ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1948609
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

【青18 枡邨郢魁η鮑山(79-80/栃木百):夏の花に彩られアキアカネが飛び回る稜線歩き、半袖隊長、湯川沿いの板室温泉への悪路には泣きました

2019年07月31日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:27
距離
12.7km
登り
294m
下り
1,438m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:06
合計
4:27
10:30
10:30
5
10:35
10:35
20
10:55
10:55
21
11:16
11:17
28
11:45
11:46
59
12:45
12:45
39
13:24
13:28
23
14:35
14:35
4
14:39
板室健康のゆ
合計距離: 12.73km /最高点の標高: 1770m /最低点の標高: 528m
累積標高(上り): 267m /累積標高(下り): 1415m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:22.475=12.73+(267÷100)+(1415÷100÷2) 
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

【参考文献book
 ★分県登山ガイド08栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月1日初版)
 02白笹山・南月山:沼ッ原湿原を見守る穏やかな山
【参考記録
 2017年09月08日(金):momohiroさん
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1256420.html
 2018年10月20日(土):poohtaさん
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1624330.html
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【往路】地元駅始発0458代々木上原駅05000503明治神宮前駅05070522池袋駅05300538赤羽駅05420647小山駅07020729宇都宮駅07400831黒磯駅0845bus0947那須ロープウェイ山麓駅10001005同山頂駅
【復路】板室温泉駅1620bus1655黒磯駅1714bullettrain1807大宮駅18502100新宿駅21112130頃地元駅…宇都宮線が赤羽駅人身事故で約20分遅延

(注1)bus関東自動車:IC乗車券不可、Free-WiFi完備
   2,000円回数乗車券(2,240円相当=190円x6枚+100円X11枚)を車内購入
   ⇒通常運賃は往復2,260円=1,350円(往路)+910円(復路)
   ⇒不足分20円は現金追加支払
(注2)那須ロープウェイ:有人窓口でクレジットカード、ICカード使用可
   往復乗車券にはJAF割引(10%引き)あるも片道乗車券は対象外
   8/1より片道料金は大幅値上げ(950円⇒1,200円)、但し往復料金(1,800円)は不変
   20分毎(毎時00/20/40分)運行も強風・発雷に拠る運行停止リスクあり(特に午後)
コース状況/
危険箇所等
コース状況【emj:158]paper
 前半は極楽道、中盤は普通の登山道、後半になるにつれて悪路。
 沼ッ原駐車場まではササがきれいに刈払われていた。
●RW山頂駅⇒南月山
 よく踏まれて開放的な一般登山道。南月山に向けて緩やかに登って行く。
●南月山⇒白笹山
 踏み跡は明確だが、背丈以上のササと灌木に囲まれ、やや中腰となること多し。
白笹山直下で登り返すまでは緩やかに下って行く。
●白笹山⇒沼ッ原駐車場
 コンタ約400m/距離2キロ強の下り。それまでの緩やかな起伏が一転して下り一方となるだけに、数字以上に下った感が強い。
 刈り払われたササの根元で滑りやすい箇所もあるので注意。
●沼ッ原駐車場⇒板室温泉
 最初と途中に舗装道路歩きがあるが長くはない。乙女の滝には寄らず、山高地図には載らない板室温泉への直接下る道を辿るも、湯川沿いの濡れ落ち葉が堆積した軟弱な道は、断続的にお助けロープが設置され道筋は分かるが、予算不足なのか…支柱が倒れたまま或は路肩が崩れたままの箇所が多く(難路ではなく)今は悪路。
 後半の後半は渡渉箇所も多く、トレッキングポールを使わず石伝いに渡れたが、梅雨明け直後からか水量があり、トレランシューズ全体に水が沁み渡った。

★水場sweat02:なし
★渡渉箇所wave:板室温泉分岐〜板室温泉に多数(十数ヶ所)、増水時注意
★泥濘状況shoe:南月山〜白笹山、板室温泉分岐〜板室温泉に多数
★積雪状況snow:なし
★蜘蛛の巣 :なし

