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Yamareco

記録ID: 1939174
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳から表銀座、槍を目指すも土砂降りで断念!

2019年07月17日(水) ~ 2019年07月19日(金)
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hikojya その他1人
GPS
56:00
距離
35.4km
登り
2,470m
下り
2,409m

コースタイム

1日目
山行
4:10
休憩
0:54
合計
5:04
7:45
7:55
45
8:40
8:45
45
9:30
9:40
20
10:00
10:05
20
10:25
10:49
9
12:09
燕山荘
2日目
山行
7:40
休憩
1:19
合計
8:59
6:04
28
燕山荘
6:32
53
7:25
43
偽右衛門吊岩
8:08
8:22
42
9:04
9:18
96
大天井ヒュッテ
10:54
11:02
36
赤岩岳
11:38
12:06
53
ヒュッテ西岳
12:59
13:14
109
水俣乗越
15:03
ヒュッテ大槍
3日目
山行
6:27
休憩
1:49
合計
8:16
5:34
49
ヒュッテ大槍
6:23
118
8:44
8:53
81
10:14
10:44
56
11:40
11:50
0
11:50
12:50
50
13:40
10
13:50
ゴール地点
天候 晴れ時々曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
中岳からの東鎌尾根はハシゴが多く、雨の日はスリップ注意
中房温泉を出発します。梅雨は開けていませんが今日は晴れています。
2019年07月17日 07:17撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 7:17
中房温泉を出発します。梅雨は開けていませんが今日は晴れています。
北アルプス三大急登の合戦尾根は最初から急登。汗が吹き出してこまめに休みます。
2019年07月17日 07:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 7:57
北アルプス三大急登の合戦尾根は最初から急登。汗が吹き出してこまめに休みます。
休みごろの場所にちゃんとベンチがあります。
2019年07月17日 08:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 8:31
休みごろの場所にちゃんとベンチがあります。
てっきり雨かと観念していましたが、不思議と晴れてます。
2019年07月17日 08:37撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 8:37
てっきり雨かと観念していましたが、不思議と晴れてます。
何とか快調に第三ベンチまで到着。
2019年07月17日 09:16撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 9:16
何とか快調に第三ベンチまで到着。
第三ベンチからここまでの距離は短め。
2019年07月17日 09:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 9:57
第三ベンチからここまでの距離は短め。
合戦小屋まであと10分。スイカが待っているぜ。
2019年07月17日 10:29撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 10:29
合戦小屋まであと10分。スイカが待っているぜ。
合戦小屋
2019年07月17日 10:41撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 10:41
合戦小屋
お楽しみのスイカです。一切れ700円と聞いていたが、小さく切って400円になっていました。
2019年07月17日 10:44撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 10:44
お楽しみのスイカです。一切れ700円と聞いていたが、小さく切って400円になっていました。
ミヤマキンポウゲとシナノキンバイのお花畑
2019年07月17日 12:23撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 12:23
ミヤマキンポウゲとシナノキンバイのお花畑
主稜線に到達。小屋はすぐ後ろにあります。
2019年07月17日 12:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 12:27
主稜線に到達。小屋はすぐ後ろにあります。
正面は鷲羽岳か。
2019年07月17日 12:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 12:27
正面は鷲羽岳か。
燕山荘。本日の夕食はハンバーグと魚のフライでした。
2019年07月17日 12:46撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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7/17 12:46
燕山荘。本日の夕食はハンバーグと魚のフライでした。
槍が思ったより大きく見えます。40年ぶりのこの景色。こんなに大きかったっけ。
2019年07月17日 13:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 13:24
槍が思ったより大きく見えます。40年ぶりのこの景色。こんなに大きかったっけ。
コマクサが最盛期でした。
2019年07月17日 13:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 13:24
コマクサが最盛期でした。
燕山頂も晴れています。
2019年07月17日 13:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 13:25
燕山頂も晴れています。
2019年07月17日 13:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 13:26
ゴリラ岩
2019年07月17日 13:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 13:27
ゴリラ岩
燕岳山頂です。
2019年07月17日 13:56撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 13:56
燕岳山頂です。
2019年07月17日 14:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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7/17 14:03
安曇野側に雲が沸いています。
2019年07月17日 14:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 14:04
安曇野側に雲が沸いています。
奇妙な岩がたくさん。
2019年07月17日 14:10撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 14:10
奇妙な岩がたくさん。
メガネ岩。岩には近ずけなくなっています。
2019年07月17日 14:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 14:24
メガネ岩。岩には近ずけなくなっています。
有名なイルカ岩
2019年07月17日 14:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/17 14:36
有名なイルカ岩
天場には雪渓が残っていました。
2019年07月17日 18:42撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/17 18:42
天場には雪渓が残っていました。
ご来光も拝めました。
2019年07月18日 05:00撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/18 5:00
ご来光も拝めました。
ほんのり朝焼けの槍。
2019年07月18日 05:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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7/18 5:04
ほんのり朝焼けの槍。
さて、どこまで行きましょうか?
2019年07月18日 06:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 6:25
さて、どこまで行きましょうか?
振り返ると、燕山荘が遠ざかる。
2019年07月18日 06:37撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 6:37
振り返ると、燕山荘が遠ざかる。
反対に槍は近づく。
2019年07月18日 07:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/18 7:05
反対に槍は近づく。
槍と大天井岳。
2019年07月18日 07:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 7:05
槍と大天井岳。
大天井岳ドーン
2019年07月18日 07:19撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 7:19
大天井岳ドーン
2019年07月18日 07:26撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 7:26
喜作レリーフ
2019年07月18日 08:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 8:22
喜作レリーフ
切通し岩の辺り
2019年07月18日 08:22撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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7/18 8:22
切通し岩の辺り
トサカ岩
2019年07月18日 08:51撮影 by  Canon EOS M2, Canon
7/18 8:51
トサカ岩
大天井ヒュッテで一休み。これ以降は雨が降り出し、カメラをしまいました。
2019年07月18日 09:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
1
7/18 9:27
大天井ヒュッテで一休み。これ以降は雨が降り出し、カメラをしまいました。
撮影機器:

