渋の湯〜高見石〜黒百合ヒュッテ〜東天狗〜西天狗〜黒百合ヒュッテ〜渋の湯
- GPS
- 27:55
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 999m
コースタイム
5/5(土) 黒百合ヒュッテ6:58-7:35東天狗7:40-08:-07西天狗8:13-8:54分岐-9:26天狗の裏庭上(軽食)09:35-10:04スリバチ池-10:08黒百合ヒュッテ(テント撤収)10:55-11:19パノラマコース・八方台(唐沢鉱泉)との分岐-11:39パノラマコース・渋の湯(奥蓼科登山口)との分岐-12:03渋の湯・高見石・黒百合平との分岐-1:23渋の湯
天候 | 5/4(金)朝霧雨 午前曇 午後 曇時々雷雨・雹などなんでもあり 5/5(土)曇のち快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:5/5(土)渋の湯13:00-諏訪IC-(中央道35kmの大渋滞 250円+1800円?)-国立府中IC-20:00自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・渋の湯の駐車場 1日1台1000円 入浴料 800円 ・渋の湯に登山ポストあり。当日は係りの人が2名いらっしゃり、登山者カードを記入しました。 ・高見石コースは普段の2倍の水量だけど、渡渉するようなところはないと係りの人のお話でした。 ・高見石コースは 登り始めてすぐに凍った箇所が出てきますが、またすぐに土の上を歩けます。 ・高見石コースは増水していたので迂回しました。迂回しても橋のない箇所は数箇所ありました。 ・黒百合平から渋の湯への下りは 前半 雪が腐っているのでアイゼン不要。 八方台と渋の湯の分岐から下が凍結している箇所が多数あるため、おそるおそるアイゼンなしでおりました。 ・東天狗・西天狗はピッケルも特に必要性は感じませんでした。(持ってないし) 東天狗・天狗の裏庭は岩場なのでストックが2本だとちょっと邪魔に感じました。 ・黒百合ヒュッテ テント泊 1人1泊1000円 軽食 09:00〜16:00 カレー・牛丼・そばなど 700円〜 と良心的 売店 〜20:30 ビール・ワイン・にごり酒などあり |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今回は天狗岳〜♪
5/3〜4で行こうと思っていたけれど天気予報を見て5/4〜5に変更。
5/2の夜中に黒百合ヒュッテにお問い合わせのメールを入れ、
仝畫庵罎らテントを張って出かけてOK
軽食は9:00〜16:00
ビール・ジュースあり 消灯の20:30まで販売
づ袈蕕魯團奪吋襪なくても大丈夫だがストックがあれば使ったほうがいいだろう
ソ造療鬚ら黒百合平までは危険箇所なし
との情報をゲット(翌朝にお返事いただけ、助かりました!)。
この時点では、5/4AM中ににテントを張り、天狗にから身で登り、5/5は高見石経由で下山かな〜 という計画。
でも、5/4は曇・5/5が晴れとなっていたため、5日に天狗に登るコースにしようと考え前日の5/3にルートを変更。
渋の湯からは、沢沿いルートの高見石方面に進む。
増水時の迂回路へと進んだ。
登山者ポストのおじさんは渡渉するようなところはない と言っていたけれど、なかなかスリリングだった。前日の大雨と雪解けで橋のない川を何度も渡ることになったのだ。この時期足を滑らせて濡れたくはない‥
おそらく、必死の形相で一歩一歩進んでいたんだろうと思う。えらい肩が凝ったもの。
沢から離れると今度は、風吹きすさぶ賽の河原。ストックが邪魔〜。
でも、ストックを背負うと重さがずっしり。テントの荷物で、しかもアイゼンが頭の方に入っていることもあり、前かがみで岩をつかむと、状態を起こすのに一苦労〜。しんどかった〜。
長いこと岩場が続いたが、左に折れると景色が変わった。感じのいい登山道だった。
高見石小屋に到着し、おでんをいただいた。
寒かったのでアツアツハフハフのおでんを期待したが、ふつーにあったかいおでんが出てきた(当たり前だが)。
