ゼロ鳥海山! 象潟海岸から西浜へグルりワンデイ
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- GPS
- 12:55
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 2,474m
- 下り
- 2,468m
コースタイム
- 山行
- 12:20
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 12:55
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京⇔象潟:エクスプレス鳥海 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新山から七高山へは胎内くぐりのあとの下降のペイントが 若干判り難い。 雪渓は渡らずに御室の近くまで 降りると渡れる。 7/27時点の雪渓自体は渡れるが(渡ってみましたが)反対側へと取り付いた後が大変そう。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
日本百名山88座めは鳥海山
⇒海から山頂を目指すゼロ鳥海山
去年からぼんやりと計画していたチャレンジを昨日やってきました。(26-29日は会社の連休)
高速夜行バス エクスプレス鳥海号は東京駅から寝て起きたら秋田県の象潟駅まで約8時間で連れていってくれます。
3列シートでリクライニング可能。
結構快適なのですが乗り込んですぐに寝て02時頃トイレに起きたらそのあとあまり寝れずに
そのまま05:15着。
予報はコロコロ変わり、予定は土曜アタックだけど、予備日のためにゴールとなる山形県の吹浦の西浜キャンプ場に予約。テント類は宅配便で送っておきました。
結局27日の土曜日にTRY。一時的ににわか雨があるかも知れないけど、それは山頂ではないことを期待し。
スタートは駅から徒歩5分の象潟海水浴場です。
綺麗な砂浜で石ころが無く、それ持って山頂へ行こうと思っていたのに残念。 さりとて海水を汲んで持っていくような小さな容器は持参しておらずこれまた残念。
取り敢えず海水を手ですくって記念としてスタート。 6:00
登山口となる鉾立口までは約19km。帰宅ランと同じ距離だなと思ったけど標高差は1100m(@@)。
鳥海ブルーラインではこれから登山であろう車が時折追い抜いて行きますが、車なら30分強で到着しちゃうんだよなあ、、と羨ましく思いながらも
走ったり勾配10%などは歩いたり、水や食料以外にも移動に要した荷物が有るので多分4kg強ほどもあって重く、登山口に着いた時点でかなり売り切れ間近。9:30
3時間ほどの予定が30分オーバーでした。
立派な建物が有るし、自販機も揃っているので大休止。
登山届を書いてリスタート。
石畳や木道などものすごく整備された登山道をエッチラおっちら抜かせて頂きながら登って行きました。
登山道は最初から高山植物が咲き乱れ迎えてくれましたので
写真を撮りながら、なので立ち止まる回数多し。
最初の休憩地点、御浜小屋からはガスと寒い風が吹いてきて、アームカバー装着。
更に御田が原あたりから雨がパラつき、レインの上だけ羽織って歩きました。
ああ付いてないなあ、、やっぱり雨男なのかなあ、、と
チト恨めし気に進んでいきますと、外輪山と千蛇谷の分岐あたりで
降りてこられた方は、上は天気悪かったと言ってましたが、ちょうどそのころから山頂方面は急速に晴れてきて、嬉しくて先を急がなきゃ、、と思うのですが千蛇谷コースは急な下り、その後は雪渓、渡ると急登となりペースは上がりません。
晴れたら晴れたでその後は逆に暑くって日焼けヒリヒリ。
御室に到着しておにぎり食べて、バッチを購入。
目の前のコーラが急に飲みたくなり購入。
山頂まで空荷で登る人の方が多いけど、七高山へ行かないのかな?
山頂までは大きな岩がごろごろでペイントンマークを確認しながら
登って行きます。
山頂となる新山に到着すると、にぎやかな親子連れ?が居て
写真を撮って貰い。狭いので後から来る方もいたので早々と
胎内くぐりの方へ下山します。
その後に七高山へ行けると思ったのですが、どうにもペイントマークが途切れてしまい? 雪渓を渡るのかなあと慎重に雪渓上を外輪山手前まで行ってみますが、(アイゼン等無くても全然問題なく)、外輪山に取り付いた後のザレた急な傾斜がいやらしく見え、Uターンし戻ってかなり御室の方へ降りたところに外輪山への分岐が有ったのでそこを行きました。
皆さん空荷で山頂へ行っていた理由はそれだったんですね。。
山頂ピストンして御室から外輪山へ行けばよかったんですかね?
