(愛媛)新緑とシャクナゲ 赤星山(2012)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
松山道の高架をくぐってさらに先に進み、林道野田線を進むと、野田交差点より約3kmで、赤星山登山口。 林道は大部分舗装されているが、狭い道なので離合が難しい。 ・登山口には車7〜8台駐車可。標識、登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルートは、割と良く整備されている。 ・最初1/3の谷沿いの道は、沢を6回ほど渡るが、1か所を除いて木の橋がある。沢筋をへつる部分は鎖が整備されていた。 ・千丈滝への下の分岐から千丈滝へ向かう脇道は、途中がやや不明瞭で、引き返した。 千丈滝には、上の分岐から行ったほうがわかりやすい。 ・登山口から山頂まで4.5kmで、標識がだいたい0.5kmおきにある。ルートの目印は黄色い布。 |
写真
感想
【山行No 412】
※近場の山ではあるが、あまり足を向けることのない赤星山。
新緑を求めて、北面の皇子(おうじ)渓谷から登ってみることにした。
8:20-30 野田登山口(標高=300m、気温=14℃)
・小さく開けており、車は7〜8台置ける感じだが、今日は山仕事の人か?軽トラが2台停まっているだけだった。
登山ポストがあるので、登山届を書いてから出発。
・登山道は沢沿いに進む。
・以前はこのルート、沢を渡るところに橋がなく、渡渉するのに難儀したが、最近、橋を整備したようで、渡渉点はほぼすべて橋があった。
道は、沢沿いに気持ちのいい感じで続いている。今日はさつき晴れの上天気で新緑も鮮やかだ。
9:00-10 機滝(はただき)
・落差20m程度の幅広い滝。この付近の新緑もいい感じ。
機滝を横から見ると、滝の真ん中に小さい虹もできていた。
・途中で山仕事の人に出会う。どうやら登山道の整備をしてくれているようだった。ご苦労様、と言う。
・鳥の声は、キビタキ、ヤブサメ、ミソサザイなど、オオルリも一羽、近くで姿を見ることができた。
・花はあまり多くないが、ウツギ類の白い花がパラパラとあり、初夏らしい雰囲気がする。
9:20 豊受山分岐(標高=600m)
・ここから豊受山(とようけやま)に行けるみたいだ。そのうち行ってみるかナ?
9:40-10:10 千丈滝への(下の)分岐(標高=730m)
・沢から尾根に登りかけるところに千丈滝への分岐の標識あり。
行けそうなので千丈滝への脇道をたどってみたが、
標高=800m付近でだんだん道が不明瞭になってきたので、あきらめて引き返した。
・30分ほどロスしたが、分岐に戻り、気を取り直して本道を進む。
暑くなってきたのでTシャツ一枚になる。
ここからは杉の植林がされた尾根筋をジグザグに登ってゆく。あまり面白い道ではない。
10-40-50 千丈滝への(上の)分岐(標高=970m)
・標識あり。一休みする。
・この付近より先は再び自然林が多くなり、いい感じの風景になってきた。
だんだんと足には疲れがたまってきたが、キビタキの明るい声に励まされつつ登る。
11:30-40 水場(標高=1220m)
・小さな沢が登山道わきに出てきた。だいぶ暑くなったので、一休みして顔を洗い、沢水を飲む。冷たくておいしい。
・さらに急登を登ってゆくと、ようやく稜線の一角に出て、傾斜は緩やかとなってきた。
・やや緩やかになった道を進む。途中、シャクナゲの、つぼみがほころび始めたのに出会う。
12:10-50 赤星山山頂(標高=1453m、気温=22℃)
・3時間半かけ、ようやく標高差1150mの道を登り切った。
・山頂部は小広い広場状となっており、遠くは霞んでいたが、瀬戸内側の展望も結構ある。
また西側には二つ岳、赤石山系の山々も見える。
・山頂には4人ほどのグループがいるだけ。
話を聞いてみると、南の中尾側から登ってきたとのことで、南の尾根筋にはシャクナゲが咲いている、とのこと。
・昼食後、空身で南登山道を下ってみた。標高=1350m付近でシャクナゲが咲いているのに出会う。
まだシャクナゲのシーズンには早いかな?と思って期待はしていなかったが、割ときれいに咲いているのもあり、良い風景に出会えて儲けものだった。
・山頂にいったん戻ってから、北側へと下山にかかる。
13:40-50 千丈滝(上部)分岐
・分岐より千丈滝のほうへと下ってみた。
標高差で30mほど下ると滝が眼前に出てきたが、名前負けというか、落差20m程度の小さい滝だった。
・後も、同じ道をズンズンと下る。急な下りが続くので、少々、膝が疲れてきた。
・植林の尾根の下りが終わると、再び沢沿いの気持ちの良い道となる。
今日は天気予報とは違い、午後になっても雲はわかず、青空が続いており、相変わらず美しい新緑の森の中を下ってゆく。
15:10 登山口着
・初夏らしい気持ちの良い山歩きを堪能でき、満足の一日だった。
コメント
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bergheilさん、こんばんは。
赤星山へのルート、標高差1150mもあるんですね。思いの外、登り甲斐があるルートでちょっとビックリです
天気も良く、花も結構咲いていて、新緑の中いいでね
kusmmkさん こんばんはbergheilです。コメントありがとうございました。
赤星山は、(旧)土居町(今の四国中央市 土居町)の裏にそびえる山なので、土居側が正面登山口だったようで、ふもとには鳥居も立っているほどですが、現在は南側の道からだと、標高800m付近まで車を使って林道を進むことができるので、南側(中尾登山口)が賑わっています。
今回も、南側からは続々と登ってきていましたが、北側の今回のルートではほかに2人の登山者を見ただけでした。
北側ルート、南側ルート、いずれも変化に富んでいて、まずまず楽しめるルートです。
おはようございます。tomuyanです。
赤星山は四国の行って見たい山のひとつです
レコを拝見してますます行きたく なりましたが
行きたい山ばかりふえて困ったものです。
tomuyanさん コメントありがとうございます。
赤星山は、1500m以上の峰が多い石鎚山地の中では、1453mとやや標高が低いので、大人気の山とは言えませんが、ふもとからは富士山型の端正な三角錐の姿を見せてくれており、渋い名脇役といった感じです。
四国の山は中国地方の山より全体的に高いせいか、中国地方からこられたという方と良くお会いします。
今回も、岡山から来られたというグループが山頂におられました。
機会があれば、赤星山にもぜひおいでください。東赤石などのほかの山とセットで、(麓泊の)1泊2日で計画されるのも良いと思います。
シーズン的には、5月〜6月の、新緑とシャクナゲのシーズンがお奨めのシーズンですが、10〜11月の秋晴れのころに登っても、瀬戸内海の風景が眼下に眺められて、いいと思います。
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