ここは、軽食メニューが豊富で中でも揚げパンに力を入れているようだった。
裏の高見石は360度の大パノラマ と看板が立っていたが、このときはあいにく眺望はなかった‥。残念。
中山へ向う。
なんだか気持ちのよい緩い登りだな〜 なんて楽しんでいたのは最初だけ。
登っても登ってもまだまだタルい登りが続くので途中からはウンザリしてきた。
途中 さ〜っと雲がなくなり青空がのぞいたかと思うとすぐに厚い雲に覆われたり‥とめまぐるしかった。雹も降ってきた。日焼けで皮の剥けた鼻の頭に当たると痛い位だった。
展望台 とは書いてなかったが、多分展望台だろうというところは開けていて眺めを楽しめた。風の強い場所でもあった。
中山自体は「ふ〜ん」と通り過ぎるような山頂で、その先の見晴らし台からの眺めは良かった。
先にいた人が天狗の左に硫黄岳がでてきましたよ、と教えてくれた。
みんな地図も見ないで、あれは何、それは何と説明出来るんだよな〜。
地図とコンパスで こっちが北だから、あっちが‥ といちいちやっている私とは大違いだ。
そこからしばらく歩き、中山峠。そして黒百合ヒュッテに到着。すでに6〜7台テントが張ってあった。
受付を済ませ、テントを設営。ヒュッテでの食事を楽しむことに。
牛丼・カレーライス・ビール500mlを注文し、売店の中のカウンターでビールを飲みながら待つ。またしても雹が降ってきた。
途中受付のドアが閉められてしまったので寒くなったが、カレーを運んできてくれた ちょっと辺見エミリ似のおねーさんが、「土間でも食事できますよ〜」と案内してくれた。
丸いストーブを囲んだテーブル。いや〜、あったかい!
いつまでもダラダラと食事していたいほどだった。
とはいえ、テントに戻る。寒い。寒すぎる。風邪気味のこともあってか、ダウン上下・カッパ上下・象足を身に付け、今回から仲間に加わったインナーシーツとスリーシーズン用のシュラフにすっぽり体を入れても若干寒いのだ。夜になったらどうなることやら‥。
持参した日本酒を飲んだり昼寝をしたりとダラダラゴロゴロと過ごす。
雷雨も始まった。星もでていない。風も強い。
とりあえず、眠る。明け方になっても風は治まらなかった。霧も晴れない‥。
仕方がないのでもう一眠りした。風はつよいままだが、陽がさしてきた。
天気が良くなることを願い、ラーメンをすすり出発することに。
小屋泊まりの人々も続々と出発。東天狗への道は渋滞となっていた。
風が強く、耳が痛い。
岩場を進むため、ストックが邪魔になる。
山頂へついたが、大混雑だった。
寒さで耳も鼻も痛いので早々に西天狗に。
西天狗はまあるい山で雪が一面に被っている。
スノーボードで滑り降りたと思われるシュプールが一本素敵なカーブを描いている。
そこの脇を登っていくのだ。ドロドロになった土・岩・雪など刻刻と変わっていく足元を見つめ一歩一歩すすんでいくと、素敵な山頂に到着した。
赤岳・阿弥陀岳・鳳凰三山・北岳・甲斐駒などがそびえ立つ。
まさか、こんな晴れるとは!!!!!
しばし、山頂からの眺めを堪能し、下山。東天狗まで戻り、天狗の裏庭経由で戻る。
岩が多く、アイゼンもストックも邪魔になったが、ところどころ凍結したところがあるため、なかなかアイゼンを外す決心ができなかった。
天狗の裏庭上は、風もなく、絶好の休憩場所だった。
まだまだ岩場は続き、スリバチ池に到着。池の向こうに東西天狗岳。昼寝でもしたくなるような場所だった。
最後は、尻セードで黒百合ヒュッテに到着。
尻セードはやっぱり楽しい♪
テントを撤収し、下山。
雪が腐っているので前半は快適にずんずんおりていけた。下の方で断続的に凍結しているところがあり、慎重に進んだ。
結局アイゼンは使わず下までおりていけた。
渋滞が気になったので 温泉にはつからず、帰ることに‥。
とはいえ、野菜直売所は外せない。
13:00頃に出発したのに、渋滞に巻き込まれ、自宅に着いたのは20:00だった。
7時間の長旅。は〜、疲れた。
ようやく家にたどり着き やっとビールにありつけたのだった。
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