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Yamareco

記録ID: 188118
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

敗退の北穂東稜 奥穂高(馬ノ背・魔のジャンダルム)〜涸沢岳

2012年05月06日(日) ~ 2012年05月09日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
38.3km
登り
2,567m
下り
2,561m

コースタイム

1日目
上高地5:15〜横尾8:01〜涸沢10:13〜北穂東稜13:30〜涸沢ヒュッテ15:30
2日目
涸沢ヒュッテ6:52〜白出のコル9:03〜奥穂高岳10:10〜穂高岳山荘11:57〜涸沢岳12:50〜涸沢小屋15:30
3日目
涸沢小屋6:40〜横尾8:08〜上高地10:55
天候 7日:晴、曇、雪
8日:晴、曇、雨 
9日:小雨、曇、晴、雨
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:さわやか信州号:新宿西口(23時発)〜上高地(05時15分着)
帰り:さわやか信州号:上高地(14時発)〜新宿西口(18時30頃着)
コース状況/
危険箇所等
上高地〜横尾まで積雪なし(途中梓川の河川敷きを歩きます)
横尾〜本谷橋にて若干の積雪あり。ノーアイゼンにて通過。
本谷橋からはアイゼンを着用。付近は落石注意。岩が落ちています。
涸沢の気温は3度〜マイナス3度程でしたが、頂上付近は雪が降ったり強風が吹くの
で防寒対策は必要。手袋も冬用が必要です。
ご承知の通り残念な事に連休中、北アルプスにて遭難者が続出しました。冬の八ケ
岳慣れしている僕も今回、北アルプスの天気は変化が早いなと感じました。
それと、紫外線対策。一応登る前にUVローションを塗っていたのですが、まめに
塗らなかった為、顔が丸焦げ状態になってしまいました。後で痛い目に会わない様
にこちらもご注意ください。
新宿西口23時発、上高地行きさわやか信州号。いつもこのバスにお世話になっています。本日の乗車人数は9名。連休明けのため超少な目でした。
2012年05月06日 22:40撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/6 22:40
新宿西口23時発、上高地行きさわやか信州号。いつもこのバスにお世話になっています。本日の乗車人数は9名。連休明けのため超少な目でした。
5時15分、上高地バスターミナルに到着。連休明けでガラガラの状態です。
2012年05月07日 05:15撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 5:15
5時15分、上高地バスターミナルに到着。連休明けでガラガラの状態です。
今朝の温度。スケールを見てください。38°?実は華氏単位なんです。摂氏に直すと3.3度C。このSUUNTOのコメットと言う温度計&方位磁石、大ヒット商品で殆どのお店で完売状態なんです。先日都内のアウトドアショップで偶然にも発見したのですが、華氏単位だったんです。一見使いづらそうですが、そのうち慣れるでしょう。
2012年05月07日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 5:23
今朝の温度。スケールを見てください。38°?実は華氏単位なんです。摂氏に直すと3.3度C。このSUUNTOのコメットと言う温度計&方位磁石、大ヒット商品で殆どのお店で完売状態なんです。先日都内のアウトドアショップで偶然にも発見したのですが、華氏単位だったんです。一見使いづらそうですが、そのうち慣れるでしょう。
上高地の人気スポット河童橋に到着。無人の河童橋を始めて目にしました。それにしても残雪の穂高連邦が美しい。捜索でしょうか、早朝からヘリが奥穂高付近を飛び回っていました。
2012年05月07日 05:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 5:27
上高地の人気スポット河童橋に到着。無人の河童橋を始めて目にしました。それにしても残雪の穂高連邦が美しい。捜索でしょうか、早朝からヘリが奥穂高付近を飛び回っていました。
朝の明神岳。
2012年05月07日 06:22撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/7 6:22
朝の明神岳。
上高地のお猿さん達と遭遇。ここのお猿さんは、日光の猿とは違って人に危害を与えるような事はないようです。
2012年05月07日 06:47撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/7 6:47
上高地のお猿さん達と遭遇。ここのお猿さんは、日光の猿とは違って人に危害を与えるような事はないようです。
午前8時、上高地から2時間半で横尾に到着。ここまでまったく積雪無しでした。
2012年05月07日 08:01撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 8:01
午前8時、上高地から2時間半で横尾に到着。ここまでまったく積雪無しでした。
横尾から歩く事約10分程で登山道に残雪が。ここからストックを使って歩行開始。
2012年05月07日 08:16撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 8:16
横尾から歩く事約10分程で登山道に残雪が。ここからストックを使って歩行開始。
屏風岩。一枚岩は貫禄ありますね。
2012年05月07日 08:35撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/7 8:35
屏風岩。一枚岩は貫禄ありますね。
本谷橋の直前と少し先で落石がありました。ガーンと言う凄い音とともに、直径30センチぐらいの岩が落ちてきました。ご注意を・・
2012年05月07日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 9:21
本谷橋の直前と少し先で落石がありました。ガーンと言う凄い音とともに、直径30センチぐらいの岩が落ちてきました。ご注意を・・
10時13分、涸沢に到着。
2012年05月07日 10:13撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 10:13
10時13分、涸沢に到着。
バリエーションルートの東稜を経由して北穂高岳を目指します。東稜へのルート入口は何処だ?
2012年05月07日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 11:11
