三斗小屋宿跡 - 鬼が面山経由で沼ッ原から周回。
- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 955m
- 下り
- 958m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉ピーク時には満車(約100台)もあり得ます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ登山道なので、注意して歩けば問題ないでしょう。 強いて言えば、沼原湿原分岐から沼原湿原の間の湯川から麦飯坂手前まで、細いトラバース道が一部崩落しているのと、増水時の渡渉に要注意です。 |
その他周辺情報 | 三斗小屋宿跡は(タマタマだったのかもしれませんが)、サルの楽園と化しています(広範囲に数十匹以上)。休憩やランチに適した場所ですが、サルの動向に注意した方が良いかもしれません。言うまでもありませんが、食べ物を与えることは厳禁です。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2024/10/02 18:21) |
写真
感想
貴重な安定した晴れ予報、行くしかないでしょ。
今回も山登りと言うほどの登りは多くないルートです。ただ、道程の半分(約8km)が車道(林道)歩きということで、前回のように足が痛くならないかチョット心配ではありますが。
まずは、沼ッ原から深山湖に向かいます。
途中にある鬼が面山は登山道から外れているので寄らない予定でした。しかしながら、タマタマ抜け道を見つけてしまい登頂することになったのですが、そこには以前登山道沿いに便宜的に掛けてあった山名板と瓜二つの山名板が掛けてありました。この日はかつての山名板が掛けてあった場所は通らなかったので確信はありませんが、もしかしたら有志によって移動されたのかもしれません。
鬼が面山から深山湖までの登山道は、石段以降の廃林道がもったいないほどに長いので、どうにかしてショートカットしたいと思い、植生などを見ながら降りていき最後にやっと実現できました。1km程度は短縮できたかな。踏み跡らしきものもあったので、少なからず同じ思いで歩いている人がいるみたいです。登る際にも、取り付きの急斜面さえクリアすれば問題ないでしょう。
鬼が面橋から三斗小屋宿跡までの車道歩きは、私にとっては想像以上に辛かったです。標高差340mほどの地味な登りが延々と続き、2時間以上掛かって到着した時には「やっと終われる〜」って感じでした。
ただねぇ、到着手前辺りからおサルさんが凄いんですよ。数の力でしょうか、道路わき数mの距離でも平然としているんですよ。少し離れたところからは、ケンカでもしているのか怒号のような奇声が聞こえたり。。。ちょうど広場を取り囲むようにあらゆる方向にいて、100匹は下らないのではないかという印象でした。
さ〜て、予定ではココでのんびりランチなのですが、大丈夫か???ベンチに陣取り周りを伺いながら、オニギリを取り出しおもむろに一口。近づいてくる様子はない。無事に2個食べ終えたのですが、あろうことかデザートはバナナです。腕とかで隠しながらコレも何とか食べ切りました。ふ〜、とてもノンビリとは言えませんでしたが、何事もなくて良かった。さすがに100匹に取り囲まれたら怖いですから。ただ後で考えると、果たしてココのサルたちはバナナを食べたことがあるんだろうか、いや見たことさえないのかもしれないねぇ。
ランチ後の〜んびりしていると、あちこちで子ザル達が追いかけっこしたり取っ組み合いをしたり、無邪気に遊んでいます。そして、この子ザル達を少し離れた場所から大人のサル達が見守っているようでした。彼らにとってココは楽園なのかもしれません。サルの食生活に詳しくはありませんが、この近辺には栗の木が豊富で、かじったような食べかけの栗も一杯落ちていて、食べ物には困っていないのかもしれませんね。
じゃーな、元気に生きて行けよ。三斗小屋宿跡を後にしました。
沼ッ原への登り、麦飯坂は何ヵ所か渡渉があるし、倒木があったり少々荒れている箇所もあります。が、私にとってはそんなことより単純に登りが辛いんですよ。足がどうとか言うのではなく純粋に体力の問題です。それでもとにかく気力を振り絞り、たとえゆっくりでも「絶対に足を止めないぞ」の覚悟で、我ながら珍しく沼ッ原まで頑張り抜きました。(拍手)
いや〜、今回は本当に疲れ切りました。
距離が普段より長いことは承知していましたが、累積標高は1000m行かないし急斜面もごく一部なので、これほど疲弊するとは思ってもいませんでした。う〜ん、やっぱり体力がないんでしょうね。特に長い距離はダメな体質のようです。ただ前回のように足が痛くなることはなかったので、これはフラットな道がほとんどなかったことが幸いしたのでしょう。
今後はその辺も考慮しながら、距離は10km前後で累積標高は800m以下を目安に計画しようと思います。
コメント
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百匹以上の集団が近くにいてデザートまで含めたランチとは、kinoeさんの貫禄勝ちですね。
私だったら多分休憩を止めにして通過してしまうと思います。
私の猿との遭遇は30数匹が最多です〜そのときはソロではなかったので怖くはなかったのですが、ソロで20匹位の集団と遭遇したときは、少し緊張したのを覚えています・・・。
サルの群れは、たとえ数匹でも集団で固まっていると威圧感ありますよね。
その点、三斗小屋宿跡は結構な広さがあり、ほとんどのサルは周りの林の中に散らばっていたので、意外と圧は感じませんでした。距離も50m以上離れていましたし。そうでなければ、私も自重したと思います。
ただねぇ、3年前より相当数増えている感じなので、この先どうなっていくのかその辺がチョット心配です。
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