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Yamareco

記録ID: 194299
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

(愛媛)新緑とシャクナゲ 赤星山(2012)

2012年05月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:40
距離
9.0km
登り
1,371m
下り
1,369m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:40
合計
6:40
8:30
30
スタート地点(野田登山口)
9:00
40
機滝(はただき)
9:40
60
千丈滝(下)分岐
10:40
90
千丈滝(上部)分岐
12:10
12:50
50
赤星山 山頂
13:40
30
千丈滝(上部)分岐
14:10
60
千丈滝(下)分岐
15:10
ゴール地点(野田登山口)
8:30 野田登山口−9:00機滝−9:40千丈滝(下)分岐−10:40千丈滝(上部)分岐−12:10-50赤星山山頂−13:40千丈滝(上部)分岐−14:10千丈滝(下)分岐−15:10野田登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道11号線、土居ICの入り口より100mほど西側の、野田交差点より南に入る。この交差点の11号線脇に「赤星山登山口」という大きな青色の標識あり。
 松山道の高架をくぐってさらに先に進み、林道野田線を進むと、野田交差点より約3kmで、赤星山登山口。
 林道は大部分舗装されているが、狭い道なので離合が難しい。
・登山口には車7〜8台駐車可。標識、登山ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
・ルートは、割と良く整備されている。
・最初1/3の谷沿いの道は、沢を6回ほど渡るが、1か所を除いて木の橋がある。沢筋をへつる部分は鎖が整備されていた。
・千丈滝への下の分岐から千丈滝へ向かう脇道は、途中がやや不明瞭で、引き返した。
 千丈滝には、上の分岐から行ったほうがわかりやすい。
・登山口から山頂まで4.5kmで、標識がだいたい0.5kmおきにある。ルートの目印は黄色い布。
赤星山北面の、野田登山口。ここは標高300mしかなく、目指す山頂まで標高差1150m
2012年05月27日 08:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 8:34
赤星山北面の、野田登山口。ここは標高300mしかなく、目指す山頂まで標高差1150m
野田登山口より標識に従い出発
2012年05月27日 08:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 8:35
野田登山口より標識に従い出発
谷沿いの道を進む。見上げる稜線は新緑の彩り
2012年05月27日 17:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 17:07
谷沿いの道を進む。見上げる稜線は新緑の彩り
谷沿いに道、沢を何回か渡るが、木の橋がよく整備されていた
2012年05月27日 08:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 8:49
谷沿いに道、沢を何回か渡るが、木の橋がよく整備されていた
機滝(はただき)。すだれ状で、落差は約15m
2012年05月27日 09:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
5/27 9:09
機滝(はただき)。すだれ状で、落差は約15m
機滝を横から望む、滝に小さい虹が出ていた
2012年05月27日 09:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
5/27 9:16
機滝を横から望む、滝に小さい虹が出ていた
新緑の森を眺めながら登る
2012年05月27日 09:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
5/27 9:11
新緑の森を眺めながら登る
沢沿いは、初夏らしく、ウツギ類が花を咲かせていた。
2012年05月27日 09:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
5/27 9:17
沢沿いは、初夏らしく、ウツギ類が花を咲かせていた。
表示がなかったのでよく解らなかったが、(たぶん)紅葉滝
2012年05月27日 09:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
5/27 9:21
表示がなかったのでよく解らなかったが、(たぶん)紅葉滝
標高600m付近、豊受山(とようけやま)への分岐があった
2012年05月27日 09:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 9:27
標高600m付近、豊受山(とようけやま)への分岐があった
ウツギ類の白い花が多い
2012年05月27日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 9:33
ウツギ類の白い花が多い
マムシグサか?(あるいはユキモチソウ) 奇妙な格好の花があった
2012年05月27日 17:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
2
5/27 17:07
マムシグサか?(あるいはユキモチソウ) 奇妙な格好の花があった
登山道は自然林と植林を、縫って進む。自然林の新緑は目に沁みる
2012年05月27日 11:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 11:02
登山道は自然林と植林を、縫って進む。自然林の新緑は目に沁みる
足元に小さな花がちらほら(名前わからず)
2012年05月27日 11:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 11:04
足元に小さな花がちらほら(名前わからず)
イチリンソウ(か?)、林床に咲いていた
2012年05月27日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 11:07
イチリンソウ(か?)、林床に咲いていた
青空と新緑のコントラストが美しい
2012年05月27日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 11:35
青空と新緑のコントラストが美しい
頂上に近くなるとシャクナゲが出てきた。北面の株は、まだつぼみが開きかけといったところ
2012年05月27日 11:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 11:59
頂上に近くなるとシャクナゲが出てきた。北面の株は、まだつぼみが開きかけといったところ
赤星山山頂に到着
2012年05月27日 12:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
1
5/27 12:58
赤星山山頂に到着
赤星山山頂の一コマ、小広い広場となっている
2012年05月27日 12:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 12:13
赤星山山頂の一コマ、小広い広場となっている
赤星山頂上より、北側の瀬戸内海側を望む。麓は見えていたが、瀬戸内海の向こうは霞んでいた
2012年05月27日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 12:12
赤星山頂上より、北側の瀬戸内海側を望む。麓は見えていたが、瀬戸内海の向こうは霞んでいた
赤星山山頂より、二つ岳山塊(正面)と、赤石山系(右奥)を望む
2012年05月27日 12:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 12:12
赤星山山頂より、二つ岳山塊(正面)と、赤石山系(右奥)を望む
南の登山道を少し下ると、ミツバツツジがまだ少し残っていた
2012年05月27日 12:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 12:36
南の登山道を少し下ると、ミツバツツジがまだ少し残っていた
南の登山道を100mほど下るとシャクナゲの林。この付近はかなり咲き始めている
2012年05月27日 12:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 12:41
南の登山道を100mほど下るとシャクナゲの林。この付近はかなり咲き始めている
シャクナゲの花
2012年05月27日 12:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 12:42
シャクナゲの花
シャクナゲの花
2012年05月27日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 12:43
シャクナゲの花
シャクナゲの花、ズームアップ
2012年05月27日 12:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 12:44
シャクナゲの花、ズームアップ
山頂より南の登山道を少し行ったところにある、赤星大権現の祠
2012年05月27日 17:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 17:09
山頂より南の登山道を少し行ったところにある、赤星大権現の祠
下山する道にて、薄緑色の下草が生えた森は、庭園のようだ
2012年05月27日 17:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 17:09
下山する道にて、薄緑色の下草が生えた森は、庭園のようだ
(名前不明)うす紫色の小さな花が咲いていた
2012年05月27日 13:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 13:35
(名前不明)うす紫色の小さな花が咲いていた
千丈滝。名前負けしている感じ、落差20m程度
2012年05月27日 17:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
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5/27 17:10
千丈滝。名前負けしている感じ、落差20m程度
コケのある風景
2012年05月27日 17:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 17:10
コケのある風景
沢沿いを、滝を眺めながら下る。(たぶん)紅葉滝
2012年05月27日 17:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 900 IS, Canon
5/27 17:10
沢沿いを、滝を眺めながら下る。(たぶん)紅葉滝

