会津駒ヶ岳(ホワイトアウト…)頂上でも何も見えず。
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- GPS
- 07:06
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | くもりのち雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
直前まで本降りの雨だったこともあり、ぬかるみ道。すぐに雪が出現し、途中からアイゼン着用(6爪)。やがて、横殴りの降雪でルートを見つけづらくなったが、赤テープがしっかりありルートは明白。森林限界後は直径50ミリくらいの赤や青のポールでルートが示してあり、ホワイトアウトでも見失うことなし。駒の小屋からさきは先行者の足跡があったため迷うことがなかった。下山後はお決まりの(?)駒ノ湯(\500) |
写真
感想
道の駅たじまで目覚め、6時に出発出来たが、そこから焼く1時間半かかった。
先週のレポートより奥まで車で入ることがで来た。登山口の1つ手前のカーブで落石で立ち入り禁止の看板。その手前のスペースに既に3台。到着と同時に8人のパーティが出発。
かなり雨量が多い中で、ハードシェルのカッパを全身にまとっての出発。負けずに準備をしてすぐに出発するが、
雨は小降りになり、登山口につく頃には晴れ間が出てきた。ぬかるみの中徐々に高度を上げていく。一時間も登ると雪が出現。2度目の出現で、アイゼン着用。腐った雪の予感はしたがいちおうピッケルも用意。
先行者の足跡がありがたい。小降りだが再び雨が落ちてきた。しばらくすると風も出てきて、やがて雪に変わった。着る物は元々想定していたので問題はない。が強い風で度々立ち往生。
森林限界を超えたのか?木々が一気に減った。赤や青の5センチくらいの太さのポールが出現。これを目当てに歩くと良いようだ。しかし、度々のホワイトアウトで見えないこともあり、ちょっと不安。見えない!と思って数秒待つと見えてくる。実に微妙に設定された間隔だ。ポールは見えてもその周りの様子はわからない。時々高度が上がったり下がったり。一面まっ白なので判別が出来ない。足下が怖くすら思えた。もちろん足跡も雪で消されてしまう。程なくしてなんとか避難小屋に到着。とても立派な小屋が2つある。小屋のアンちゃんが、もう一つの建物から出てきて、誘い入れようと扉を開けてくれたが、小休止のみですぐに出発したかったので、入るのをことわり、クラッカーを一かけ口に入れて再出発。
すぐに先行したパーティにすれ違い、挨拶。荷物を小屋にデポしているらしく身軽である人もいた。まったく視界がないなか、GPSと足跡を頼りに右折して何とか頂上に到達。何も見えない。看板を写真に納めてすぐに下山。
帰りは小屋によって早めの昼食をとることにした。先ほど招き入れようと開けた扉の隣に”自炊部屋”と看板がある。こちらにした。但し、アイゼンは必ず脱いでくださいと注意書き。これが面倒くさくて先ほどは小休止で終わりにした。
今度は大休止なのでアイゼンを外した。いつものようにお湯を沸かして、カップにインスタントラーメン。おにぎり、秋刀魚の缶詰。いつものパターンである。水が見あたらなかったので、小屋にあった水をもらった。1L200円と書いてあるが、300CC程度だったので小屋の箱に100円を入れておいた。身支度をして再度出発。まだ風は強い。が、先ほどより視界も良いので下山することにした。
どんどん登ってくる人に出会う。男性2人組。単独が2人。その後に男女ペア。その後に片手に傘の単独の男性。その跡にも4人くらいは登ってきていた。やがて雪が止んで、日が差してきた。雪晴れがまぶしい。左右の谷が目に飛び込んでくる。すばらしい景色だ。空も青空が出てきた。暑い。 雪の切れ目でアイゼンを外し溶けてぐちょぐちょになった道を下る。下山後は、お決まり(?)の駒ノ湯(\500)で汗を流してから…。
ついでに…檜枝岐のJAのガソリンスタンドで139円/Lで給油。地元よりずっと安い!(役所から補助が出ているとの話をずいぶん前に聞いたことがある。)
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