旭岳を姿見から周回で ガス後の晴天でお花鑑賞を楽しめました！

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 13.1km
• 登り: 931m
• 下り: 925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:51

6:20 姿見駅
6:41 旭岳石室
6:43 姿見の池
8:07 8:12 金庫岩
8:22 8:26 大雪山
8:27 旭岳
9:00 裏旭キャンプ指定地
9:44 間宮岳分岐
9:45 間宮岳
10:10 10:13 中岳分岐
10:39 10:50 中岳温泉
11:37 裾合平
12:52 12:55 旭岳石室
13:11 姿見駅

6：20 姿見駅
6：40 旭岳岩室
8：20 旭岳山頂（約5分休憩）
8：50 裏旭岳キャンプ指定地（約10分休憩）
9：45 間宮岳
10：10 中岳分岐
10：40 中岳温泉（約10分休憩）
11：35 裾合平
12：50 旭岳岩室
13：10 姿見駅

※写真を撮りながらのダラダラ歩きのため、コースタイムは参考までに

天候

ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ロープウェイを利用、往復2900円
繁忙期は早朝6時〜18時まで稼働となかなか便利
今回は無事に始発便に乗れました

駐車場は、ロープウェイそばの旭岳ビジターセンターの公共無料駐車場を利用
約50台は駐車可能
朝5時40分現在ではガラガラ、下山した14時頃は満車
その他、ロープウェイ前の有料駐車場（500円/日）もある

コース状況／危険箇所等

【全体】
今回のコースは、案内板も足元も整備されていて問題なし
ただし、視界が悪いと裏旭から間宮岳付近は迷う可能性があるので要注意
裾合平付近は一部木道が破損している箇所あり
頑張って整備してもらえると助かります

【姿見〜旭岳山頂】
火山の山らしく、ひたすら火山礫の直登コース
視界が悪い時は足元の踏跡をたどればなんとかなる
風向きによっては火山ガスを受ける場合もある
山頂付近は広く休憩するには最良

【旭岳山頂〜間宮岳（裏旭）】
山頂直下は他の方のレコ通り、ザレの急坂ためかなり滑りやすい
一箇所だけ雪渓が残っているが、ガチガチに凍ることはないので、滑り止めがなくても何とか渡れる
裏旭のテント場あたりは視界が悪いと迷いやすいので、ガイドロープから外れないこと
間宮岳へのコースは外輪山の稜線歩きでまたも火山礫ばかり
間宮岳付近もだだっ広いので視界が悪い時は要注意

【間宮岳〜中岳温泉〜裾合平〜姿見】
間宮岳から中岳温泉分岐までは火山礫の多い階段コース
中岳温泉分岐からは比較的に歩きやすい土と木道のコース
唯一の急坂は中岳温泉付近のみで、後はゆるいアップダウンが続く
裾合平のお花畑はボーナスステージ
夏が短いので開花時期が被りやすく、多くの花を楽しむことができる
お花畑の規模としては立山の雷鳥沢付近に匹敵するのでは？とも
裾合平から姿見の間はハイカーも多く、かなりの頻度ですれ違いがある

【お花】
今回の周回コースでは、チングルマを各所で見ることができる
時期的にはピークを過ぎていて果穂も多いが、ところどころでまだまだ大きめの白い花を楽しむことができる
その他、イワブクロ、オンタデなどの火山地帯の花、チシマギキョウ、エゾコザクラ、ワタスゲ、フデリンドウ、ツガザクラ、イワツメクサ、などなど多くの高山系の花を楽しむことができる
花の百名山に偽りなしです！

その他周辺情報

【登山届】
姿見に提出場所あり

【トイレ】
コース上は姿見のロープウェイ乗り場のみ
簡易トイレサイトもないので、それなりの覚悟が必要

【売店】
姿見のロープウェイ乗り場のみ
始発便が着いた時には営業を開始していました

【入浴施設】
旭岳温泉湯駒荘（ゆこまんそう）の日帰り入浴を利用
受付嬢は、なんとメダリストでした！！！

写真

8/3 5:51

ロープウェイ乗り場
始発15分前で20人ぐらい並んでました

8/3 6:18

ロープウェイはワープして（笑）、姿見の駅
この日は、イベントがあったようで、山岳会と警察の方が「OS-1」を配ってました
二人分でいきなり1kg以上の増量という過酷な試練が。。。（泣）