感想

【山行No 412】

※近場の山ではあるが、あまり足を向けることのない赤星山。
 新緑を求めて、北面の皇子(おうじ)渓谷から登ってみることにした。

8:20-30 野田登山口(標高=300m、気温=14℃)
 ・小さく開けており、車は7〜8台置ける感じだが、今日は山仕事の人か?軽トラが2台停まっているだけだった。
  登山ポストがあるので、登山届を書いてから出発。
 ・登山道は沢沿いに進む。
 ・以前はこのルート、沢を渡るところに橋がなく、渡渉するのに難儀したが、最近、橋を整備したようで、渡渉点はほぼすべて橋があった。
  道は、沢沿いに気持ちのいい感じで続いている。今日はさつき晴れの上天気で新緑も鮮やかだ。
9:00-10 機滝(はただき)
 ・落差20m程度の幅広い滝。この付近の新緑もいい感じ。
  機滝を横から見ると、滝の真ん中に小さい虹もできていた。
 ・途中で山仕事の人に出会う。どうやら登山道の整備をしてくれているようだった。ご苦労様、と言う。
 ・鳥の声は、キビタキ、ヤブサメ、ミソサザイなど、オオルリも一羽、近くで姿を見ることができた。
 ・花はあまり多くないが、ウツギ類の白い花がパラパラとあり、初夏らしい雰囲気がする。
9:20 豊受山分岐(標高=600m)
 ・ここから豊受山(とようけやま)に行けるみたいだ。そのうち行ってみるかナ?
9:40-10:10 千丈滝への(下の)分岐(標高=730m)
 ・沢から尾根に登りかけるところに千丈滝への分岐の標識あり。
  行けそうなので千丈滝への脇道をたどってみたが、
  標高=800m付近でだんだん道が不明瞭になってきたので、あきらめて引き返した。
 ・30分ほどロスしたが、分岐に戻り、気を取り直して本道を進む。
  暑くなってきたのでTシャツ一枚になる。
  ここからは杉の植林がされた尾根筋をジグザグに登ってゆく。あまり面白い道ではない。
10-40-50 千丈滝への(上の)分岐(標高=970m)
 ・標識あり。一休みする。
 ・この付近より先は再び自然林が多くなり、いい感じの風景になってきた。
  だんだんと足には疲れがたまってきたが、キビタキの明るい声に励まされつつ登る。
11:30-40 水場(標高=1220m)
 ・小さな沢が登山道わきに出てきた。だいぶ暑くなったので、一休みして顔を洗い、沢水を飲む。冷たくておいしい。
 ・さらに急登を登ってゆくと、ようやく稜線の一角に出て、傾斜は緩やかとなってきた。
 ・やや緩やかになった道を進む。途中、シャクナゲの、つぼみがほころび始めたのに出会う。

