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Yamareco

記録ID: 191945
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

(破線ルートを行く)鳥屋戸尾根〜蕎麦粒山〜一杯水〜ヨコスズ尾根

2012年05月19日(土) [日帰り]
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Pengin22 その他1人
GPS
06:00
距離
13.3km
登り
1,290m
下り
1,107m

コースタイム

8:17川乗橋バス停-8:19鳥屋戸尾根取付-10:14笙の岩山10:25-11:32蕎麦粒山11:46-12
:42一杯水12:47-12:51避難小屋13:00-14:30東日原バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東日原駐車場(地図には「有料」表記あるが、無料。15台位?駐車可能)
コース状況/
危険箇所等
鳥屋戸尾根は破線ルートであるが、よく踏まれており危険箇所は無い。
ただし、標識等は取付以外ないため注意。(但し、テープ等の目印が多くあるので迷う心配は少ないかも・・・)
川乗橋から出発!(東日原からバスで戻りました)
2012年05月19日 08:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 8:17
川乗橋から出発!(東日原からバスで戻りました)
いよいよ鳥屋戸尾根へ!(川乗橋から2〜3分歩いたところに「蕎麦粒山へ」の標識有り)
2012年05月19日 08:19撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 8:19
いよいよ鳥屋戸尾根へ!(川乗橋から2〜3分歩いたところに「蕎麦粒山へ」の標識有り)
稜線まで登ると気持ちの良い新緑が!
2012年05月19日 10:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 10:12
稜線まで登ると気持ちの良い新緑が!
笙ノ岩山(眺望ありませんが、新緑に囲まれて気持ち良い場所です)
2012年05月19日 10:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 10:14
笙ノ岩山(眺望ありませんが、新緑に囲まれて気持ち良い場所です)
尾根からは、川乗山がクッキリ!(初めてのアングルなので新鮮な眺めです)
2012年05月19日 10:32撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 10:32
尾根からは、川乗山がクッキリ!(初めてのアングルなので新鮮な眺めです)
本仁田山もクッキリ!
2012年05月19日 10:33撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 10:33
本仁田山もクッキリ!
蕎麦粒山(標識がキレイになっていました)
2012年05月19日 11:32撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 11:32
蕎麦粒山(標識がキレイになっていました)
一杯水を目指します。アップダウンが少なく、気持ちの良い「ぽくぽく歩き」を満喫!
2012年05月19日 11:56撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 11:56
一杯水を目指します。アップダウンが少なく、気持ちの良い「ぽくぽく歩き」を満喫!
一杯水(避難小屋から2〜3分手前の登山道脇にありました)
2012年05月19日 12:47撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 12:47
一杯水(避難小屋から2〜3分手前の登山道脇にありました)
一杯水(上部からホースで引込んでいます。2〜3秒毎に間欠的に流れる程度の水量、500mlペットボトルが15秒程度で満タンになりました)
2012年05月19日 12:45撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/19 12:45
一杯水(上部からホースで引込んでいます。2〜3秒毎に間欠的に流れる程度の水量、500mlペットボトルが15秒程度で満タンになりました)
一杯水(『涸れている場合、ガレ場を下り10分、往復30分強。サブザック持参の事、注意し、経験者のみ』と書かれたプレートが、水場に沈んでいました。)
2012年05月19日 12:45撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 12:45
一杯水(『涸れている場合、ガレ場を下り10分、往復30分強。サブザック持参の事、注意し、経験者のみ』と書かれたプレートが、水場に沈んでいました。)
一杯水避難小屋
2012年05月19日 12:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 12:51
一杯水避難小屋
東日原に到着!
2012年05月19日 14:32撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/19 14:32
東日原に到着!