8/3 6:22

予報通りガスガスの中を進みます
各サイトの予報では回復傾向で、午後には晴れ間も？とのこと

8/3 6:23

このあたりのチングルマはすっかり果穂に

8/3 6:24

ミヤマリンドウさん

8/3 6:24

ゴゼンタチバナも

8/3 6:24

アキノキリンソウも
早くも盛夏なんですね

8/3 6:32

チングルマの白いヤツもいました

8/3 6:36

イワブクロ
このあと飽きるほどお目にかかることに（笑）

8/3 6:37

エゾマルバシモツケソウでしょうか？
お花サイズは3cm程度なので、本州よりは小さめ

8/3 6:42

旭岳岩室にとうちゃこ
姿見の池に全く気づかず

8/3 6:42

なんも見えねぇ〜

8/3 7:03

ここからは火山礫の直登コース

8/3 7:03

風が北西から南東へ
火山ガスが流れてきて結構ツライ

8/3 7:39

雲が流れて時折明るくなり
天気予報あたりか？

8/3 7:52

ちょっと幻想的

8/3 8:13

おお〜、チシマクモマグサ！
これがお目当てでした！

8/3 8:18

イワツメクサに励まされ。。。

8/3 8:18

イワツメクサのぼんぼり（笑）

8/3 8:22

メアカンキバイですよね
ガスにやられ気味でした

8/3 8:23

そんなこんなでどうにか山頂にとうちゃこ

8/3 8:23

ガスガスでめげそうになりましたが、とりあえずは予定通り周回することに

8/3 8:37

裏旭に向かって下っていくと。。。ガスの合間から雪渓が！

8/3 8:37

だが、このザレ道もなかなか手強い！

8/3 8:46

雪渓GO！

8/3 8:48

思ったよりも滑らない
慣れてくると滑らせながら歩いたほうが楽

8/3 8:49

いきなり視界が晴れて裏旭山が出現！

8/3 8:49

振り返ると激坂

8/3 8:56

ここからテントサイトあたりはボーナスステージ！
まずは、コエゾツガザクラ

8/3 8:56

見たこと無いようツガザクラの大群生！

8/3 8:57

エゾコザクラさん

8/3 8:57

チングルマも

8/3 8:57

キバナシャクナゲも
地面から生えてる！

8/3 8:57

これはジムカデで良いのかな？
あまり上手に撮れなかった

8/3 8:59

ガスに覆われたり、晴れたりの繰り返し

8/3 9:07

振り返ると旭岳もバーンと

8/3 9:11

白い毛がないのでイワギキョウでしょうか？

8/3 9:13

ウスユキトウヒレンでしょうか？
裏旭から間宮岳付近でよく見かけました

8/3 9:14

少し違うやつも

8/3 9:14

稜線がバーンと開けて
これは白雲岳でしょうか

8/3 9:15

ガス時々バーン
その間黙々と歩きます

8/3 9:16

メアカンキバイですね

8/3 9:18

ヨツバシオガマはこれからピークへ

8/3 9:18

イワブクロさん
翌日タルマエソウをたくさん見ました（笑）

8/3 9:29

イワギキョウさん

8/3 9:29

このあたりから風が強く
雲の流れもとても早くて

8/3 9:38

たまに視界が開けると立ち止まってしまいます
それほど雄大だった大雪山系の山並み

8/3 9:40

間宮岳付近はガスると怖いなぁ

8/3 9:41

ウサギギクがぽつんと

8/3 9:45

なんか楽しそう
でも風が強い

8/3 9:47

間宮岳とうちゃこ
相変わらず風が強い

8/3 9:50

黒岳方面が見えてきました

8/3 9:51

クモマユキノシタ
風が強くてうまく撮れなかった
それでもお目当てのお花に大満足

8/3 9:54

チシマクモマグサもあちこちで

8/3 9:56

これも風を受けながら

8/3 9:57

火山礫のコースをガシガシと
キョロキョロしながら下るので危なっかしい（笑）

8/3 9:58

御鉢平がバーン
この稜線もいつかは歩いてみたい

8/3 9:59

イワブクロまみれ

8/3 9:59

おお、晴れてきた

8/3 10:00

唯一見つけたコマクサ

8/3 10:09

うまく撮れなかったけど、道路脇の窪みがイワギキョウまみれに
すごい！すごい！

8/3 10:09

晴れてきた！
中岳の向こうに北鎮岳！

8/3 10:12

赤岳をズーム！

8/3 10:15

次は中岳温泉に向かいます

8/3 10:18

白めのイワギキョウ

8/3 10:19

大好きなイワツメクサ

8/3 10:20

ガシガシ下っていきますよ
予報通り天候回復

8/3 10:22

タカネトウウチソウ
この辺りだけワラワラしてました

8/3 10:22

エゾウサギギクがボーボーボーっと

8/3 10:28

天候回復で眺望も良くなるとテンションもUP！

8/3 10:30

比布岳かな？

8/3 10:30