12:10-50 赤星山山頂(標高=1453m、気温=22℃)
 ・3時間半かけ、ようやく標高差1150mの道を登り切った。
 ・山頂部は小広い広場状となっており、遠くは霞んでいたが、瀬戸内側の展望も結構ある。
  また西側には二つ岳、赤石山系の山々も見える。
 ・山頂には4人ほどのグループがいるだけ。
  話を聞いてみると、南の中尾側から登ってきたとのことで、南の尾根筋にはシャクナゲが咲いている、とのこと。
 ・昼食後、空身で南登山道を下ってみた。標高=1350m付近でシャクナゲが咲いているのに出会う。
  まだシャクナゲのシーズンには早いかな?と思って期待はしていなかったが、割ときれいに咲いているのもあり、良い風景に出会えて儲けものだった。

 ・山頂にいったん戻ってから、北側へと下山にかかる。  
13:40-50 千丈滝(上部)分岐
 ・分岐より千丈滝のほうへと下ってみた。
  標高差で30mほど下ると滝が眼前に出てきたが、名前負けというか、落差20m程度の小さい滝だった。
 ・後も、同じ道をズンズンと下る。急な下りが続くので、少々、膝が疲れてきた。

 ・植林の尾根の下りが終わると、再び沢沿いの気持ちの良い道となる。
  今日は天気予報とは違い、午後になっても雲はわかず、青空が続いており、相変わらず美しい新緑の森の中を下ってゆく。

15:10 登山口着
 ・初夏らしい気持ちの良い山歩きを堪能でき、満足の一日だった。

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コメント

登り甲斐がありますね
bergheilさん、こんばんは。

赤星山へのルート、標高差1150mもあるんですね。思いの外、登り甲斐があるルートでちょっとビックリです

天気も良く、花も結構咲いていて、新緑の中いいでね
2012/5/28 18:47
赤星山の登山ルート
kusmmkさん こんばんはbergheilです。コメントありがとうございました。

赤星山は、(旧)土居町(今の四国中央市 土居町)の裏にそびえる山なので、土居側が正面登山口だったようで、ふもとには鳥居も立っているほどですが、現在は南側の道からだと、標高800m付近まで車を使って林道を進むことができるので、南側(中尾登山口)が賑わっています。
今回も、南側からは続々と登ってきていましたが、北側の今回のルートではほかに2人の登山者を見ただけでした。
北側ルート、南側ルート、いずれも変化に富んでいて、まずまず楽しめるルートです。
2012/5/28 20:16
いいですね赤星山
おはようございます。tomuyanです。

赤星山は四国の行って見たい山のひとつです

レコを拝見してますます行きたく なりましたが
行きたい山ばかりふえて困ったものです。
2012/6/2 9:11
ぜひ、おいでください
tomuyanさん コメントありがとうございます。

赤星山は、1500m以上の峰が多い石鎚山地の中では、1453mとやや標高が低いので、大人気の山とは言えませんが、ふもとからは富士山型の端正な三角錐の姿を見せてくれており、渋い名脇役といった感じです。

四国の山は中国地方の山より全体的に高いせいか、中国地方からこられたという方と良くお会いします。
今回も、岡山から来られたというグループが山頂におられました。
機会があれば、赤星山にもぜひおいでください。東赤石などのほかの山とセットで、(麓泊の)1泊2日で計画されるのも良いと思います。

シーズン的には、5月〜6月の、新緑とシャクナゲのシーズンがお奨めのシーズンですが、10〜11月の秋晴れのころに登っても、瀬戸内海の風景が眼下に眺められて、いいと思います。
2012/6/2 21:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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