感想

昔から気になっていた破線ルートの鳥屋戸尾根。蕎麦粒山は好きな山であるが、三つドッケもしくは川苔のいずれかから回っていかなくてはならないので、ここから行けば直接まっしぐらに蕎麦粒山頂に行けるのになと思っていた。
しかし、いかんせん「破線ルート」。妻が愛読していた昔のヤマケイアルペンガイド(もう廃版)はかなり破線ルートのガイドも掲載されている今では珍しいガイドブックであったが、「取付は不明瞭で何の指導票もなく、そこでまごつくようでは登山はあきらめるべきである」という実にそっけない書き出し。確かに川苔のウスバ尾根や蕎麦粒からの柱谷ノ峰あたりの地形も複雑だし、ということで二の足を踏んでいた。

この週末の天気予報は良く、本当はどこかテン泊でもしたいところであるが、先週からの咳がまだ断続的に続いており、泊まりは避けた方が良い。
でも出かけないとまた妻に単独行されてしまうのも心配なので、奥多摩日帰りを提案。「蕎麦粒はどう?」と妻が言い、そういえば最近行っていないな、と同意。
近年、鳥屋戸尾根の取付にも指導票ができたというし、最近は登山者もそれなりに入っている模様であり、行った方の記録を見ても行けそうと判断。季節的にも、枯葉で道が覆われて不明瞭な晩秋や初冬や、草木が茂りすぎた盛夏でもなく、日照時間も長い今が万一迷ったときのことも考えてこの尾根を初めて行くにはベストと判断。

日原に車を停め、満載の登山客を降ろした二台のバスが駅に折り返すのに乗り込む。さすがに逆向きなので我々以外乗客はいない。川乗橋で下車。ほどなく取付の標識があり、鳥屋戸尾根へ。(因みに指導票は、蕎麦粒山頂直下の主稜線に出るまで、他には無かった。)
誰もいないと思っていたが、上着を脱いでいたらすかさず後ろから単独男性が登ってきた!やはりそれなりに人が入っている。妻はテンポよくその方についていってしまったが、こっちはあいにく咳の発作が出て、治まるまでゆっくり行くよと妻に言って妻も戻ってきた。
急坂ではあるが、踏み跡は明瞭で迷うようなところは無い。妻は「この傾斜具合は好き!」とのたまい快調。展望の無い樹林帯の急坂をひたすら登り続け、唯一山頂標識のある笙ノ岩山に出た。
静かな山頂で休憩。我々が休憩していると本日二人目に出会った男性の方が登ってこられて、山頂標識には見向きもせず足も止めずに蕎麦粒方面へ去られた。うーむ、相当ここにいらしているなと判断。1回は来ていないと山頂からどっちに向かっていいか判らない感じであるし。
ここからは、地図上でみると標高差はそれ程ないなと思ったとおり、蕎麦粒までは小さなアップダウンを繰り返す気持ちのよい稜線歩き。右手に川苔が大きく見え、新鮮な感じ。一か所だけY字になっているところで右手の道の方が幅広かったが、そこは左手を行くのが正解。右手はどうやら塩地谷に下りって行ってしまう感じであった。
三つドッケ・仙元峠から踊平へ向かう主稜線に飛び出て、一登りで蕎麦粒山頂へ。
この山頂は久しぶりである。狭い山頂であるがさすがに三つドッケや日向沢の峰の方からいらした方達で賑わっていた。
先ほど確固たる足取りで笙ノ岩山を通過していった方がいらして、やはり通でいらしたことが判明。鳥屋戸尾根は例年この時期シロヤシオが見事だとのこと!しかし、今年は咲くのが遅いらしく全然無かったのが残念と仰っていた。へえ、シロヤシオが咲くのであれば見たかった。

