ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1896361
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雁坂峠、水晶山、甲武信ヶ岳、十文字峠、川又

2019年06月15日(土) ~ 2019年06月17日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
52:39
距離
39.7km
登り
3,187m
下り
3,635m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:29
休憩
0:02
合計
3:31
距離 7.3km 登り 1,048m 下り 176m
9:38
8
10:38
35
11:13
41
11:54
11:55
55
12:50
12:51
18
13:09
2日目
山行
10:24
休憩
2:15
合計
12:39
距離 16.2km 登り 1,523m 下り 1,508m
4:33
42
宿泊地
5:15
5:17
64
6:21
6:23
32
6:55
7:00
35
7:35
43
8:18
8:19
19
8:38
26
9:04
9:06
51
9:57
9:58
13
10:11
10:35
18
10:53
46
11:39
8
11:47
11:49
45
12:34
15
12:49
12:50
20
13:46
45
14:31
15:55
13
16:08
16:19
53
3日目
山行
8:08
休憩
0:35
合計
8:43
距離 15.9km 登り 592m 下り 1,930m
17:18
0
5:35
0:00
21
宿泊地
5:56
5:57
211
9:28
9:30
151
12:01
12:15
80
13:35
13:38
22
14:00
14:15
3
14:18
ゴール地点
標準と比べて0.9〜1.0となってますが、ずっと同じペースだったわけでなく、早いところと遅いところが入り混じっています。
十文字小屋から川又への下りで、間違って支尾根に入り込んだ場所があります。そのまま引き返して登山道に復帰しています。地形図はちゃんとみて、地形と道筋を把握しないとダメですね。
天候 雨→晴(強風)
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは塩山からバスで道の駅みとみまで。西沢渓谷の一つ手前です。
帰りは川又からバスで三峰口まで。
コース状況/
危険箇所等
ハイキング用のコースタイムの書かれた地図と現在位置の判るもの(地図アプリ、コンパスと地形図など)があることを前提としています。
<道の駅みとみから雁坂小屋>
一箇所、滝のような急流をロープに掴まって渡る箇所があります。写真を参照してください。足場がないわけではなく、ロープもあるので、岩やロープに掴まりながら行けば、難しくはありません。
以前は渡渉があったように記憶していますが、ほぼ橋がかけられ、橋がないところは幅数十センチで、普段は水が殆ど流れていないと思われる細さでした。
なお、現在は鹿が登山道で白骨化しつつあります。どきっとしますが、ちゃんと巻き道が出来ています(笑)。
道はおおむねハッキリしています。沢沿いは踏み跡が判らないのですが、ちゃんとピンクリボンや橋があって、迷うことはないかと。
<雁坂小屋から甲武信ケ岳または水晶山>
危険箇所なし。道はハッキリしています。
<甲武信ケ岳から十文字小屋>
危険箇所なし。ただし、鎖場あり。同じような岩場なのに鎖がない場所もありますが、手がかり足がかりが豊富なので、困ることはないかと思います。切り立った崖の上の道もありますが片側に木がある上、道幅は4-50センチくらいはありそうで、あまり怖いとは思いませんでした。
道はほぼハッキリしています。
<十文字小屋から川又>
急傾斜に付けられた細いトラバース道も多く、完全に山なれた人向きです。少し崩れている箇所や、渡渉(滝のような急流を横切る)や、岩の上に落ち葉が積もって滑りやすくなっている箇所、水の流れている箇所もあります。
古いので真ん中を渡るようにという注意書きのあるつり橋を渡って入川渓谷までいくと、あとは遊歩道や林道で、全く危険はありません。
踏み跡がわかりづらい所もあります。ちゃんと地形図見てないと、うっかり支尾根に迷い込んだりします。(ログ参照)
その他周辺情報 本当は帰りは大滝温泉に寄って帰る予定でしたが、寝過ごしました(涙)
川又から三峰口行のバスで寄りますし、そこからはもう少しバスの本数もあります。
仕方がないので今回は薬師の湯(小鹿野町営バスで三峰口-薬師の湯-西武秩父と行くと、乗り継ぎ券を貰えてバス代は合計500円)へ行きましたが、バスの運転手さんからは「祭りの湯(西武秩父駅直結)でいいじゃないか」と呆れられました。私としては、農産物直売所があるのと素朴なのが良いと主張したいのですが、まあただのバカですね。
バスを降りて道の駅の前の道に出ると、登山口の標識があり、そこから道なりに歩いて橋を渡るとこの標識。結構標識あってありがたい。
2019年06月15日 10:39撮影 by  SH-M04, SHARP
1
6/15 10:39
バスを降りて道の駅の前の道に出ると、登山口の標識があり、そこから道なりに歩いて橋を渡るとこの標識。結構標識あってありがたい。
地図でも危険個所となっていた箇所。ここで滑ると下まで行きそう。写真に少しだけ写ってる岩に手をかけて(ガバになってる)三点確保を心掛けながら足を置き、ロープにつかまって慎重に渡ります。
2019年06月15日 10:51撮影 by  SH-M04, SHARP
2
6/15 10:51
地図でも危険個所となっていた箇所。ここで滑ると下まで行きそう。写真に少しだけ写ってる岩に手をかけて(ガバになってる)三点確保を心掛けながら足を置き、ロープにつかまって慎重に渡ります。
湿った場所が好きなのか、コケと一緒によく見かけた。花の名前、ご存知の方いらしたら教えてください。
2019年06月15日 11:29撮影 by  SH-M04, SHARP
6/15 11:29
湿った場所が好きなのか、コケと一緒によく見かけた。花の名前、ご存知の方いらしたら教えてください。
なんと!まだミツバツツジが。でもさすがにもう終わり。今年は寒かったらしいので、長持ちしたんでしょうね。
2019年06月15日 12:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
6/15 12:16
なんと!まだミツバツツジが。でもさすがにもう終わり。今年は寒かったらしいので、長持ちしたんでしょうね。
雁坂小屋前の林もきれい。雨が止んだか止まないか位でガスっている。
2019年06月15日 16:40撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
6/15 16:40
雁坂小屋前の林もきれい。雨が止んだか止まないか位でガスっている。
シャクナゲも少しだけ。雨に濡れたのもまたよし。
2019年06月15日 16:44撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
6/15 16:44
シャクナゲも少しだけ。雨に濡れたのもまたよし。
これを見に来た。雨だったら原生林だろう?
2019年06月16日 05:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
6/16 5:19
これを見に来た。雨だったら原生林だろう?
苔むした原生林が素敵。
2019年06月16日 05:22撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
6/16 5:22
苔むした原生林が素敵。