バリエーションルートの東稜を経由して北穂高岳を目指します。東稜へのルート入口は何処だ?
奥穂高岳上空のヘリから人が降りています。遭難者の捜索でしょうか。後から判ったのですが、前日に奥穂高岳で3名滑落した方がいたそうで、その方々の捜索と関係していたのかも知れません。
2012年05月07日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 11:59
奥穂高岳上空のヘリから人が降りています。遭難者の捜索でしょうか。後から判ったのですが、前日に奥穂高岳で3名滑落した方がいたそうで、その方々の捜索と関係していたのかも知れません。
東稜へのルートが不明のため、下山してきた登山者に尋ねると、どうもあの鞍馬あたりだそうで、しかし、トレースも無いし、結構な急斜面です。
2012年05月07日 12:29撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 12:29
東稜へのルートが不明のため、下山してきた登山者に尋ねると、どうもあの鞍馬あたりだそうで、しかし、トレースも無いし、結構な急斜面です。
ふと、何でこんな所登っているんだろうなぁと。。
2012年05月07日 12:40撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/7 12:40
ふと、何でこんな所登っているんだろうなぁと。。
東稜に上がった瞬間飛び込んできたのは槍の穂先!
2012年05月07日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5
5/7 12:53
東稜に上がった瞬間飛び込んできたのは槍の穂先!
後ろに常念の姿も。
2012年05月07日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/7 12:53
後ろに常念の姿も。
左手にジャンダルムがチラリ
2012年05月07日 13:17撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/7 13:17
左手にジャンダルムがチラリ
ここからいよいよ東稜、通称ゴジラの背。慎重に、しかし、この先から雪庇がどんどん狭まるナイフエッジ。。。(通過中、生きた心地しません。写真撮影どころではありませんでした)
2012年05月07日 13:14撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/7 13:14
ここからいよいよ東稜、通称ゴジラの背。慎重に、しかし、この先から雪庇がどんどん狭まるナイフエッジ。。。(通過中、生きた心地しません。写真撮影どころではありませんでした)
超極細の雪庇。これを踏んだらどうなるんだろう。・・・今立っている状態で精一杯なのに。。○×■△。。・・
・・ここから前進は無理と判断しました。単独ザイル無しでは勝負になりません。冬季東稜、悔しくも敗退です。ここからバックするのも恐る恐る退却(高度感は凄いです)。。。。
2012年05月07日 13:28撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/7 13:28
超極細の雪庇。これを踏んだらどうなるんだろう。・・・今立っている状態で精一杯なのに。。○×■△。。・・
・・ここから前進は無理と判断しました。単独ザイル無しでは勝負になりません。冬季東稜、悔しくも敗退です。ここからバックするのも恐る恐る退却(高度感は凄いです)。。。。
北穂の頂上は目前でしたが・・・涙。
無雪季にリベンジしたいと思います。本来は無雪季に来るのが先でしょうが・・
しかし、単独であの雪庇をどうやって通過するのか。知っている方がいたら教えて欲しい・・・
2012年05月07日 13:28撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/7 13:28
北穂の頂上は目前でしたが・・・涙。
無雪季にリベンジしたいと思います。本来は無雪季に来るのが先でしょうが・・
しかし、単独であの雪庇をどうやって通過するのか。知っている方がいたら教えて欲しい・・・
敗退に追い討ちを掛けるように、雪が舞ってきました。視界があるうちに山小屋まで下山しなければ・・・ちょっと焦ります。
2012年05月07日 15:13撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 15:13
敗退に追い討ちを掛けるように、雪が舞ってきました。視界があるうちに山小屋まで下山しなければ・・・ちょっと焦ります。
15時半頃、ヘロヘロ状態で涸沢まで降りて着ました。北穂高岳東稜へ目を向けると雪でした。
2012年05月07日 15:23撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 15:23
15時半頃、ヘロヘロ状態で涸沢まで降りて着ました。北穂高岳東稜へ目を向けると雪でした。
涸沢ヒュッテの中は広々としていました。中々の雰囲気です。やっと生き返った心地がしました。部屋の方へ行くと相部屋で先客の登山者の方々との山談義で楽しく過ごすことが出来ました。
2012年05月07日 18:12撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/7 18:12
涸沢ヒュッテの中は広々としていました。中々の雰囲気です。やっと生き返った心地がしました。部屋の方へ行くと相部屋で先客の登山者の方々との山談義で楽しく過ごすことが出来ました。
涸沢のあさぁ〜。時刻は4時50分。気温は摂氏0度。(横浜のパナさん撮影。お世話になりました)
2012年05月08日 04:51撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 4:51
涸沢のあさぁ〜。時刻は4時50分。気温は摂氏0度。(横浜のパナさん撮影。お世話になりました)
奥穂高岳のモルゲンロート。
2012年05月08日 04:52撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 4:52
奥穂高岳のモルゲンロート。
北穂高岳も
2012年05月08日 04:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 4:53
北穂高岳も
涸沢岳も
2012年05月08日 04:54撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 4:54
涸沢岳も
目指すは、奥穂高岳と涸沢岳。白出のコルまで登りはザイデングラード右側から上がります。
2012年05月08日 06:55撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 6:55
