北岳〜キタダケソウ〜初めて目にする一面の白い花園

2019年06月21日(金) ~ 2019年06月22日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.9km
• 登り: 2,215m
• 下り: 2,223m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:51

6:43 広河原インフォメーションセンター
9:05 9:10 白根御池小屋
11:08 草すべり分岐
11:35 小太郎尾根分岐
12:11 12:23 北岳肩ノ小屋
12:40 両俣分岐
13:06 13:26 北岳
13:41 吊尾根分岐
14:04 トラバースルート分岐
14:34 北岳山荘

2日目

• 山行: 6:43
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:07

6:15 北岳山荘
6:48 中白根山
7:15 7:57 北岳山荘
8:28 トラバースルート分岐
9:25 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:45 吊尾根分岐
10:13 10:35 北岳
10:52 両俣分岐
11:03 北岳肩ノ小屋
11:23 小太郎尾根分岐
11:36 草すべり分岐
12:30 12:50 白根御池小屋
14:02 白根御池分岐
14:22 広河原インフォメーションセンター

天候

21日 高曇りとガス空。
22日 早朝の天気は良好。その後はガスが流れるので視界は寂しい。
下山中にちょこっと雨が落ちてきました。

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

名古屋から中央高速道路を利用。芦安駐車場。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。
草すべり下部と稜線手前と北岳山頂から吊り尾根分岐側、
トラバースにも雪の残ってる箇所がありますが、
アイゼンなくても大丈夫でした。

到着時点で、肩の小屋テント3張り。
北岳山荘は自分の入れて7張りでした。
テント設営\800円。
水は、肩の小屋は天水のため、1ℓ100円。500㎖なら50円です。
北岳山荘では無料ですが、目の前はまだ雪の中、水源も雪の中ですから。
いただけるのはポリタンクに入れていただく貴重な水です。
節水して利用しましょう。

