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Yamareco

記録ID: 1952284
全員に公開
沢登り
丹沢

丹沢/中川川マスキ嵐沢

2019年08月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:45
距離
10.1km
登り
1,174m
下り
1,169m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
1:02
合計
5:46
距離 10.1km 登り 1,174m 下り 1,178m
8:36
31
スタート地点
9:07
9:27
168
12:15
12:57
85
14:22
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
林道の最初の余地に駐車。数台駐車可能だが今日は我々だけ。登山道入口にも数台駐車できる余地があるがそこまでは相当の悪路になる。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
・マスキ嵐沢
岩は割とカチッと安定していて滑りも少なく、快適に登攀できる。不安定な高巻きも無く、詰めも平穏で初心者を連れて行っても安心できる沢。
・権現岳西南尾根
踏み跡は少しあるが簡単に迷えるポイントが幾つかある。赤テープは788mの分岐以外で殆ど見られなかった。
◆登山ポスト
登山口近辺には登山ポストは見当たらなかった。
今日はここから出発。
2019年08月03日 08:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 8:39
今日はここから出発。
今日も猛暑日が予想されているがその通りの青空が広がっている。
2019年08月03日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 8:46
今日も猛暑日が予想されているがその通りの青空が広がっている。
林道と別れて登山道に入る。
2019年08月03日 08:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 8:55
林道と別れて登山道に入る。
ここはかなり崩壊気味。要注意。
2019年08月03日 08:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 8:56
ここはかなり崩壊気味。要注意。
一つ目の橋。
2019年08月03日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 8:58
一つ目の橋。
2つ目の橋。
2019年08月03日 09:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:00
2つ目の橋。
3つ目の橋。この沢がマスキ嵐沢。そう言えば13Kさんが出発する時に山と高原地図の沢名が間違っていると教えてくれた。以前のでは合っていたが今の地図ではここが鬼石沢とされている。なぜ?
2019年08月03日 09:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:05
3つ目の橋。この沢がマスキ嵐沢。そう言えば13Kさんが出発する時に山と高原地図の沢名が間違っていると教えてくれた。以前のでは合っていたが今の地図ではここが鬼石沢とされている。なぜ?
3人の先行パーティが沢支度中。我々もここで装備の用意をする。新しい黄色い道標の脇に古い木の標識があり「マスキ嵐沢」と銘されている。
2019年08月03日 09:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:07
3人の先行パーティが沢支度中。我々もここで装備の用意をする。新しい黄色い道標の脇に古い木の標識があり「マスキ嵐沢」と銘されている。
遡行開始。久しぶりの水遊びだなぁ。
2019年08月03日 09:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:27
遡行開始。久しぶりの水遊びだなぁ。
最初に出合う3m滝。
2019年08月03日 09:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:29
最初に出合う3m滝。
左壁から越えて行く。Lucky-Jさんは水流沿いを狙う。
2019年08月03日 09:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:30
左壁から越えて行く。Lucky-Jさんは水流沿いを狙う。
滝上は一気に緑が濃い。
2019年08月03日 09:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:31
滝上は一気に緑が濃い。
ナメ滝が続いて実に気持ち良い。
2019年08月03日 09:32撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:32
ナメ滝が続いて実に気持ち良い。
670mの沢の屈曲する所。
2019年08月03日 09:33撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:33
670mの沢の屈曲する所。
倒木に樋状の滝が埋没していた。
2019年08月03日 09:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:34
倒木に樋状の滝が埋没していた。
5×8m滝。
2019年08月03日 09:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:35
5×8m滝。
Lucky-Jさんに水流沿いを勧めたが磨かれていてちょっと難しかったようだ。
2019年08月03日 09:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:36
Lucky-Jさんに水流沿いを勧めたが磨かれていてちょっと難しかったようだ。
滝上にリングボルトあり。
2019年08月03日 09:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:37
滝上にリングボルトあり。
6×10m滝の辺り。
2019年08月03日 09:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:38
6×10m滝の辺り。
ナメ滝がずっと続いている。
2019年08月03日 09:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:39
ナメ滝がずっと続いている。
6m滝が見えてきた。
2019年08月03日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:42
6m滝が見えてきた。
去年はあの残置ハーケンから攻めたけど今回は楽して流芯の右側から越えて行った。
2019年08月03日 09:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:43
去年はあの残置ハーケンから攻めたけど今回は楽して流芯の右側から越えて行った。
楽しい遡行が続く。
2019年08月03日 09:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:45
楽しい遡行が続く。
樋状4×10m滝。