雁坂小屋へ戻って、朝ごはんにカップラーメン食べてダベる。戻るだけでも、この道楽しいです。で、も一回この道登って、また稜線を歩くという。
2019年06月16日 05:51撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
4
6/16 5:51
雁坂小屋へ戻って、朝ごはんにカップラーメン食べてダベる。戻るだけでも、この道楽しいです。で、も一回この道登って、また稜線を歩くという。
雁坂嶺のあたりかな。控えめに言って最高。
2019年06月16日 06:45撮影 by  SH-M04, SHARP
4
6/16 6:45
雁坂嶺のあたりかな。控えめに言って最高。
今日は富士山が見えました。少しだけだけど。
2019年06月16日 06:58撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
6/16 6:58
今日は富士山が見えました。少しだけだけど。
雁坂-甲武信ケ岳間も、まだ色の濃いシャクナゲが咲いてました。いつもならこんな遅くまで咲いてないらしいのだけれども。
2019年06月16日 08:47撮影 by  SH-M04, SHARP
2
6/16 8:47
雁坂-甲武信ケ岳間も、まだ色の濃いシャクナゲが咲いてました。いつもならこんな遅くまで咲いてないらしいのだけれども。
笹平避難小屋から。もう富士山は雲に隠れてしまった。
2019年06月16日 09:06撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
6/16 9:06
笹平避難小屋から。もう富士山は雲に隠れてしまった。
強風の中、甲武信ケ岳。風が強くて、しゃがんで撮影(笑)
2019年06月16日 10:52撮影 by  SH-M04, SHARP
4
6/16 10:52
強風の中、甲武信ケ岳。風が強くて、しゃがんで撮影(笑)
2019年06月16日 10:54撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
6/16 10:54
とっとと十文字小屋へ下ります。
2019年06月16日 11:30撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
6/16 11:30
とっとと十文字小屋へ下ります。
途中でもシャクナゲが。13:42撮影。
2019年06月16日 13:42撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
6/16 13:42
途中でもシャクナゲが。13:42撮影。
鎖場。見ての通り、手がかり、足がかり豊富。あと、ロープのところもあるのだけれど、難しいところはないんじゃないかな。
2019年06月16日 13:52撮影 by  SH-M04, SHARP
1
6/16 13:52
鎖場。見ての通り、手がかり、足がかり豊富。あと、ロープのところもあるのだけれど、難しいところはないんじゃないかな。
これはカモシカ展望台から。めちゃ時間かけて行ってますが、普通に歩けば15分ほどらしいです。
2019年06月16日 16:16撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
6/16 16:16
これはカモシカ展望台から。めちゃ時間かけて行ってますが、普通に歩けば15分ほどらしいです。
カモシカ展望台へ向かう私を足止めした花の一つ。ミヤマカタバミ。
2019年06月16日 16:26撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
6/16 16:26
カモシカ展望台へ向かう私を足止めした花の一つ。ミヤマカタバミ。
私を足止めした花、その2。多分、セントウソウ。地味な花なんだけど、これがいっぱい咲いてる様は、それはそれで良いものです。
2019年06月16日 16:30撮影 by  SH-M04, SHARP
1
6/16 16:30
私を足止めした花、その2。多分、セントウソウ。地味な花なんだけど、これがいっぱい咲いてる様は、それはそれで良いものです。
十文字小屋付近に「乙女の森」があります。小屋の中にはそこで撮った写真も。石楠花の林です。そこにはこのような展望台が。
2019年06月16日 16:41撮影 by  SH-M04, SHARP
1
6/16 16:41
十文字小屋付近に「乙女の森」があります。小屋の中にはそこで撮った写真も。石楠花の林です。そこにはこのような展望台が。
翌日、十文字小屋から川又へ。この道、一見、なんてことないんけど、石がゴロゴロしてるとこを通ったら、足元が崩れました・・・。それでも、ここは幅があるから、まだまし(笑)
2019年06月17日 06:17撮影 by  SH-M04, SHARP
2
6/17 6:17
翌日、十文字小屋から川又へ。この道、一見、なんてことないんけど、石がゴロゴロしてるとこを通ったら、足元が崩れました・・・。それでも、ここは幅があるから、まだまし(笑)
ここで日が射すのをずっと待ってました。でも来た瞬間だけ日が射して、それからはずっと曇りだった。
2019年06月17日 07:03撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
6/17 7:03
ここで日が射すのをずっと待ってました。でも来た瞬間だけ日が射して、それからはずっと曇りだった。
渡渉したとこを振り返って。下は滝なので、うかつに足を滑らせられない。こういうとこ多いです。あとは登山道に水が染み出てて岩が濡れてるとかね。まあ、危険です。
2019年06月17日 07:28撮影 by  SH-M04, SHARP
1
6/17 7:28
渡渉したとこを振り返って。下は滝なので、うかつに足を滑らせられない。こういうとこ多いです。あとは登山道に水が染み出てて岩が濡れてるとかね。まあ、危険です。
こういう歩きやすい所もあるんだけどね。でもこのルート、素人にはオススメできないってやつ。私も心配されました(笑)。それもむべなるかな。
2019年06月17日 09:06撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
3
6/17 9:06
こういう歩きやすい所もあるんだけどね。でもこのルート、素人にはオススメできないってやつ。私も心配されました(笑)。それもむべなるかな。
やっと入川渓谷へ。ここは川又からスニーカーで来れます。きれいでした。
2019年06月17日 12:18撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
2
6/17 12:18
やっと入川渓谷へ。ここは川又からスニーカーで来れます。きれいでした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 薄手ダウン フリース ソフトシェル 滑り止め付き薄手手袋 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 食糧 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 テープ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 スマホ(GPS兼用) 時計(高度計兼用) ハイキング用地図 温泉セット(着替え含む)
備考 今年は寒いそうで、フリースだけでなくダウンも必要でした。行動中は薄着になりますが、手袋入れておいてよかったと思いました。本来防寒用ではないのですが、手先の冷え防止にはよかったです。
雁坂小屋は紙をおいてないので、ロールペーパーは必要です。小屋でも売っています。

