三頭山(向山=オマキ平〜都民の森)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:06
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 758m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:06
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)都民の森⇒数馬⇒JR/武蔵五日市駅(西東京バス)、都民の森休園日(祝日除く月曜)は都民の森-数馬間は運休 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通じて道はよく整備され危険箇所はない。 オマキ平(向山)一帯は公園化されているが、展望塔の老朽化のためか立入禁止となっている。 向山-鶴峠分岐尾根道間は昭文社地図では迷マーク付きの破線区間だが、落ち葉でルートが見分け難い所があるものの特段問題になる所はない。 その後三頭山まではアップダウンが連続する尾根道。 三頭山以降は都民の森の園内で整備が行き届いている。 トイレはオマキ平登山口、オマキ平途中東屋、そして都民の森内にある。 |
写真
感想
新緑を求めて三頭山西部の広葉樹林の森を歩くことにした。
小菅行きのバスを余沢で降りた時は他に登山者はなく、始めから静かな山歩きとなった。しばらく林道を行くとオマキ平(向山)登山口に着く。始めはスギ、ヒノキの植林帯を登っていくが、標高800mを過ぎる辺りからカエデ、ナラ、ブナなどの広葉樹が目立ってくる。途中に東屋分岐の標識があるが、東屋そのものは見当たらない。やがてオマキ平に達するとそこはもう広葉樹の森、木々の緑がグラディエーションに彩られ新鮮で美しい。
一帯は公園化されており、その中心に展望塔があるが、老朽化のためかオマキ平の入口に立入禁止のロープが張られている。気にせず中に入り付近を一回りする。さすがに展望塔には登らなかったが、周辺は鳥の声もして気持ちのよい所だ。
この公園や道中歩道脇の木々に付けられた説明書に往時のハイキングコースとして整備された意気込みを感じるだけにこのまま放置されるのは残念な気がする。
間食休憩後に三頭山に向かう。ここからは落ち葉を踏みしめリズムよく歩ける。やがて大きなブナが林立するようになる。ここからは三頭山にかけ有数のブナの森が続く。鶴峠分岐の尾根道から小焼山、神楽入の峰などいくつかのピークを越え1時間余り、新緑の光の中を歩くのは実に気持ちがよい。
三頭山に着くと高校生グループなど結構大勢の人で賑わっている。頂上はちょとした広場になっており、最高点ではないが、1524.5mの西峰。ここで昼食をとる。
南西側の展望所からの冨士山は頂上付近が見えるが、白く光った空と一体化しコントラストが十分とれない。この頂上で出会った人としばしの山歩き談議、その中で最近行った山や都民の森の沢沿いの道に咲く花について話を聞く。
だいぶ長居をしてから都民の森に向け出発。沢沿いのブナの路に先ほど聞いた小さい花を探しながらの下りとなった。
やがて三頭の大滝に達し滝見橋から豪快な滝を鑑賞する。今年は大岳山以降どうやら滝見の当たり年になるらしい。
森林館に着くも人影はなく、どうも休館日らしい。そこでバス停のある駐車場に向かった。バスを待っていると作業の人から、今日は休館日でバスは来ないよと言われ、アレッという思いで慌てて数馬まで歩く羽目になった。
事前チェック不足でお粗末な終わり方となったが、広葉樹の瑞々しい新緑を満喫できた山歩きだった。
次回はこの新緑の森が黄葉に染まる秋に再訪したいものだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する