2019年08月03日 09:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:47
樋状4×10m滝。
倒木を跨いで流芯を登る。
2019年08月03日 09:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:49
倒木を跨いで流芯を登る。
2段15m滝が見えてきた。
2019年08月03日 09:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:52
2段15m滝が見えてきた。
先行パーティが登っている間に小休止。Aki-CLさんからお誕生日プレゼントを貰った。また1つ歳を取ることを思い出した。
2019年08月03日 09:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 9:56
先行パーティが登っている間に小休止。Aki-CLさんからお誕生日プレゼントを貰った。また1つ歳を取ることを思い出した。
先行パーティの登攀。これまで左壁から登っていたけど右壁から行くとグッと楽チンだと言うことに気が付いた。
2019年08月03日 10:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:08
先行パーティの登攀。これまで左壁から登っていたけど右壁から行くとグッと楽チンだと言うことに気が付いた。
THETA SC での360°パノラマ
2019年08月03日 10:09撮影 by  RICOH THETA SC , RICOH
1
8/3 10:09
THETA SC での360°パノラマ
Aki-CLさんも右から行きます。
2019年08月03日 10:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:30
Aki-CLさんも右から行きます。
続くLucky-Jさんは水流に近い所から。結構なシャワークライミングになる。
2019年08月03日 10:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:36
続くLucky-Jさんは水流に近い所から。結構なシャワークライミングになる。
15m滝を登ると靴底型7m滝が見えている。
2019年08月03日 10:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:43
15m滝を登ると靴底型7m滝が見えている。
靴底の右側から取り付く。最初は細かいスタンスが多いけれどカチッと決まる。
2019年08月03日 10:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:46
靴底の右側から取り付く。最初は細かいスタンスが多いけれどカチッと決まる。
Aki-CLさんがリード。もう抜ける。
2019年08月03日 10:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:47
Aki-CLさんがリード。もう抜ける。
Lucky-Jさんが続くがまたまた水流沿いを行くぞ。
2019年08月03日 10:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:50
Lucky-Jさんが続くがまたまた水流沿いを行くぞ。
まだまだナメ滝が続く。
2019年08月03日 10:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:54
まだまだナメ滝が続く。
ラストの13Kさんを確保中。
2019年08月03日 10:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:54
ラストの13Kさんを確保中。
5m滝は流芯から。
2019年08月03日 10:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:56
5m滝は流芯から。
5m滝を真下から。
2019年08月03日 10:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:57
5m滝を真下から。
下部が滑りやすい5m滝だ。
2019年08月03日 10:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:57
下部が滑りやすい5m滝だ。
右壁から登る。
2019年08月03日 10:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:58
右壁から登る。
イワタバコの大群落!
2019年08月03日 10:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:59
イワタバコの大群落!
イワタバコのアップを狙うけどピンボケ。残念。
2019年08月03日 10:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 10:59
イワタバコのアップを狙うけどピンボケ。残念。
ピントは合っているけどアングルが残念。
2019年08月03日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:00
ピントは合っているけどアングルが残念。
楽しい小滝が続く。
2019年08月03日 11:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:00
楽しい小滝が続く。
5m滝。
2019年08月03日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:02
5m滝。
やや右側から登る。
2019年08月03日 11:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:03
やや右側から登る。
ここも一枚岩のナメです。
2019年08月03日 11:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:04
ここも一枚岩のナメです。
テーブル岩。13Kさんは素通り。
2019年08月03日 11:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:06
テーブル岩。13Kさんは素通り。
瞑想中。
2019年08月03日 11:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:06
瞑想中。
二俣。水量はかなり減ってきた。
2019年08月03日 11:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:08
二俣。水量はかなり減ってきた。
875mの三俣。右に行く。
2019年08月03日 11:15撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:15
875mの三俣。右に行く。
920m二俣右俣の5m涸棚。階段状で難しくは無い。
2019年08月03日 11:25撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:25
920m二俣右俣の5m涸棚。階段状で難しくは無い。
5m涸棚を登ると直ぐ正面に10m涸棚。右から巻くこともできるけど折角の最後のお楽しみだからね。
2019年08月03日 11:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:28