その他周辺情報

駐車場前の白峰会館\700円。

写真

6/21 7:06

広河原から北岳山頂が見えてます。

6/21 9:02

ようやく急登がひと段落。
白根御池小屋まで一息つけます。

6/21 9:35

草すべりの下部は少し雪が残ります。

6/21 9:46

花も咲き出してます。

6/21 9:55

キバナノコマノツメ

6/21 9:56

小さい花。

6/21 9:57

6/21 10:00

寄り添って。

6/21 10:44

6/21 10:50

雪渓もたくさん登ってらっしゃるようでした。

6/21 11:27

シナノキンバイも咲きはじめてます。

6/21 11:30

ショウジョウバカマも

6/21 11:53

稜線まで来ました。

6/21 11:56

小太郎山と奥には仙丈ヶ岳。

6/21 11:56

6/21 11:58

小太郎山へ今回は歩けるでしょうか。

6/21 12:00

稜線歩きは気持ちがいいんですが、
どこに泊まろうか迷い中。。。

6/21 12:27

ハクサンイチゲ。

6/21 12:34

肩の小屋まで来ました。
さらに暫く考えて、
北岳山荘まで行くことにしました。

6/21 13:11

奥のピークを右にかわすと北岳山頂です。

6/21 13:22

マーキングも北岳色のライトグリーン。
北岳に来たんやなぁと感じます。

6/21 13:44

どうにか山頂に着きました。
新しくなった山名標もだいぶ文字が剥がれてきましたね。

6/21 13:47

6/21 13:58

吊り尾根分岐手前。
ここに雪があるのは初めてです。

6/21 14:10

稜線のキタダケソウ。

6/21 14:11

いつもは花がついてるのを探すのが難しいような場所です。

6/21 14:11

ハクサンイチゲも咲きはじめてますが、

6/21 14:12

キタダケソウ。
今年は探すのに困りません。
翌日が楽しみです。

6/21 14:52

西側は明るくなってきました。
夕日見れるかも⁇

6/21 14:54

北岳山荘の周りには雪がまだまだ残ります。

6/21 15:07

お‼
青空出てきた♪

6/21 15:07

やっぱり視界大事ですね。

6/21 15:40

テントも設営完了で、

6/21 15:41

ご褒美をいただきます。

6/21 16:13

夜ごはんは、辛辛魚つけ麺と替玉うどんのつもりでした。

6/22 0:37

が、
眠りこけてしまって、目がさめると。
月の綺麗な夜空でした。

6/22 5:32

で、次に目が醒めると。。
お日さんが登って、清々しい朝の空でした。

6/22 5:32

晴れてくれて嬉しい反面、

6/22 5:32

当初の予定ではそろそろ間ノ岳に着く時間。
見れなかった景色はどんなんやったかなぁ。

6/22 5:45

まぁ、しょうがないので、
つけ麺食べましょう。

6/22 5:47

うどん3玉カサ減らしできました。
なかなか美味辛いです。

6/22 7:01

腹ごなしに少し歩きました。

6/22 7:06

去年と同じくらいで歩けるなら間ノ岳まで行こうと思いましたが、

6/22 7:11

中白根山で22分→33分掛かってるので、

6/22 7:11

今回はここまでにします。

6/22 7:11

今日は甲斐駒ヶ岳と鋸岳も見えてます。

6/22 7:11

さぁ、キタダケソウに会いに行こう。

6/22 8:53

トラバース道に入ると早速咲いてます。

6/22 8:57

一箇所残る雪渓も雪を切っていただいています。

6/22 9:01

ガスが出てますが、

6/22 9:01

斜面一面に、

6/22 9:01

キタダケソウが咲いてるのが見えます。

6/22 9:03

アップで。

6/22 9:03

こちらも。

6/22 9:05

黄色も。
シナノキンバイと、

6/22 9:06

ヤツガタケタンポポ。

6/22 9:09

キタダケソウ。

6/22 9:09

テンション上がってます♪♪

6/22 9:09

今年の花数が多いのか、毎年最盛期はこれだけ咲いてるのかわかりませんが、

6/22 9:11

岩場で頑張って咲いてるんですね。

6/22 9:16

3、4年前に見た踏み跡ですが、表土が流れて無残な姿になってます。
踏み込まず、登山路からだけで眺めたいですね。

6/22 9:18

岩の上の少しの表土に生きるキタダケソウ。

6/22 9:19

こんなにたくさん咲いてるとは思いませんでした。

6/22 9:19

6/22 9:24

ミヤマオダマキ。

6/22 9:24

ヤマルリソウもいつもの場所で咲いてます。

6/22 9:27

こちらはチョウノスケソウ。

6/22 9:27

日が差すと写真は映えますが、夏至の光線はキタダケソウには優しくないので程々に。

6/22 9:28

6/22 9:28

6/22 9:28

6/22 9:29

6/22 9:31

6/22 9:31

6/22 9:33

6/22 9:34

6/22 9:34

6/22 9:35

エサを欲しがるツバメの雛みたい♪♪

6/22 9:35

6/22 9:35

6/22 9:35

6/22 9:36

6/22 9:36

6/22 9:37

6/22 9:38

6/22 9:38

6/22 9:38

6/22 9:39

6/22 9:41

6/22 9:41

6/22 9:43

6/22 9:43

6/22 9:43

6/22 9:43

咲き始めやからか、ほんのり緑色。

6/22 9:46

6/22 9:46

6/22 9:57

6/22 9:57

6/22 10:02

6/22 10:02

6/22 10:02

6/22 10:12

6/22 10:14

6/22 10:15

6/22 10:36

北岳山頂に戻ってきました。

6/22 10:51

写真撮っていただいた。

6/22 11:46

一輪毎に少しずつ違う。

6/22 11:48

今回も小太郎山は断念しました。

6/22 13:04

白根御池小屋でピーチソフトクリームと、開山祭で振る舞われていた甘酒をいただきました。

6/22 14:40

お疲れさま。
また来よう。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック サブザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ 軽アイゼン

感想

fujimon (もりた)

キタダケソウを知ってから毎年心待ちにしているバスの開通日。
私の知る限りでは6月の最終週が開通日という認識でしたが、
今年は6月21日に開通するとのこと。まさかの一週前倒し。
早速有休申請して、あとは天気を祈るばかりでした。

