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Yamareco

記録ID: 1945132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手縦走路で松川から八幡平山頂へ

2019年07月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:50
距離
19.2km
登り
1,260m
下り
541m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:11
休憩
1:33
合計
8:44
6:27
6:27
52
7:19
7:23
44
8:13
8:18
6
8:24
8:27
31
8:58
9:01
43
9:44
9:44
13
9:57
9:57
28
10:25
10:28
43
11:11
11:11
8
11:19
12:30
5
12:35
12:35
13
12:48
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9
12:57
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16
13:17
13:18
5
13:23
13:23
9
13:32
13:33
8
13:41
13:41
4
13:45
13:46
13
13:59
13:59
23
14:22
14:22
6
14:28
14:28
4
天候 ガッスガス
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
松川温泉登山口には駐車場、トイレ完備。
縦走後は八幡平山頂BTから路線バスに乗って松川温泉まで戻ってくる。時間帯によって経路などが異なるため要確認。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特に無いが、度々熊が目撃されているので注意。
その他周辺情報 付近に温泉多数あり。
車道脇にひっそりと登山口。
車道脇にひっそりと登山口。
歩きにくい石畳の登山道。
歩きにくい石畳の登山道。
丸森川に架かる橋がいつの間にか新調されていた。
3
丸森川に架かる橋がいつの間にか新調されていた。
いつ来ても虫が多い水場。
いつ来ても虫が多い水場。
源太ヶ岳方面への道と別れ大深山荘方面へ。
源太ヶ岳方面への道と別れ大深山荘方面へ。
おや? 青空を覆い隠すように雲が…。
おや? 青空を覆い隠すように雲が…。
大深山荘へ向かう道は一面の花畑になっている。
大深山荘へ向かう道は一面の花畑になっている。
すごい花の密度だ。
2
すごい花の密度だ。
いいタイミングで訪れたのかもしれない。何度か通っている場所だが、こんなに花が多いのは初めてかも。
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いいタイミングで訪れたのかもしれない。何度か通っている場所だが、こんなに花が多いのは初めてかも。
どんどんガスが濃くなってくる…。
どんどんガスが濃くなってくる…。
水場への分岐。
花畑はまだまだ続く。
花畑はまだまだ続く。
水場に到着。冷たくておいしい水だ。大深山荘に泊まる時にお世話になる。
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水場に到着。冷たくておいしい水だ。大深山荘に泊まる時にお世話になる。
大深山荘に到着。花に引っかかりすぎて標準コースタイムを超過してしまった。ツートン立ち止まりすぎ。
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大深山荘に到着。花に引っかかりすぎて標準コースタイムを超過してしまった。ツートン立ち止まりすぎ。
山荘から先はいよいよ裏岩手縦走路。我々にとって未知のコース。楽しみ半分、緊張半分。
山荘から先はいよいよ裏岩手縦走路。我々にとって未知のコース。楽しみ半分、緊張半分。
大深山荘出発後、すぐに名もない湖沼が現れた。濃い霧と相まって神秘的な佇まい。
大深山荘出発後、すぐに名もない湖沼が現れた。濃い霧と相まって神秘的な佇まい。
ううむ、真っ白だ…。天気が良ければ抜群の眺望が得られるような気がするのだが…。
ううむ、真っ白だ…。天気が良ければ抜群の眺望が得られるような気がするのだが…。
30分ほどで嶮岨森のピークに到着。相変わらずガスガス…。
30分ほどで嶮岨森のピークに到着。相変わらずガスガス…。
行く手には畚岳や八幡平から茶臼にかけての稜線などが見られるはずだし、右の斜面下には鏡沼が見えるはずだ。
行く手には畚岳や八幡平から茶臼にかけての稜線などが見られるはずだし、右の斜面下には鏡沼が見えるはずだ。
ここを歩く登山者は多くないはずだが、しっかりと刈払が行われている。ありがたいことだ。
ここを歩く登山者は多くないはずだが、しっかりと刈払が行われている。ありがたいことだ。
