黒尾谷岳トレッキング(深山湖in/out) ※本年64回目
- GPS
- 06:41
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,355m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鬼ヶ面橋〜鬼ヶ面山までのつづら折りの林道はガレた区間が多く、足を捻ったり、転倒しないよう注意。紅葉は11/15現在、鬼ヶ面橋(標高770m)〜標高1050m辺りが盛りで、沼原湿原含め、そこより上には紅葉樹はない。 |
その他周辺情報 | 下山後は、那須町湯本にある鹿の湯(500円)にて日帰り入浴。 鹿の湯は硫黄泉のかけ流し湯のみで真水は出ず、洗い場はないため注意! |
写真
感想
「那須方面で紅葉狩りに行きましょう!」とhappygoさんにお誘い頂き、深山ダムから白笹山まで登ってきました
◆ 山行
白笹山は栃木百名山で既登ですが全く違う季節・違うルートなので楽しめました
もともと黒尾谷岳まで向かう計画でしたが、白笹山の山頂を超えて南月山へ向かう瞬間にポツポツと雨粒が落ち始めたので2人共テンション急低下して引き返しました
happygoさんと登山をするのはこの夏をまるごと挟んでのしばらくぶり。
お互いのアクティブな山行記録はチェックしていたのでいろんな話に花が咲きました。
実は半年前にhappygoさんへトレランシューズの運用について相談をしていたのですが、その後に私も実際購入して数ヶ月間使ってきた状態で改めてシューズの運用方法を相談できたのでよかったです
◆ 下山後
下山後の温泉はやっぱり楽しい鹿の湯。41/42/43/44/46/48度と細かく刻んだ温度帯を楽しめるところ、46度は足だけ浸けて5秒で「これは無理!」と撤退しました。
ちょっと高温ながら楽しめる44度、そして43度がちょうどいい塩梅という感想は前回と同じでした
下山後の食事は那須塩原駅への途中にある「Re: Kitchen(リ・キッチン)」
「体にやさしい創作家庭料理」を銘打ったお店です。
身体にやさしい減塩・油分低減を意識した食事というと味気ないものになりがちですが、ピンポイントのスパイスやクリスピーな食感の工夫を丁寧に入れてあって私の好みでした
(h)
那須五岳って聞いたことありますか?北から順に、三本槍岳、朝日岳、茶臼岳、南月山、黒尾谷岳を指します。前4つは踏破済みですが、主稜線から外れる黒尾谷岳は未踏で、いつか登りたいと思っていた山。最短ルートからのピストンではあまりにつまらないため、紅葉狩りと絡められないかルート検討したところ、ちょうど深山湖辺りが紅葉の盛りとわかり、コースタイム×0.7程度でも休憩込みで10時間と長丁場になるのを覚悟の上、深山湖からのアタックを前日に決め、栃木でエキセントリックな山行をする時にいつもご一緒するymvさんにお声がけしたら二つ返事で計画に乗ってくれて、6月の黒岩山以来のパーティー登山となりました!(ymvさんは栃百をクリアし、次は栃木の山150にチャレンジ中のようで、未踏の黒尾谷岳がその対象だったことも幸い!)
宇都宮で勤務する私は、前夜定時で上がり、南大門(スーパー銭湯)でシッポリしながらymvさんの宇都宮到着を待ち、合流後は深山湖を目指してナイトドライブ!深山ダムからはオリオン座や未踏の大倉山が見えてて、翌日の好天を信じて鬼ヶ面橋(登山口)で車中泊!
当日は日の出が近づき明るくなってからスタート!鬼ヶ面橋(標高770m)辺りは紅葉の盛りで、標高1050m程度まで、赤・橙・黄・緑とグラデーション豊かな紅葉ロードを進んでいけます!紅葉以外に我々が感動したのは・・・、我々が出会うきっかけとなった男鹿山塊の大佐飛山稜線が青空の下に横一直線で見えたこと!今年2/17に私がソロで大佐飛山を登頂後、道中で雪上テント泊し、翌2/18にymvさんが朝3時頃にテント横をザクザク通過していくのを、テント内から私も「誰か通り過ぎていくなー」と感じてて、下山後にヤマレコで意気投合したことが、私どもが連絡を取り合うようになったきっかけなんです。中々にロマンチックで、二人共厳冬期の晴天下で大佐飛山登頂を果たせたことが、つい昨日のことのように思い出されます♪。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6472035.html
さておき、こうして晴天下スタートしたものの、無常にも天気予報通り晴れ間は7時過ぎ位までしか続かず、7時半過ぎに鬼ヶ面山へ着いた頃は見える周囲の峰々の山頂部はすっかり雲に覆われてしまい、以降は下山まで山上の雲は一度も掃けませんでした(涙)。
その後、沼原まで一気に下り、そこから白笹山までは440mほどの登り返しとなります。2年前(2022年)、白笹山から沼原まで下りたことがありますが、あまり記憶に残っておらず、逆走すると思った以上に急登だなと今日は感じましたね。そして、沼原から1時間強、出発から3時間10分で白笹山を通過し、南月山、黒尾谷岳と目指すつもりでしたが、、、下界(沼原)から見えていた通り、白笹山の山頂部は分厚い雲の中で、登頂時間帯は小雨もパラついてきました。二人共心が折れ、モチベーションが継続できないので、二人共それぞれの目的(私=那須五岳コンプリート、ymvさん=栃木の山150を1座カウントアップ)を持って黒尾谷岳を目指したものの、即断で断念を決め、Uターンすることに。白笹山が今日の最高点、折り返し地点になると思っていなかったので、私にしては珍しく(笑)、自撮り写真すら撮り忘れましたよ♪
下山は来た道を黙々と戻るだけ。沼原までは遠望利かないし、これといった特徴もない道なので、おしゃべりしながら粛々と下っていきます。そして沼原からは再び鬼ヶ面山まで登り返して、そこからは延々と下ります。深山湖の鬼ヶ面橋以北が通行禁止になっていなければ、復路は往路と違う道で反時計回りで周回し、別の紅葉を見れるはずだったので残念ですが、こればかりは仕方ありません。でも、なんやかんやいっても、標高1050mを下回ると再び見える紅葉群は往路に青空の下で見たものの、進行方向が逆だと見え方も異なり、最後の方はモチベーションを高く維持することができましたー♪
最終的に、鬼ヶ面山から1時間10分、白笹山から3時間弱、トータル6時間10分程度で深山湖まで帰還と相成りました!早朝の青空紅葉狩りと大佐飛山稜線ビューが今日の山行の主たる成果となりました〜!ymvさんは栃百として冬季に大倉山へ既登のようですが、いつどこから見ても(今年1月に高原山より、今年2月に大佐飛山より)、茶臼岳・三本槍岳といった表那須と違い、群を抜いて真っ白に輝く裏那須の大倉山・三倉山へ冬季に訪れたい思いを強くしました!願わくば、ymvさんにお供いただき、登ってみたいですねー。那須五岳コンプリートに向けた黒尾谷岳は・・・、あまり再チャレンジにこだわらず、機会があれば程度の思いです(笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する