「白い花に癒されて」恵那山...神坂峠より(百名山)
- GPS
- 08:28
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
鳥越峠 09:35
大判山 10:15〜10:25
前宮道分岐 12:25
三乃宮社 12:45
恵那山避難小屋 12:50
恵那山三角点 13:00〜13:30
恵那山避難小屋 13:40〜13:55
前宮道分岐 14:15
大判山 15:35
鳥越峠 16:15
神坂峠登山口 17:00
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 登山口に駐車場あり 登山口 トイレなし 山頂 トイレあり 温泉施設 クアリゾート湯舟沢 大人800円(JAFカード提示で600円) お土産 登山バッチあり(売店の人に言うと出してくれます。) |
写真
感想
この春で、本格的に山へ登りだして3シーズン目突入!
昨年秋より、何となく意識しだした日本100名山。
そんなわけで、今年の本格シーズンインは先週の荒島岳に登りました。
さて次の山は?
自宅から車で2時間ぐらい、標高2000m(残雪歩きがあまりない)ぐらいまで、
今花が咲いていそう,・・・出来れば、100名山。
もう一つ、嫁さんも安全に登れる山、
ありました!恵那山です。
この山、ヤマレコを見る限り賛否両論ですが、
「地味な山」「眺望がない」という情報が目立ちましたが、
登ってみると、決してそんな山ではありません。
偶然?必然的に!神坂ルートから登ったことが良かったのかもしれませんが、
曇ってはいても決して先ほどのイメージは全く湧きませんでした。
むしろ、雄大で懐の深いとにかくデッカイ山でした。
また恵那山がピークごとに見え隠れしながら近づいてくるので
より山の大きさを実感することが出来ました。
やはり100名山です。
当日、登りは何故かお腹がいたくでペースが上がりませんでした。
何故痛いか?理由がわかったのは最後の急登の手前あたりで、
本当に馬鹿みたいなことでした。
スポーツタイツ(C3Fit)を私は履いているのですが、
これが下がって下腹あたりを本来腰に当たる部分が締め付けていました。
それが原因で、お腹が痛かったのです。
しっかり腰まで上げてはき直すと腹痛が徐々に収まっていきました。
頂上に着き、おにぎりを食べてからは快調!!!
避難小屋の後ろの岩に上って写真を撮ったり・・・、
自分は映してもらったけど・・・ガスで眺望はなかったので岩の上からの写真はありません。
荒島岳では痛くなった膝も登り返しなどで下りが続かなかったせいか今日は快調!!
そして、腹痛のおかげで、前半ペースが上がらなかったことが幸いし、
嫁さんが、あまり疲れていない。(写真は少なくなってしまったけど)
今回の登山、最初に車で迷ったことから始まって
悪いこともあれば、良いこともあります。
人生みたいだな〜
先週の荒島岳の筋肉痛がやっと治まったと思ったら今週は
岐阜中央アルプスの最南端恵那山へ。
天照大神降臨の際、胞衣を恵那山の山中に埋めたという伝説が
ある日本百名山の一つです。
最近一番登山者が多く、早く登れる広川原ルートへ.....
向かったつもりでした!!
ところがヘブンスそのはらスキー場近くの登山口へ向かったつもりが
いつの間にか林道へ。ついたところは神坂峠登山口。
またやってしまいました。ナビ任せでは行けないと御岳の時反省しちゃんと
下調べしたはずなのに。
林道を通ってヘブンスに向かう道は閉鎖されており、
今から戻って広川原に向かっても時間的に無理。
ということで急遽神坂峠より登ることになりました。
幸いこちらのルートも展望が良いということで下調べし、
ルートタイムや登山道の分かる地図も持っていました。
予定より1時間遅れでしたが二組の登山者がいたことも心強かったです。
気を取り直して向かいます。
まずは、クマザザをかき分けながらアップダウンし、鳥越峠を目指します。
ピークでは、中央アルプスや、御岳など見えるそうですがあいにく曇っていて
見えなくて残念!
ウバナギの崩落した崖のを通り、
次に目指すは大判山、ここまで何度小さなピークを上り下りしたことか!
帰りが思いやられます。
でもここまで順調でコースタイムより結構早く到着。
ちょっとした広場なのでここで休憩。
ここから少ししばらくアップダウンところに恵那山が見える
小さな庭のような休憩ポイントもあり眺めが良く、
天気がよかったら気持ち良さそう。
ここで距離的には半分。
でもここからが本番でした!
