利尻山〜沓形から鴛泊へシャワークライミングリシリ

2019年07月02日(火) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,493m
• 下り: 1,691m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 2:05
• 合計: 9:21

距離 13.4km 登り 1,498m 下り 1,697m

5:17 沓形登山口
6:43 6:56 ７合目避難小屋
8:24 8:43 三眺山
9:28 9:42 沓形分岐
9:52 10:33 利尻山北峰
10:47 10:49 沓形分岐
11:02 11:11 九合目
11:36 11:37 利尻岳山小屋
11:47 11:49 八合目
11:51 長官山
12:24 12:30 七合目
13:00 13:03 六合目
13:19 13:22 五合目
13:50 13:53 四合目
14:18 14:21 利尻山−ポン山 分岐
14:22 14:27 甘露泉
14:36 14:37 利尻山北麓野営場（登山口）
14:38 ゴール地点

天候

雨、のち小雨

アクセス

利尻島までは、行きは稚内まで飛行機、そこからフェリー。帰りは利尻空港から新千歳経由。
島内は、宿の送迎で沓形登山口へ。帰りも鴛泊登山口までお迎え、至れり尽くせりです。

コース状況／危険箇所等

登山道保護のため道幅は基本的にどこも狭いです。脇から出てる木の枝が足に刺さること数回。。。

沓形登山道は、避難小屋までは雨のためほぼ沢状態。その先は変化があって面白い。やせ尾根や崩落中のところをトラバースしたりしたけど、特に危険はなさそう。沓形分岐直前の登りはロープがないとなかなか大変。

北陵登山道は、ぬかるみもあったけど、歩きやすい。崩れたところも再整備されています。

その他周辺情報

沓形登山口は特に何もない（トイレはあった模様）。鴛泊の方は野営場があって水場もあるしトイレも綺麗。

写真

7/2 5:17

ちゃんと舗装された道でここまで来られます。

7/2 5:16

沓形登山口。ここからスタート。結構雨が降っていたのでとりあえず傘出しました。

7/2 5:23

右側からくればsea to summitができるのかな

7/2 5:40

先日の那須岳を思い出す「登山道が水たまり」

7/2 5:55

登山道、というか完全に沢になっています

7/2 6:10

6合目。この辺りでもう靴はびちゃびちゃ

7/2 6:19

霧の向こうに稜線がうっすら

7/2 6:24

登山道、というかこれは滝

7/2 6:43

避難小屋が見えてきました。ここで小休止

7/2 6:48

登山道を広げないように、という注意

7/2 6:57

避難小屋の脇にはトイレスポット。この中に便座があって携帯トイレをセットして使うようになっています。

7/2 6:44

雨も小康状態に

7/2 7:05

登山道が細いので草木に埋もれている。。。沢状態の登山道は終わったけれど、草についた雨で体もビショビショ

7/2 7:16

7/2 7:35

これから進む尾根

7/2 7:44

7/2 7:49

7/2 7:55

7/2 8:13

7/2 8:15

2カ所目の携帯トイレスポット

7/2 8:16

7/2 8:34

9合目。三眺山の山頂。当然ながら真っ白

7/2 8:34

祠もあります。

7/2 8:41

片側が崩落している。道自体は大したことないけれど、緊張感はあります。

7/2 8:46

急峻な尾根

7/2 8:56

7/2 9:03

この辺から名所。

7/2 9:09

足場の石は常に流されていくけれど、落ち着いて歩いていけば問題ない

7/2 9:17

7/2 9:17

7/2 9:17

7/2 9:18

ロープがあるとだいぶ楽。実はここを超えてからが、結構な急斜面の登りがあって大変でした。

7/2 9:35

整備された道を登ると鴛泊からの北陵コースに合流。ここまでは人の気配がなかったですが、ここで登ってきたお兄さんに出会う。

7/2 9:38

7/2 9:42

崩れたところも綺麗に整備されています。

7/2 9:52

高曇りだけど、雲が晴れて雲海がみれた。奇跡。

7/2 9:52

7/2 9:53

7/2 9:55

7/2 9:55

山頂方面

7/2 9:56

山頂への最後の登り。沓形分岐からは特に難なく来られました。

7/2 10:00

頂上。崩落のため最高点までは行けず、北陵の三角点ポイントが山頂になっています。

7/2 10:06

行けない南陵方面。花が綺麗

7/2 10:49

雲も晴れなくて風も冷たいのでご飯を食べたら撤収。鴛泊へ下ります。登山道が狭くなっているところもあるけれど、いたって歩きやすい。

7/2 11:10

「ここからが正念場！」じゃあ、この先の下りはらくなのかなーと思ったらそんなことはなかった。。。

7/2 11:18

晴れていたら気持ちい景色が眺められそう

7/2 11:20

7/2 11:33

高い木があまり見られない

7/2 11:36

避難小屋が見えてきました。

7/2 11:37

雪山仕様の2つの入り口

7/2 11:49

長官山の碑

7/2 11:49

7/2 12:27

7/2 12:30

岩がゴロゴロしていて膝にくる。

7/2 13:01

見晴台、だけれど何も見えず。心が綺麗でも見えません。。。

7/2 13:20

どの辺が雷鳥なのかいまいちわからず。。。

7/2 13:45

この辺りはかなりなだらかで森の中を散策しているよう。

7/2 13:48

霧の針葉樹林帯

7/2 13:51

至る所で鳥の鳴き声がして気持ちいい。

7/2 14:16

ここまでくると麓感が出てきます。

7/2 14:18

時間があればポン山も、って思っていたけれど、膝が持ちそうもないので直帰。

7/2 14:20

3合目。かなり下ってきました。

7/2 14:22

甘露泉水。最北の百名水。

7/2 14:29

甘露泉水を汲みにくる人もいるので道は綺麗に整備されています。

7/2 14:36

ブラシ付きの靴洗い場。

7/2 14:38

消毒用。沓形の方にはなかった。。。

7/3 14:27

帰路の機上より。雲から顔を出した利尻山。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

okawari-kun

今年の夏山シーズンのスタートに、梅雨を避けてはるばる最北の百名山へやってきました。祝百名山10座。がなぜか低気圧も連れてきてしまったようで、利尻は低気圧のど真ん中。。。でもせっかくきたので雨の山を堪能することに。

天気も午後回復見込みだしゆっくりしたかったけど、宿の送迎は朝の5時ということで早朝スタート。朝ごはんの代わりにカツサンドやゼリーおお弁当を用意してくれました。ホテルの人はみなさん親切でとてもいい印象です。

沓形登山道は水はけも悪いし痩せ尾根もあるし、ということでしたが、予想に違わず、沢のような道、崩れている箇所のトラバース、となかなかエキサイティングな山行でした。特に前半は、雨水がまさに川のように流れている中を歩く（三本槍の時は水たまりを超えていく感じでしたが）ので、完全な沢登り状態。
でもそのおかげか、特に難なく山頂まで。久々に累積標高1,000m超えるのでどうかなと思いましたが、問題なかったです。ただ、そのつけは下りに。毎度下山の膝痛が辛いのですが、今回も。体にガタがくるお年頃なので、下りのペース落とすとか、歩き方を考えないとなあと。基礎的な筋力も足りてないと思うけど。

終始悪天候でしたが、山頂直前で、雲が少し晴れて、眼下に広がる雲海を見ることができました。
幻想的な姿の山もいいけど、やっぱり晴れ渡った稜線を見てみたい。次は雪のシーズンに来たいです。