた。
雪の針ノ木岳は未踏なので、板をデポして向かおうとするも、道は岩が出ていて歩きにくく、所々凍結もしている。12本爪アイゼンと短いピッケルはあるものの、足場が狭く、杖としても使える縦走用の長いのが欲しい状況、かつアイゼン履いてまで登っても帰りが大変そう…ということで途中で撤退した。おそらく、普通の雪山登山者を除いて、この時周りにいた殆どの滑り手は登頂せずドロップしたのではないか。針ノ木岳を目指すなら、針ノ木峠側から行くのが良さそうだ。
でも、中には丸腰に近いような装備でプッシュしている人もいて「あいつら大丈夫か?」みたいな空気になったりもした。
そうこうしているとお昼になったので、雪も緩んだだろうとコルからドロップ。
最初急斜面だけど気持ちの良いマヤクボ沢の大斜面。雪も柔らかくなっている。
そして出会から下にはデブリ堆積も少ない!このままヒャッホーできる…わけもなく強烈なストップスノーに止められた。うーん、時間をかけすぎたか?
後方に注意を払いつつ、ストップ雪に足を取られつつも滑走継続し、大沢小屋まで下ったら足パンパン。
その後も藪を交わしながら滑り、雪が繋がっていそうだったので登山口脇まで対岸を滑走。スノーブリッジぎりぎりで扇沢駅側へ戻れた。
半分はストップスノーだったものの、面はきれいで総合的には満足の滑りができた。
扇沢駅で軽く一服(甘いもの補給)して、大町温泉郷で入浴。
温泉は久し振りのクロカン(黒部観光ホテル)へ。
のんびりお店巡りなどしながら、栂池のロッジフリーランで後泊。
翌日は栂池でダラダラ滑ろうかな〜と考えていたが、先週時点では下まで滑れたのに今週は下半分の雪は消えてしまっていた。前日の体験が良かったので、この日は温泉だけ入り、安曇野で花見をして帰宅。
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