不忘山−南屏風−水引入道:ガスの中の花の稜線から水引での眺望へ。
- GPS
- 07:31
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:27
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。白石スキー場から不忘山への登山道は改良が進んでいる。水引入道からの下りで、1箇所30m程の雪上のトラバース有り、ほぼ水平に横断すると夏道に接続。 |
写真
感想
前日の雨から急速に天候回復の予報。天気図では平地は天気良さそうなのだが、てんくらは朝の内、高い山ではガスが架かりそうな予報だった。今回は、白石スキー場から不忘山−南屏風岳−水引入道(ジャンボリーコース)の周回に行ってみることにした。平地は朝から晴だったが、白石スキー場に近づくと、不忘山の山頂近くまでと、後烏帽子は見えるが、屏風岳には雲が架かっている。徐々に天気は良くなるはずなので、それに期待する。白石スキー場駐車場は6時半で10数台。帰りは30台程度。
手前のスキー場への車道(一般車通行止め)から入り、左の指導センターの脇から登山道に入る。スキー場を緩く登り、次いで樹林帯の中を行くと白石女高小屋跡の広場に出る。右の登山道に入ると樹林帯の中を緩急の繰り返しの登りとなる。小屋跡からしばらく登ると、ユキトリ沢(水場あり)、その後少し登り、アザレア平で平坦となり、不忘山方面のカエル岩が見える。この辺から少し急な登りとなる。この登りは7年振りなのだが、当時は登山道が泥で滑りやすいので有名だった。今回登ってみると、杭と砕石で整備されて、登り易くなっている。雨水を道から外に流すような工夫もあり、関係者の方々、有難うございます。弘法清水を過ぎ、しばらく急登を我慢すると、稜線が近くなって来て、トラバース気味に登るようになり、ガレ場の登りがある。不忘の碑とカエル石がハッキリ見えるようになると最後の登りで、稜線上の不忘の碑に着く。稜線上を不忘山への登りとなるが、この辺りから雲の中に入ってしまった。西風が強く、5〜6℃か、手袋の要る寒さである。周りはハクサンイチゲやユキワリコザクラが花盛りで、さすがに花の名山:不忘山なのだが、眺望はないまま、不忘山山頂に着く。
南屏風岳に向かうと、すぐお社あり、さらに鞍部まで下って振り返ると、一時雲が切れて不忘山の鋭い姿が見えた。不忘山山頂前からこの辺りまでが、花が最も多い所だと思う。南屏風岳へ登って行くと、また雲の中に入ってしまった。南屏風岳山頂から平坦な低い潅木の稜線上を水引分岐へ、ここからは急な下りとなり、水引平へ下っていく。10時半位になると、稜線上の雲が切れて、上空も青空が出てきた。これは水引平や水引入道からの屏風岳、南屏風岳の眺めが期待できる。下りが緩くなると、水引平の池糖に着く。ここから水引入道への最後の登り返しだが、眺望が良くなってきたので気分が良い。水引入道は南屏風岳、屏風岳の稜線から少し離れた正面に在り、その眺望が大変良い場所である。今日の目的の一つだったので嬉しい。全面雪の季節が、また良いんだよね。不忘山や後烏帽子岳、馬ノ神岳もきれいに見えている。
水引入道からガレ場を少し下り、大日向からジャンボリーコースを下ることにする。分岐からしばらく下ると、雪の斜面トラバースする箇所がある。状況は日々変わっていくとは思うが、現状では30m程で、ほぼ水平に横断すると夏道に出会う。その後の道はトラバースであるが、3箇所、沢状の所を渡るため上下する。内1箇所は、流れのある沢。次いで樹林帯の中のやや急な下りとなるが長くはない。後はブナの林の中を緩い下りが続くが、これが長かった。雪の季節はさほどだとは思わなかったのだが。林道に出ると、スキー場までは緩い登りで30分程である。
今日は、前半はガスの中で花の稜線、後半は雲が取れて眺望が得られたし、まあまあかな。今日出会った方は、不忘山まで5名、稜線上7名、水引まで6名、水引から下で4名くらいでした。
kyen さま レコにはご訪問頂いて居ますが、コメントではじめまして
6/1に不忘山方面周回を反時計回りで回った者です。
時間(時計が合っていればですが)を追ってみたら水引分岐で6分程の擦れ違いでした。私は水引入道分岐を6分程前に屏風岳へ向かった事になります。すれ違っていれば後ででも思い出されたのですが残念でした。
白石スキー場の駐車場の奥に大きな車があったのは承知していました。
この時期、ハクサンイチゲやユキワリコザクラが見事ですね。
yamamanieさん。レコはいつも拝見しております。
6/1は予想外に午前中ガスで、特に不忘山から南屏風の稜線上は何も見えず、寒い中、花だけ見て歩いていました。さすがに花はきれいでしたけど。yamanamieさんが、屏風岳まで往復している間に水引分岐を通過したようです。後半は晴れてきて、yamanamieさんの写真の66/144あたりがちょうど同じ感じでしたね。その後、水引平や水引入道からの残雪の眺めが素晴らしかったです。反対廻りだと、南屏風〜不忘山では晴れて良い眺めだったでしょうね。
それと、南屏風山頂付近のミネズオウの写真78/144、水引平付近のチングルマ54/144も多分同じ所じゃないかと思います。同じ日に同じ条件で歩いたレコは共感できて良いですね。何処かでお会いできたら、よろしくお願いします。
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