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Yamareco

記録ID: 192467
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

憧れの 【蛭ヶ岳(大倉ピストン)】 〜試練の山行

2012年05月19日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.0km
登り
2,057m
下り
2,043m

コースタイム

大倉バス停6:04−6:38見晴茶屋6:40−7:07駒止茶屋−7:19堀山の家−7:50花立山荘−
8:12塔ノ岳8:32−9:20丹沢山9:25−9:56不動ノ峰−10:35蛭ヶ岳11:30−
12:35丹沢山12:43−13:27塔ノ岳13:33−13:55花立山荘−14:22堀山の家14:32−
14:46駒止茶屋−15:10見晴茶屋15:15−15:52大倉バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本日は駐車場泊、6時過ぎの出発です。・・・・車のバッテリーが上がり「早く下山してJAFを呼ぼう」と少し焦りの入った出発となりました。
2012年05月19日 05:49撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 5:49
本日は駐車場泊、6時過ぎの出発です。・・・・車のバッテリーが上がり「早く下山してJAFを呼ぼう」と少し焦りの入った出発となりました。
登山口付近。すっかり初夏ぽくなりました。
2012年05月19日 06:07撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 6:07
登山口付近。すっかり初夏ぽくなりました。
見晴茶屋後の急坂。本日体調は快調!
2012年05月19日 06:07撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 6:07
見晴茶屋後の急坂。本日体調は快調!
いつもポイントとしている中斜面。いつもよりピッチを上げて歩きます。
2012年05月19日 06:41撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 6:41
いつもポイントとしている中斜面。いつもよりピッチを上げて歩きます。
駒止茶屋に着きました。水分補給のみ。
2012年05月19日 07:01撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:01
駒止茶屋に着きました。水分補給のみ。
堀山の家上のガレ場。ガンガン行きます。
2012年05月19日 07:10撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:10
堀山の家上のガレ場。ガンガン行きます。
地獄の階段。少しペースを落とします。
2012年05月19日 07:20撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:20
地獄の階段。少しペースを落とします。
ガレ場。少し足が重く感じるようになってきました。
2012年05月19日 07:25撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:25
ガレ場。少し足が重く感じるようになってきました。
花立山荘。水分補給しただけで通過。
2012年05月19日 07:45撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:45
花立山荘。水分補給しただけで通過。
塔ノ岳見えてきました。ここまで来たらもう少し。ここからの距離は・・・・
2012年05月19日 07:54撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:54
塔ノ岳見えてきました。ここまで来たらもう少し。ここからの距離は・・・・
0.8Kmだったんですね。
2012年05月19日 07:56撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:56
0.8Kmだったんですね。
到着!今までのベストタイム。今日は好調です!
2012年05月19日 07:56撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 7:56
到着!今までのベストタイム。今日は好調です!
天気が最高だったので「自撮」。
2012年05月19日 08:13撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
2
5/19 8:13
天気が最高だったので「自撮」。
富士山と南アルプス。こんな早い時間なのに山頂には何人もいらっしゃいました。
2012年05月19日 08:16撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 8:16
富士山と南アルプス。こんな早い時間なのに山頂には何人もいらっしゃいました。
尊仏山荘と蛭ヶ岳。手前の山のすぐ横にある感じですが、実際はもっと『後方』に蛭ヶ岳はありました。
2012年05月19日 08:13撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:13
尊仏山荘と蛭ヶ岳。手前の山のすぐ横にある感じですが、実際はもっと『後方』に蛭ヶ岳はありました。
鹿さん。子供に見せてあげたいな〜。
2012年05月19日 08:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 8:15
鹿さん。子供に見せてあげたいな〜。
さて、丹沢山に向け歩き始めます。
2012年05月19日 08:35撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:35
さて、丹沢山に向け歩き始めます。
最初は下ります。これが結構長い。登り返しのことを思うと・・・・。
2012年05月19日 08:37撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:37
最初は下ります。これが結構長い。登り返しのことを思うと・・・・。
丹沢山までの道のりは「降り」「登り」を繰り返し標高を上げていきます。途中こんな感じの道も多いです。
2012年05月19日 08:39撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:39
丹沢山までの道のりは「降り」「登り」を繰り返し標高を上げていきます。途中こんな感じの道も多いです。
登りが始まります。
2012年05月19日 08:41撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:41
登りが始まります。
丹沢山への登りも階段が多いです。
2012年05月19日 08:41撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:41
丹沢山への登りも階段が多いです。
この先を下ったとこが、丹沢山で一番好きな場所。それは・・・・
2012年05月19日 08:50撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:50
この先を下ったとこが、丹沢山で一番好きな場所。それは・・・・
ちなみにこのピークは丹沢山ではありません。
2012年05月19日 08:53撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:53
ちなみにこのピークは丹沢山ではありません。
富士山が綺麗だから!
2012年05月19日 08:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 8:55
富士山が綺麗だから!
ちょいアップ。
2012年05月19日 08:53撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
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5/19 8:53
ちょいアップ。
さらにアップ!・・・・携帯の限界です。
2012年05月19日 08:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 8:55
さらにアップ!・・・・携帯の限界です。
さて、また登りです。
2012年05月19日 08:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:55
さて、また登りです。
ズンズン上がります。
2012年05月19日 08:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 8:55
ズンズン上がります。
こんなところも。
2012年05月19日 09:05撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:05
こんなところも。
「最後の登り?」と思っていると、
2012年05月19日 09:10撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:10
「最後の登り?」と思っていると、
まだでした。
2012年05月19日 09:12撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:12
まだでした。
そして、この坂を登りきると・・・・
2012年05月19日 09:14撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:14
そして、この坂を登りきると・・・・
丹沢山到着!
2012年05月19日 09:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:15
丹沢山到着!
百名山!!
2012年05月19日 09:18撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
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5/19 9:18
百名山!!
いざ、蛭ヶ岳へ。あと3.4Km。
2012年05月19日 09:22撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:22
