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Yamareco

記録ID: 1877222
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

鷹ノ巣山  稲村岩尾根を登り石尾根を下る

2019年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
16.9km
登り
1,523m
下り
1,822m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
0:48
合計
6:40
6:52
6
6:58
6:58
4
7:13
7:19
32
7:51
8:01
86
9:27
9:27
26
9:53
10:04
16
10:20
10:20
16
10:36
10:38
6
10:44
10:47
8
10:55
10:57
19
11:16
11:17
4
11:21
11:27
2
11:29
11:29
21
11:50
11:52
16
12:08
12:08
20
12:28
12:28
23
12:58
12:59
32
13:31
13:32
0
13:32
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<行き>
自宅最寄り駅→東京駅→立川駅(STB)→青梅駅→奥多摩駅→東日原BS
<帰り>
奥多摩駅→東京駅→自宅最寄り駅
その他周辺情報 もえぎの湯
そば処おく
 おはようございます。奥多摩駅にやってきました。今日は、関東百名山である鷹ノ巣山を目指します。
2019年06月02日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 6:04
 おはようございます。奥多摩駅にやってきました。今日は、関東百名山である鷹ノ巣山を目指します。
 鷹ノ巣山に向かうルートはいろいろあるのですが、コースタイムとバス便の都合で、東日原BSから稲村岩尾根を登ります。休日はバスはここまでしか来ません。
2019年06月02日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/2 6:51
 鷹ノ巣山に向かうルートはいろいろあるのですが、コースタイムとバス便の都合で、東日原BSから稲村岩尾根を登ります。休日はバスはここまでしか来ません。
 最初は、こんな感じ。結構都会なんですね。
2019年06月02日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/2 6:52
 最初は、こんな感じ。結構都会なんですね。
 中日原BS、平日だとここまでバスが来ます。
2019年06月02日 06:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 6:58
 中日原BS、平日だとここまでバスが来ます。
 さあ、奥多摩三大急登、稲村岩尾根に向かいましょう。
2019年06月02日 06:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 6:59
 さあ、奥多摩三大急登、稲村岩尾根に向かいましょう。
 あれが稲村岩だ、あの後ろに回り込むように登山道がつけられている。
2019年06月02日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5
6/2 7:02
 あれが稲村岩だ、あの後ろに回り込むように登山道がつけられている。
 セリバヒエンソウ、全体的に花の少ない山でしたね。
2019年06月02日 07:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:03
 セリバヒエンソウ、全体的に花の少ない山でしたね。
 フタリシズカ、ここで登りの登山者と軽くお話。
2019年06月02日 07:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
6/2 7:04
 フタリシズカ、ここで登りの登山者と軽くお話。
 いったんはこの川まで下り、川を渡ったらいよいよ登りの開始だ。
2019年06月02日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:08
 いったんはこの川まで下り、川を渡ったらいよいよ登りの開始だ。
 この川は奥多摩市街で多摩川に流れ込むのかな。
2019年06月02日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:08
 この川は奥多摩市街で多摩川に流れ込むのかな。
 エンレイソウ、これは結構ありましたね。
2019年06月02日 07:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:33
 エンレイソウ、これは結構ありましたね。
 で、稲村岩との分岐近くで、いたずらニホンザル。木をゆすったり石を落としたり。
2019年06月02日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:48
 で、稲村岩との分岐近くで、いたずらニホンザル。木をゆすったり石を落としたり。
 こちらが通過するとさらに先回りをしていたずらをしてきた。なので、写真に撮ります。Wanted!!
2019年06月02日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:49
 こちらが通過するとさらに先回りをしていたずらをしてきた。なので、写真に撮ります。Wanted!!
 休憩後、まずはガクウツギを撮影。
2019年06月02日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 7:51
 休憩後、まずはガクウツギを撮影。
 ついでに、ミツバツツジも撮影。もうニホンザルは追ってこない・・・って1時間半も経っているし。
2019年06月02日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 9:27
 ついでに、ミツバツツジも撮影。もうニホンザルは追ってこない・・・って1時間半も経っているし。
 途中にあった、ヒルメシクイノタワは通り過ぎてしまったか・・・。
2019年06月02日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 9:29
 途中にあった、ヒルメシクイノタワは通り過ぎてしまったか・・・。
 さらに、これが最後の登りになりそうだ。上のほうに光が見える。
2019年06月02日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 9:31
 さらに、これが最後の登りになりそうだ。上のほうに光が見える。
 はい、たどり着きました。関東百名山、鷹ノ巣山です。今日の目的地ですね。しばし休憩しましょう。
2019年06月02日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 9:54
 はい、たどり着きました。関東百名山、鷹ノ巣山です。今日の目的地ですね。しばし休憩しましょう。
 ここにあった二等三角点、3人のハイカーがおりまして、山談議をしばし・・・。
2019年06月02日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 9:54
 ここにあった二等三角点、3人のハイカーがおりまして、山談議をしばし・・・。
 予定通り、石尾根を下ります。時間がオーバーしていたら、水根からダムに下ることも考えました。
2019年06月02日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
6/2 10:04
 予定通り、石尾根を下ります。時間がオーバーしていたら、水根からダムに下ることも考えました。
 ああ、鷹ノ巣山は遠くになりにけり。
2019年06月02日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:05
 ああ、鷹ノ巣山は遠くになりにけり。
 ちっちゃいニョイスミレを撮影。
2019年06月02日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:12
 ちっちゃいニョイスミレを撮影。
 水根山ピークにたどり着きました。はい、通過通過!!
2019年06月02日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:20
 水根山ピークにたどり着きました。はい、通過通過!!
 ミミガタテンナンショウ、今日もありましたね。
2019年06月02日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:26
 ミミガタテンナンショウ、今日もありましたね。
 着々と下ってゆきます。
2019年06月02日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:31
 着々と下ってゆきます。
 はい、城山です。高尾山の隣ではありませんよ。
2019年06月02日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:38