☆半袖 タイム:終日
★半袖 出会い指数:計測せず
☆半袖 驚かれ指数:朝日岳山麓でご婦人ハイカーに
★入山者run:観光客は多いが本格的なハイカーは少ない
 ⇒茶臼岳周辺では一般観光客・小学生の遠足など多数、
  日の出平までに3組5人、南月山手前で男性ソロ、それ以降は出会いなし
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:ロープウェイ山麓駅舎内
★駐車場parking:沼原駐車場
★トイレtoilet:ロープウェイ山麓駅、同山頂駅、沼原駐車場、板室駐車場
★携帯 :ほとんど圏内(だったと思う)
★食料調達処24hours:全て持参
★酒類調達処:NewDays黒磯駅
★お土産処present:明治屋(黒磯駅前)…温泉まんじゅう860円(10個入り)
★飲食店restaurant:元祖宇味家(宇都宮駅ビルパセオ)…焼餃子367円
★温泉spa:板室健康のゆグリーングリーン(板室温泉駅=バス停から徒歩3分)…500円
 https://www.jalan.net/kankou/spt_09212cc3360048479/
 http://www.city.nasushiobara.lg.jp/22/001924.html
 http://www.alsok-shiobara.jp/greengreen/html/green.html
 【注】ビール販売なし(館内原則禁酒)、館内冷房設なし…扇風機のみ)
★宿泊施設hotel:日帰り
おや、まぁ…小山駅のホームにハトがいる。
みんな、ハッとして除けて歩きます。
3
おや、まぁ…小山駅のホームにハトがいる。
みんな、ハッとして除けて歩きます。
黒磯駅前の関東バス営業所。
9時にならないと窓口は開かないので…
黒磯駅前の関東バス営業所。
9時にならないと窓口は開かないので…
車中で回数乗車券を購入し節約。
乗客は暫く黒磯駅から乗った拙者一人だけ。
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車中で回数乗車券を購入し節約。
乗客は暫く黒磯駅から乗った拙者一人だけ。
那須ロープウェイ山麓駅から。
茶臼岳(左)と朝日岳(右)[[mountain1]]
1
那須ロープウェイ山麓駅から。
茶臼岳(左)と朝日岳(右)[[mountain1]]
8/1片道運賃値上げ前に駆け込み乗車。
雷注意報発令中にて運行停止に留意と盛んに放送しています。
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8/1片道運賃値上げ前に駆け込み乗車。
雷注意報発令中にて運行停止に留意と盛んに放送しています。
山頂駅から縦走開始。
空いているように見えるが…
2
山頂駅から縦走開始。
空いているように見えるが…
牛ヶ首分岐では遠足小学生団体ともすれ違い大賑わい。
1
牛ヶ首分岐では遠足小学生団体ともすれ違い大賑わい。
今日は茶臼岳には登らず…
1
今日は茶臼岳には登らず…
南月山(左端)を見ながら山裾を巻きます。
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南月山(左端)を見ながら山裾を巻きます。
ツツジでしょうか?
ツツジでしょうか?
華やかさはないも多く咲いていました。
華やかさはないも多く咲いていました。
牛ヶ首から見る茶臼岳は王冠のよう。
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牛ヶ首から見る茶臼岳は王冠のよう。
南月山を見ながら稜線漫歩。
南月山を見ながら稜線漫歩。
シモツケソウ?
オトギリソウに似ているが…?
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オトギリソウに似ているが…?
アキアカネでしょうか?
とにかくたくさん飛んでいました。
2
アキアカネでしょうか?
とにかくたくさん飛んでいました。
本日唯一とも言える岩場。
本日唯一とも言える岩場。
振り返ると茶臼岳。
西側の裾に平坦道がはっきり。
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振り返ると茶臼岳。
西側の裾に平坦道がはっきり。
ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)かな?
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ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)かな?
ツリガネニンジン?
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ツリガネニンジン?
これがぱぁっと開くと…
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これがぱぁっと開くと…
これになる[[flower]]
6
これになる[[flower]]
開放的な道を進むと…
開放的な道を進むと…
日の出平から茶臼岳。
本日の最高地点1786mです。
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日の出平から茶臼岳。
本日の最高地点1786mです。
咲いていたのはここだけでした。
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咲いていたのはここだけでした。
近付く南月山(左)と白笹山(右)[[mountain1]]
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近付く南月山(左)と白笹山(右)[[mountain1]]
白笹山の右裾に沼原池が見えました。