中岳温泉が見えてきました

8/3 10:36

ここだけ荒々しい
後ろには旭岳が見えてきた

8/3 10:40

回り込んで中岳温泉へ

8/3 10:41

川が硫黄で変色してます

8/3 10:46

中岳温泉とうちゃこ
スコップありました（笑）

8/3 10:59

ボーナスステージに向かって下ります

8/3 11:01

このあたりからお花畑開始！

8/3 11:03

エゾノリュウキンカ

8/3 11:04

沢筋で群生していました

8/3 11:06

旭岳が見えてきた

8/3 11:06

アオノツガザクラ
すごい量

8/3 11:07

残っていたチングルマ

8/3 11:07

この辺りはチングルマの白い絨毯

8/3 11:08

アオノツガザクラもまだまだ

8/3 11:08

チングルマとツガザクラ

8/3 11:09

中岳温泉を振り返って

8/3 11:09

バイケイソウも

8/3 11:10

イブキトラノオも

8/3 11:10

山をバックに（笑）

8/3 11:11

ヨツバシオガマもあちこちで

8/3 11:11

ワタスゲの絨毯
本州よりは少し小ぶり

8/3 11:13

エゾノリュウキンカ

8/3 11:14

エゾコザクラ
まだ間に合った！

8/3 11:15

旭岳とワタスゲ

8/3 11:17

エゾコザクラ
ピントが合った！

8/3 11:17

双子もバチンと

8/3 11:18

コザクラの絨毯
足を止めてばかり

8/3 11:18

チングルマの花は少し大きめ

8/3 11:19

写真撮影中

8/3 11:19

旭岳
手前は熊ヶ岳

8/3 11:20

チングルマと旭岳

8/3 11:22

途中には木道も

8/3 11:23

ワタスゲ

8/3 11:24

一面のワタスゲ

8/3 11:27

ミヤマリンドウもあちこちに

8/3 11:27

すっかり旭岳も姿を見せてくれました

8/3 11:30

噂通りチングルマの数は日本一かと

8/3 11:32

果穂も風になびいています

8/3 11:38

ボーナスステージ終了

8/3 11:39

あとは姿見までのおまけ（笑）

8/3 11:45

風がないと蒸し暑くなってきた

8/3 11:54

大きな岩がゴロゴロしています
熊が遊んだらしい？（笑）

8/3 12:04

何箇所か谷筋には残雪も
滑り止めは必要なし

8/3 12:06

雪渓を抜ける風がやさしい

8/3 12:09

ゴゼンタチバナ

8/3 12:12

旭岳も少しずつ顔を変えます

8/3 12:14

展望台、ベンチあり

8/3 12:18

やっと姿見のロープウェイが見えてきました

8/3 12:23

このあたりからエゾオヤマリンドウが
少し植生が変わってきましたね

8/3 12:24

噴気も見えてきた！

8/3 12:31

天気も回復
姿見に近づくと少しにぎやかに

8/3 12:32

荒々しさが増してきました

8/3 12:37

アキノキリンソウ
アザミはこれから

8/3 12:38

ワタスゲも見納め

8/3 12:39

夫婦池から旭岳

8/3 12:41

姿見の池をリベンジに
散策コースなので、観光客も多く、立山のみくりが池みたい（笑）

8/3 12:45

噴気もたくさん出ています

8/3 12:50

もくもく

8/3 12:53

姿見の池とうちゃこ
風があるので逆さ旭岳は見えず

8/3 12:54

稜線右側が登山コース
多くの方が歩いていました

8/3 12:55

姿見まではもう少し

8/3 13:00

リンドウさん

8/3 13:05

旭岳も見納めですね

8/3 13:11

姿見駅に無事帰ってきました

8/3 13:18

待合場所にありました
参考になりました（笑）

8/3 13:32

さようなら〜

8/3 13:43

無事に下山しました！
とても素晴らしいハイクでした

8/3 14:42

おまけ
レンタカーを狙っていたような。。。（笑）

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

ふと

涼しさを求めて北海道大雪山旭岳へ
天候は直前にコロコロと変わりましたが、午前ガス、午後から回復の予報を信じて登りました

冬にバックカントリーであがったことはありますが、夏は別の顔を見せてくれました
姿見〜山頂〜間宮岳までは火山の山と奥深い大雪山系の山並みの眺望
中岳温泉から裾合平まではお花畑
どちらも本州よりスケールが大きく、とても貴重な体験ができました
天候回復に少し間に合わなかったので、毛雲岳からトムラウシにつながる稜線を見ることができなかったのは残念でしたが

雄大な山並みに刺激を受け、いつかあの山並みを歩いてみたい！と思いましたが、体力的にもっとトレーニングが必要だなぁとも感じたハイクでした