記録ID: 1956994
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
明神岳東稜〜主稜
2019年08月03日(土) ~
2019年08月04日(日)
yama_pound
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:14
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
1日目
- 山行
- 0:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:10
9:35
10分
上高地バスターミナル
9:45
小梨平キャンプ場
2日目
- 山行
- 11:59
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 13:14
0:54
33分
小梨平キャンプ場
5:05
5:05
160分
第一階段基部
7:45
8:00
47分
バットレス基部
14:08
小梨平キャンプ場
・途中コース上で登攀の準備や休憩を何回か取っているので休憩時間はもっとあります。
天候 | 8/3 晴れ 8/4 晴れ一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando ・沢渡駐車場〜上高地BTは乗合タクシーで移動しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地には登山ポスト、トイレ、水場、山小屋は豊富にあります。 ただし今回のルート上には何もありません。。 【明神橋〜ひょうたん池までのアプローチ】 ・ひょうたん池までのアプローチは概ね踏み跡があります。目印もありましたが暗いと見落とすかも。。草が生い茂っているところやガレた沢を横断時するときはちょっと??な感じでルートから外れることが多々ありましたがその都度ダウンロードしていったGPSログで現在地を確認しルートを修正しながら歩きました。 (今回は初見の上、暗い時間の行動で目印等を見落としまくってたのかもしれませんが、明るい時間なら問題はないかと思います。) ・尾根道は急登で樹林帯を抜けるとトラバース気味に右上し最後は急な草付きを踏み跡を辿って登るとひょうたん池に着く。 【明神岳東稜】 ・急な登りが続く。。 ・ハイマツが鬱陶しい。。 ・岩場では落石や浮石に注意。(特に浮石!) ・第一階段(どこからどこまでが第一階段??なのかはわからないけどw)は階段と言われるだけあって階段でした。 1ヶ所だけいやらしいところがあり結果的にロープを出しました。(最初フリーで登りましたが、Mさんが不安そうだったのでMさんのところまで懸垂で下りて巻き道があるかどうか探してみましたがやっぱり直登が正解だったので携行したギアで懸垂で使ったロープにバックアップをとって登りました。) ・バットレスは1P(30m程度)だけロープを出して登りました。残置支点も多くあり問題なく登れました。 【明神岳主稜】 ・主峰からの下りはザレているので注意! ・2峰の1ピッチ目はフリーで登りましたが出だしが少しいやらしかったです。 2ピッチ目はロープを出しましたが、特に問題なく登りました。 ・3峰は右からの巻道を歩き、4峰は稜線上の踏み跡を歩き、5峰の山頂に辿り着きました。 ・明神岳5峰から南西尾根の肩への下りで違う尾根へ下りそうになってしまいましたが間違いに気付きハイマツ帯を乗越して正解ルートに復帰しました。 ・南西尾根は痩せ尾根、急傾斜、そして長かったです。。 |
その他周辺情報 | ・下山後はさわんど温泉『梓湖畔の湯』で入浴 http://www.sawando.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
テント泊装備1式
登攀装備1式(ロープはダブル50m)
|
---|---|
共同装備 |
テント×1
ツエルト×1
ファーストエイドキット1式
ガスヘッド&ガス×1
カム×数本
ナッツ×数本
ナッツキー×1
ハーケン×数本
マイクロトラクション×1
タイブロック×1
虫よけスプレー×1
トランシーバー×1
|
感想
梅雨が明けて暑いから涼しそうな明神岳に行くことにした。
二転三転する天気予報・・・でも晴れるでしょ!w
ヾ響
・初日はテント場でぐっすり昼寝をしたかったのですが、予想外に暑くて快適に寝れませんでした。。
・2日目は移動距離も行動時間も長くなりました。東稜の長く急な登り、南西尾根の長く急な下り、そこに暑さも加わり疲れました。(フル装備を担いでなかったので少しはマシでしたが、いろいろ不要なものを携行したので荷物はそれなりに重かったー)
・ひょうたん池への草付きの登りは草が朝露で濡れていて服がびしょびしょに濡れてテンション駄々下がりでした。。(東稜歩いてたらすぐに乾きはしましたが。)
・少々のネット情報と東稜冬季登攀のトポで今回初見のルートを歩きましたが特に大きな問題もなく歩けました。
・左足首はまだ万全ではなく体力もまだまだ元に戻らずといった感じですが1日で周回できて良かったです。
反省
・新潟からさわんどのへの移動途中、高速のSAで仮眠してたら思いっきり寝過ごしてしまう。。久しぶりにやってしまった・・・
結果、初日に明神岳を周回してくる予定が2日目に周回することになった。(日が暮れる前に小梨平テント場まで戻って来れるかどうかわからないので初日はテント場でゆっくりすることにしました。)
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コメント
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昨夏に滑落し救助された際にラクダのコルに残置したザックを来週回収に行く予定です。
直近の状況が把握でき助かります。
画像では不鮮明ですが、、ザック荷物が取り散らかったりしていませんでしたでしょうか。
…私が落ちて転がった斜面には今年は未だ雪が残っているようですね。
ひょうたん池BCからピストンする予定ですが、もう2度と遭難する訳にはいかないので第一階段の下りは懸垂するつもりですので支点の構築がポイントかと思っています。
それにしても1日で周回とは速足ですね。
因みに新潟の自宅に帰省してから向かう予定ですw 新潟起点の際は十日町経由で沢渡に向かうことが多いのですが、バイクだと気持ち良いルートです。
hatsuさん、こんにちは。
今回の山行の前にhatsuさんのヤマレコも拝見し参考にさせてもらってます。ありがとうございます。
hatsuさんのザックはもう回収済みだと勘違いしててラクダのコルでは注意深く辺りを確認せずに歩いたので残置ザックには気付きませんでした。。(草が生い茂り緑が映えるところにモスグリーンのザックは目立ちません 中の荷物が散乱してたら逆にすぐ気付くと思うのでザックはちゃんとしてると思いますよ。写真で確認してみましたがラクダのコルの一番上のテント適地の端にそれっぽいものが写ってるように思いますがそれなのですかねー?)
安全面を考えると手間がかかっても要所要所で懸垂下降するのは良いことだと思います。まずは支点構築がポイントになると思いますが、傾斜の弱いハイマツ帯ではロープの回収もポイントになると思います。。登り返さなくても済むよう上手くやってください。
ご安全に!
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