初夏の花咲く台高北部縦走路 高見山〜明神平〜桧塚奥峰〜薊岳

2019年06月02日(日) ~ 2019年06月03日(月)

• GPS: 14:11
• 距離: 40.9km
• 登り: 2,754m
• 下り: 2,815m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:18

距離 21.8km 登り 1,977m 下り 1,122m

8:02 たかすみの里
8:06 8:08 平野登山口
8:56 8:57 高見杉
9:31 9:35 杉谷・平野分岐
10:22 10:49 高見山
11:14 11:15 大峠
12:06 12:16 雲ヶ瀬山
12:33 12:35 南タワ
12:54 12:55 ハッピのタワ
13:17 ハンシ山
13:59 14:07 伊勢辻
14:13 伊勢辻山
14:59 馬駈ヶ辻
15:31 15:35 国見山
15:37 15:39 ウシロ��
16:04 水無山
16:20 明神平

2日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:14
• 合計: 5:47

距離 19.1km 登り 784m 下り 1,694m

7:00 明神平
7:12 三ツ塚
7:22 明神岳
7:43 判官平
7:54 P1394
8:04 8:19 桧塚奥峰
8:28 P1394
8:36 8:38 判官平
9:00 明神岳
9:10 三ツ塚
9:18 10:05 明神平
10:16 10:17 前山
10:49 P1334
11:03 11:08 薊岳（雄岳）
11:19 11:20 薊岳（雌岳）
11:30 11:33 小屋ノ尾頭
12:14 古池辻
12:39 笹野神社
12:45 和佐羅滝入口
12:47 大又

天候

6/2⛅〜☁〜☔　6/3☔〜⛅〜☀

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

ゆき：たかすみ温泉駐車場に車を停めてスタート。

帰り：大又〜ひよしのさとマルシェ(バス乗り換え)〜たかすみの里間は東吉野村コミュニティーバスふるさと号を利用。
http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/life/wp-content/uploads/sites/2/2019/01/ふるさと号利用のてびき%EF%BC%88第%EF%BC%96集%EF%BC%89.pdf
2019/6/3時点で上記二路線に乗りましたが、料金はどちらも無料でした。

