猛暑の黒伏山

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,412m
• 下り: 1,430m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:50

距離 15.6km 登り 1,420m 下り 1,430m

8:01 スタート地点
10:10 10:13 黒伏山登り口
11:28 黒伏山
12:20 12:49 白森
13:26 13:27 銭山
14:16 14:17 福禄山
14:32 柴倉コース分岐点
16:51 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ジャングルジャングルのP4駐車場に駐めました。

コース状況／危険箇所等

　登山ポストは仮設の橋の手前にあります。
　登山道に入ってから黒伏山への登り口に入るまでがとても長いです。全体的には歩きやすいですが、倒木が道をふさいでいるところや大きな石がゴロゴロしているところ、方向を間違いやすいところがあります。ピンクテープを確認しながら歩いた方がいいです。
　黒伏山への急登はところどころロープがあります。ゆっくり登っていけば大丈夫。
　黒伏山から白森は歩きやすい道です。白森山への急登が始まると、灌木帯の上にでて、素晴らしい眺望です。
　白森から福禄山に向かう登山道は少し荒れているところがあります。ササが生えてきています。灌木帯と樹林帯の箇所が多く、「展望が良い稜線歩き。360°のパノラマ」という「山と高原地図」のフレーズとは違っていると思いました。見晴らしの良いところがたまにあるという感じです。
　柴倉コース分岐点からは長い長い樹林帯が続きます。何度もアップダウンがあります。途中ものすごい激下りがありました。さらに進むと、南東方向から西側まで一望できる見晴らしの良い尾根に出ます。そこからはどんどん下って、最後に川の徒渉があります。渡る箇所と川は地理院地図の表示とは違っています。
　スマホのヤマレコMAPで記録しましたが、いつものようにGPSの精度が悪く、地図を拡大してみると、かなり行ったり来たりしています。ガイドブックで見ると11.3kmのコースです。