あそこまで下って行きますよ。
そう、今日は登山ではなく下山(^^)v
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白笹山の右裾に沼原池が見えました。
あそこまで下って行きますよ。
そう、今日は登山ではなく下山(^^)v
南月山1775.7mにトウチャコ。
栃百79座目です。
月山に見立てた茶臼岳の南にあるから…南月山[[mountain1]]
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南月山1775.7mにトウチャコ。
栃百79座目です。
月山に見立てた茶臼岳の南にあるから…南月山[[mountain1]]
月山信仰を示す祠も。
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月山信仰を示す祠も。
今日の主役はこの花と…
3
今日の主役はこの花と…
アキアカネでした。
踏んづけてしまわないか…と心配になるほど多数。
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アキアカネでした。
踏んづけてしまわないか…と心配になるほど多数。
白笹山への道は様相が一変。
灌木に囲まれた窮屈な道。
白笹山への道は様相が一変。
灌木に囲まれた窮屈な道。
再び開放的な稜線歩きかと思うも…
再び開放的な稜線歩きかと思うも…
すぐに灌木と…
背丈以上のササに囲まれます。
背丈以上のササに囲まれます。
ドきつい色ですね。
毒キノコかな?
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ドきつい色ですね。
毒キノコかな?
白笹山が近づきます。
白笹山が近づきます。
振り返ると茶臼岳(中奥)。
右が南月山で左は1776Pのようです。
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振り返ると茶臼岳(中奥)。
右が南月山で左は1776Pのようです。
行く手の左側には黒尾谷岳1589m[[mountain1]]
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行く手の左側には黒尾谷岳1589m[[mountain1]]
中央下の岩に注目!
その右側にスペースがありそうなので目をやると…
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中央下の岩に注目!
その右側にスペースがありそうなので目をやると…
なんと!白笹山1719mの山頂でした。
栃百80座目ですが、ウッカリすると見逃しそう。
もちろん眺望は皆無。
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なんと!白笹山1719mの山頂でした。
栃百80座目ですが、ウッカリすると見逃しそう。
もちろん眺望は皆無。
先に進むと流石山〜大倉山の稜線。
1
先に進むと流石山〜大倉山の稜線。
見納めの茶臼岳。
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見納めの茶臼岳。
そして沼原池が大きくなりました。
右側に沼原湿原も少しだけ。
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そして沼原池が大きくなりました。
右側に沼原湿原も少しだけ。
沼原まで2km。
全行程を通じてササは刈払われていました。
しかし根っ子(茎)が滑ってヘッピリ腰場面も。
全行程を通じてササは刈払われていました。
しかし根っ子(茎)が滑ってヘッピリ腰場面も。
沼原まで1.5km道標。
沼原まで1.5km道標。
傾斜が緩んで来ました。
傾斜が緩んで来ました。
沼原まで1km道標。
ここまでが長かった(との印象が残りました)。
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沼原まで1km道標。
ここまでが長かった(との印象が残りました)。
渡り終え振り返って[[camera]]
傾いていないだけマシでした。
2
渡り終え振り返って[[camera]]
傾いていないだけマシでした。
傾いた鉄板が…。
ここは涸沢なのに必要なのか?
水量が増しても役には立ちませんね。
傾いた鉄板が…。
ここは涸沢なのに必要なのか?
水量が増しても役には立ちませんね。
沼原まで0.5km道標。
沼原まで0.5km道標。
最後は平坦な道を辿ると…
最後は平坦な道を辿ると…
林道の終点と出合います。
2
林道の終点と出合います。
そこには沼ッ原駐車場とトイレ。
残念ながらバス便はありません。
2
そこには沼ッ原駐車場とトイレ。
残念ながらバス便はありません。
林道歩きの左手には白笹山(右)と南月山(左)[[mountain1]]
2
林道歩きの左手には白笹山(右)と南月山(左)[[mountain1]]
道端にはウツボグサですね。
2
道端にはウツボグサですね。
林道歩きは5分程で終了し林の中へ。
ぼ〜っと歩いていると見逃します。
林道歩きは5分程で終了し林の中へ。
ぼ〜っと歩いていると見逃します。
直線的な道が続き、後は楽勝!
2
直線的な道が続き、後は楽勝!
いったん舗装林道歩きに戻りますが…
いったん舗装林道歩きに戻りますが…
またまた林の中へ戻ります。
林道歩きのままでも行けますが…遠回り。
またまた林の中へ戻ります。
林道歩きのままでも行けますが…遠回り。
林道横断地点。
横断した先で水分補給していたらクルマが一台停まった。
あれ?乗せてくれるのか?どうやって断ろう…
…と妄想してたら「乙女の滝まで歩いてどれくらい?」と。
なんだ…俺に聞くなよ…と思いながら懇切丁寧にお答えしました。
3
横断した先で水分補給していたらクルマが一台停まった。