コース状況／危険箇所等

台高北部縦走路はよく踏まれています。ひと山毎の上り下りはあります。
薊岳頂上付近のヤセ尾根と岩場に注意が必要です。

その他周辺情報

大又：やはた温泉
平野：たかすみ温泉

写真

6/2 7:59

おはようございます。ただいま時刻は8時です。たかすみ温泉にやって来ました。これから台高北部の山々を歩きたいと思います。早速行きましょう！

6/2 8:40

道の両側にはコアジサイが満開です。

6/2 8:51

今度はヤマボウシも満開です。

6/2 8:57

堂々と高見杉です。樹齢700年だそうです。

6/2 10:13

高見山頂近くまで来ると遠く大峰の山々まで見渡せます。

6/2 10:17

高見山頂に到着です。展望台を兼ねた非難小屋があります。たかすみ温泉であいさつしたご夫婦が上に居られました。

6/2 10:18

高角神社で山旅の安全を祈願しました。

6/2 10:21

これから歩く台高の山々が見渡せます。

6/2 10:42

高角神社奥から縦走路は始まります。それにしても強い風です。

6/2 10:56

6/2 11:10

高見大峠駐車場に降りてきました。左にトイレが有ります。

6/2 11:14

駐車場奥に台高北部縦走路入口が有ります。ここから三角のプレートが所々案内をしてくれます。

6/2 11:43

P1075。

6/2 12:04

高見山から次のピーク雲ヶ瀬山に到着です。

6/2 12:22

雲ヶ瀬山からは西側に遠く大峰の山々が見渡せます。

6/2 12:37

6/2 12:41

さっきまで居た高見山頂はガスに包まれてました。

6/2 12:51

ハッピノタワです。タワはどこも風を受けにくい所ですね。

6/2 13:40

縦走路。右手、奈良県側は杉林、左手、三重県側はブナ林とクッキリと別れます。

6/2 13:56

そして伊勢辻に到着です。縦走路は左手明神平へ。右手は和佐羅滝を経て大又へバリルートになります。
。

6/2 14:10

伊勢辻山付近はレンゲツツジが満開でした。

6/2 14:11

やっと来ました伊勢辻山です。

6/2 14:12

南側には明日歩く薊岳が見えています。

6/2 14:14

これから歩く水無山の先に明神平が見え始めました。

6/2 14:35

6/2 14:45

赤ゾレ山麓のハートの池。誰かと来ないと…ね。

6/2 14:45

振り替えって赤ゾレ山。

6/2 14:48

ツツジの赤い絨毯。

6/2 14:57

雨に濡れて生き生きしてます。

6/2 14:58

ツツジの木がブナの木を取り囲んでます。

6/2 15:00

大又川の渓谷です。奥に薄っすら明日のゴール大又の集落が見えています。

6/2 15:10

突然キャンプ場のようなところに出ました。

6/2 15:21

そのうち縦走路はバイケイソウに包まれました。

6/2 15:27

国見山です。ここは伊賀大和国境。国見山は全国どこのでもありますね。

6/2 16:01

水無山です。その名の通り明神平まで水場は無かったのでしょう。

6/2 16:06

霧の向こうに明神平が見えた時は感動を覚えました。

6/2 16:46

今夜のお宿です。雨が続いてます…

6/2 16:52

天理大小屋東3分くらいのところに豊富な水場があります。

6/3 6:58

おはようございます。二日目です。今さっきようやく雨がやみました。遅まきながら荷物をテントにデポして桧塚奥峰までハイキングです。

6/3 7:01

振り返って明神平を見ます。昨夜この広い明神平にテン泊したのは私ひとりでした。

6/3 7:08

左へ。

6/3 7:13

大台ケ原まで雲海に包まれています。

6/3 7:18

明神岳です。

6/3 7:20

明神岳を東に少し進むと台高縦走路との分岐に出ます。

6/3 7:44

道中をシロヤシオの花が彩を添えます。

6/3 7:45

シロヤシオ。別名ゴヨウツツジとも呼ばれます。

6/3 7:54

急に開けたところに出ました。

6/3 7:57

シロヤシオの古木です。

6/3 8:06

桧塚奥峰に到着しました。

6/3 8:07

雲間から陽は射すのですが雄大な風景は見れませんでした。

6/3 8:08

桧塚奥峰山頂はまだ誰も来ていません。少し待ちましたが景色は変わりませんでした。

6/3 8:17

でもシロヤシオの花は目いっぱい咲いていました。それでは明神平に戻るとしましょう。

6/3 9:11

この子と目が合ってしばらく見つめあいました。

6/3 9:14

明神平に戻って来ました。お陽さんも出て活気が出てきました。

6/3 10:09

テントを撤収して薊岳を目指します。

6/3 10:12

前山は冬はヒップそり場になります。

6/3 10:26

前山に上がるとさっきまで居た桧塚奥峰が見えました。

6/3 11:03

薊岳山頂です。

6/3 11:03

6/3 11:03

遠く葛城金剛まで見渡せます。

6/3 11:06

薊岳山頂付近はヤセ尾根に岩場と注意が必要です。

6/3 11:07

薊雌岳です。ここも双耳峰なんですね。

6/3 11:11

急坂を下ってゆきます。

6/3 11:17

南に木ノ実矢塚から二階岳が見えています。

6/3 11:18

6/3 11:19

6/3 11:45

大鏡池です。

6/3 12:40

しばらく下って大又に到着です。大又バス停に向けて歩きます。

6/3 12:50

出発したてのふるさと号に乗車しました。たかすみ温泉に車の回収に向かうとします。

6/3 13:35

道の駅ひよしのさとマルシェでバス乗り換え時間にきつねうどんをいただきます。山菜と御揚げが二枚入ってました。(*^。^*)

6/3 14:14

ふるさと号でたかすみ温泉に戻って来ました。駐車場の隅で濡れたテントを乾かして温泉で休んでから帰るとします。最後まで見ていただきありがとうございました。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

tokichiro

先月は雨の小辺路を歩きましたが、今回も雨の台高北部縦走となりました。
霧氷で有名な高見山まではブナの木のトンネルを通りながら歩きます。
高見山から明神平までは奥駈道ほどではないですが、ひと山毎の上り下りに徐々に疲れてきます。
伊勢辻辺りから雨が本降りになって合羽を着てのハイクを楽しみます。
予定より少し遅れて明神平に着きました。霧の中の明神平は幻想的で誰も居ないことに感動さえ覚えました。
翌日も雨降りで桧塚奥峰への往復をどうしようか迷いました。雨なら行っても何も見えないしなぁ…
雨が上がったので急ぎ荷物をテントにデポし軽装で桧塚奥峰に向かいました。明神岳付近から見える雲海に感動したり、シロヤシオの花の道に魅了されたりと本当に来て良かったです。
明神平では可愛い野生のシカがお出迎えしてくれました。しばらく見つめあっていました。
薊岳山頂付近はこの二日間で歩いた山々とは違って、痩せた尾根や岩場に適度の緊張をしながら歩きました。
台高山脈は尾鷲の街まで続きますが、台高北部の交通の便が良い所を歩かせてもらいました。　
これからも関西のロングトレイルを歩いていこうと思います。