感想

還暦を機に昔の友人たちと夏山合宿を毎年行おうと、集合をかけるも第1年目の今年は自分とM氏の2名だけの山行となりました。みんなそれぞれ仕事やなんやらで忙しいようでなかなか学生時代のようにはいきません。
それでも二人で燕から表銀座を経由して槍を目指し、大天井岳を登ってもとの中房温泉へと降りる予定でした。
ただ、どうせ梅雨だから雨の中を行くのも萎えるので燕山荘で沈殿か、行っても大天井までと鼻から日和気味での登山開始です。
爺じい二人の山歩きは昔のようにはいきません。相方は足首をねん挫したばかりで、右足をかばいながら修行僧と化し、自分はいつの間にか癖になってしまった筋肉のコムラ返りにおびえながらの山登りです。
そんなコンディションでなぜ北アルプス三大急登の一つのこの合戦尾根を選んでしまったのだろう。後悔先に立たずですがとにかく燕山荘を目指し歩きます。これで雨でも降られては・・・ところが雨のはずが意外と天気は持ってくれて、むしろ暑さとの闘いでした。
標高差1000mを登るころになるといよいよ太ももに悪しき予兆が現れだしました。恐れていたコムラ返りが発症したのです。だましだまし歩くも、合戦尾根唯一の鎖場で足が棒になってなかなか足が前に出せません。どうにかこうにか鎖場を抜けたところで、腿の筋肉を伸ばしうなっていると、単独行の方々が心配してくださって、そのうちのお一方がこれが効くよと漢方の68番のお薬を恵んでくださいました。なんでもこの68番は芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)と言いコムラ返りや筋肉の痙攣に良く効き、登山者の間では知る人ぞ知る大したお薬だそうなのです。実際服用し30分後には多少痛みは残るも筋肉が吊って歩けないということはなくなりました。神奈川のお父さんありがとうございました。次回からこの薬20袋くらい持ち歩きます!
何だかんだで無事晴れの中、燕山荘に到着しました。その後昼食をとり、燕岳までワンデリング。残る半日を優雅に過ごすことができました。
燕山荘は案外空いていて普段なら4人が寝るスペースを2人でゆったりと過ごすことができ、ここまでは完璧な山行です。

翌朝ご来光まで拝めるという晴れ男の二人。これでは日和るわけにもいかず、とにかく行けるところまでと、西岳ヒュッテまで足を進めました。
西岳ヒュッテ前で燕山荘で作ってもらったお弁当を開き、お茶を買いにヒュッテに行きます。500㎖の変哲もないお茶がなんと600円。ああ、ここは確か水がなく苦労したような・・・学生時代の辛い思いがよみがえります。しかし今は金力で何とかカバーできます。金の力は偉大だ。
さてこれからどうする?予報では午後から雨とのことでしたが、まだポツリポツリとしか降っておらず、ヒュッテ大槍まで行けるかも?
お茶が600円ならビールはいったいいくらだ?ならば選択肢はヒュッテ大槍しかあるまいと、残り3時間の苦行を選びました。
しかし、この考えが甘かった。ポツリポツリの雨は水俣乗越に着くころには本降りになり、我々の神通力もここまでか・・・もはや引き返すのも大変なのでと、濡れネズミになりながら東鎌尾根を進み、スリップに最大限気を付けながら濡れた梯子を、特に木の梯子は四つん這いになって登り、やっとやっとヒュッテ大槍にたどり着きました。
さすがに今日の泊り客は我々を入れて4パーティと少なく、本日も寝床は広々と使わせていただきました。
ここヒュッテ大槍は食事が豪華だと有名な山荘です。本日のメニューはチキンのソテーをメインにペペロンチーノと白ワインまで登場しました。ところが自分、チキンは超苦手で残念ながら心から味わうことができませんでしたが。

到着してから翌朝まで雨は降りどおし。さすがに槍の穂先はもちろん、昨日歩いた東鎌尾根もリスキーなので、エスケープすることにします。まっすぐ槍沢を下り、上高地へ向かうことにしました。距離はありますが危険個所はほとんどないのでただ黙々と下山するのみです。
途中、横尾で山菜うどんを食べ、徳澤園ではソフトクリームを平らげ、観光客に交じって上高地に到着したのでした。

さて、来年の合宿はどこにしようか?みんな来てくれるかな・・・







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