あれ?乗せてくれるのか?どうやって断ろう…
…と妄想してたら「乙女の滝まで歩いてどれくらい?」と。
なんだ…俺に聞くなよ…と思いながら懇切丁寧にお答えしました。
最初の渡渉地点。
ここで思いっ切り顔ザブ・頭ザブしました
あ〜、気持ちんよかぁ(*^^)v
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最初の渡渉地点。
ここで思いっ切り顔ザブ・頭ザブしました
あ〜、気持ちんよかぁ(*^^)v
分岐点に出ました。
山高地図にはない右(板室温泉)への直行ルートを選択。
分岐点に出ました。
山高地図にはない右(板室温泉)への直行ルートを選択。
振り返って)やがて湯川の左岸を道は下ります。
見た目はしっかりしてますが、軟弱なんです、路肩が。
振り返って)やがて湯川の左岸を道は下ります。
見た目はしっかりしてますが、軟弱なんです、路肩が。
渡渉を繰り返します。
お助けロープが有難い。
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渡渉を繰り返します。
お助けロープが有難い。
ここはお助けロープなし。
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ここはお助けロープなし。
四段の滝になってますね。
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四段の滝になってますね。
ロープが二重張りされ…通行禁止かとビビりました。
それだけ足元が緩くて歩き辛い。
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ロープが二重張りされ…通行禁止かとビビりました。
それだけ足元が緩くて歩き辛い。
最初は送水管?を渡るのかと思ってビックリ。
よく見たら土砂止め階段がありました。
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最初は送水管?を渡るのかと思ってビックリ。
よく見たら土砂止め階段がありました。
階段を降ったら…左岸を行くしか選択肢なし。
階段を降ったら…左岸を行くしか選択肢なし。
左岸から右岸へ渡ったと思うと…
左岸から右岸へ渡ったと思うと…
すぐに右岸から左岸へ渡り返し…
1
すぐに右岸から左岸へ渡り返し…
またまた左岸から右岸へ…。
いずれもロープを頼りに踏み石を選んで渡ります。
1
またまた左岸から右岸へ…。
いずれもロープを頼りに踏み石を選んで渡ります。
お〜、ここは突き出た岩をへつります。
チャポン!はしないもシューズ全体に水が沁み込んでいます。
お〜、ここは突き出た岩をへつります。
チャポン!はしないもシューズ全体に水が沁み込んでいます。
え〜、またかよ(;´Д`)
これが最大幅でした。
2
え〜、またかよ(;´Д`)
これが最大幅でした。
この石門を通過すれば終わりか…
この石門を通過すれば終わりか…
と思ったらロープなし渡渉箇所。
これが最後の最後でした。
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と思ったらロープなし渡渉箇所。
これが最後の最後でした。
最後まで堆積した濡れ落ち葉の泥濘道でした。
最後まで堆積した濡れ落ち葉の泥濘道でした。
橋を二つ渡ると登山道終点を示す道標。
あ〜ようやく終わったぞヽ(^o^)丿
橋を二つ渡ると登山道終点を示す道標。
あ〜ようやく終わったぞヽ(^o^)丿
そこは板室温泉街の北端。
廃業した旅館の間を抜けてきました。
2
そこは板室温泉街の北端。
廃業した旅館の間を抜けてきました。
しかし板室温泉の寂れているのにはビックリ。
ここに写っている建物は全て廃墟です。
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しかし板室温泉の寂れているのにはビックリ。
ここに写っている建物は全て廃墟です。
でも郵便局はあるんですよね。
日本全国…どんな田舎でも。
1
でも郵便局はあるんですよね。
日本全国…どんな田舎でも。
今日のゴールは那須塩原市営「板室健康のゆ」。
お湯はいいのですが、アブに刺されてもう大変(-_-;)
館内冷房がなく、飲酒も原則禁止で…風呂上がりも暑くて暑くて💦
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今日のゴールは那須塩原市営「板室健康のゆ」。
お湯はいいのですが、アブに刺されてもう大変(-_-;)
館内冷房がなく、飲酒も原則禁止で…風呂上がりも暑くて暑くて💦
板室温泉駅から冷房が効いたバス車中で至福のひと時。
1
板室温泉駅から冷房が効いたバス車中で至福のひと時。
黒磯駅前の明治屋で温泉饅頭をお袋殿の土産に。
創業は明治元年だそうですよ。
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黒磯駅前の明治屋で温泉饅頭をお袋殿の土産に。
創業は明治元年だそうですよ。
黒磯駅にてようやく入酒…いや入手:pint:
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黒磯駅にてようやく入酒…いや入手:pint:
青春18きっぷなので宇都宮駅で途中下車。
餃子で〆ました[[punch]]
お疲れさんどした<m(__)m>
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青春18きっぷなので宇都宮駅で途中下車。
餃子で〆ました[[punch]]
お疲れさんどした<m(__)m>
分県登山ガイド掲載の山の消込表。
今回の二山は右上。
掲載合計66=既登53+未登13…消化率80.3%
分県登山ガイド掲載の山の消込表。
今回の二山は右上。
掲載合計66=既登53+未登13…消化率80.3%

