籾糠山 〜花の端境期でも美しい森を愛でる山旅〜
- GPS
- 06:41
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 546m
- 下り
- 538m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・非常に整備が行き届いていて、安心して通行できる。 ・山頂手前で2か所ほど急登箇所あり。 ≪危険動物情報≫ ・ヤマビル:遭遇せず ・マダニ:遭遇せず ・ヘビ:遭遇せず ・クマ:遭遇しなかったが、多数棲息の山域なのでクマ鈴を用意されたい。 |
写真
感想
籾糠山は豊かなブナ林と豊かな山野草を愛でることのできる素晴らしい山。
一昨年訪れた時は曇りがちでキクザキイチゲやミヤマカタバミが花を閉じてしまっていたので、晴天の今日ならばと思い出かけてきました。
水芭蕉咲き誇る湿原のバックの空が青空なら、さぞ美しい風景を楽しめるだろうと願って…。
しかし、諸兄のレコを拝見しているともう水芭蕉は終わってしまったとのこと…。
それでもキクザキイチゲが見れるならば!
ということで着てみましたが、登山口の山野草開花情報掲示板にキクザキイチゲの表示は無し。
今年は春先に高温の日が続いて、花が一斉に咲いて終わってしまったとのこと。
それでも一昨年はたくさん咲いていたので、探せば幾らか見つかるだろうと思って入山し、目を皿のようにして探すも残念ながら見つけられず…。
水芭蕉もまだ幾らか残っているかなと思いましたが、こちらもほぼ終了していました。
花の命は本当に短いものですね。
来月になるとニッコウキスゲをはじめとする夏の花が楽しめるようなので、ちょうど花の端境期にあるというところでしょうか。
花探しは今一つはかどりませんでしたが、ここ籾糠山は森の豊かさも特筆もの。
序盤から豊かなブナ林を歩きますが、湿原以降のブナ探勝路・カラ谷登山道の森は極めて豊かな自然林の中を歩くので、気持ちのいい山歩きが楽しめます。
ブナの巨木も多く、めいっぱい広角側で撮影しても一枚の写真に納まりきらない…
ここは秋の紅葉の時には素晴らしい美しさになることでしょう。
カツラ門あたりまでなら厳しい登降箇所も無いので、健脚でない人でも十分楽しめそう。花の時期は天生湿原を散策するだけでも満足度大。
ニッコウキスゲの夏、森が極彩色に彩られる秋、季節を変えて訪れてみたい何度も訪れたくなる山でした。
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