樹林帯に入り登っては下るを繰り返した後、
目の前に蓼科山を思い出すようなガレた急斜面が現れます。
雪もところどころ残っていますが固く踏み抜くようなことは
ありませんでした。
それより泥で滑りやすかったり、とにかく急登が疲れた足に
こたえました...
そしてやっと、前宮ルートとの分岐で急登が終わりました。
きつい中登山道両脇の白いバイカオウレンに癒されます。。。
群生していてとても、可愛らしかった。
後は山頂間指して、1キロの平坦な道を進むのみ!
二つの神社の祠を過ぎる避難小屋が現れました。
ここでやったー!という気分でしたが
山頂はどこ?展望台は?
そのままずんずん進むとありました!
恵那神社本宮と木製の展望台が...
わずか中央アルプスが望めるそうですが晴れ間は出ず残念!
ここの広場で昼食をとり、時間も押しているので
避難小屋まで戻りトイレを済ませ下山です。
滑りやすい急斜面を下るので、ポールは必需品(もちろん登りも)
ポールなしだった方たちは、とてもつらそうに見えました。
怪我の防止にもなるかと思います。
下りは行きとは逆で頂上から大判山は標準タイムより速く、
その後が標準タイムよりやや遅めでした。
とにかく後半にきての登り返しの多さにやられました!
単純な高低差だけ見ると6〜700メートル位に見えますが
アップダウン合計すると1150メートル、
やっぱり、ガイドブック通りだと納得。
でも何とか暗くなる前に下山出来ホッとしました。
帰り道林道を出てすぐのクアリゾート湯舟沢で
どろんこと汗を流し、山バッジをゲット!
下呂を過ぎて上呂の大安食堂でお腹をいっぱいにして、
帰路につきました。
急遽予定を変更しましたが、事前に阿智村役場に問い合わせたところ
「本当にただ登りたいのなら広川原の方がおすすめですよ。」
(展望は無いが簡単で早く登れるらしい)と言われ
早いという言葉に惹かれて選びました。(実際早く帰りたかったので)
結果的に神坂ルートを登ることになり、きつかったですが
景色や花を楽しみながら、何より恵那山を眺めながら登れて
よかったのではないかと思います。
天気がもっと良かったら...と残念に思いますが、
手強いものの百名山だけあって裾野の広い大きな山で
あることの実感できる山でした。
神坂からのルートは、広河原からのルートに
比べると、展望も花も、断然上なルートだと
思います!!
恵那山の大きさが実感できて
大好きなルートです。
お天気があいにくでしたが、花をたくさん見つけられて
素敵な登山だったようで、何よりです。
僕も、本格的な入梅前に行きたいなと思いました。
komakiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
神坂ルートの方が展望も花も断然上ですか!!
やっぱり
どちらも登られたkomakiさんに
そういって頂くとあらためて
こちらから登って良かった!と思います。
本当に雄大な山でした。
紅葉もきれいなのでしょうね!
また違った季節に、出来れば天気の良い日に登ってみたいです
delta-hf & k
神坂からのコースは恵那山の懐の深さが感じられる一番のお勧めコースです。
道に迷われてよかったですね。
ヤマレコの記録で「いまいち」と書いてあると本当に残念ですね。天気がよければ途中、富士山 まで見える事もありますよ。展望台はいりませんね。
毎年のように登っていましたが、この所、富士見台から大きな恵那山を眺めるばかりで
今年は久し振りに黒井沢から登ってみようかと準備中です。このコースは展望はいまいちですが、原生林が魅力で、沢沿いにはたくさんの花 も見られて中々いいと思いますよ。
namiさん こんにちは!
そして、はじめまして。
どんな山も、登ってみないと分からないですし、
自然の中を歩くだけで気持ちのいいものです。
「いまいち」とか「つまらない」とか、そういうものではないな〜と思います。
先入観を持たずに登ってみてもらいたい山ですね。
実際登ってみると、景色の変化もあり、花もきれいで
登りがいがある山でした。
namiさんのレコを見せていただくと、富士見台からの眺めがとても良さそうですね!
今回立ち寄れなかった馬籠観光もあわせて、行ってみたくなりました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する