感想

【プロローグ】
梅雨が明けたと思ったら、いきなり猛暑日の連続。
梅雨明け前に高尾山を歩いた(記録ID:1938589)だけでも暑かったのに、中途半端に中・低山を歩くと「やばいよやばいよ」となるのではないかと腰が上がらない。
しかし「青春18きっぷ」を勇んで買ってしまったこともあり、そうそう様子見ばかりもしれいられない。
自宅にいても暑いのは変わらないし…、それに7/31は植栽作業の一環で業者が農薬を散布すると通知があった…と言うことは、窓を開けられないってことだから、思い切って「耐暑訓練」に出掛けることにした。

行き先は栃木百である南月山と白笹山(那須連山の一部)。
6月に大人QCパスを使って那須三山を日帰りした時に、青春18利用でも日帰り可能だってことが分かり、今年中には登っておこうと考えていた二山だ。

【おや、まぁ…小山駅でやってもた(>_<)】
予定通り始発電車に乗り順調に乗り継ぎ、宇都宮線でうつらうつら寝ていた。
ふと目が覚めたら大きな駅のホームにちょうど停車するところで、「ここで黒磯行きに乗り換えなくては…」と思って電車を降り、階段を上がって行ったら…「あれ?ここは何処?宇都宮駅ではなく…小山駅!!!」
おや、まぁ…乗換えミスをしてしまい…結果として黒磯駅に着くのが遅れ、那須ロープウェイ行きバスも一本遅くなり、ロープウェイは二本も遅くなり…40分のロス。
なぜか小山駅のホーム上に、ケガをしていたのか…ハトがうずくまって止まっていたのが妙に印象に残ってしまった。

