茶臼岳・光岳・上河内岳・聖岳・赤石岳
- GPS
- 74:25
- 距離
- 54.4km
- 登り
- 5,790m
- 下り
- 5,611m
コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 11:49
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:46
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:43
天候 | ほとんど雨。稜線は強風。一瞬だけの晴れ間あり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は椹島から東海フォレストの送迎バスで畑薙臨時駐車場まで。そこから静鉄バスで静岡駅まで。あとは新幹線で東京へ。 アルペン号と静鉄バスは要予約。 東海フォレストは指定山小屋に宿泊であれば乗車可能。予約は不要。受付順なので早めに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢付近ではヒルに要注意。 ぬかるみやスリッピーな路面、稜線の強風に備えるべし。トラバースは谷側崩れやすい箇所もあるので慎重に。 水場は豊富。天気にもよるが行動中は1Lキープできれば十分。 ガレ場ザレ場の下りはスピード出過ぎないように。 |
その他周辺情報 | 沼平にはトイレなし。 下山後は椹島ロッジにてお風呂500円。9時から。 リンスインシャンプー、ボディソープあり。 |
写真
装備
個人装備 |
キャップ
バラクラバ
下着
靴下
インナー
Tシャツ
半袖シャツ
中間着
インサレーション
雨具
タイツ
ショーツ
ロングパンツ
腹巻き
着替え
ヘルメット
トレランシューズ
グローブ
バックパック
サコッシュ
ストック
ヘッドランプ
地図
行程表
コンパス
スタッフサック
簡易ロープ
安全環付カラビナ
バンジーコード
火器類&燃料(ガス・固形・アルコール)
クッカー
カトラリー
食料
行動食
飲料
ウォーターボトル
炊飯用コジー
テント・シェルター
ペグ&ミニカラビナ
グランドシート
マット
シュラフカバー
ランタン
眼鏡
腕時計
スマホ
バッテリー
充電ケーブル
イヤホン
アイマスク&耳栓
メモ帳&ペン
カメラ&電池
電池(単4)
爪切り
歯ブラシ
速乾タオル
てぬぐい
トイレットペーパー
虫除け
温度計
常備薬
ヒーター
ファーストエイドキット
浄水器
ココヘリ
保険証
ソーイングセット
|
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備考 | 靴よく頑張ってくれた! サンダル欲しい! この時期は荷物重めでももうちょい備えたい! |
感想
海の日連休を利用し、南ア縦走を計画。
アクセスの良さと時間の都合から、沼平スタートで光岳を踏み、そこから北上することに。
予報はあてにならず一瞬だけ晴れるときはあっても、基本的にずっと雨。稜線はガスって視界不良。それでも楽しめたのは小屋の方々の優しさあってのもの。特に赤石岳避難小屋の皆さんのおかげ!
【1日目:沼平〜光岳小屋】
ゲート脇を通り、畑薙大吊橋までしばし砂利の林道歩き。吊橋は情報通りのスリルを楽しめる。
その後は丸太橋やら吊橋やらで渡渉せずに渡れるものの、丸太は沢との距離が近いのでヒルの襲撃に備えるべし。友人はくるぶしをやられた模様。
横窪沢小屋は営業前だったが、お茶を出してくれたりと優しさ溢れるおじちゃん達で元気がもらえる。水は豊富なので補給も可。
茶臼小屋も営業前だがカップラーメンなどは購入可。ただし荷揚げ前なので昨年のもの。ここも沢で補給可。
茶臼岳付近はガスってルートを見失いやすいので、現在地をこまめに確認。先に進んで仁田岳へは希望峰でデポしてピストン。
易老岳の看板は樹林帯の中なので、ちょっと見つけづらい。
静高平は本日最後の補給ポイント。イザルガ岳へも分岐でデポしピストン。
あとは木道を歩き、光岳小屋まで。
光岳小屋でテン泊受付を済まし、光岳、光石へピストン。このときの晴れ間が今回のピーク。歩いてきた稜線が美しかった。
戻って設営し、早々に就寝。
【2日目:光岳小屋〜聖平小屋】
ちょっと寝不足気味。風が思いの外強く、シェルターだけでは物足りなかった。
まずは昨日歩いた茶臼方面へと戻る。
3時に出発、ヘッデンに頼りガレ場を下るので慎重に。
茶臼岳手前では強風。サコッシュに挟んでた地図が飛ばされてピンチ。渡渉用にと持参していたロープで何とかレスキュー。
体が重くあくびも止まらないので茶臼小屋に一旦避難。10分ほど仮眠して復活。聖平へと向かう。
途中、上河内岳に立寄り、雷鳥さんにも遭遇。子連れは初めて。
聖平小屋へは昼前に到着するも、もう今日はおしまいに。テン泊受付し、小屋のおじちゃんの優しさで昼食ゲット!
することもないし電波も入らないので昼寝。飯食って明日の予定を考えて早々に就寝。夜中は雨が降り続くも今日は友人のテントに潜り込んだのでぐっすり。
【3日目:聖平小屋〜赤石岳避難小屋】
外の気配で目を覚ましテントから出るも、雨は止む気配なし。椹島に向かって下山するお客さんが大半の模様。我々は行けるとこまでととりあえず聖岳を目指すことに。
途中、小聖岳で引き返してきた方もいたが、前聖岳には数名。奥聖方面にも何人か。強風には違いないが、思ってたよりは耐えられるほどで、意を決して先へと進むことに。
赤石方面からの登山客とのすれ違いは元気と勇気をもらえて嬉しかった!
兎岳避難小屋はバラック小屋なので、本当に避難するとき以外は泊まりたくないのが本音。少し休ませてもらった後は百間洞(ボラ)を目指す。
小屋に着いて昼飯休憩。東海フォレスト系列の小屋では荷揚げが完了し、食事提供も可能になったとのこと。ちなみに聖平はまだヘリが来ず、ご飯味噌汁漬物のみ。
あとは目的の赤石岳避難小屋まで登るのみ。
途中雪渓もあったが、難なくクリア。ただしガスって方角を見失いがちなので要注意。
小屋では至れり尽くせりの最高の時間!名物主人のエノキダさんに南アの登山史やら星座やら写真の撮り方やら七夕ネタやら、モテ術を教わる楽しいひととき。ちえこさんのハーモニカもとても素敵で感動した。ボッカのおじちゃんや他のボランティアスタッフのお兄さんも気さくで楽しく、みんながここに集まるのも納得。
素晴らしい時間を有難うございます!また遊びに来ます!
【4日目:赤石岳避難小屋〜椹島ロッジ】
隣のおっちゃんのイビキがうるさすぎて寝不足が心配だったが、何とか朝まで乗り切った。
早々に準備し、小屋を出発するおばちゃん達に遅れること1時間。今日は下りるだけと気持ちは楽。のんびりと支度をして出発。エノキダさんと記念に写真を撮り、雨の中まずは赤石岳山頂を目指す。小屋からはものの5分足らず。天気がいい日にまた来たい。
そこからは怒涛の下り。疲れも溜まってるせいか非常によく滑る。岩で滑り、木の根で滑り、しまいにはトラバースで踏み外しそうになる。それでも何とか踏ん張り3時間切ってのゴール。
椹島ロッジでシャワーを浴びてしばし暇つぶし。
畑薙ダムまでのバス、そこから乗り継いで静岡駅までバス。圏外がほとんどなので予めビデオをダウンロードすべし。
あとは新幹線で東京へGO!
南ア縦走、天気には恵まれなかったが素敵な小屋の人々に触れ合えて良き山行となった。
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