感想

これを書いてる最中に、新潟で地震。

十文字小屋でご一緒してお酒ごちそうになった方が、
新潟在住。
大丈夫だろうか。

今回、すごく疲れていたのだけれども、
というか、疲れていたからこそ、山に登りたくなり、
悪天候の中を登ってきた。
そういう時に受け止めてくれるのは、
泰然とそこにあるだけの自然であったり、
ただひたすら歩くだけの時間であったりもするのだが、
なにげない会話を交わした人々の、そのなにげない会話にも、
いつも元気をもらっている。

今回は、雁坂小屋でも、十文字小屋でも、
とても楽しい時間を過ごせた。
一緒になった人たち、小屋の人たちには、ものすごくお世話になった。

新潟のかた、どうかご無事で。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:850人

コメント

〆張鶴
十文字小屋ではお世話になりました。
私は、甲武信小屋まで行き、千曲川源流コースを下り、13:30位に毛木平に着きました。村上には18:30に戻りました。ご心配いただきありがとうございます。
なお、地震の被害もありません。
2019/6/20 18:41
Re: 〆張鶴
おお!ご無事でなにより。被害なくて良かったです。
そして、おいしいお酒、ご馳走さまでした。
苗場も、妙高・火打もいつか絶対行きますね。
ありがとうございます。
2019/6/20 21:58
私の山行き
nukuminokumaでヤマレコにアップしてます。
2019/6/20 23:15
Re: 私の山行き
見てきました。素敵なところですね。夏山になったら行って見ようと思います。ありがとうございました。
2019/6/21 8:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

トレイルラン 奥秩父 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら