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Yamareco

記録ID: 1879170
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ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳 地蔵尾根のライチョウ

2019年06月01日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.7km
登り
2,227m
下り
2,208m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
2:00
合計
10:00
6:40
100
孝行猿の遺跡
8:20
9:00
160
松峰小屋分岐
11:40
11:50
10
12:00
12:30
90
14:00
14:30
100
松峰小屋分岐
16:10
16:20
10
孝行猿の遺跡
16:30
地蔵尾根駐車場
17:30 テルメリゾートINA 18:30
21:30 帰宅
# もっと色んな箇所で細かく休憩しているので少し調整(出発時間が正しくなるように)しました
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏木登山口は中央道の諏訪南ICで降りて一般道を1時間程行くか、もしくは伊北ICまで行って40分ぐらいで行くか、という微妙な位置にあります。今回は何かと便利な諏訪湖SA(下り)で前泊して伊北から向かいました。諏訪湖SAからだと50分ぐらいです。
国道152号(信州伊那アルプス街道)から三峰川に架かる橋を渡ってから2km程で登山口なのですが、最後の方はほぼすれ違い不可能な狭路になるのでちょっと注意。終始舗装路ではあります。
登山口には私有地を整備して頂いている駐車場が整備されていて、見た感じ5台程度が限度っぽそうです。ただ今回は朝到着時には0台、下山してきてもやっぱり0台状態でした。
なお駐車場のすぐそばに水場があります。飲めるものもあるようなのですが、今回はどこから出ているものが飲めるものなのか分からず飲み水には使っていないのですが、顔を洗ってさっぱりするには最高でした!
コース状況/
危険箇所等
自分の手元の地図ではこのルートは点線になっているのですが、登山道自体は十分に明瞭な状態と思いました。踏み跡は十分に見えましたし、ピンクテープや標識等も割とあります。とは言え(恐らく主にその長さのせいで・・・)全体的に人の気配は少なく、特に今回は終始他登山者は見かけませんでした。また、雪は標高2600mあたりからチラホラ出てくる程度でほとんどありません。今回は軽アイゼン持参で特に利用もしなかったのですが、ちょっとある箇所がちょっと厄介な状態ではあったので、まだしばらくは軽アイゼンがあった方が安心かもしれません。
なお、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根と比べるとハシゴや岩稜のような緊張させられる箇所は無いのでその点は割と安心ですが、その代わりに体力度は上な印象。単純に距離が長くなりますし、登り一辺倒もしくは横移動という感じでも無い、細かいアップダウンが続く感じでかなり消耗します。これからの季節は塩飴の類が重宝するでしょう!
その他周辺情報 今回はテルメリゾートINAへ行ってみました。柏木登山口からは40分ほど。露天風呂・サウナ付きで良い感じです。脱衣所とロッカーが良い感じに広い!
ちなみに小黒川PAは上り方面はスマートICから入ると施設利用は不可です。
朝の諏訪湖SA。この空色は悲しくなりましたが、とりあえず向かうことに・・
2019年06月01日 05:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 5:01
朝の諏訪湖SA。この空色は悲しくなりましたが、とりあえず向かうことに・・
登山口。かなり晴れてきていました!
2019年06月01日 06:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 6:26
登山口。かなり晴れてきていました!
歩き始めてすぐに謎の鉄塔
2019年06月01日 06:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 6:37
歩き始めてすぐに謎の鉄塔
塩見岳かな。あれはガスの中かな・・
2019年06月01日 06:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 6:38
塩見岳かな。あれはガスの中かな・・
またすぐに今度は孝行猿の遺跡。これ後ほど調べて悲しくなりました・・・
2019年06月01日 06:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 6:42
またすぐに今度は孝行猿の遺跡。これ後ほど調べて悲しくなりました・・・
ほぼ樹林帯を往きます。道は分かりやすい
2019年06月01日 07:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 7:08
ほぼ樹林帯を往きます。道は分かりやすい
林道も往きます。車が入るのかな?
2019年06月01日 07:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 7:33
林道も往きます。車が入るのかな?
林道途中からとても立派な中央アルプス。良い天気になった!
2019年06月01日 07:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/1 7:44
林道途中からとても立派な中央アルプス。良い天気になった!
ここは林道を往かない(中央木の左が登山道です)
2019年06月01日 07:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 7:56
ここは林道を往かない(中央木の左が登山道です)
今度こそ塩見岳!
2019年06月01日 08:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 8:04
今度こそ塩見岳!
仙丈も見えた。・・・遠いな!
2019年06月01日 08:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/1 8:07
仙丈も見えた。・・・遠いな!
松峰小屋。特に用も無いのでこの分岐で休憩していました
2019年06月01日 08:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 8:49
松峰小屋。特に用も無いのでこの分岐で休憩していました
苔むしてきた
2019年06月01日 09:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 9:20
苔むしてきた
少し開けた場所に着きました
2019年06月01日 09:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 9:43
少し開けた場所に着きました
塩見岳方面
2019年06月01日 09:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 9:43
塩見岳方面
中央アルプスは雲っぽくなった
2019年06月01日 09:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 9:43
中央アルプスは雲っぽくなった
鋸岳。恐るべきギザギザ・・・
2019年06月01日 09:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 9:49
鋸岳。恐るべきギザギザ・・・
少し雪が出てきました。これはちょっと邪魔でした!
2019年06月01日 10:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 10:03
少し雪が出てきました。これはちょっと邪魔でした!
絶対あの先は別世界だ!
2019年06月01日 10:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 10:53
絶対あの先は別世界だ!
分かりやすく森林限界を超えたようでした。しかし割ともう疲労困憊!空気薄いよー
2019年06月01日 10:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/1 10:55
分かりやすく森林限界を超えたようでした。しかし割ともう疲労困憊!空気薄いよー
これは・・・シナノキンバイ?
2019年06月01日 11:14撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/1 11:14
これは・・・シナノキンバイ?
女王のまた違った側面(文字通り)。まるで伯耆大山の北壁のような荒々しさにびっくりしました。やっぱ違ったルートから来てみるとまた違った気付きがあるなー
2019年06月01日 11:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 11:16
女王のまた違った側面(文字通り)。まるで伯耆大山の北壁のような荒々しさにびっくりしました。やっぱ違ったルートから来てみるとまた違った気付きがあるなー
甲斐駒も姿を現した。今日はあっちも良さそう
2019年06月01日 11:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/1 11:19
甲斐駒も姿を現した。今日はあっちも良さそう
もうちょい!でももう疲れたんだってば!
2019年06月01日 11:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 11:30
もうちょい!でももう疲れたんだってば!
よく見たらいました。びっくりした
2019年06月01日 11:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 11:42
よく見たらいました。びっくりした
えらい近くにえらい警戒心無しにいました。脚に何か巻いてる。なんだろ
2019年06月01日 11:42撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
7
6/1 11:42
えらい近くにえらい警戒心無しにいました。脚に何か巻いてる。なんだろ
しばらく同行してくれました。元気出てきた!
2019年06月01日 11:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 11:44
しばらく同行してくれました。元気出てきた!
山頂手前は割と雪が残っていました。すんごいズボる!辛いよ!
2019年06月01日 11:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 11:57
山頂手前は割と雪が残っていました。すんごいズボる!辛いよ!
山頂に到着。誰もいませんでした
2019年06月01日 11:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5
6/1 11:59
山頂に到着。誰もいませんでした
富士山はちょっと埋もれ気味でしたが、No1, 2, 3
2019年06月01日 12:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6
6/1 12:06
富士山はちょっと埋もれ気味でしたが、No1, 2, 3
鳳凰三山は雲にまとわりつかれてる
2019年06月01日 12:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 12:06
鳳凰三山は雲にまとわりつかれてる
すごいクイズ。
たぶん、左雲に隠れたあたりが笊ヶ岳、右のピークが蝙蝠岳、その右の肩っぽく見えるあたり千枚岳、右手前が塩見岳、後ろに荒川三山、さらに後ろに赤石岳、右に聖岳、さらに右のキレットっぽく見える両ピークが謎で、その右後ろに光岳。説明不能!
2019年06月01日 12:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/1 12:07
すごいクイズ。
たぶん、左雲に隠れたあたりが笊ヶ岳、右のピークが蝙蝠岳、その右の肩っぽく見えるあたり千枚岳、右手前が塩見岳、後ろに荒川三山、さらに後ろに赤石岳、右に聖岳、さらに右のキレットっぽく見える両ピークが謎で、その右後ろに光岳。説明不能!
30分程度居ましたが周囲も含めて人の気配はありませんでした。こんなに静かな仙丈ヶ岳の山頂は初めて
2019年06月01日 12:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 12:27
30分程度居ましたが周囲も含めて人の気配はありませんでした。こんなに静かな仙丈ヶ岳の山頂は初めて
撤収します!
2019年06月01日 12:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 12:29
撤収します!
割とすぐに樹林帯に戻ります
2019年06月01日 13:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 13:05
割とすぐに樹林帯に戻ります
割と心頭滅却して林道に戻りました。もう脚痛い!
2019年06月01日 15:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 15:35
割と心頭滅却して林道に戻りました。もう脚痛い!
帰りは鉄塔から塩見岳がよく見えていました
2019年06月01日 16:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
6/1 16:22
帰りは鉄塔から塩見岳がよく見えていました
柏木に帰ってきました。ふへー
2019年06月01日 16:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/1 16:26
柏木に帰ってきました。ふへー
おまけで国道153号沿いから仙丈ヶ岳と・・・またこれオオキンケイギク(特定外来生物)!
2019年06月01日 18:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/1 18:33
おまけで国道153号沿いから仙丈ヶ岳と・・・またこれオオキンケイギク(特定外来生物)!
また来るぜ、仙丈ヶ岳!
2019年06月01日 18:33撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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6/1 18:33
また来るぜ、仙丈ヶ岳!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ハードシェル ズボン サポートタイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 軽アイゼン ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ
備考 ちょっと水分(1.5L)はギリギリ。暑い季節になりました・・・

感想

去年に甲斐駒の黒戸尾根に行ってすぐに今度は仙丈の地蔵尾根に行きたいなぁなんて思っていたもののいつの間にか1年が経過・・・。一応、年末年始あたりで考えていたものの諸事情で逃してしまったのでじゃあもう去年の甲斐駒と同じ時期で良いかぁ・・・という次第でした。でも去年の甲斐駒でも思った点でしたが、北沢峠へのバスが未通のこのタイミングだとかなり静かで良い感じです。天気には恵まれてライチョウにも遭えてこんな楽しい仙丈ヶ岳を独り占め出来るのは幸せモン過ぎました!
それにしても恐るべきは地蔵尾根。個人的には黒戸尾根のようなハシゴや岩稜の方がまだマシで、こうシンプルに体力攻めされるときつさはだいぶ上に感じました。実際所要時間もだいぶ長く・・・優しい女王様のイメージは山容も手伝って吹っ飛ぶ山行でしたね。

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