外輪山を廻って御浜小屋。本当は鳥海湖へ下って行きたかったのですが
直前のレコではそちら方面へは通行止めと書かれていたり、実は結構疲れちゃっていたので、そのまま大平口方面へ下山していきました。
こちらもかなり整備されていますが、歩く人は象潟口より少ないのかな。
比較すると少しだけ歩きにくいし傾斜がきついかも、でした。
大平口からは16kmほどのロードをひたすら走り歩き、ここでも自動車道を多分下山した方たちでしょうか?ブンブン抜き去っていきました。
日向は走って日陰は歩きつつ、18:30西浜キャンプ場へゴール。
距離自体は50kmほどでしたが暑さでヘロヘロな達成感!!
ちょうどこの日は浜での花火大会ですごい人出。
まずはテントを張り、温泉入ってのんびり楽しめましたが周囲はファミキャンの大型テントばかりで、その中でポツンと
山テンはおかしかった感(^^;
温泉施設や食事施設での食事は終わってしまい、近隣に食べ物屋は無く
致し方なく歩いて20分のコンビニが頼りでした。
キャンプ場の管理人さんが周囲に何もなくて申し訳ないと気の毒そうな対応でしたが、そんなこと言ってもらうと自分が遅かったんですからかえって申し訳ないです。
翌朝は何だか4時過ぎころ?登山か釣りのグループかな? 起き出して撤収とか支度を初めて話し声が煩かった。
そんなの一般のキャンプ場では時間が早すぎて迷惑だなあ、、
二度寝して6時頃おきて撤収。 段ボールに再度パッキングして
管理棟から宅配便で送り返せる事が出来て良かった。
最寄りのコンビニまで歩いてこの荷物持ってだとつらかったと思う。
朝食は登山時に1個残ったおにぎりと、ゼリーを食べて良しとし、
キャンプ場をチェックアウトして、プチ観光に出発です。
まずは30分ほど歩いて16羅漢像
海岸の岩(鳥海山からの溶岩)に釈迦尊たちの像が彫られています。
その後は吹浦駅まで戻り象潟へ移動ですが、駅の時刻表を見てビックリ。
ちょうど20分ほど待てば次が来るので良かったのですが、
1本逃すと大変な事になる電車本数です。
象潟駅からは、これも歩いて20分ほど、蚶満寺と「東の松島、西の象潟」と呼ばれる九十九島へ行きました。
ここは松尾芭蕉がどうしても行きたいと言って来られた場所らしく、
昔は海の上に有った小島ですが、200年ほど前に海底隆起で陸地になった場所です。
暫く散策したら、もう歩くのは嫌になって、すぐ近くの道の駅象潟・ねむの丘の温泉1日券を買って入り、ビール飲んだり、季節物である岩牡蠣を食べて日本酒飲んだり大満足。
夕暮れもこの展望レストランから見えました。
(沈む太陽のみ見え、夕焼けでは無かった)
夜まで居て、夕飯を食べ、象潟駅へ22時頃戻り、無事にエクスプレス鳥海号に乗る事が出来、今回の旅の終了です。
晴れの日に登れたし予備日を作って観光まで出来たのでいい思い出となりました。
それにしてもゼロ鳥海、思いついたはいいけど、
過去の記録でもゼロ鳥海はあっても山中一泊だったり、エクスプレス鳥海号を利用の方も登山口まではバス利用であったりで、エクスプレス鳥海号+ゼロ鳥海の記録が見当たらなかったのでチト不安ではありましたが
何とか達成できて良かったです。
エクスプレス鳥海号があと1時間早く到着してくれると楽なんですが
そうすると普通の方はバス待ちの時間が、何もない象潟駅で2時間もあって不満でしょうけれど..
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