 はい、城山です。高尾山の隣ではありませんよ。
 しかし、この辺りから足元が厳しく・・・。ちなみに、これ、下りながら振り返って撮影した斜面。これを登るのはきつかろう。
2019年06月02日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:47
 しかし、この辺りから足元が厳しく・・・。ちなみに、これ、下りながら振り返って撮影した斜面。これを登るのはきつかろう。
 こちらは、アカヤシオかな?
2019年06月02日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 10:57
 こちらは、アカヤシオかな?
 ここで、縦走路からそれている山に行きましょうか。
2019年06月02日 11:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:16
 ここで、縦走路からそれている山に行きましょうか。
 六ツ石山、奥多摩おなじみの石の山頂標識ですね。
2019年06月02日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:20
 六ツ石山、奥多摩おなじみの石の山頂標識ですね。
 山頂にいましたね・・・ミヤマセセリ。今日初チョウですね。
2019年06月02日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:20
 山頂にいましたね・・・ミヤマセセリ。今日初チョウですね。
 そう、ここは三等三角点だ。
2019年06月02日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:21
 そう、ここは三等三角点だ。
 ここからさらに、石尾根が続く。
2019年06月02日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:31
 ここからさらに、石尾根が続く。
 こういう意思が多いから石尾根と呼ばれているのか?
2019年06月02日 11:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:57
 こういう意思が多いから石尾根と呼ばれているのか?
 ノイバラに励まされ。
2019年06月02日 11:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 11:58
 ノイバラに励まされ。
 今年初のギンリョウソウにも励まされ。
2019年06月02日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:28
 今年初のギンリョウソウにも励まされ。
 さらに、奥多摩駅方面に下ってゆきます。ここら辺は迷いやすいので標識がたくさんありました。
2019年06月02日 12:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:41
 さらに、奥多摩駅方面に下ってゆきます。ここら辺は迷いやすいので標識がたくさんありました。
 こんな橋もわたってゆく。
2019年06月02日 12:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:44
 こんな橋もわたってゆく。
 さて、この写真の中に人間が残した生活の跡があります。拡大したらよくわかります。
2019年06月02日 12:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:47
 さて、この写真の中に人間が残した生活の跡があります。拡大したらよくわかります。
 正解はこれ、薬缶ですねえ。
2019年06月02日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:46
 正解はこれ、薬缶ですねえ。
 ここで、アスファルト道に合流します。
2019年06月02日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:54
 ここで、アスファルト道に合流します。
 この看板は奥多摩町産のヒノキを使っているそうです。
2019年06月02日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 12:54
 この看板は奥多摩町産のヒノキを使っているそうです。
 ここで、キビタキを撮影。
2019年06月02日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:02
 ここで、キビタキを撮影。
 お目目ぱっちり。
2019年06月02日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:03
 お目目ぱっちり。
 こっちを向いたよ。
2019年06月02日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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 こっちを向いたよ。
 ようやく、人が住む世界にやってきました。
2019年06月02日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:05
 ようやく、人が住む世界にやってきました。
 コアジサイも咲いていますね。夏の近づきを予感させます。
2019年06月02日 13:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:20
 コアジサイも咲いていますね。夏の近づきを予感させます。
 奥多摩の街並みが・・・見えています。
2019年06月02日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:21
 奥多摩の街並みが・・・見えています。
 こんな崖から、エチェベリア。
2019年06月02日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:23
 こんな崖から、エチェベリア。
 はい、国道に出てきました。奥多摩駅までもうすぐです。
2019年06月02日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:28
 はい、国道に出てきました。奥多摩駅までもうすぐです。
 そして、食べ物屋街の小道を通ります。
2019年06月02日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:30
 そして、食べ物屋街の小道を通ります。
 はい、奥多摩駅にゴールです。そして、自宅からの赤線と繋がりました。
2019年06月02日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:32
 はい、奥多摩駅にゴールです。そして、自宅からの赤線と繋がりました。
 当然行くでしょ、もえぎの湯。ちなみに、ここで上を見上げたら一頭のアサギマダラが・・・もうそんな季節なのですね。
2019年06月02日 13:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 13:48
 当然行くでしょ、もえぎの湯。ちなみに、ここで上を見上げたら一頭のアサギマダラが・・・もうそんな季節なのですね。
 風呂上がりの一杯、とりあえず一口。
2019年06月02日 14:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 14:53
 風呂上がりの一杯、とりあえず一口。
 ねぎだしたこ焼きとともに、熱々から一気にビールを!!
2019年06月02日 14:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 14:57
 ねぎだしたこ焼きとともに、熱々から一気にビールを!!
 もえぎの湯前にて、アオスジアゲハ。
2019年06月02日 15:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 15:13
 もえぎの湯前にて、アオスジアゲハ。
 いいですねえ。チューチューやっていますね。
2019年06月02日 15:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 15:13
 いいですねえ。チューチューやっていますね。
 蕎麦屋「おく」にて、田舎そば。その後、ホリデー快速で一気にワープ。
2019年06月02日 15:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 15:29
 蕎麦屋「おく」にて、田舎そば。その後、ホリデー快速で一気にワープ。
 東京駅からの電車酒場、本は椎名誠「おなかがすいた ハラペコだ」。
2019年06月02日 18:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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6/2 18:37
 東京駅からの電車酒場、本は椎名誠「おなかがすいた ハラペコだ」。
撮影機器:

感想

 鷹ノ巣山に行こうと思っていた。それは、関東百名山であるということもそうだがしばらく奥多摩に顔を出していないと思っていたからでもある。そして、長大な石尾根を私は一部しか歩いていない。過去に鴨沢から雲取山をピストンしたときに一部だけを歩いているがそこ以外の石尾根を私はまだ知らない。
 鷹ノ巣山に行くには峰谷から行くか東日原から行くか・・・結局バスの始発の早さで東日原から行くこととした。となると、そう、奥多摩三大急登のひとつである稲村岩尾根である、コースタイム3時間、1200m近い登りをこなすこととなる。そして、帰りは奥多摩駅を目指して石尾根を下ってこようと考えたのである。

 前日は立川駅にてSTB、4時ごろ喧嘩の声で目覚める。数人の若者が立川駅前で喧嘩をしており店のシャッターに人をぶつけていた。警官もやってきたのだがどうやら周りで見ているだけ、止めようとしていなかった。怪我もしていないし、物も壊れていない、民事不介入、不法行為が起こっていないと考えていたのだろうか。そんな駅前を立ち去り始発の青梅行きに乗り込む。そう、始発は青梅駅で奥多摩行きに接続するのだ。
 ということで6時ごろ奥多摩駅に到着し6時27分発の東日原行きのバスに乗り込んだ。全員座れる程度の混雑であったが、川乗橋BSで3分の2程度下りて行った。東日原で降りた人は8人程度、私と同じコースには私ともう一人だった。ほかの人は雲取や酉谷山に向かうようであった。
 沢に下り、そこから奥多摩三大急登の始まりである。