【南月山までは極楽、沼ッ原駐車場までは快適】
那須塩原駅が始発の那須ロープウェイ行きバスが満員で座れなかったらどうしよう…と心配していたら、なんと黒磯駅にやってきたバスは空っぽ。
夏休みシーズンなのになぁ…いや、こんなクソ暑い時に那須に登る方がおかしいんだよ、午後から大気不安定で雷雨注意報も早々と発令されており、ロープウェイが運行停止となる注意喚起が繰り返し放送されているのだから。
そんな不安を抱えながら山頂駅まで上がると、やや強めの風が吹いており、思ったほどは暑くない。
最初は遠足に来た小学生団体もいてとても賑やかだったが、彼らとすれ違うともう静寂の世界だ。
牛ヶ首・日の出平と素晴らしく開放的な道が続き、あっさりと南月山の山頂に達する。
振り返ると茶臼岳が岩城のようにそそり立ち見事な眺めだった。
途中で種々の花々と賑やかなトンボ軍団(アキアカネかな?)に出合うが、既に秋の訪れを告げているような…そう言えば立秋も近い。

白笹山までは灌木とササ原の道に変わったが、あっさりと到着。
それにしても「えっ!ここが山頂?」とビックリするほど何もなく、ピーク感も感じない山頂だった。
「へぇ…ここが栃木百なんだ」と若干不思議な気がしたが、きっと周囲から見える山容が見事なのかな?
その後は延々と降って…と言ってもコンタ400m(距離は2キロ強)ぐらいだが、沼ッ原駐車場までは快適な山旅だった。

【山高地図に載らない板室温泉への直行ルートは悪路】
計画を立てる上で最も悩んだのが板室温泉への下りルートの選択。
山高地図では乙女の滝経由で舗装道路を大回りすることになっているが、途中で分岐しほぼ真っ直ぐ板室温泉に伸びているオレンジドット線がある。
先人の過去レコを調べて見ると、poohtaさんやmomohiroさんが近年歩かれているのが分かった(⇒参考レコとして紹介)。
渡渉箇所が多いのが(梅雨明けから間がないので)気になったが、大変なルートではなさそうなので拙者も辿ってみた。
しかし湯川の流れに沿った道は、濡れ落ち葉が堆積し道型が悪く、特に路肩が崩れてとても歩き辛かった。
また断続的にロープが設置されているので、道迷いするような箇所はないも、支柱が倒れたままお助けロープの役に立っていない箇所も多くて、お二人が歩かれた時よりは確実に道の状況は悪化しているように思えた。
そもそも駐車場がある沼ッ原から板室温泉までを歩くハイカーは少ないだろうから、登山道を整備するための予算割り当ては少ないんだろなぁ…と勝手に思っている。

【寂れた板室温泉街とアブの襲撃】
板室温泉に来たのは初めてだったが、ビックリするほど寂れていた。
相当数の温泉旅館が閉鎖してしまっており、どこの旅館が営業しているのだろうか…と思ってしまうほどひっそりしていた。
市営の立寄り湯は高齢者を中心にそこそこ賑わっていたが、季節柄、露天風呂にはアブがあちこちで飛んでいる。
ハエ叩きが幾つか用意され、皆さん、代わる代わるアブを退治してくれるのだが、隙を突かれて背中を刺されてしまった。
今でも痒いが、地元のお爺ちゃんが「これが利くから貼ってあげよう」と何やら秘薬を縫った絆創膏をペタリと背中に。
聞けば「オトギリソウをアルコール漬けにしたもの」なのだそうです。
オトギリソウって、レコで見たり聞いたりすることはあるけど、薬草としての一面があったとは知りませんでした。
いずれにせよ、どうもありがとうございましたm(__)m
市営温泉、広くて泉質もいいのだけど、館内飲酒禁止でビール自販機はない(例外的に食堂の生ビール一杯だけは認める…も食堂は営業してない)し、冷房がないから浴室から出てきても暑いのなんの…参りました(>_<)💦
黒磯駅で買って車中で飲んだが五臓六腑に沁み渡りました。

【今日登った主な山】
★南月山(みなみがっさん)1,775.7m:栃木百…79座目
★白笹山(しらささやま)1719m:栃木百…80座目
 (注)但し最高地点は日の出平(1786m)です

お疲れさんどした<m(__)m>

隊長

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コメント

悪路お疲れ様
こんにちわ
悪路の道、お疲れ様です。渡渉が多いから、少しは、涼しいのですか?アブに刺されるとは、痛そう。刺された瞬間は、どんな感じでしたか?