目指すは、奥穂高岳と涸沢岳。白出のコルまで登りはザイデングラード右側から上がります。
振り返るとマイトレース。
2012年05月08日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/8 7:31
振り返るとマイトレース。
先行者のトレースに続きます。春の雪は所々噛み付きが悪く、油断するとズルッと崩れます。
2012年05月08日 07:56撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 7:56
先行者のトレースに続きます。春の雪は所々噛み付きが悪く、油断するとズルッと崩れます。
大分登って来ました。涸沢ヒュッテが小さく見えます。
2012年05月08日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 7:57
大分登って来ました。涸沢ヒュッテが小さく見えます。
井上靖の小説「氷壁」の舞台、前穂高岳。
2012年05月08日 07:59撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 7:59
井上靖の小説「氷壁」の舞台、前穂高岳。
途中で年配の方と写真撮影の交換。
2012年05月08日 08:26撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
6
5/8 8:26
途中で年配の方と写真撮影の交換。
2時間丁度で白出のコルに到着。
2012年05月08日 09:04撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 9:04
2時間丁度で白出のコルに到着。
穂高岳山荘から奥穂高方面を見上げると、2人の登山者が見えます。
2012年05月08日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 9:07
穂高岳山荘から奥穂高方面を見上げると、2人の登山者が見えます。
僕も奥穂高の頂上を目指します。風も出てきたので1枚羽織りました。
2012年05月08日 09:20撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
4
5/8 9:20
僕も奥穂高の頂上を目指します。風も出てきたので1枚羽織りました。
安定感のある良い感じの岩ですね。
2012年05月08日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 9:22
安定感のある良い感じの岩ですね。
後続者も登って来ました。
2012年05月08日 09:25撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
4
5/8 9:25
後続者も登って来ました。
途中までは梯子はあるし
2012年05月08日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 9:26
途中までは梯子はあるし
鎖もあるし
2012年05月08日 09:29撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 9:29
鎖もあるし
ネットもあるし。
これに掛かって助かった人も結構いるそうです。
2012年05月08日 09:30撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 9:30
ネットもあるし。
これに掛かって助かった人も結構いるそうです。
ロープもあるし。
このロープ無いと急斜面だし、厳しいと思います。
日傘が見えます。天気は下り坂のようです。
2012年05月08日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 11:33
ロープもあるし。
このロープ無いと急斜面だし、厳しいと思います。
日傘が見えます。天気は下り坂のようです。
途中から槍ケ岳が見えてきました。
2012年05月08日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
6
5/8 9:39
途中から槍ケ岳が見えてきました。
アップで。
夢は北鎌尾根からの登頂。
2012年05月08日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
4
5/8 9:39
アップで。
夢は北鎌尾根からの登頂。
岩から生えたエビの尻尾
2012年05月08日 09:45撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 9:45
岩から生えたエビの尻尾
ここの登りも要注意です。雪面が硬くピッケルが思うように刺さりませんでした。
2012年05月08日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 10:02
ここの登りも要注意です。雪面が硬くピッケルが思うように刺さりませんでした。
ジャンダルムが見えてきました。
昨年夏、あの天辺に自分が立っていたんだなぁ・・・
2012年05月08日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 10:07
ジャンダルムが見えてきました。
昨年夏、あの天辺に自分が立っていたんだなぁ・・・
こちらもアップで。
雪景色も良い顔しています。
2012年05月08日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 10:11
こちらもアップで。
雪景色も良い顔しています。
奥穂高岳の頂上が見えてきました。
2012年05月08日 10:09撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 10:09
奥穂高岳の頂上が見えてきました。
誰もいない3190mの奥穂高岳山頂。
日本第三位の高峰。
2012年05月08日 10:14撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 10:14
誰もいない3190mの奥穂高岳山頂。
日本第三位の高峰。
焼岳、乗鞍岳が見えます。
2012年05月08日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 10:15
焼岳、乗鞍岳が見えます。
ジャンダルムに向かう雪庇。
トレースはありません。
2012年05月08日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 10:11
ジャンダルムに向かう雪庇。
トレースはありません。
ジャンダルムに誘われ・・・