写真

8/3 7:35

スキー場に向かう途中の清水から見た黒伏山。南壁が目立ちます。

8/3 7:36

冷たくてとても美味しい水です。帰りにも汲んで家に持ち帰りました。

8/3 8:06

黒伏山の頂上は右側の樹林に覆われている方です。

8/3 8:11

仮設の橋と

8/3 8:11

案内図。

8/3 8:15

ここから登山道。

8/3 8:18

左に行くように矢印がおいてありました。

8/3 8:15

ここをまっすぐに登ろうとしたら道がなく、元にもどって見渡してみました。もう一度ここを一歩登って右側を見ると、登山道がありました。

8/3 8:29

黒伏山の下を西側に歩いて行きます。

8/3 8:59

これはスズメバチの巣では？こんな風にぶら下がっているのは初めて見た。

8/3 9:03

花の少ない季節。貴重な発見。

8/3 9:14

大きな石がゴロゴロ。

8/3 9:19

ブナの樹林帯。

8/3 9:31

ものすごい断崖絶壁です。ロッククライミングの人たちはここを登るのですね。

8/3 10:21

黒伏山への登り。ここからしばらくは写真を撮る余裕はありません。

8/3 11:09

ようやく眺望の良いところに出てきました。ここから南壁の方に行く道がありました。我々は怖いので行きません。

8/3 11:10

これから登る山頂。

8/3 11:15

山頂に向かう途中に見えた南壁。この向こうにあの崖があるのでしょう。

8/3 11:15

南方向

8/3 11:15

ジャングルジャングルのスキー場。規模が大きいです。

8/3 11:16

山頂まではもう少し。

8/3 11:19

ミヤマアキノキリンソウかな？

8/3 11:28

黒伏山山頂。灌木に囲まれ、眺めはありません。

8/3 11:28

そのまま白森に向かいます。

8/3 11:32

御所山方面。手前の尖った山は柴倉山。

8/3 11:51

これから登る白森。美しい姿の山です。高い。

8/3 12:10

白森から続く稜線。

8/3 12:13

白森の山頂に近づくとたくさん赤い実がありました。アカモノの実？

8/3 12:16

出っ張った岩が今にも転がり落ちそうです。

8/3 12:18

花びらに毛が生えているように見えたのでウスユキソウかと思いましたが、花の形も葉の形も違うようです。

8/3 12:20

花の形で見ると、ノリウツギ？

8/3 12:20

福禄山に向かう稜線。白森の後、ここを歩いて行きます。

8/3 12:22

白森山頂。素晴らしい見晴らしですが、日陰が全くありません。暑くて暑くて大変でした。

8/3 12:23

遠くに鶴子ダムが見えます。

8/3 12:24

御所山の北にある荒神山？

8/3 12:24

御所山(船形山)方向。

8/3 12:24

沢渡黒伏。

8/3 12:48

もう一度御所山方向。

8/3 12:53

眺めの良い稜線の道。

8/3 12:54

ノリウツギ。

8/3 12:54

鶴子ダム方向。

8/3 13:07

振り返ってみた白森。左斜面に転げ落ちそうな岩が見えます。

8/3 13:07

銭山、福禄山。

8/3 13:07

ジャングルジャングル。大きいスキー場です。

8/3 13:23

銭山山頂。看板がとれてしまっています。

8/3 13:23

後に、標高の書いてある標柱がおいてありました。

8/3 13:24

灌木の上から眺望がききます。

8/3 13:24

トンボが一杯飛んでいます。

8/3 13:27

再び灌木に囲まれた登山道に入ります。

8/3 13:48

開けたところに出てきました。

8/3 13:46

スキー場の方から見たら、歩いている我々の姿が見えるのでは？

8/3 13:51

この花は何？

8/3 13:52

再びスキー場。あそこまではまだまだ遠い。

8/3 13:58

福禄山。遠くに御所山。

8/3 13:58

柴倉山。その手前で降ります。このあたりはでは、暑くてヘトヘトでした。

8/3 14:27

福禄山からの下山路。再び樹林帯に入ります。

8/3 14:32

とうとう分岐点に着きました。しかし、ここからが長かった。

8/3 14:42

ものすごく背の高いブナ樹林です。感動です。

8/3 15:04

丁度日が当たってきれいです。見つけたときは全部に日が当たっていましたが、カメラを出している内に光線がずれてしまいました。

8/3 15:33

ようやく、見晴らしの良い尾根に出てきました。ここまで来る間に、ものすごい急な下りがありました。ここまで遠かった。

8/3 15:33

あそこまで降りていきます。まだまだ遠いです。

8/3 15:34

尖っている山は最上カゴと仙台カゴ。その右に白髪山。

8/3 15:44

再び樹林帯の急な下り。

8/3 16:20

ブナからスギの樹林帯に変わってきた。

8/3 16:54

とうとう、村山野川にかかる橋が見えた。

8/3 16:57

この支流を渡りました。地理院地図だと、支流ではなく、村山野川を渡ることになっています。

8/3 16:59

合流点。左側から野川が流れてきています。

8/3 17:01

最後、橋を渡って、終了。

8/3 17:02

振り返ると柴倉コースの標識。この3.6kmは長かった。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

yukky3

　前から登ってみたいと思っていた黒伏山でした。
　黒伏山から福禄山までの稜線はところどころ開けたところがあり、素晴らしい眺めです。特に、白森からは遠くまで見通すことができます。この日は残念ながら空気がかすんでいて朝日連峰や月山など、遠くの山は見えませんでした。それでも稜線から南側方向の広々とした高度感ある眺めは素晴らしいものがあります。
　この日は東根市の最高気温が33℃だったようで、山上もものすごい暑さでした。熱中症にならないように気をつけました。私は水を3ℓもって行きましたが、2ℓ飲みました。汗も2ℓ以上出たのではないかと思います。暑さで体力が奪われ、特に下山時のブナ林の道のりは長くて「早く降りたい」と思いながらの忍耐の歩行でした。
　暑さとの闘いの黒伏山周回となりました。
　初夏や秋など、気温が高くない時期に登れば、花や紅葉なども楽しめるのではないかと思いました。