いざ、蛭ヶ岳へ。あと3.4Km。
道標方向へ進みます。尚、蛭ヶ岳までで道に迷う心配はないと思います。
2012年05月19日 09:22撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:22
道標方向へ進みます。尚、蛭ヶ岳までで道に迷う心配はないと思います。
どんどん降ります。高度計で110m標高が一気に下がりました。帰りが・・・・。
2012年05月19日 09:22撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:22
どんどん降ります。高度計で110m標高が一気に下がりました。帰りが・・・・。
きれい・・・・凄い景色です!テンションアップ!!!!
2012年05月19日 09:26撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:26
きれい・・・・凄い景色です!テンションアップ!!!!
降ってきた道。
2012年05月19日 09:28撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:28
降ってきた道。
あそこが不動ノ峰かな?
2012年05月19日 09:32撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:32
あそこが不動ノ峰かな?
気持ち良さそう♪
2012年05月19日 09:32撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:32
気持ち良さそう♪
行ったことないけど、谷川岳みたい。
2012年05月19日 09:33撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:33
行ったことないけど、谷川岳みたい。
空が青い〜。
2012年05月19日 09:40撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
2
5/19 9:40
空が青い〜。
おっと、あれは・・・・
2012年05月19日 09:43撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:43
おっと、あれは・・・・
蛭ヶ岳だ〜。
2012年05月19日 09:54撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:54
蛭ヶ岳だ〜。
南アルプスが近づいてきた。
2012年05月19日 09:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:55
南アルプスが近づいてきた。
あちゃ〜。また高度が下がる。
2012年05月19日 09:55撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:55
あちゃ〜。また高度が下がる。
棚沢ノ頭。蛭ヶ岳までの唯一の分岐。間違えそうもないです。
2012年05月19日 09:57撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 9:57
棚沢ノ頭。蛭ヶ岳までの唯一の分岐。間違えそうもないです。
桜系?この辺は春がきたばかり?
2012年05月19日 10:01撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:01
桜系?この辺は春がきたばかり?
よし、もう少し。
2012年05月19日 10:07撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:07
よし、もう少し。
お、ここにあるのか。結構蛭ヶ岳に近い場所。
2012年05月19日 10:08撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:08
お、ここにあるのか。結構蛭ヶ岳に近い場所。
「この木」と蛭ヶ岳。
2012年05月19日 10:11撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:11
「この木」と蛭ヶ岳。
鬼ヶ岩まで着きました。
2012年05月19日 10:11撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:11
鬼ヶ岩まで着きました。
右側からきて正面に進みます。画像では分かり難いですが、踏み後は明瞭で悩む事はありません。
2012年05月19日 10:14撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:14
右側からきて正面に進みます。画像では分かり難いですが、踏み後は明瞭で悩む事はありません。
右に進み、左へ進み、そして右へターンをすると先行者のところです。特に危険ではありません。
2012年05月19日 10:14撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:14
右に進み、左へ進み、そして右へターンをすると先行者のところです。特に危険ではありません。
見上げます。下からだとトレースが見えないので怖そうですが、通過に特に問題はないと思います。
2012年05月19日 10:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:15
見上げます。下からだとトレースが見えないので怖そうですが、通過に特に問題はないと思います。
こうして見ると「岩登り」ぽいですね。
2012年05月19日 10:16撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:16
こうして見ると「岩登り」ぽいですね。
こうして見ると怖そうです。(実際は特に怖くなかったです)
2012年05月19日 10:16撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:16
こうして見ると怖そうです。(実際は特に怖くなかったです)
右から左に降るところですが、ここは登ると時少し難儀します。年配な方は大変そうでした。(段差が高い)
2012年05月19日 10:18撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:18
右から左に降るところですが、ここは登ると時少し難儀します。年配な方は大変そうでした。(段差が高い)
最下部から見上げます。「大変」というより『楽しい♪』ところでした。
2012年05月19日 10:19撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:19
最下部から見上げます。「大変」というより『楽しい♪』ところでした。
鬼ケ岩を降ったら最後の登り。あともうちょい!
2012年05月19日 10:20撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:20
鬼ケ岩を降ったら最後の登り。あともうちょい!
到着!意外にあっけなかった印象。丹沢山以降が楽しかったからか「あっという間に」に着きました。
2012年05月19日 10:39撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:39
到着!意外にあっけなかった印象。丹沢山以降が楽しかったからか「あっという間に」に着きました。
撮って頂きました。
2012年05月19日 10:27撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
2
5/19 10:27
撮って頂きました。
富士山下部に雲が。
2012年05月19日 10:36撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 10:36
富士山下部に雲が。
昼飯です。マルタイの棒ラーメン。荷物がコンパクトになり(写真の黒のバックに入る!)最近使用が増えました。
2012年05月19日 11:00撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 11:00
昼飯です。マルタイの棒ラーメン。荷物がコンパクトになり(写真の黒のバックに入る!)最近使用が増えました。
歩いてきた道。右上のピークが塔ノ岳。
2012年05月19日 11:24撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 11:24
歩いてきた道。右上のピークが塔ノ岳。
左塔ノ岳〜右鍋割山。
2012年05月19日 11:24撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 11:24
左塔ノ岳〜右鍋割山。
鬼ヶ岩。こうして見るとトレースが明確です。
2012年05月19日 11:39撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 11:39
鬼ヶ岩。こうして見るとトレースが明確です。
多くの人がアタック中です。
2012年05月19日 11:40撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 11:40
多くの人がアタック中です。
丹沢山までの登り返し。
2012年05月19日 12:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 12:15
丹沢山までの登り返し。
みやま山荘に寄ります・・・・それは、
2012年05月19日 12:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 12:15
みやま山荘に寄ります・・・・それは、
スタンプラリーの為。忘れたら息子に怒られる〜。
2012年05月19日 12:36撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
1
5/19 12:36
スタンプラリーの為。忘れたら息子に怒られる〜。
塔ノ岳までの最後の登りです。
2012年05月19日 12:36撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
5/19 12:36
塔ノ岳までの最後の登りです。
塔ノ岳は凄い人!でした。
2012年05月19日 13:15撮影 by  BlackBerry 9700, Research In Motion
2
5/19 13:15
塔ノ岳は凄い人!でした。