2012年05月08日 10:20撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
6
5/8 10:20
ジャンダルムに誘われ・・・

馬の背へ。
振り返ると何人かの登山者がこちらを見ています。
2012年05月08日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/8 10:27
馬の背へ。
振り返ると何人かの登山者がこちらを見ています。
左は長野側の扇沢。
2012年05月08日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
4
5/8 10:28
左は長野側の扇沢。
右手、笠ケ岳へせり出した岩にも歩んでみました。高度感ありありです。正面は笠ケ岳。
2012年05月08日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
3
5/8 10:28
右手、笠ケ岳へせり出した岩にも歩んでみました。高度感ありありです。正面は笠ケ岳。
ここで渾身の自分撮り1ショット。
2012年05月08日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5
5/8 10:38
ここで渾身の自分撮り1ショット。
さらに馬の背の核心部へ一歩。
危険信号を感じここでストップ。
2012年05月08日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
11
5/8 10:39
さらに馬の背の核心部へ一歩。
危険信号を感じここでストップ。
馬の背からそろり退却中。
2012年05月08日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
1
5/8 10:44
馬の背からそろり退却中。
登山者を誘う魔のジャンダルムでした。
2012年05月08日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5
5/8 10:44
登山者を誘う魔のジャンダルムでした。
穂高岳山荘まで戻ります。やはり下りの方が何倍も難しいですね。
2012年05月08日 11:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
2
5/8 11:39
穂高岳山荘まで戻ります。やはり下りの方が何倍も難しいですね。
穂高岳山荘にて昼食。いつものカップヌードルを頂きます。小屋のお姉さん(3代目?と尋ねると、よく間違えられるとの事)がお湯を注いでくれました。
2012年05月08日 11:57撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 11:57
穂高岳山荘にて昼食。いつものカップヌードルを頂きます。小屋のお姉さん(3代目?と尋ねると、よく間違えられるとの事)がお湯を注いでくれました。
バッチコレクターの方々ご覧下さい。
2012年05月08日 11:57撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 11:57
バッチコレクターの方々ご覧下さい。
本日の締めは涸沢岳。
2012年05月08日 12:22撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 12:22
本日の締めは涸沢岳。
20分程で涸沢岳頂上へ。
2012年05月08日 13:01撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 13:01
20分程で涸沢岳頂上へ。
涸沢岳から雪の奥穂高岳を望む。
2012年05月08日 12:54撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 12:54
涸沢岳から雪の奥穂高岳を望む。
頂上で30分程北アルプスの絶景を満喫しました。雪化粧の槍も今年はこれが見納めです。このアングルいい感じです。
2012年05月09日 21:29撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/9 21:29
頂上で30分程北アルプスの絶景を満喫しました。雪化粧の槍も今年はこれが見納めです。このアングルいい感じです。
下山はザイデングラード横から一気にシリセードしちゃいました。
2012年05月08日 14:15撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 14:15
下山はザイデングラード横から一気にシリセードしちゃいました。
シリセードグッズは、ご近所さかいやスポーツのビニール袋。ジャストなハンドルがばっちりでした(さかいやスポーツさんご免なさい)