蕎麦粒から日向沢の峰へ向かうのびやかな稜線は妻の好きなところであるが、(大昔、妻に「そんな遠くないし歩きやすいから大丈夫!」と嵌められて、日原から登って最終的に川井の駅まで歩かされてたいへん不機嫌になったことまで思い出してしまった。)今日は、車を停めている日原へ周回する。
ここから三つドッケまではたいへん歩きやすい「ぽくぽくコース」。そして一杯水ではそれなりに水量があり、暑かったため水が美味しくてついガブ飲みしてしまった。避難小屋前のベンチで、三つドッケ山頂の樹木を6年前に自力で刈り取られたという男性に遭遇。水源林のためたいへん怒られて国に30万円の罰金を支払われたとのこと。確かに三つドッケは全く展望が無かったので、「1回行けばいいよね」ということでその後は山頂を通らずいつも巻いてしまっていたが、眺望が良くなったのであれば次回は再度山頂に行ってみてもいいかな。
してみるとこの前山頂に寄ったのは7年以上前?ここの避難小屋で強盗傷害事件も起きたりしていたので暫く敬遠していたしな。。。

ヨコスズ尾根はいつ来てもとても好きな気持ちのよい尾根。昨年、天祖山〜酉谷経由で下山したときには、「避難小屋泊します」という方たちがたくさん登ってきてすれ違ったが、今日は下山中誰にも出会わなかった。
東日原のバス停にたくさんの人が待っているのを横目に見ながら自販機にジュースを買いに行き、帰りは「麻葉の湯」へ。
女性は妻一人だけの貸切だったとのことで妻は快適そうであったが、小生の方は居合わせた男性お二方がいずれもヘビースモーカーだったので、元々煙草が駄目なうえに、気管支を少しやられている状態の身としてはちょっといたたまれなかった。

念願の鳥屋戸尾根を歩けて良かった。咳が治まって体調が万全のときにぜひまた来たい。

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コメント

pengin22さん 初めまして
yuzupapaと申します。

いつも楽しく拝見させていただいています。ご夫婦でかなり精力的に登られていててすごいですね。またとても仲睦まじくて私達も夫婦で登っていますが全然違うなぁと反省させられます。

アルプスに行かれる事が多い様ですが奥多摩、奥秩父にも結構行かれてるんですね。私達も奥多摩に登り始めたばかりですが行きたい所だらけです。蕎麦粒山、天目山も気になっていましたので参考にさせてください。

これからも仲良く山歩き、なさって下さい。見習います!
2012/5/24 12:15
yuzupapaさん こんばんは!
初めまして。コメントありがとうございます

奥多摩は結婚前から妻に連れられて散々登らされてましたし、家からも行きやすいのでよく出没してます。(夏は暑いせいで涼しさを求めてアルプスへ行きがちですが・・・)

奥多摩は本当に良いコースがたくさんあって、地味ですけど落ち着きますよね

yuzupapaさんの方にもお邪魔させていただきますので、
よろしくお願いいたします
2012/5/24 22:04
Pengin22さん、こんばんは
まだ体調の方はイマイチの状態でしょうか?
もしまだのようでしたら早いところ完全復活されるようお祈り致します(別に信心深い訳ではないのですが・・・)。

Pengin妻さんの足は大分良くなってきているようですね、
前週の本仁田山もサクッと歩かれているようですし、良かった良かった。

鳥屋戸尾根、一度歩いてみたいと思ってましたのでお気に入りに追加させていただきます。


あ、ところで今年も大天荘の小屋明けに行かれるのでしょうか?

私、今年も小屋明けで行ってみようかと思ってるところでした、
Penginさんご夫妻とお会いできるかな〜なんて。

週末登山なんで6月30日(土)の泊まりになると思います。
2012/5/24 23:09
NOBORUNDAさんこんばんは!
コメント&お声がけありがとうございます!

今年も行ってみようかな〜、と漠然とは思っていましたが、Noborundaさんがいらっしゃるなら、(雨でなければ)行かせていただきます


妻の怪我は、本人いわく、「完治していないけど、それ以上悪くもなっていないので、もうこのままと思い定めて足とつきあっていく」のことでした。
2012/5/26 22:14
プロフィール画像
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