 稲村岩尾根は斜度30度以上が延々と続く登山道である。本当に緩むことなく、下ることもなく延々と登ってゆく。時々GPSを見ながら現在の標高を確かめ「今〇〇m、あと〇〇m」と言いながらただただ登ってゆく。
 稲村岩に登ることができる分岐前で、いたずらニホンザルがいた。木をゆすり登山道に石を落としてくる、「かかってくるなよ」と思いながらサルの顔を見つめながら対峙する。動かなそうなので写真を10枚ほど撮影してやった。その後、私がさらに登ってサルの上に来たと安心したら、サルも私の上に来てまた木をゆすり石を落とす。上に行くと、さらにサルが3頭いた、きっと群れを守ろうとしたのか、家族を守ろうとしたのか・・・おいサルよ。と少々共感できた。
 サルは愛情深い動物なのだそうだ、子ザルが死んでしまっても母ザルは離そうとしない、死んでしまった子ザルに自分の乳を飲ませようと口に含ませる。干からびた子ザルの死体をまだ愛おしそうにする姿も見られるそうだ。

 その後も緩みない登りを進んでゆく。途中1か所だけ弛みがあって「ヒルメシクイノタワ」と呼ばれる地点があるのだがどうやら通り過ぎてしまったようだ。ちなみに、私はここで休憩をとる予定で「オニギリクイノタワ」などと写真コメントを書きたいなあと思っていたのだができなかった。なお、「ユガテ」とか「ウノタワ」とかいうカタカナの地名に結構ノスタルジーを感じてしまう。
 ヒルメシクイノタワを越えると今日の目的地の鷹ノ巣山は近い。そして、ここまで2組5人の下りハイカーに出会っている。視界が開けた、そう、そこには石でできた山頂表示があった。関東百名山である鷹ノ巣山に到着したのだ。時間は3時間弱であった。
 
 山頂では2組3人のハイカーがいた。一組は七ツ石小屋でテント泊で石尾根を下るという2人組、もう一人は今日奥多摩駅から歩きだして増富温泉まで2泊3日で向かうというソロ、今日は将監峠まで歩くという。すごいですねえ。無事に歩けたでしょうか。もし、レコが上がれば読みたいですね。
 そして私は予定通りここから石尾根を下ります。

 石尾根は斜度が緩やかであるが、意外と石がごろごろしていて歩きにくいところもあった。途中六ッ石山に立ち寄り神奈川2人組ハイカーとおしゃべり、本日雲取山荘宿泊から石尾根を下ってきている途中だそうだ。
 その後も長い下りを着実に標高を落としてゆく。今日は涼しくてよいが汗はそれなりにはかく。しかしながら、着実に人が住んでいたあとなどが見られてくるのだ。
 舗装道路に出た。ここでもうトレイルは終わりかと思ったが、この先にまた登山道になる部分もあった。キビタキを夢中で撮影したり、コアジサイに見とれたりしながら、着実にゴールに近づいて行った。
 最後、メインルートで行くか、中道を通るか迷い、結局中道を通った。そこで蕎麦屋を発見、ここにあとで行こうと思いながら奥多摩駅にたどり着きGPSを切った。まだ13時代であった。

 あとは、もえぎの湯で汗を流し、先ほどの蕎麦屋で田舎そばを食べ、ホリデー快速にて読書をしているうちに東京駅であった。
 ニホンザルとの格闘が大変でしたが、充実した一日であったと思う。