2012年05月08日 14:15撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 14:15
シリセードグッズは、ご近所さかいやスポーツのビニール袋。ジャストなハンドルがばっちりでした(さかいやスポーツさんご免なさい)
涸沢まで下山しました。
今日のテント泊は11張と少な目です。
2012年05月08日 15:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 15:27
涸沢まで下山しました。
今日のテント泊は11張と少な目です。
今夜の宿泊先は涸沢小屋。
相部屋では、埼玉ご在住の登山歴半世紀以上と言う大ベテランの方に昔の登山エピソードを大変興味深く聞かせて頂きました。無理せずいつまでもお元気でいて下さい・・・
2012年05月08日 15:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/8 15:27
今夜の宿泊先は涸沢小屋。
相部屋では、埼玉ご在住の登山歴半世紀以上と言う大ベテランの方に昔の登山エピソードを大変興味深く聞かせて頂きました。無理せずいつまでもお元気でいて下さい・・・
涸沢小屋の食堂に小山義治さん(北穂高小屋の先代)の油絵が飾られていました。13年前、ここ涸沢小屋を改築した時に記念に頂いたそうです。僕は小山さんの著書「穂高を愛して二十年」を読んで北穂高小屋のファンになりました。戦前戦後の穂高の歴史と北穂小屋建築への実話と山を愛する小山さんの情熱にとても引かれました。
2012年05月08日 17:52撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/8 17:52
涸沢小屋の食堂に小山義治さん(北穂高小屋の先代)の油絵が飾られていました。13年前、ここ涸沢小屋を改築した時に記念に頂いたそうです。僕は小山さんの著書「穂高を愛して二十年」を読んで北穂高小屋のファンになりました。戦前戦後の穂高の歴史と北穂小屋建築への実話と山を愛する小山さんの情熱にとても引かれました。
上高地へ下山の朝は小雨でした。
さよなら涸沢・穂高・・・
次回は紅葉の季節に・・・
2012年05月09日 06:39撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/9 6:39
上高地へ下山の朝は小雨でした。
さよなら涸沢・穂高・・・
次回は紅葉の季節に・・・
3日目にして、上高地へ下ります。
2012年05月09日 06:41撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/9 6:41
3日目にして、上高地へ下ります。
湿地帯に小さな花が咲いていました。ニリンソウでしょうか。
2012年05月09日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/9 9:53
湿地帯に小さな花が咲いていました。ニリンソウでしょうか。
こんなお花畑も
2012年05月07日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/7 7:27
こんなお花畑も
下山して真っ先に行きたかった清水屋ホテル。温泉に入浴中近くのホテル白樺荘で働く若者と旅の話で盛り上がり、2時間近くも寛いでしまいました。素敵な露店風呂でしたよ。
2012年05月09日 11:13撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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下山して真っ先に行きたかった清水屋ホテル。温泉に入浴中近くのホテル白樺荘で働く若者と旅の話で盛り上がり、2時間近くも寛いでしまいました。素敵な露店風呂でしたよ。
お昼は上高地食堂でいつもの席でいつもの生ビールとおでんを注文しました。今回はこれに空揚げを追加。至福のひと時でした・・・
2012年05月09日 13:19撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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お昼は上高地食堂でいつもの席でいつもの生ビールとおでんを注文しました。今回はこれに空揚げを追加。至福のひと時でした・・・
さわやか信州号、上高地バスターミナルを14時に出発。乗車客が少ない為3列シートでした。アルピコ交通さん次回もお願いします。
2012年05月09日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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さわやか信州号、上高地バスターミナルを14時に出発。乗車客が少ない為3列シートでした。アルピコ交通さん次回もお願いします。
撮影機器:

感想

今回ほど「遭難」「天気」を意識させられた冬山行は無かったと思う。
出発直前のゴールデンウィーク期間中、残念な事に北アルプスエリアの白馬岳で我
が故郷北九州の登山パーティ6名の方々が遭難。ここ涸沢岳で1名(数日前に涸沢小
屋へ宿泊していた)日曜には奥穂高岳で3名が滑落、2名の方が遭難死してしまった。
この季節、北アルプスの天気は急変するとの事。そのため素早い防寒対策が必要と
される。今回、僕の単独登山を聞いた九州の祖父から注意勧告のメールが送信さ
れてきた。「冬山は危険。くれぐれも注意しなさい」との内容だった。
他にも心配のメールが何通もあった。僕と同じように注意を促された、或いは中止
を余儀なくされた登山者は多かったと思う。
祖父には、予報では晴れマーク。天気図でも穏やかな気圧配置だし、防寒対策は十
分だから大丈夫と返信しておいた。
7日(月)から入山し、天気は午前中晴れてはいたが、午後から雪に変わった。
8日(火)も午前中は晴れてはいたが、夕方から雨に変わった。
9日(水)は小雨〜曇〜晴〜雨へと目まぐるしく変化した。
この時期、現地の方の話によれば天候は安定しないとの事だった。
今回、厳冬期より薄着の為、1枚羽織ったり脱いだりして調整を心掛けた。
厳冬期に比べまめな上着の調節が必要だと感じた。また、薄手の手袋だったのです
ぐに冷えが手先にやってきた。これもまた重ねて対応した。

登山そのものについては、初日、東稜のあの場所での敗退は予想外だった。その先
の下りが最大の難所と予想していただけに、まさかあんな超極細の雪屁が出現する
とは思ってもいなかった。恐らくあの下には岩があると思えるが、次回、無雪季に
リベンジしたいと思う。
奥穂高にてジャンダルムへ美しく伸びた雪屁。どうしてもあのラインを自分の足で
歩いてみたくなった。馬の背まで進んでしまったが、次回もう一度行ったとすれば
間違いなく馬の背を降りてその先まで行くだろうと思う。段々エスカレートする自
分に危険を感じる。

相変わらず山小屋での山談義は楽しい。単独で山に入っても登山客同士の会話でい
つも心が和む。涸沢ヒュッテでもまったく知らない人ばかり。僕より若い人。
同じぐらいの人。年配の人。何故か山の話から入ると延々に会話が続く。
僕は大して山の歴史を知らない。その為か特に大先輩の方から山の昔話を聞くのが
好きだ。昔はああだった、こうだった。涸沢小屋で相部屋だった単独の大先輩は70
歳を超える御年齢で登山暦半世紀以上との事だった。
昔の話をしてくれると僕も質問をしてしまう。
「へぇ〜そうだったんですか」
「それで・・・」
山小屋での一期一会。僕の山行は死ぬまで止まない。
次回は2週間後、珍しく単独ではないが、白馬方面へ雪渓を登る予定となった。

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コメント

はじめまして
BBCと申します。こんばんは。
ジャンダルムに引き寄せられる心境に、すごく共感してしまいました。
やはり「白銀は招く」んですねえ。

北穂高は残念でしたが、東稜ルートは面白そうですね。私も無雪期に挑戦してみようと思います。

お疲れさまでした!
2012/5/11 22:26
BBCさんへ
はじめまして
白銀は招く、まさにその通りですね。
涸沢から見上げる山脈は何処を見ても引き寄せられますね。
BBCさん、東稜を挑戦するとのことですね。頑張ってください。
僕は、東稜の次は前穂の北尾根に挑戦してみたいと思っています。
BBCさんの安全山行をお祈りしております。
2012/5/12 7:12
十分楽しまれたのではないでしょうか
SinNakajiさん、こんにちは&初めまして。
途中撤退ですが、十分残雪時期の山々を楽しまれたのではないでしょうか?
自分の体力・技量・装備に有った範囲では100点な感じが山行記録と画像より十分感じ取れましたし、見ているこちらでも楽しく安心して見る事が出来ました。
この様な楽しみ方なら私でもチャレンジできそうです。残雪期の楽しさを有難うございました。
2012/5/12 11:41
悔しさも含め十分でした
Kintakunte様、始めまして。
そうおっしゃって頂けるのは嬉しく思います。しかし、
私自身まだまだ登山の経験少なく、雪山は今シーズンからのデビューですので、ちょっと無茶しているかな何て思ってもいます。もっと経験を積んで様々なバリエーションルートに挑戦したいと思います。
Kintakunteさんコメント有難う御座いました。
2012/5/12 12:34
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前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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