前諸桧に到着。地形が平坦すぎて(おまけにガスで視界も悪いので)道標でもなければピークだと気が付かなかっただろう。
前諸桧に到着。地形が平坦すぎて(おまけにガスで視界も悪いので)道標でもなければピークだと気が付かなかっただろう。
諸桧岳の足元には湖沼や池塘が点在する。いかにも八幡平らしい景色。
諸桧岳の足元には湖沼や池塘が点在する。いかにも八幡平らしい景色。
そんななか異彩を放つのが「石沼」。
なぜここだけ湖畔に裸地が広がっているのだろう。
そんななか異彩を放つのが「石沼」。
なぜここだけ湖畔に裸地が広がっているのだろう。
行けども行けども真っ白な背景が続く。次第に時間や距離の感覚が麻痺していくような感覚に陥る。
行けども行けども真っ白な背景が続く。次第に時間や距離の感覚が麻痺していくような感覚に陥る。
諸桧岳に到着。うむ、白い。白いな。
諸桧岳に到着。うむ、白い。白いな。
畚岳か?…と思ったが、無名の小ピークだった。GPSを見れば一目瞭然だが、この視界だと目視だけだと位置が分かりづらい。
畚岳か?…と思ったが、無名の小ピークだった。GPSを見れば一目瞭然だが、この視界だと目視だけだと位置が分かりづらい。
湿原の中に立ち枯れた木が横たわる。まるで白骨のようだ。美しくも恐ろしげな風景。
湿原の中に立ち枯れた木が横たわる。まるで白骨のようだ。美しくも恐ろしげな風景。
小鳥がせわしなく囀っている。晴れの予兆だといいが。
小鳥がせわしなく囀っている。晴れの予兆だといいが。
立ち枯れの木も風情がある。
立ち枯れの木も風情がある。
…似たような景色が続く…。
…似たような景色が続く…。
どこまでも平坦なのかと思えば山裾がガスから覗いている。
どこまでも平坦なのかと思えば山裾がガスから覗いている。
気がつけば畚岳の分岐点。
気がつけば畚岳の分岐点。
どうせ何も見えないだろうが、立ち寄ってみる。
どうせ何も見えないだろうが、立ち寄ってみる。
予想通り真っ白け〜。晴れを期待してここで1時間ほど待機してみたが、残念ながら晴れてはくれなかった。それどころか雨が降ってきた…。
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予想通り真っ白け〜。晴れを期待してここで1時間ほど待機してみたが、残念ながら晴れてはくれなかった。それどころか雨が降ってきた…。
畚岳からの下りは深く掘れた登山道。人気の少ない裏岩手縦走路の中で、この区間だけはお手軽なので歩く人が多いらしい。
畚岳からの下りは深く掘れた登山道。人気の少ない裏岩手縦走路の中で、この区間だけはお手軽なので歩く人が多いらしい。
畚岳から樹海ラインまではすぐだった気がしていたが、それなりに歩く。
畚岳から樹海ラインまではすぐだった気がしていたが、それなりに歩く。
どうも今日はこのガスで距離感がおかしくなっているらしい。
どうも今日はこのガスで距離感がおかしくなっているらしい。
唐突にホシガラスが現れた。
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唐突にホシガラスが現れた。
逃げるでもなく、つかず離れずで我々を先導していく。お宝にでも案内してくれるのだろうか。
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逃げるでもなく、つかず離れずで我々を先導していく。お宝にでも案内してくれるのだろうか。
…ホシガラスの案内の甲斐あって?無事に樹海ラインに出た。
…ホシガラスの案内の甲斐あって?無事に樹海ラインに出た。
あとは舗装路をバスターミナルまで歩くだけだ。
あとは舗装路をバスターミナルまで歩くだけだ。
最後までガスガスの裏岩手縦走路だった。
最後までガスガスの裏岩手縦走路だった。
…と〆たいところだったのだが、バスまで時間があるので八幡平まで行ってくることにした。
…と〆たいところだったのだが、バスまで時間があるので八幡平まで行ってくることにした。
山頂〜。アスピーテのポーズ。
3
山頂〜。アスピーテのポーズ。
まだ時間があるので八幡沼をぐるっと周回してくることにした。
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まだ時間があるので八幡沼をぐるっと周回してくることにした。
先週よりもニッコウキスゲの花が増えたかな?
先週よりもニッコウキスゲの花が増えたかな?
今日は天気が今一つのため観光客の姿も少ない。
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今日は天気が今一つのため観光客の姿も少ない。
ここに来てようやく青空が一瞬だけ見えた。
一瞬だけ、ね。
ここに来てようやく青空が一瞬だけ見えた。
一瞬だけ、ね。
今度こそ到着。
最後までガスガスだった…。残念。
今度こそ到着。
最後までガスガスだった…。残念。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