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コメント

稲村尾根で鷹ノ巣山でしたか
aiさん
久し振りに奥多摩ですね。稲村尾根一度登りましたが、話通りきつかったのを覚えています。
その後、石尾根で奥多摩駅まで下るとは、さすがaiさんです。
hamburg
2019/6/4 7:57
Re: 稲村尾根で鷹ノ巣山でしたか
 HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 やはり石尾根を下るのはきつかったですね。そのあと、現在微妙な筋肉痛になやまされています。
 HBさんの稲村岩尾根のレコを読み直しました。やはり石尾根を下るのは邪道かと思ってしまいました。
 aideieiでした。
2019/6/5 20:24
稲村尾根
一度登ってみたいと思っているのですが
奥多摩ってなかなか足が向かないんですよね〜
鷹ノ巣の山頂標識も立派になったんですね
2019/6/4 9:31
Re: 稲村尾根
 cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 奥多摩駅に早くたどり着けるのであれば、東日原行きのバスが一番早いと思われます。
 本当に緩みのない急登でしたが、cyberdocさんならそれを楽しめると思います。
 aideieiでした。
2019/6/5 22:55
鷹ノ巣山 関東100名山で、三大急登
aiさん 私も、稲村尾根行ってないです、、行こうと思ったことはあったんですが、天気でやめてから、
川苔ばっかり行ってるなあ
5kmで1200m登るんですね🙄

参考にさせて頂き平日に行ってみます

でわ、、また、、。

muttyann
2019/6/5 8:15
Re: 鷹ノ巣山 関東100名山で、三大急登
 muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 稲村岩尾根、確かに急な登りでした。そして花などが少ない、ただただ修行のように歩きました。ひたすら、3と3の倍数の時だけアホになるという世界のナベアツの真似をしながら、数を数えながら歩いていました。
 aideieiでした。
2019/6/5 22:57
奥多摩とは珍しいですね
aiさん今日は〜

サルとのガンの飛ばし合いでしたかー 奴もこんなにアップで撮られてるとは思わなかったでしょうねぇ〜

稲村尾根の急登葉よく覚えてますよ 山頂に飛び出す瞬間と左を見た時に見える山頂の風景が好きです washinさんはそこをビクトリーロードと言ってますね

subaru5272wine
2019/6/5 12:30
Re: 奥多摩とは珍しいですね
 subaru5272さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 たまたま登りたかった鷹ノ巣山に一番最初にたどり着くことができる登山道は・・・とさがして東日原からの稲村岩尾根にたどり着きました。
 今回は山頂はガスで眺望がないのが残念でしたね。いろんな山が見えるという話を聞いてはいましたがそれはかないませんでしたね。
 サルとのガンの飛ばしあい、いざとなったらストックを高く上げると逃げていくと思っていましたので、大丈夫でした。
 aideieiでした。
2019/6/5 23:00
aideieiさん、
いやいや、鷹ノ巣山から奥多摩駅まで石尾根を下って行くのが「王道」ですよ。
…って拙者自らがそうだったから言っているのですが…。

でも水根山や城山を通過した記憶がないなぁ…と思ってルートを比較してみたら、アイさんは尾根筋で拙者は山腹(巻き道)を歩いたからなんですね。
ヒルメシクイノタワは、道標の錆びた鉄柱に部分に書いてあったので、見逃す方が多いようですよ。
気付いても、恐らく、写真を撮って通過するだけです。

稲村岩には登らなかったのですね。
拙者、試みに行ってみたら、さすがにてっ辺のてっ辺には立てませんでしたが、てっ辺下の祠設置場所まで辿り着くと、いい眺めが広がってましたよ。
次回は是非どうぞ。

しかし立川駅で前泊ですかmoon3shine
駅のどこで寝るんですか?
関東百も残り四分の一を切りましたね
これからが頑張り時…頑張ってください
でも行き先が多過ぎて困りますね

  隊長
2019/6/10 11:16
Re: aideieiさん、
 半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
 意外とこのコース足に負担をかけますね。下り累積1800m越えだからでしょうかね。石尾根、ずっとなだらかかと思ったらたまには急なところもあるんだなあと思いました。
 稲村岩には登りませんでした。直前のサルとの闘いに疲れていたこと、危険だという表示がされていて今日の目標は無事に奥多摩駅までたどり着くことだということを再確認したことで、岩登りは断念しました。でも、登ってもこの日だったら眺望はなかったっぽいなあ、そして一生行くことはないのだろうなあと思いました。
 関東百、77座になりました。本当にこの冬シーズン結構登りました。夏シーズンに稼げる山もありますし、今後数年で達成できることを願っています。
 aideieiでした。
2019/6/11 4:35
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