前穂北尾根 奥又白池経由改めビショ濡れ奥又白池歩荷トレ?
- GPS
- 24:13
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:19
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:26
天候 | 7/24 小雨後雨 7/25 霧雨後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡はあり迷わないと思いますが熟練者向けコースです。 当日は雨で道が滑り神経を使いました。 |
その他周辺情報 | ・平湯の森:@500円(大人) ・高山の欧風カレー屋チロル→ http://tirol-curry.com/ |
写真
感想
穂高に立つならアルパインルートからと意気込んで、前穂高岳北尾根を企画、奥又白池にテントを張って登はんし、あわよくばジャンも周遊してやると意気込んでいたものの、ふたを開けてみれば天気は超いまいち。
一週間、天気予報とにらめっこしてみたけど、ころころ変わって劇萎えの予報。
唯一月曜日に可能性のあるヤマテンを信じ、土曜入山は見送って、日曜入山月曜ワンチャンにかけてあかんだな駐車場へ。
道中は曇りがちでこのまま行けばいいのにといったところ。
適当にバッキングして、出発間際のバスに滑り込んで久方ぶりの上高地へ。
人は多いけど、三連休と考えたら少ないほうなのだろう。微妙に小雨が降るなか出発。
明神、徳沢と進んでいく。
途中、雨がやんでうっすら明るくなることもあるが、これまで幾度となく天気で痛い目にあっている大学山系OBはこの程度では騙されない。
どうせ一瞬の煌めきなんでしょと、あとでの心理的ショック軽減のため減らず口をたたく。
道沿いの花はええ感じで、わさわさっと咲くカラマツソウやベニバナイチヤクソウ、ショウキラン、ズダヤクシュ、センジュガンピなんかが咲いていて退屈な林道歩きを彩ってくれる。
徳沢ロッジで、先行きの不透明さへの腹いせに、まだ行きにも関わらずソフトクリームを食べてしまう。
悠然と橋を渡ってきたサルを見送って、新村橋を渡り奥又白池へのアプローチへ入る。
最初の方は少し藪がうるさい程度の道で、少し標高を上げたせいか林道沿いでは咲いていなかったゴゼンタチバナなんかを見ながら登っていくが、予想通り雨が振りだす。
中畠新道分岐あたりには雪渓が残っている。
ペイントとかを頼りに真正面の尾根に向かっていき、下部の岩場を左手から回り込むと、取り付きのルート。目印の緑色のレリーフもある。
尾根に取りついてからはひたすら急斜を登る。
時折、露岩が出て来て足を滑らさないように慎重に登る。トラロープがついているところもあった。
雨は弱まる気配はなく、汗なのか雨なのかとりあえずびしょ濡れになりながら無心に標高を稼ぐ。
2時間近く登ってようやく奥白又池に到着。
確かに桃源郷のような素敵なところだが、いかんせんずぶ濡れの我々の心は荒んでしまっている。
そそくさとテントを立てて転がり込むように中へ。
雨の降りしきる中、水を汲みにいってくれたtentyo を尻目に、男衆は服を脱いだりして好き勝手。
荷物を一定整理したらスープなんかを飲んで暖を取る。
意外と時間もかかっていたのでボチボチ、米を炊きながら酒を飲む。
晩御飯はぺミカンカレーもといバタースープコンソメカレー味。もちろん美味しい。
ずーっと日を炊きっぱなししていたが、濡れた服は乾かず。
依然としてヤマテンはワンチャンありそうな予報だが、もう明日になってみないと分からん。
毛下着なんかに着替えたりしてシュラフに潜り込んで沈。
2時起床、依然として雨。この時間で止んでないとなると取り付きで岩が乾くこともないので敗退決定。ふて寝する。
5時くらいに寝疲れたのでだらだら起きると、雨は止んでいて北尾根の岩峰がガスの中から浮かび上がり幻想的な光景となっている。
一瞬の煌めきだろうし、岩も乾ききらないので登るのは難しかっただろうと自分に言い聞かせる。
朝御飯はインスタントラーメンを啜る。シャウエッセンが入っていて美味しい。
適当に片付けをして奥又白池をあとにする。
このころにはどっぷりガス。
あとはだーっと下るのみ。落石とスリップに注意しながら降りる。
徳沢では腹いせに2度目のソフトクリーム。
帰りは少しガスも上がって明神の下部や焼岳も少し見えたが稜線はガスりっぱなし。
そんなこんなでバスターミナルへ。
まあ、こんな山行あるよね!我々は強くなったと言い聞かせて上高地をあとにした。どっかでリベンジしよう。
温泉はいつもどおり平湯の森、下山後の温泉は高山西インターに程近い欧風カレー屋チロルで濃厚なカレーを食して京都への帰路についた。
穂高。
その気高き響きは否が応でもアルペンチックを彷彿させます。
そんな憧れを抱きながら今回、満を持して初めて穂高に乗り込むことに。
が、裏腹な天気のおかげで三連休初日を棒に振るハメに。
予報では連休最後の日が期待が持てそうなので
1泊2日の行程に変更して行ってまいりました。
結果は、まぁご覧の通り。雨とガスで真っ白に煙る中
比類なき険しい尾根の急登をこれまたなんの為に持って来たか
もはや謎になってしまったアイゼンとクソ重たい登攀具を
肩に食い込ませながらなんとも贅沢な歩荷トレになりました。
翌日はまさか昨日登って来た尾根の急坂を降りるとは誰も夢夢思ってもなく、
霧雨でツルツル滑る岩場と木の根の連続に神経をすり減らし
泣きながら灌木にしがみつきクライムダウンして降りてきました。
穂高。
青二才の自分にはまだまだ遠い存在のようでした。
海の日三連休、悪天候予報。月曜朝は晴れるかもということで上高地に。攻めた天気読みです。奥又白池経由で前穂北尾根に行く予定。
しかし結果は残念なことに・・・
重い荷物を背負ってビショ濡れになりながら上高地〜奥又白池を往復するという修行山行でした😥
でも、奥又白池は(晴れてたら)いい所だと感じたのでまた行きたいですね!
tamu-than、初めましての皆さま 雨の中の山行大変お疲れさまでした。
上高地から明神への道でスライドしたyukky888です(*^^*)
一日違いで大ちがいのお天気だったのですね。
私たちもコロコロ変わる天気予報にどうする?どうする?の毎日で
結局三連休の初日の天気がもちそうだ!ということで前半1泊で奥穂へ行きました。
奥又白池、地図を広げてみてみました。
ほんと前穂の足元、すごいところにあるのですね。。。
晴れたら素晴らしい山行になったことでしょう
今回は下見ということにして、ぜひぜひ晴れた日にリベンジをしてください!!
追伸 ショウキラン、咲いていたんですね!気がつかなかった。残念。
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