感想

金曜日夜10時。やっと仕事を終了し会社を出ました。
行こうかどうか悩んだけど、「行け」とうい声が聞こえ、
憧れの蛭ヶ岳にチャレンジしました!
夜11時帰宅し夕食。風呂入り準備をし 1:26柏の自宅を出発。
3時過ぎに駐車場に着きました。
5:15に目覚ましをセットし就寝。

さて、朝、目覚ましで起床しいざトイレへ。
「あれ、鍵が閉まらない」
なんとバッテリーが上がってしまいました。
(スモールライトを点けっぱなしでした(泣))
そんなトラブルを抱えながら「早く下山したい」という気持ちを
心の隅にスタートです。

【今回のポイント】
◆荷物を軽くする
の1点です。
雲取山テント泊の時に、距離がある時の「荷物の重さの大変さ」を実感。
今回、自己最長距離ということもあり、荷物を極力少なく、軽くしようと
考えました。(装備は最後に記載)


【山行】
●大倉バス停〜見晴茶屋
この区間に急坂はなく「タイム短縮のポイント」と考え飛ばします。
見晴茶屋でウィンドブレーカーを脱ぎます。

●見晴茶屋〜駒止茶屋
最初の急坂はそこそこのスピードでいき、いつもポイントとして自重する
中斜面をピッチを上げ進みます。結構身体が軽い!
(この時間歩いている人はみんなペースが早いです。惑わされないように
したほうがいいです)

