青川渓から竜ヶ岳〜藤原岳周遊 [三重県 いなべ市]
- GPS
- 10:56
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,252m
- 下り
- 2,250m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 10:51
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分かりにくい箇所はなかった。 |
その他周辺情報 | 阿下喜温泉がある。 |
写真
感想
この日は天気が微妙だが、計画していた周遊を実行する。
竜ヶ岳と藤原岳の縦走だ。
これをするには朝6時には歩き始めなければならないので、夜中のうちに家を出て青川キャンプ場には5時半に着いて予定通りの山行が出来る。
キャンプ場を暫く歩くと大鉢山の看板はあるものの、地形図を見るととても険しいコースなのが分かるので、キャンプ場を過ぎた裏手に周り、そこから大鉢山のアタックに入る。
始めは植林地帯で勾配も大したことないが、石灰石が出てきた辺りから勾配はキツくなり、里山なんだろうけどかなり堪える。
キツい勾配は徐々に解消していきながら大鉢山山頂へ。
大鉢山からは伊勢平野の景色とこれから登る遠足尾根の姿が拝められた。
さて、ここからだが少し下って遠足尾根の登りに取りつくものだ。
最初は勾配がキツく相変わらずしんどいが、傾斜が緩やかになって歩きやすくなる。
誰も通らないためか、シカに良く遭遇するしサルの新鮮なウンコも多かった。
やがて広場みたいな所に出て、木々のトンネルを通過すれば宇賀渓からのコースと交わる。
ここからは遠足尾根のコースなので歩きやすいことこの上ない。
ただ時間が早いのか、鹿が道のど真ん中に居たりした。
開けた場所に出ると見慣れた風景なのか、疲れも段々とれていきながら登ることが出来た。
やはり時間が早いのか、だだっ広い草原に鹿が屯しているのが良く分かる。
カッコウの鳴くなか竜ヶ岳山頂へ。
竜ヶ岳からは相変わらず360℃の気持ちの良い大展望が広がり、これから辿っていく静が岳、銚子岳、藤原岳も良くみえる。
これからあんな遠い藤原岳まで行けるのかと不安にもなるが行くしかない。
竜ヶ岳山頂から下りて、遠足尾根を左に曲がれば主稜線に入り、快調に歩を進めて静が岳まではそう遠くはなく苦労することなく着いた。
山頂からの展望は無いものの、直下にはイワカガミが咲いていて癒される。
静が岳から下りて暗部まで下りきると、そこから先は明らかに環境が変化しガレの山になる。
ガレた登りを頑張って登りきり、分岐を左に曲がれば大した勾配はなく銚子岳に着く。
銚子岳からは一気に治田峠まで下る。
この治田峠、見えている孫太尾根よりも低いから心が折れてしまう。
思えば何年か前に青川渓から目指して辿り着けなかった場所なんだ。
そんな治田峠から登り返すと少し迷いそうな樹林帯を歩き、登りきった分岐が迷い尾根というらしいが、標識がなかったにしても地形図さえ見れば迷うことはない気がした。
GPSも見てる俺が言うのもだが。
それを過ぎて暫く歩くと、いよいよ孫太尾根に取りつくことになる。
巻き道もあるが、ここはちゃんと登る。
多志田山の登りはかなりの傾斜でなかなか疲れた。
多志田山からはいよいよ藤原岳の登りに差し掛かる。
彼女と登った時みたいに雪融けじゃないから大丈夫とはいえ、やはり鬼のような傾斜だ。
頑張って登りきれば雲の中の強風にさらされた山頂大地の世界だ。
とりあえず暴風の中、頑張って記念写真を撮った後に今まで会わなかった人に沢山遭遇するようになった。
藤原山荘に行こうかと思ったが、とあるオヤジの声がうるさかったので、山頂大地の草原で遅い大休止をする。
大休止を済ませたら一旦山頂へ登り、戻る感じに行く時に雲の切れ間があったので、幻想的な写真を撮ることに成功して満足した。
直下の激下りをこなして再び多志田山に。
ここからは孫太尾根を下る。
彼女との思い入れのある尾根なので、思い出しながら下るも、ずっとガスから抜けないし、草木の登り返しはしんどいしで、決して楽ではない。
更にこの尾根、彼女と登ってたから長く感じなかったけど、下ってみるとかなり長い。
しかも丸山からは小雨まで降ってきて、時間も押してる事から焦りを隠せなくなってきた。
長距離を歩いてるのもあって足がかなり悲鳴をあげているが、スピードを上げてなんとか墓場の駐車場に着いてホッとする。
しかしここで終わりではない。
キャンプ場まで歩かなければならず、残念な事に真っ直ぐキャンプ場に降り立つ道はなく、住宅を巡って遠回りして、疲れきって痛い足に追い討ちを食らわす。
何とか車に辿り着いて、車に乗り込みエアコンを付けて涼んだ矢先にゲリラ豪雨が降ったので、間一髪ってところだった。
とりあえず鈴鹿縦走の1つ目のプランをこなすことが出来て嬉しかった。
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