歩いてみる@鶏頭山
- GPS
- 06:31
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:30
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
警備された登山道、倒木あり。登山ポストは登山口にあります。笹は刈られています。 |
その他周辺情報 | 大迫町のボンディア(ソフトクリーム&パフェ)。お勧めはヨーグルトパフェ(400円) |
写真
装備
個人装備 |
エマジェンシーシート
|
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感想
しばらく山に行ってない。早池峰山は混んでいるだろう。
こんなときにお役立ちの山がある。お隣の鶏頭山である。高さ1445m、早池峰山(1917m)よりはだいぶ低いが、のぼりは1000mほどある(標高差は906m)、ちょっとした登山を味わえ、しかも植生は早池峰に近い。
足を鍛えなおしたいfeveは鶏頭山へ向かった。
迎えてくれるトンボたちと白いサラシナショウマ、山はそろそろ秋であろうか?
そして山に取りつく。噴き出る汗、しまった―っタオルを忘れたー、もう遅い。そのまま朝ごはんのおにぎりを食べ、山頂へ向かう。
鶏頭山には地味であるがアトラクションがある。メタボ岩と4つの梯子、そしてお地蔵さんである。
メタボ岩とは?メタボ返しともいわれている岩で、登山道の真ん中にドンと巨大な岩が通せんぼをしている。登山口から一時間半ほどの場所にあり、通るためにはその狭い隙間をすり抜けないといけない。メタボ気味の方にはちょっときついジョークを味わえる。リュックを先に通し、右を向き、足から通るのがいいと思われる(feveはそのまま通れます)。
4つの梯子とは?ニセ鶏頭についた途端出くわす4っつの梯子、そんなにでかいものではないが、隣が切れ落ちていたり、狭い場所だったり、ちょっとしたスリルが味わえる。
お地蔵さんはニセ鶏頭に鎮座していらっしゃる。登山の無事を祈って手を合わせるもよし、お地蔵さんは、仏教の神様なので甘いものがお好きだそうなのでお饅頭を供えるもよし。
さらにニセ鶏頭から鶏頭山へのピークはただでは着かない。偽ピークが4っつほどあり、登ったり下りたりをして、だいぶ絞られたころにピークにたどり着く。
けっこう楽しいお山なのだ。
植生もだいぶ早池峰山に近い。すぐ隣なのだ5.1キロしか離れていない。健脚の方は縦走してこられる。feveも早々に降りてきたら2回も縦走者と間違われた。
今頃の季節に見られるものとしてハヤチネウスユキソウ(これはクエスチョン)なぜならば、時期的にウスユキソウの季節は過ぎていて、ミネウスユキソウなのかハヤチネウスユキソウなのか区別がつかなかった。たぶんハヤチネウスユキソウだろう。ヒメコザクラ(咲くのは6月)もあるし。
あとは今頃の季節だとイブキジャコウソウ、クルマユリ、ハクサンフウロ、ハクサンシャジン、クガイソウ、ミヤマアキノキリンソウ、ギボウシ(これは白い花のものと紫の花のものを見た)、ミヤマシシウドが見られた。ちょっとした高山植物の宝庫でもある。
実になっているものは、マイヅルソウとツバメオモトが濃い紫色の実をつけていた。
チョウも結構見られる。アゲハは山頂で、クジャクチョウも山頂付近で、カラスアゲハは山麓付近で見られる。
写真でお見せできないのがもどかしい。修理されて戻ってくるのか、修理不能になっているのか、今のところ不明である。雨のたびにカメラを買い替える羽目になるのならばここは思い切って防水カメラに手を出すべきなのだろうか?登山に雨はつきものである。
そして運が良いと動物にも会える。シカに出くわしたこともある。狸が通ったこともある。今回の帰り道ではカモシカが道路を横切った。さらに運が良いとオコジョもいる。さらに運が悪かった場合は、巨大な黒い生物に・・・。早朝や夜間はお気をつけクダサイ。
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