記録ID: 194439
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
常念岳 (ヒエ平から往復)
2012年05月27日(日) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:10
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,897m
- 下り
- 1,869m
コースタイム
5:57駐車場-6:12登山口-6:50王滝ベンチ-8:14アイゼン装着(2,140m付近)-9:11常念乗越(アイゼン外す)-10:19常念岳山頂-11:18常念乗越(アイゼン装着)-12:06アイゼン外す(2,050m付近)-13:10王滝ベンチ-13:46登山口-14:03駐車場
天候 | 晴れのち曇り、午後は下山後ににわか雨 無風〜微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場に至る道は舗装されているが、途中(別荘地が終わった後あたり)から道が細くなり、落石も多かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から登山口までは舗装路を15分ほど歩く。登山口にはトイレ、水場あり。ここから王滝ベンチまでは傾斜も緩く、ウォームアップにはちょうど良い。1,800m付近から夏道と所々残雪の上を歩き、2,000mから常念乗越までは雪が途切れなかった。また、この区間は夏道がほとんど出ておらず、夏道とは異なるルート(雪渓)をたどって乗越に到達する。途中、傾斜が急なところもあるので、アイゼン(12本)があったほうがいい。ピッケルもあれば安心感が増すが、自分はダブルストックで登降した。乗越から山頂まではほぼ夏道が出ているが、数カ所硬い雪の上を少し歩く。雪のある区間には旗竿があり良い目印になる。1,800m〜2,000m付近は、所々雪の薄くなっているところもあるので、踏み抜かないよう注意が必要。 夏道が出ているところはルートは明瞭で間違えそうなところはほとんどなかったし、危険と思われる箇所も特に見られなかった。 |
写真
感想
ルートの約3分の2が夏道なので、無雪期PHに分類するか迷ったが、雪渓登りの際に登攀道具(アイゼン)が必要だったため、積雪期の分類とした。
2,000m付近までは雪は出たり消えたりだったが、ここから常念乗越までは雪の上を歩いたし、アイゼンが必要な状態だった。(なくても通過できる人もいるとは思うが、、、。)
雪渓そのものは幅が狭く、あとしばらくしたら雪が途切れそう。傾斜は急な箇所もあるが、キックステップ・ヒールカットで登り降りできた。自分はピッケルを持参しなかったが、あったほうがより安心して通過できたと思う。雪質は登りの通過時はアイゼンも効きも良く歩き易かったが、帰りの下りでは気温が上がって雪が水気を含んだため、アイゼンにダンゴができて歩きづらかった。ダンゴを落とそうにもストックでは無理があった。(ストックが壊れそう。)下りの際、朝は見られなかったデブリがあったので、急いで通過。歩いている時にも小石がパラパラ落ちていて気が気ではなかった。
常念乗越から山頂までの登りは右手に槍穂を見ながらになる。晴れれば最高の景色だが、登りは案外しんどい。特に今シーズン初めての岩場歩きだったため、転ばないようにペースを調整しながら慎重に歩いた。以前、10月の連休に来た時は、登山者の行列ができていた記憶があるが、この日すれ違った登山者は2〜3組のみ。好天の週末だったが、全般的に登山者は少なかった。特に山頂は貸し切り状態。土日と好天が2日続いたので、テント泊で来ている人が多かったようだ。常念小屋テント場には雪はなかった。
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