剱岳
- GPS
- 47:05
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,536m
- 下り
- 2,532m
コースタイム
天候 | 7/26(金)晴れのち曇り 7/27(土)晴れのち雨 7/28(日)曇りのちにわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
上市駅(富山地方鉄道)ー馬場島荘 旭タクシー \8,920 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは馬場島荘にあります。 ー早月尾根ー *北アルプス三大急登の一つ *標高差2200m *水場は早月小屋のみとなるので、水の管理が必要 *標高1000mより毎200mに道標が設置されている 馬場島荘ー松尾平ー早月小屋 登山道が良く整備されていてピンクテープがあって道迷いの心配はいりません。 早月小屋ー標高2400m 登山道が良く整備されていてピンクテープがあって道迷いの心配はいりません。 標高2400m−標高2800m ここからは登山道が岩稜帯になり、細かいアップダウンに加えて浮石に注意が必要。 標高2800m−山頂 早月尾根の核心部となる。 カニのハサミを代表する鎖場が山頂まで連続します。確実な支持が必要となります。 |
その他周辺情報 | 富山銘菓 甘金丹(リブラン) お土産に喜ばれました。 http://dimple-review.info/006069.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
サブザック
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
ハーネス
安全環付カラビナ
スリング
|
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備考 | ヘルメットがあって頭部に怪我をしないで済んだと思っています。岩を攀じ登って体を引き上げた際、頭上に岩がある場面があったと感じています。 ハーネス、カラビナ、スリングは未使用でした。 稜線上や山頂では風の影響を受けるので, 防寒用にソフトシェルはあった方が良いでしょう。 手袋は鎖場の通過や岩場で支持に必要です。予備もあった方が良いでしょう。 |
感想
岩と雪の殿堂。
憧れと試練。
剱岳はいろいろな形容される人気の名山。
いつかはテント泊で剱岳登山を思案していました。梅雨明けの連休を利用して剱岳に行って来ました。
登山ルートはアクセスしやすい早月尾根を経て剱岳を往復するコースとしました。
初日 馬場島荘⇒早月小屋 早月小屋テント泊
二日目 早月小屋⇔剱岳 早月小屋テント泊
三日目 早月小屋⇒馬場島荘
初日
高速バス、JR(特別急行、北陸新幹線)でJR富山に入り、そこから上市駅(富山地方鉄道)まで行き、タクシーで馬場島荘に到着。(この時点で11時過ぎ)
梅雨が明けた富山市は猛暑日(気温37℃・・・後で知る事になる)、無風快晴。
立っているだけでも汗が滲んできます。
身支度を済ませて、期待に胸を膨らませてスタートします。憧れと試練の碑に思いを巡らせながら登山口より取り付きます。
登山口からいきなり試練の急登に全身が沸騰し汗が吹き出します。松尾平に着く頃にははりきっていた割にはヘタレそうになっていました。そこで水と体力の管理が必要と判断しました。そこからは、50分歩き、10分の休憩を入れて体力の維持に努めました。結果として早月小屋に遅い到着時間となってしまいました。
その日は、軽い夕食を摂り就寝。
二日目
無風快晴。剱岳を往復する事でヘルメットとハーネスを装着して出発します。
稜線上から猫又山を仰ぎながら高度を上げて行きます。
標高2600mからは岩稜帯となり足の運びと浮石に注意します。それでも天気が良いせいか登山道脇のオニユリやシナノキンバイを愛でる余裕がありました。
標高2800mからは早月尾根の難所であるカニのハサミは慎重に進みます。下山時の方が断崖と高度感で恐怖を感じました。
別山尾根との分岐まで来ると山頂に大勢の登山者で賑わっているのが見えます。はやる気持ちを抑えつつ、剱岳山頂に到着。
山頂よりの展望は素晴らしく、とりわけ別山と剱沢を望む雪の白と鮮やかな緑の濃淡が美しい。
復路では特に注意したいのが疲れからくる膝痛。おそらく岩稜帯の連続した歩行からきているのだろうと思われる。
無事に早月小屋に到着。
午後より、にわか雨が断続的に降ってはいました。19時を過ぎるとテントを打ち鳴らす大雨。幸いな事に風は微風。この雨は夜半まで続き不安な夜を過ごしました。
三日目
帰る日が来ました。
テント撤収時は降雨がなく助かりました。下山直後から断続的ににわか雨に見舞われます。昨日からの雨で石や木の根は滑り易い。樹林帯は蒸し暑いのですが我慢です。
やっとの思いで下山したら快晴と猛暑が待っていました。
三日間を通じて、いろいろな場面で試練を与えられたと云うのが率直な感想です。
猛暑の中、重量を背負っての標高差のある登り。
連続する岩稜帯と鎖場、テント泊での大雨。
雨と汗で衣類の替えがなくなり、ズボンはダウンパンツ、上はTシャツにダウンジャケットのレイヤリング。
この格好で帰りの新幹線に乗り込みました。
ご無沙汰です。やりましたね!天下のツルギ! しかも早月尾根! 私はまだ行ったことがありません。ぜひ行ってみたいと思いますね。早月小屋も泊まってみたい小屋のひとつです。お疲れさまでした。
junjapa様
投稿戴きましてありがとうございます。
いつもお世話になっております。
「憧れと試練」の山行になりました。内容はお恥ずかしい限りです。
早月尾根はとても静かで、きっと気に入られると思います。
また、どこかでいろいろな事を教えて戴けるのを楽しみにしています。
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