遠い飲み屋に泊まってみた(編笠山)
- GPS
- 26:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
9:40富士見平--10:10屏風山--10:40雲海--11:40押手川 -- 13:10〜14:20編笠山山頂--14:50青年小屋
【5/20】
6:30青年小屋--7:30押手川--8:30雲海--9:30観音平--11:10観音平口ゲート--11:50スパティオ小淵沢
天候 | 5/19 5/20 → |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
JR中央線 小淵沢駅からタクシーで富士見平まで3400円 【復路】 スパティオ小淵沢から小淵沢駅まで八ヶ岳高原バス300円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登り】 ・富士見平〜押手川 歩きやすい林間の登山道です。 ・押手川〜山頂 大きな岩がゴロゴロ。残雪は10センチくらい。標高2300m〜山頂下までの狭い所では逃げ場がないため、アイゼン無しでは少々苦労しました。 ・山頂〜青年小屋 30センチくらいの残雪。踏み抜きの跡が多数ありました。 【下り】 ・青年小屋〜押手川(巻き道) 2300m付近までは残雪がありましたが、凍結はありません。 ・雲海〜観音平 歩きやすい林間の登山道です。 【料金】 青年小屋(1泊2食)7800円、昼食のおにぎり500円 |
写真
感想
初めて山小屋泊のハイキングに行ってきました。
富士見平に到着したのは午前9時半。天気は上々、先週の60キロウォーキングの疲れもなく幸先の良いスタート。
3時ごろまでに小屋に着けばいいので時間はたっぷりです。屏風山、雲海と見晴らしの良い場所で休憩を取りながら登っていきます。1600m付近まではスミレが見頃でした。
押手川から上はかなりの急坂で、残雪もありました。ただ、岩が出ているところも結構あったので軽アイゼンが無くてもなんとか登れました。時々振り返ると、グングン高度が上がるのが実感できて気持ちいいですね。
編笠山の頂上からは、富士山、南・中央・北アルプス、御嶽山、乗鞍岳の大パノラマが待っていました。山頂の到着時間が正午過ぎで逆光だったのが残念。その代わり、八ヶ岳は順光できれいに見えました。
日帰りの人はほとんど下山してしまったのか、ほとんど人のいない山頂で1時間くらいのんびり。晴天の無風状態だったので、陰らなければシャツ1枚+フリースでちょうど良い温度でした。
初めて止まる山小屋はどんなところかとドキドキでしたが(掘っ立て小屋みたいなのを想像していた)、街道歩きでたまに泊まる民宿、というか旅籠みたいな感じでした。夕方になって急に冷え込んできたので、この時期にストーブとこたつがありがたい。
水道が無いので歩いて5分の所にある水場へ汲みに行かなければなりません。空いていた500mlのペットボトルに汲んだのですが、飲料水のほかに洗面用にも使うので1リットルくらいあったほうが安心ですね。
部屋は8畳くらいの個室で窓から富士山が見えました。ふとんが8組置いてあったのは混雑時は1人一畳か(汗) 寝具はきれいでしたが枕だけ若干難あり。ただ、紙の枕カバーを頂いたので問題ありませんでした。
夜は暇だし寒いので、やっぱり飲んじゃいますね。それでも夜中、寒くて目が覚めました。外のテントの人はもっと寒いのだろうか・・・。21時に消灯しましたが、廊下やトイレは小さいLED照明が点いて真っ暗にはなりませんでした。
翌日は権現岳に登る予定でしたが、曇り空だったのでそのまま下山することにしました。まぁ、山頂を踏むばかりが目的ではないので。山小屋で頼んでおいた昼食のおにぎり、ご飯4杯分くらいのボリュームがあって全然お腹が減りません。
メボソムシクイやカラ類の囀りを聞きながらゆっくり歩き、八ヶ岳牧場の近くでは乗馬の馬とすれ違いました。牧場のあたりでカッコウの声を聞くと、初夏の高原の雰囲気満点です。道の駅こぶちさわにある「延命の湯」で汗を流して昼寝。
2日目は曇ってしまい、山からご来光を拝むとかはできませんでしたが、花も鳥も絶景も楽しめたハイキングになりました。
◆鳥見記録◆
ウグイス / ツバメ / カッコウ / シジュウカラ / ヒガラ
メボソムシクイ / ウグイス / ルリビタキ / ウソ / カケス
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