●駒止茶屋〜堀山の家
ここもタイムの稼ぎどころ。
ガンガン飛ばします。

●堀山の家〜花立山荘
さて、地獄の階段ゾーン。
ここは流石にペースダウン。
階段最後の方は結構乳酸貯まり系になりました。

●花立山荘〜塔ノ岳
普通のペースにします。
ちょっと疲れが?
今回、今までのベストタイム、 2時間8分。ん〜、できるじゃん!
塔ノ岳山頂で家にメール。バッテリー上がりのバタバタで登山届を出し忘れていた
ことに気づき、詳細な予定を嫁にメールします。
またここでカロリーメイトを口にします。これでエネルギー回復!
花立山荘付近からバテ感あったのは『シャリバテ』かもしれません。
(朝はパン1個と煎餅1枚)
エネルギー補給、重要です。

●塔ノ岳〜丹沢山
正直、この区間はコースタイム以上に長く感じます。
降りと登りの繰り返し・・・・。正直あまり好きではないです。
しかしカロリーメイトを食べ、エネルギーは回復。
登りはガンガン行けます。
半年前、初めて丹沢山に来たとき、丹沢山手前の登りで腿の前の筋肉が壊れそうな
痛みを感じたことが嘘のように体力が残っています。
「成長」を感じます!

●丹沢山〜蛭ヶ岳
ネット見てると、この区間は「大変」というイメージしかなく・・・・
結構緊張なスタートでした。
最初、いきなり大きく標高を下げる降り。確かに登り返しは大変そう。
でもその先に見える景色は・・・・素晴らしい!
『来て良かった!』
昨夜の声は正しかったです。
本当に素晴らしい景色。歩いていて楽しい♪
足も軽く、ドシドシ進みます。
そして迎えた鬼ヶ岩。
「どんだけ危険なんだろう・・・・」
と思い来ましたが・・・・『タ、タ・ノ・シ・イ・』
危険はなく、楽しかったです!
そして最後の登りをいくと「蛭ヶ岳」に到着です。
「ん〜、意外と楽だった」←これ正直な感想です。
山頂までの道のりだったら、雪の甲武信ヶ岳、テント装備背負った雲取山
の方が大変だったな、と。

しかし、悲劇は下山時に起こります・・・・

●蛭ヶ岳〜丹沢山
快調に進みます。
本当にこの区間は楽しい。良いコースです。
しかし、計算外のことが・・・・。周りの人がみんな早い。
下りが不得意な自分は結構焦ります。
「迷惑になる」
「引き離されたら悔しい〜」
等の気持ちが心に一杯になり、「早すぎるな」と自分でも思うペースで
歩きます。
案の定、丹沢山までの最後の上りの手前の降りで「膝が痛い」、と。
そうです、自分のアキレス腱『左足』が痛み始めます。
最後の登りでは痛みは消え・・・・大丈夫かな?

●丹沢山〜塔ノ岳
丹沢山、みやま山荘でスタンプラリーのスタンプを押し、早々にスタート。
やっぱり降りでは膝が痛い・・・・。
「やばい、まだ9Km以上+大倉尾根の降りがある・・・・」
と焦り始めます。
「なんとか痛みが和らぐように」と工夫をし始めます。
・ガニ股に、足を大きく開いて歩く
・左足を横方向に踏み出し、右足を前方に出す
この2つは最初結構有効でなんとか塔ノ岳に到着。
しかし、登りは全く痛まない。ガンガン行ける。
なんなんだろう、この痛みは。

●塔ノ岳〜花立山荘
ここからストックを使います。
急階段の降りが始まります。これはキツイ。マジで「ヤバイ」。
多くの人に遅れるようになります。
「工夫しないと」。
途中、急なガレ場で歩き方を発見。
2本のストックを前方に付き、体重を全部預け、それを支点に膝を曲げないように
歩き(?)ます。ストックを支点に足を引きずる感じです。

●花立山荘〜堀山の家
急な階段でもWストックを駆使し降ります。
これが慣れると結構早い。
良いタイムで堀山の家に着きます。
しかし、膝はさらに痛く・・・・。右膝まで痛みが出始めました。

●堀山の家〜駒止茶屋
この区間は平坦&上りも若干あり、快適に進みます。
この後苦戦することが分かっていたので、行けるところはどんどん行きます。
「もしかして痛み、なくなるかな」とも思いましたが、駒止茶屋手前の
緩い降りで膝に激痛が走ります。

●駒止茶屋〜見晴茶屋
さて、中斜面。ここではダブルストックを使う事ができません。
斜面をジグザクに進み、傾斜が緩くなるように考えますが、後ろからドンドン
走るような勢いで他の人が降りてくるので痛みを堪えながら下山になります。
しかし、なんであんな勢いで降りを歩けるのだろう・・・・。羨まし過ぎる(泣)