5m涸棚を登ると直ぐ正面に10m涸棚。右から巻くこともできるけど折角の最後のお楽しみだからね。
この涸滝にもあちこちにイワタバコが咲いていた。
2019年08月03日 11:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
8/3 11:29
この涸滝にもあちこちにイワタバコが咲いていた。
残置ハーケンが何箇所かある。Aki-CLさんリード。最初の4手ほどが被り気味だけどしっかりとしたスタンスはある。
2019年08月03日 11:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:31
残置ハーケンが何箇所かある。Aki-CLさんリード。最初の4手ほどが被り気味だけどしっかりとしたスタンスはある。
抜け口が窮屈だったけどこう見るとAki-CLさんは右壁側に体を出して楽に抜けている。
2019年08月03日 11:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:34
抜け口が窮屈だったけどこう見るとAki-CLさんは右壁側に体を出して楽に抜けている。
Lucky-Jさんもスイスイ続く。
2019年08月03日 11:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:38
Lucky-Jさんもスイスイ続く。
10m涸滝を抜けるとこんな源頭部の景色が広がっている。
2019年08月03日 11:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:54
10m涸滝を抜けるとこんな源頭部の景色が広がっている。
お助けロープ目指して直登。暑い。
2019年08月03日 11:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 11:59
お助けロープ目指して直登。暑い。
お助けロープ有り難く使います。
2019年08月03日 12:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:00
お助けロープ有り難く使います。
マスキ嵐沢を振り返る。いつもこのカットで撮ってるなぁ。
2019年08月03日 12:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:01
マスキ嵐沢を振り返る。いつもこのカットで撮ってるなぁ。
ここで休まず権現山まで行くことにする。しかし沢を離れると途端に暑さに喘ぐ。
2019年08月03日 12:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:09
ここで休まず権現山まで行くことにする。しかし沢を離れると途端に暑さに喘ぐ。
山頂には先の3人パーティ以外にも7人位のパーティが居た。今回山行で一番混雑していた所が権現山か。「丹沢山塊百名山箒沢権現山」の標識は無くなっていた。
2019年08月03日 12:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:14
山頂には先の3人パーティ以外にも7人位のパーティが居た。今回山行で一番混雑していた所が権現山か。「丹沢山塊百名山箒沢権現山」の標識は無くなっていた。
南側には薄っすらと丹沢湖。
2019年08月03日 12:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:49
南側には薄っすらと丹沢湖。
地図で下山ルートを確認中。吉備人出版の西丹沢登山詳細図だと権現山西南尾根は1100mと1020mと788mと760mに×マークが記されている。
2019年08月03日 12:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:49
地図で下山ルートを確認中。吉備人出版の西丹沢登山詳細図だと権現山西南尾根は1100mと1020mと788mと760mに×マークが記されている。
鹿柵沿いからスタート。
2019年08月03日 12:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 12:55
鹿柵沿いからスタート。
1040m位?13Kさんの後ろの木に古い赤テープが見えるけどこの後788mまで赤テープを見ることは無かった。
2019年08月03日 13:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:03
1040m位?13Kさんの後ろの木に古い赤テープが見えるけどこの後788mまで赤テープを見ることは無かった。
踏み跡はあるが時折薄い。13Kさんのナビゲートはドンピシャでした。
2019年08月03日 13:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:08
踏み跡はあるが時折薄い。13Kさんのナビゲートはドンピシャでした。
タマゴタケ。
2019年08月03日 13:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:12
タマゴタケ。
930mの石柱はこれだろう。
2019年08月03日 13:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:14
930mの石柱はこれだろう。
その下にも石柱があった。去年は赤テープが巻かれていたけどそれは無くなっていた。
2019年08月03日 13:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:16
その下にも石柱があった。去年は赤テープが巻かれていたけどそれは無くなっていた。
巨石帯に差し掛かる。
2019年08月03日 13:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:19
巨石帯に差し掛かる。
右手に陽当たりの良い崩壊地が見える。
2019年08月03日 13:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:31
右手に陽当たりの良い崩壊地が見える。
700m近くまで降りて来た所。鹿島家と掘られた標石があった。
2019年08月03日 13:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:38
700m近くまで降りて来た所。鹿島家と掘られた標石があった。
この辺りから境界標識が見られるようになる。
2019年08月03日 13:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:39
この辺りから境界標識が見られるようになる。
尾根の左は植林、右は自然林。
2019年08月03日 13:40撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:40
尾根の左は植林、右は自然林。
林道に出た。
2019年08月03日 13:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 13:55
林道に出た。
大滝沢取水設備で沢靴等のお掃除。無事山行を終えられた。お疲れ様でした。
2019年08月03日 14:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
8/3 14:05
大滝沢取水設備で沢靴等のお掃除。無事山行を終えられた。お疲れ様でした。