やっぱり締めは、餃子ですね!
2019/8/3 9:58
オトギリソウの絆創膏
yamabeeryuさん、こんにちは!
猛暑の中、栃木百2座無事登頂お疲れ様でした。

オトギリソウ
その名前の由来が意外にオドロオドロしくてびっくりしましたが
まさに「薬草」として利用されている場面に遭遇するとは
効果はいかがでしたか?
それにしても板室温泉の荒廃ぶりはすごいですね
(名前だけは知っていましたが)
温泉街の規模は違うものの、塩山温泉の荒廃ぶりも寂しいので
これが地方の温泉地の姿なんだなぁと感じます。
2019/8/3 21:17
sumihiyoさん
ようやく80座に達しましたrun
他のナントカ百名山でも同じですが、80を超えるとその後はなかなか進みません。
電車バスだけで頑張れるのも、一泊二日行程を加えても、あと10座ぐいらいでしょうか?

名前の由来は…秘密をばらした弟を兄が…ですね
茶色っぽいどろっとした液体をガーゼに浸し絆創膏で貼り付けて頂きましたが…今でも痒くて腫れが残っています。
蚊に刺されたのと違って、アブやハチに刺されると暫く痕が残りますからね。
もう数日も経てば気にならなくなるでしょう

拙者も板室温泉には初めて行きましたが、あまりにひっそりしていたので、いったいどの旅館が営業しているのか?と思うほどでした。
帰宅後に板室温泉のHPを見ると、五つほどは今でも営業してますね

海外旅行自由化などレジャーの多様化、人口減少と高齢化、社員旅行を含めた宴会需要減少など、温泉街の衰退は日本全国規模ですね。
インバウンド客が増えた熱海などは盛り返しているようですが…それも良し悪しがあって…。

しかしこのクソ暑い時季…下山後に風呂があるコースがいいですね

  隊長
2019/8/4 16:58
3737さん
足下が軟らかすぎる「悪路」ですが、直射日光が遮られる樹林帯の道なので、そもそも暑くはありません。
また最初の渡渉場所で「頭ザブ」までしたのでスッキリしました。
今日のテレビ映像で、建設現場の休憩時間に「頭ザブ」を奨励しているとありました。
頭を冷やすことで、身体全体を冷やす効果があるような解説でした。

アブはいつの間にか止まっていて、あれと思った時にはチクリなんですよね。
背中だったので気付いた時には既に遅し…
蚊に刺された時のように腫れて、今でも膨らんだままです。

宇都宮駅で駅舎の外に出て「東口餃子村」に行こうと思ったら、夕立が降っていたので駅ビル内の店にしました。
しかし餃子村で灯りが灯っていたのは宇都宮餃子館だけ。
他は営業していないようで…宇都宮餃子ブームは下火になったようですね。

  隊長
2019/8/4 16:40
暑い時は高いとこから下る
山下りがいいですよね〜
しかし隊長だけあって、那須RWに乗って茶臼に登らず
せっかく行ったんだから、ちょっと寄ってあげればいいのに〜
て、先日も行ったんでしたっけ
暑い中 超マイナーなルート、お疲れさまでした
2019/8/8 13:06
cyberdocさん
今回はあくまで南月山と白笹山がメイン。
茶臼岳は6月に登ったばかりなので、端から計画外にしました。

ロープウェイには乗らず、余った資金を に次ぎ込むことも想定したのですが、小山駅でのチョンボで貴重な朝の40分を浪費してしまったため、止む無くロープウェイに乗りました。

もっとも板室温泉はまさかの禁酒ゾーン
黒磯駅売店までお預け状態でした

  隊長
2019/8/8 15:18
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