●見晴茶屋〜大倉バス停
いつもなら、「よし終わり、最後飛ばして行こう」と思うこの道。
長かった・・・・。
降り始め少しで激痛が。
山歩きをして初めて、休憩以外で辛くて立ち止まります。
涙が出そう・・・・。
「どうしよう」、と。
「まてよ、平地が歩けるということは、『落ちる』という方向の重心移動が
少なければ痛みがないはず。小股でゆっくり歩こう」。
靴半歩分左足を踏み出し、次に右足半歩分前に踏み出す。
「よし、痛みが少ない(でも、痛いということ)」と思い、とにかく、その動作を
繰り返しました。ホント亀の歩み。とにかく半歩でもゴールに近づこうと
ちょっとづつ進みます。
そして、やっと駐車場に辿り着きました。
「良かった(涙)」


【まとめ】
ペース配分ミス。(降りの)
それだけです。
ちょっと調子に乗りすぎました。
また、他の人のペースを気にしすぎました。
明らかに自分の「ミス」です。
ゆっくり歩けば回避できたと思います。
それと、「下り時は柔らかく膝を曲げる」という基本に誤解が
ありました。
これまでの自分のイメージは「後ろ足を柔らかく使い、なるべく踏み込む足に
体重が乗らないように注意する」という解釈でした。
しかし、本当は「着地する足を柔らかく着く為に膝を曲げる(柔らかく膝を曲げ
ながら足を着く)」でした。後ろ足を粘らせると、逆に膝にきます。
(今回はこのせいもあると思う)今後の歩行方法の課題としたいです。


【装備】
・ザック  30L  (かなり空きがあった)
・ストック 2本
・500mlの水筒2本 (スポーツドリンク)
・プラティパス2.3L (降り用の水1L、ラーメン用0.5L、残りは予備)
・レインウェア上下
・ULダウン(ユニクロのペラペラなの)
・ツェルト
・ペク、細綱
・ザックカバー
・ヘッドライト
・予備乾電池、ライター
・クッカー、ガスバーナー、ガス缶
・トレットペーパー、ウェットティッシュ
・タオル
・塩(ヒル用)

ちょっと水が多いかな。今後の課題です。

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コメント

お疲れさまでした ...
丹沢地元民です。蛭ヶ岳までの往復はタフでしたね。
私も金曜日は勝田出張でした。9時過ぎに帰ってきたら、予想外に土曜日が良い天気とのことだったので、やっぱり「行け」という声が聞こえて、富士宮の毛無山に行きましたよ。
2012/5/20 23:49
蛭ヶ岳お疲れっす!
こんばんは。
hideheiさん

レポート読ませて頂きました。
いつもながらお上手なレポで、引き込まれました
天気 は最高でしたね。
でも、いろいろと大変な日だったみたいで・・・

私も経験がありますが膝痛はきついですよね〜。
(分ります本当に泣きたくなります。)
無事に駐車場に戻れてよかったですね

最後JAFは呼んだのですかー。
2012/5/21 20:43
さすが!
いや〜流石です。良い着眼点。
JAF呼びました。そして大金払いました(泣)。
その画像をUPしようと考えていたのですが、スッカリ
写真を撮るのを・・・・。残念。

プロフィールの「独り言」見ました。
私と同じです!
ワンダーフォーゲル6月号
『ヤッホー 槍ヶ岳』
・・・・昨日買ってしまいました。
夏、楽しみですね!!!!
2012/5/21 21:57
お疲れ様でした
雲取山に続き引き込まれました。

大倉尾根で、塔の岳まで2時間8分は凄いです。
私は2月(雪でしたが)3時間かかりました。
それに大倉から蛭ケ岳をピストンとは頭が下がります。
私も憧れの”蛭ケ岳”。
昨年、道志からアタックしましたが、雪深く敗退。
来月まだ行ったことのない、丹沢山に大倉からピストン
予定ですが、ナント蛭ケ岳まで行かれているとは!!
なにか勇気が湧いてきました。

しかし、下りで膝・・辛いですね。
現在、私も右膝外側の靭帯炎(腸脛靭帯炎)で活動を
弱めてます。私も登りは平気で、下りがだめ・・。
下りが速い人・・私も遅いのでコツはなんだ?と感じます。いろいろな事が同じで面白いです・・。(笑)

ジャフへの大金・・ホントついてなかったですね。
2012/5/27 12:25
プロフィール画像
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