伊吹山 川戸谷から阿弥陀ヶ崩れ〜山頂
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- GPS
- 06:48
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:35
5:49 511m 川戸谷林道終点
6:05 579m 最初の二俣(右俣へ)
6:30 709m 二つ目の二俣(左俣へ)
6:55 850m 三つ目の二俣(右俣へ)
7:25 967m 4m滝、突破できず、引き返す
7:44 850m 三つ目の二俣を左俣へ
8:29 1092m
8:44 1137m 上平寺越からのトラバース道に出る
9:32 1377m 伊吹山山頂 到着
10:00 1377m 伊吹山山頂 出発
10:30 948m 五合目弥高登山道への分岐点
10:55 893m 上平寺登山道へ合流
11:13 846m 弥高山
11:14 831m 弥高百坊跡への分岐点
11:22 686m 弥高百坊跡からの分岐点
11:43 328m 上平寺登山口 到着
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
川戸谷の遡行はバリエーションルートになります。ルートファインディングが必要です。阿弥陀ヶ崩れは崩れ易いガレ場になっており、落石、スリップ等の注意が必要です。山頂への直登は一部で登攀具が必要と思われます(自分はクライマーでは無いので個人的見解です)。 |
写真
感想
6月19日のレコにまとめた様に、前回は川戸谷を詰めて中尾根経由で伊吹山山頂に登った。しかし、なんとなく消化不良感が残っていた。と言うのも、川戸谷でグーグル検索すると昔は山頂に直登する登山道(尾根道と思われる)があった様なのだ。また、伊吹山南面は阿弥陀ヶ崩れと呼ばれていて、これは地形図に図示されている山頂直下の崩壊地形ではないかと思った。尾根道はこの時期は藪で大変そうだが、川戸谷を山頂に向かって詰めて行けばその阿弥陀ヶ崩れを通って三角点付近に登れそうだ、と思ってしまった(汗)
ということで早速、実地検証に出かけた。途中までは四日前と同じで、今回は最初の二俣を右俣へ入って山頂を目指した。沢の様子は四日前とほぼ同じでグイグイと山頂に向かって登って行けたのだが、967m地点の4mほどの涸れた滝が、自分の技量ではどうしても突破できない。何人かいれば多分突破できたとは思うが、無理は禁物だ。こんな所で落ちるわけにはいかない。
仕方がないので下の850m二俣まで戻り、左俣のガレガレの登り難い急斜面を1092m付近まで登る。ブナが目立ってきた尾根をさらに1137m付近まで登ると、上平寺越からのトラバース道と思われるしっかりした道に出合った。この道を右手に歩いて行くと直ぐにさっき登れなかった沢の上部に出ることが出来た。この上が地形図にある崩壊地だろう。崩壊地だから当然、ガレガレの登り難い急斜面だが行くしかない。落石に注意してなるべく草の生えている所を選んで登るが、石を落とさずに登るのは中々難しい。パーティーの時は注意が必要だろう。しばらく注意深く我慢して登っていくと、ほどなくガレ場が終わり、割と登り易い岩場になってくる。ここからはホールドが豊富でトーシローの自分でも問題なかった。青空に突き出ている上部のとんがっている場所を目指して登り上げると殉難之碑(旧測候所員の遭難の碑との事)辺りに飛び出して今日のミッションは完了だ。
967m辺りから1137mまでの間の様子が分からないのが、残念だが技量不足の単独行では諦めるしかない。まあ、無事だったので良しとしよう。もやもやした気分も解消できたことだしね。
川戸谷の滑降を考えたことがあります。途中で滝が出そうなのと結局下までは滑れず中尾根方面へトラバースかと思います。どんなもんでしょうかね?旧登山道というよりは炭焼きの人が尾根道沿いに入っていたようです。炭窯後があるようですね。貴重な記録ありがとうございました。一度OFFシーズンに行ってみたいと思いました。
川戸谷は沢筋を変えて2回遡行しましたが、どちらも大きな滝はありませんでした。レコにも記載しましたが、クライミングに長けた方ならフリーで行けそうな感じでした。問題は雪の着き方でしょうか。どんな感じで雪が積もるのか、行ってみないとわからないです。感覚的
にはなんとかなるかな〜と言う感じでしょうか(笑)
山スキーで行くとすると、上平寺尾根か弥高尾根から中尾根に登り山頂まで行くルートが
考えられます。これだと川戸谷の雪の着き方を確認しながら登れるのでいいのではないかと思います。山頂からは夏はガレている無木立の斜面が、雪が着けば快適に滑降できる様な気がします。川戸谷下部になると左右からの雪崩のリスクを考える必要がありますね。尾根方面へのトラバースでの復帰は難しい感じですので、そのまま谷を上平寺まで降りることになりそうです。
あるいは雪が落ち着いていれば谷をそのまま詰めることも出来るかもしれません。途中まで登った記録を見たことがあります。
どちらにしても雪の状態がよく分からないので、実地検証しかないですが・・・どんなもんでしょうかね?
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