なかなかお呼びがかからない山というのがある。
裏岩手縦走路も私にとってそんな場所の一つで、計画を立ててはポシャり…を繰り返し気がつけば10年近くの月日が流れていた(笑
地元の山なのに(笑

数年前から八幡平自然散策バスというのが運行されるようになったが、今回はこれを利用して日帰りの縦走を試みた。下山後の車の回収が面倒というのが、なかなか足が向かない大きな理由の一つだったが、このバスのおかげで無理なく日帰り縦走ができそう。もう少し早くこの「スジ」に気がつければよかった。

松川温泉に車をデポしまずは大深山荘を目指す。
この区間は勝手知ったる道のり。
蒸し暑さに耐えながら急登を登り切るとお花畑が迎えてくれた。
源太ヶ岳分岐から水場までの区間は、とにかく花、花、花で圧巻だった。
ツートンの喜びようは大変なもので「もう、ここまでで満足」などと言い始める始末。いやいや、ここからが本番なんだってば!

大深山荘から先はいよいよ裏岩手縦走路に入っていく。
ここからは我々にとって初めてのコースとなる。
楽しみでもあるが同時に若干の緊張感も覚える。

しかし、濃いガスが八幡平周辺を覆ってしまったらしく、どこまで行ってもガス、ガス、ガス。視界がまったく開けない。
地勢が平坦なこともあり、どこまで行っても同じようなところを歩いているような錯覚に陥る。登山道は歩く人の数に対して過剰なほど整備されているし、GPSも持っているので道迷いの心配はないのだが、ふとした瞬間、正しく歩けているのか不安になる。
晴れていれば裏岩手の大パノラマを眺めながらの縦走となったのだろうが、残念ながらこのガスは最後まで晴れることは無かった。

景色に関しては残念だったが、人の少ない裏岩手縦走路は雰囲気がとても良いということを知ることができたのは収穫だった。なにせ松川から畚岳まで6時間近く歩いて出会った登山者の数はわずかに5人。静かな山行が楽しめる。

そんなわけで、また晴れた日にでもリベンジしてみたい。天気が変われば、感想もまた違ったものになってくるだろうから。

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コメント

裏岩手縦走路
ガスで残念!展望が素晴らしいので秋にでもまた歩いてみて下さい。紅葉の時期の土日は逆コースで三ッ石まで行く人が多くて混みますけどね。
2019/8/1 8:53
Re: 裏岩手縦走路
ええ? あのコース、混むことあるんですか?(笑
それはそれとして…やっぱりリベンジはしたいですからね〜。今度は間違いなく晴天の日を狙って行きます。
2019/8/7 22:07
歩けるっていいよ〜
ガスで視界は悪かったけどお花が沢山咲いててツートンは満足だったね!(^^♪
私は朝日連峰縦走をなんと!前日食中毒によりキャンセル!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
なので歩荷訓練後は自宅に引きこもり・・・
何処でもどんな天気でもやっぱり山歩きたい〜
ジムから始めるかぁ〜
2019/8/4 14:12
Re: 歩けるっていいよ〜
なんと! 食中毒とは…。その後、大丈夫でしたか?
無理せず体力を回復させてくださいね。
2019/8/7 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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