残雪の奥穂高南陵ソロ+おまけ(泣
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- GPS
- 28:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,879m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
05:53上高地
07:42岳沢小屋(テント設営)08:45
09:24南陵取付き09:27
12:05トリコニー喫(ランチ)12:25
12:36トリコニー曲12:40
13:58南陵の頭14:05
14:13奥穂高岳14:45
(吊尾根)
16:23滝沢上部(前穂沢と間違え)
--:--滝沢大滝
--:--南陵へ登り返し
18:35南陵取付き
18:50岳沢小屋
5/27
岳沢小屋
上高地
天候 | 5/26 晴れ 5/27 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地BT11:30(アルピコバス)→12:45新島々12:50(松本電鉄)→13:19松本13:47(あずさ20号)→16:36新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 上高地バスターミナルの登山ポストへ提出 <日帰り入浴> 上高地アルペンホテル 500円 7:00〜10:30(受付終了10:00) 12:00〜14:30(受付終了14:00) 穂高側のお風呂なら、湯船から穂高連峰が眺められます (時間帯により男女入替制) ◆上高地〜岳沢 夏道が通れますが、途中から雪が残っています 日中は雪も柔らかいのでアイゼン等は必要ないと思いますが、 早朝は凍っているので、要注意 ◆岳沢〜南稜取付 デブリ中にシュルントや踏み抜きやすいところがあるので注意 ◆南稜取付〜トリコニー基部 滝沢すぐ左隣のルンゼを登っていきましたが、下部は雪解け水で小滝のようになってました ルンゼを抜け雪壁を登り這松帯を右へトラバース気味にトリコニー基部へ (トラバース時に滝沢まで行くとトリコニー手前で急な雪庇を越えなくてはならないので要注意) ◆トリコニー基部〜南稜の頭 トリコニー喫の登りは岩に残ったアイゼン跡をトレースすれば、それほど難しい個所はありません トリコニー喫を超えるとナイフリッジの雪稜を渡りトリコニー曲へ ここのトラバースが、雪がゆるゆるでヒヤヒヤでした トリコニー曲は右側をなぞるように登り、(トリコニー景は通らずに)北方の雪稜へ登って行きます ここから雪稜と岩場をいくつか越えて南稜の頭へ ◆吊尾根 南稜の頭〜奥穂高は歩き易かったが、南稜〜前穂高はトレースもなく 岳沢側の急な雪渓は雪が柔らかいところも多いので、滑落に注意 ◆滝沢 雪面に割れ目が2ヶ所ほどありましたが特に問題なしって、この沢は降りちゃダメ! ◆滝沢大滝〜南稜 大滝直上から右岸尾根へ登る壁が雪付きが悪く、岩場も取っ掛かりが少なく難所 その先は薮漕ぎしながらひたすら登るのみ (というか、こんな所に迷い込まないように!) |
写真
感想
上高地から見上げる穂高連峰、何回見ても素晴らしく魅了されます。
初めて涸沢側から奥穂高に登り吊尾根、前穂と縦走したあとに
河童橋から見上げた時の感慨を今も憶えています。
西穂高からジャンダルムを抜けて奥穂、前穂と縦走したあとに
河童橋から見上げたときの興奮と満足感を今も憶えています。
そして、今回は以前から登ってみたかった奥穂南稜を登ってきました!
ウエストンが奥穂高初登頂の際に利用したこの南稜ルートは
河童橋から正面に見えるだけに感慨もひとしお〜
奥穂高南稜は、積雪期であればハイマツの薮に悩まされずに、
取付きから中央ルンゼを抜けひたすらトリコニーを目指して登れます。
今回もトレースはまったくなかったが、見あげればトリコニーがあるので迷う心配はなかったです。
また、核心部のトリコニーも含めて岩場自体はそれほど難しくなかったが、
この時期はやはり雪が柔らかく、いつ足元が崩れるかヒヤヒヤものでした。
さらにトリコニーを越えてからの長い雪稜をひたすら登ってやっと南稜の頭に着くと北穂とその向こうの槍ヶ岳が迎えてくれました!
吊尾根を奥穂高へ歩けば、数分で奥穂高山頂
まだそれほど遅い時間でもないのに、山頂には誰もいない・・・・と思ったら、
スキーヤーの方が一人だけ、実は本日初めて会う登山者だったりする
奥穂高山頂でしばらく休んだあと、吊尾根を戻り前穂高へ
トレースのない吊尾根の雪稜は、涸沢側には大きく貼りだした雪庇
岳沢側は切り立った雪渓の連続で、足元の柔らかい雪が今にも崩れそうで
少々泣きが入りそう
そろそろ前穂沢かなぁ〜と思っていたら、腰まで入る踏み抜き(泣
やっと這いだして穴を覗きこんだらかなりの空洞・・・ゾッとした。
慎重に前穂へ向かうと踏み跡が残る雪渓、前穂沢だと思い嬉々として降り始めたが、
これが大きな失敗!
ずんずん気分良く降りていくと着いた所は滝沢大滝の上(泣
なんとか降りられないかと滝上まで行ったが、ロープがないと絶対無理・・・
すみません、今回ロープもっていません・・・・
仕方がないので、右岸の尾根を登り南稜へ抜けようとするが、ここがスラブな岩場と薮だらけ
なんとか南稜に戻り、今朝の自分のトレースをたどって岳沢へ降りられたが
途中で滑落でもしていようものなら、道迷い&滑落遭難になるところ(怖っ
やっぱり、バリエーションに行くならロープを持とう!
ただ、岩登りとアイゼンワークについては、とっても良い練習になりました
なかなかスリリングで楽しそうなコースですね(*^o^*)来年辺りチャレンジしたくなりました(≧∇≦)…それにしても毎週毎週北アルプスに通い詰めるその情熱と資金には頭が下がります(笑)
teteteさん、
スリリングで楽しいコースですが、やっぱり雪が締まっている時がお薦めです
情熱が資金を捻りだしているんです・・・・・
でも、流石に今週は行けないけど
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