感想

長い梅雨が明けたと思ったら猛暑が続いている。こんな週末の丹沢だと沢以外の選択肢は無い。梅雨の間に腰痛とか肩痛とか引き起こしてしまったので軽めにお願いしますと言ったらマスキ嵐沢になった。ナメが続き、カチッとした滝場、詰めもよろしい、小粒だけど楽しい沢だ。イワタバコの大群落にも出逢えた。

前回沢に行ったのは5/19だから実に11週振りになる。もう来週末は夏季休暇+山の日、夏休み沢山行の前に一本行っておかないと。と言いながら僕は6月末にギックリ腰になりそれが快方に向かっていると今度は左肩痛と踏んだり蹴ったり。夏休み山行に乗れるかどうかの試験を踏まえてのマスキ嵐沢だ。

大滝橋の手前をキャンプ場へと曲がり林道に入って200m位の所の余地にクルマを停めて出発。ちょうど4人パーティが下山して来た。随分早い下山だけど暑さを回避してナイトハイクでもしていたのかも。林道から登山道が別れる所には1台駐車していた。ここまで来るにはそれなりのオフロード車で無いと辛い所だ。30分汗を流しながら歩いてマスキ嵐沢の河原に着くと3人パーティが準備中だった。我々もここで入渓準備をする。その間に脇を抜けていった登山者は単独行者が2人だけと流石にこの暑さだからハイカーも少ない。

入渓すると最初の3m滝に出合うまでは平凡だがここを越えるとナメが広がり緑も濃くとても気持ちが良い渓だ。ナメ滝や直登できる滝が続き、2段15mで一区切り。ここは高さがあるのでロープを出して行く。これまでは左壁を登って行ってたが右壁を行くとグレードが一段低いと言うことに気が付いた。更に靴底型7m滝、から5m, 5m滝と続くがその間を繋ぐのもナメだ。2つ目の5m滝の左岸側にはイワタバコの大群落もあり目を楽しませてくれた。

テーブル岩の辺りから水量も減る。その先の三俣を右に進み5m, 10mの2つの涸滝に出合うがこれが最後の滝場だ。10mは容易に巻けるが正面から登る。ここもイワタバコがあちらこちらに咲いていた。涸滝を越えるとゴーロになり東に真っ直ぐに正面の尾根を目指して進み最後のすり鉢状になった源頭を詰めると稜線に出る。ここから稜線を南側に15分程で権現山の緩やかで広い山頂に到着する。山頂には先行3人パーティの他にも7人位のパーティが集っていてとても賑やかなのに驚いた。今日一番の人出がここ?ここで沢装備を解いてのんびりと寛いだ。南風が林の中を抜けていって気持ち良かった。

下山ルートは権現山南西尾根に取る。今回は13Kさんの万全の準備とナビゲートのお陰で変なトラバースも登り返しもすることなくストレートに降りて来られた。けれど以前見られた赤テープや黄テープはほとんど見られなくなっていた。また吉備人出版の西丹沢登山詳細図の注記はとても適切で解りやすいことも再認識した。ちょうど1時間で大滝取水設備に降りて来るが、林の中でも暑くて何回も手拭いを絞り直した。大滝沢にまた出合えてなんと嬉しいことか。

マスキ嵐沢は真夏の日に遊ぶ沢としては絶好の一本だろう。難しい所も無いので安心して誰でも連れて行ける。僕としては靴底型7m滝で左上のホールドを左手で取りに行く時と10m涸滝でも同様なムーブの時に左肩が痛かったけれど思っていたよりも安心して登ることができた。水曜日までは痛くて腕組みも出来なかったから快方に向かっているのは確かだろう。夏休みには間に合いそうかな?だけど今度は台風も来ているのが気掛かりだなぁ。

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