梅雨前線の北上も心配されましたが、南海上に留まっていてくれそうな予報。
花の遅い今年、どれだけのキタダケソウが咲いているのか期待膨らむ山行です。

芦安駐車場へ深夜着。
仮眠して目が醒めると既に皆さん準備されていて、
タクシーは満車のため、バスになってしまいスタートが若干遅れてしまいました。
心配した天気も、高曇りで車中から北岳も綺麗に見えていました。
広河原からの登り始め、ザックの重量は17〜8kgと抑えたので、
担いだときは軽く感じていましたが、やはり応えます。
草すべりを登る頃には太ももが張り出します。
今日は肩の小屋までかなぁといった感じでしたが、
どうにか肩の小屋へ着けると、時間もまだあるしと暫し迷いましたが
結局北岳山荘まで行くことにします。
北岳山頂はあいにくのガスで眺望は望めませんが、今年も来ることができました。

北岳山荘でテントを張っていると、
俄かにガスが取れて北岳山頂や間ノ岳への稜線がくっきり見え、青空も少し。
すぐにガス掛かりましたが、ひょっとして夕景も観れるかもと期待してしまいました。
その後、まさかのことで目が醒めると月夜の星空になってました。
夕景は見逃しましたが、朝景が楽しみな空でした。
寝たら起きれないと思い、起きてるつもりが眠ってしまい。
次に目が醒めるとテントの外は明るくなっていました。
案の定、青空に雲が浮かんだ最高の空です。
その時間からは、足の筋肉痛もあり間ノ岳まではたどり着けません。
まぁ、一番の目的はキタダケソウなので、気持ちを切り替えて。
いざ、トラバース道へと進むと、
いきなりキタダケソウが其処此処に咲いています。
その様は、まさか思いもしなかったものでした。
斜面一帯に咲く小さな白い花。
もちろんはっきりと見ることはできませんが、
その花数は見事で、初めて目にする満開のキタダケソウに感激しました。
今までで一番早い時期という事と開花時期が遅めなのが重なって見られた満開のお花畑。
来年もまた咲いてくれますように。
また、来よう。

コメント

minislope

fujimonさん、こんにちは。
恒例の初夏の北岳！今年はキタダケソウの綺麗な時期から登れたんですね〜。キタダケソウは葉っぱが可愛らしくて、いつかと思いつつまだ見られていません；北岳は花好きにとったら最高の山なのでちょっと時期がずれても行く価値ありとは思いつつ。
ちなみに私も朝起きられません又は寒くて出られませんので大抵モルゲンとか朝日の撮影がありません…そんな時もありますよ…

fujimon (もりた)

Re: fujimonさん、こんにちは。
minislopeさん、こんにちは〜♪
コメントありがとうございます

今年もキタダケソウ。見に行くことができました
今回は、ほんま、ベストなタイミングやったんちゃうかと思います。
咲き終わったのを見たのは稜線だけで、萎びたのを見たのもトラーバースで少しだけ。
なんと言っても、可愛い蕾がたくさんありました♪
今週は天気良くなさそうですが、来週、7月に入っても今年は十分楽しめると思いますよ。
時期が違っても北岳は楽しめますよね。
花はまだまだ勉強中で、なかなか身につきませんが、
タカネマンテマの花を見てみたいんで、
来月、どのタイミングかで行けたらいいんですけどね。

minislopeさんも是非に

遅ればせながら、日記拝見いたしました。
山を歩けるって、ありがたいことですよね。
これからも、無理せず楽しみたいです。

komaki

fujimonさん、こんにちは。
fujimonさんと、初めて、「山で会ったかも」の日が
ちょうど4年前の、同じような日。
あの年は、キタダケソウは、ほぼ咲き終わって
ましたが、今年は、ちょうど最盛期のようで
いい時期でしたね。雪がたくさん残ってて
驚きです。

また再び、登りたくなりました。

fujimon (もりた)

Re: fujimonさん、こんにちは。
komakiさん、こんばんは♪
コメントありがとうございます

komakiさんと初めてお会いしたであろうあの日は、
もう、四年も前になるんですねぇ。
今回と同じようなガスに包まれた稜線でした。

ただ、キタダケソウは違ってましたよ‼
今回は、最高のタイミングやったと思います。
雪が残ってるのにびっくりもしましたが、
恐らくは、まだその下で、
咲く時を待っているキタダケソウもたくさんいるんやないかなぁと思います