真夏の北アルプスに挑戦だ快晴の爺ヶ岳

2019年08月06日(火) [日帰り]

• GPS: 09:27
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,862m
• 下り: 1,828m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:27

距離 14.9km 登り 1,862m 下り 1,841m

5:46 柏原新道登山口
6:54 6:57 ケルン（柏原新道）
7:05 7:06 駅見岬
8:01 8:02 水平岬
8:32 8:36 富士見坂
9:05 9:25 種池山荘
10:20 10:25 爺ヶ岳南峰
10:49 11:17 爺ヶ岳中峰
11:33 爺ヶ岳南峰
12:19 12:51 種池山荘
13:11 13:16 富士見坂
13:38 水平岬
14:19 14:20 駅見岬
14:26 ケルン（柏原新道）
15:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝5時30分頃に現着して柏原新道登山口近くの無料駐車場に駐車できて良かった。

その他周辺情報

大町温泉郷の『薬師の湯』大人700円

写真

8/6 5:49

柏原新道登山口からスタート。

8/6 6:24

ハクサンオミナエシ

8/6 6:30

八ツ見ベンチ

8/6 6:30

樹間から針ノ木岳が見えた。久々に青空の日に山に登れて良かった。

8/6 6:42

足元に何か動いたと思っていたら、大きなカエルでした。

8/6 6:53

ガーン。蓮華岳と針ノ木岳に雲がかかってしまった。

8/6 6:54

ケルンに到着。

8/6 7:13

うーん、まだ雲が取れない。

8/6 7:32

ユキザサ

8/6 7:38

一枚岩に到着。

8/6 7:51

種池山荘が見えてきた。まだまだ遠そうだけど、天気が良いうちに稜線漫歩したいので、更に気合を入れて登りました。

8/6 7:56

カニコウモリ

8/6 8:06

水平道。ここからしばらくは、ほぼ平坦な道だったので、休まず急ぎ足で歩きます。

8/6 8:07

目だった花が咲いていないのと、往復同じ道なので上りは、あまり花を見つけられません。ゴゼンタチバナは終盤でお疲れの花が多かったです。

8/6 8:35

ガレ場の難所の終盤。お花畑には、ミヤマキンポウゲやヨツバシオガマが咲いていました。

8/6 8:37

ヨツバシオガマ

8/6 8:38

コオニユリ

8/6 9:00

種池山荘への上り。両側がお花畑でコバイケイソウ・ハクサンフウロ・ハクサンボウフウが多く見られました。

8/6 9:02

ハクサンフウロ

8/6 9:05

種池山荘に到着。忘れるといけないのと、登るのは3回目なので、先に山バッチを購入しました。

8/6 9:06

山荘前から岩小屋沢岳と奥に立山・真砂岳・別山

8/6 9:09

蓮華岳と針ノ木岳には、まだ暑い雲。

8/6 9:09

南方面を見ると南アルプスが甲斐駒ヶ岳から聖岳くらいまで見えました。富士山は、薄っすら三体の3分の1しか見えません。

8/6 9:27

山荘でトイレをお借りし戻ってみたら、蓮華岳と針ノ木岳にかかっていた雲が上がり待ち望んでいた景色を望めました。

8/6 9:27

左から蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳。

8/6 9:28

蓮華岳をズーム。

8/6 9:29

針ノ木岳とスバリ岳。針ノ木雪渓をよく見ると、登山者の歩いた道筋が見えます。

8/6 9:30

いつまでも休んでいられないので、爺ヶ岳へ向います。振り返って種池山荘です。爺ヶ岳から戻ったら、ピザを食べに戻ります。

8/6 9:31

ウサギギク

8/6 9:31

振り返ると赤沢岳まで見えてきました。

8/6 9:32

種池山荘から爺ヶ岳へ向う登山道の前半は、両側がお花畑です。右側斜面に目立つのはコバイケイソウ、左側は、チングルマが主役でした。

8/6 9:34

コバイケイソウ咲く斜面と左から蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳

8/6 9:35

周りの景色に感激でついつい振り返ってしまいます。すると、種池山荘の横に劔岳が見えてきました。

8/6 9:36

前方には、爺ヶ岳の南峰と最高峰の中央峰

8/6 9:37

チングルマ。花の終盤のためか、中心が赤くなっていました。

8/6 9:37

このチングルマ群落は、まだまだフレッシュ。

8/6 9:40

これこれこれ、キターって感じ。爺ヶ岳といえばこの景色です。

8/6 9:43

鹿島槍ヶ岳には、雲がかかっていますが、針ノ木岳のようにしばらくして全容が見えそうです。

8/6 9:43

劔岳。三ノ窓と小窓雪渓が良く見えます。

8/6 9:46

爺ヶ岳全容が見えてきました。（南峰・中央峰・北峰）

8/6 9:48

浮石ばかりですが傾斜はあまりないので、ザクザクと足を踏みしめて登っていきます。

8/6 9:51

最高の眺め。立山・真砂岳・別山・劔岳・毛勝三山

8/6 9:52

劔岳

8/6 9:58

蓮華岳の奥に槍・穂高まで見えてきた。

8/6 9:58

スバリ岳と赤沢岳の吊り尾根の先にも山？が見える。

8/6 10:00

見飽きることがない、夏山の景色です。標高を上げるたびに何度も振り返ります。

8/6 10:00

青空と立山・劔岳・毛勝三山

8/6 10:01

待ってました。鹿島槍ヶ岳のご登場。昔泊った冷池山荘も見えます。

8/6 10:02

槍ヶ岳と穂高連峰をズーム。

8/6 10:03

鹿島槍ヶ岳

8/6 10:08

種池山荘から針ノ木岳へ向う稜線。いつか歩いて見たいルートです。左奥に見えるのは五色ヶ原かなあ？

8/6 10:10

辿ってきた道を振り返ります。先には、立山と劒岳がまだまだ良く見えます。

8/6 10:10

篭川と扇沢が見えます。随分と高いところまで登ってきたものです。

8/6 10:14

南峰山頂が近づくとルートが直登と左へ迂回する道に分かれています。

8/6 10:15

ヤマハハコ

8/6 10:15

アキノキリンソウ

8/6 10:16

チングルマ綿毛

8/6 10:26

南峰山頂標と劒岳。

8/6 10:26

南峰山頂標と鹿島槍ヶ岳。

8/6 10:26

南峰山頂から立山・劔岳。

8/6 10:26

南峰山頂から鹿島槍ヶ岳。

8/6 10:27

南峰山頂から中央峰。山頂には、登山者の姿も見えます。

8/6 10:27

中央峰と北峰。登山道もはっきり見えます。

8/6 10:29

南峰山頂から槍ヶ岳と穂高連峰。

8/6 10:30

鹿島槍ヶ岳。今日は、中央峰かで行って戻りますが、また、布引山からの鹿島槍ヶ岳の姿を見てみたいなあ。

8/6 10:31

南峰山頂から下りて迂回ルートの分岐から中央峰と北峰。

8/6 10:34

コマクサ��

8/6 10:34

コマクサ��

8/6 10:34

コマクサ��

8/6 10:35

コマクサ��

8/6 10:35

コマクサ��

8/6 10:36

コマクサとミヤマダイコンソウ

8/6 10:37

コマクサと劔岳。

8/6 10:39

立山・別山・劔岳・毛勝三山

8/6 10:40

鞍部から中央峰へ向かう登山道。

8/6 10:44

コケモモ

8/6 10:45

中央峰山頂への分岐。

8/6 10:49

中央峰の山頂標が見えてきた。

8/6 10:51

中央峰山頂に到着。バックに鹿島槍ヶ岳。着いた時は、山頂を独り占め出来ました。

8/6 10:50

中央峰山頂から南峰

8/6 10:58

鹿島槍スキー場と青木湖

8/6 11:14

山頂から立山・劔岳。

8/6 11:19

登っているときには見逃していました。ミヤマコゴメグサがキレイに咲いていました。

8/6 11:21

イワツメクサも咲いています。

8/6 11:22

ウラシマツツジの葉がもう紅葉し始めていました。

8/6 11:26

ミヤマダイコンソウ

8/6 11:39

チングルマ綿毛と立山・劔岳。

8/6 11:54

鹿島槍ヶ岳

8/6 11:55

鹿島槍ヶ岳。双耳峰の鞍部に残雪が見られます。

8/6 11:57

登った中央峰と南峰を振り返ります。

8/6 12:08

『鹿島槍ヶ岳』構図を工夫してみました。

8/6 12:10

種池山荘へ立山・劔岳を眺めながら戻ります。

8/6 12:13

チングルマ

8/6 12:15

イワカガミもまだ残っていました。

8/6 12:17

スタンバイ中のコバイケイソウ。

8/6 12:18

ウサギギクのカップル

8/6 12:19

独身のウサギギク

8/6 12:29

種池

8/6 12:31

さあ、お待ちかねのピザを食べます。想像よりも大きく1人で食べるにはヘビーでした。

8/6 12:56

エゾシオガマ

8/6 12:58

ハクサンフウロ

8/6 13:01

エンレイソウ

8/6 13:13

ガレ場まで下りてきました。

8/6 13:15

ミヤマキンポウゲ

8/6 13:32

ツクバネソウ

8/6 13:33

シロバナハナニガナは、朝は萎んでいましたがキレイに咲いていました。

8/6 13:35

クロバナロウゲかなあ？

8/6 13:36

8/6 14:04

正面に針ノ木岳。この辺りから、槍ヶ岳方面の雷鳴が聞こえ始めました。

8/6 14:17

ミヤマチドリ

8/6 14:18

ミヤマチドリ

8/6 14:30

蓮華岳と針ノ木岳がまだよく見えます。雷鳴も良く聞こえました。天気予報で午後からは積雲が発生し雷に注意という予報を事前に知っていたので、昼過ぎに尾根から下山できてよかった。

8/6 14:47

ヨツバヒヨドリ

8/6 14:48

ギボウシ

8/6 14:49

何の花？

8/6 15:14

ハンゴンソウ

8/6 15:15

タテヤマウツボグサ

8/6 15:17

無事に下山。ケルンを過ぎてからの下りが長く感じました。今回も、充分な水分と塩分補給をしたので痙攣を起こすことなくマネージメントできました。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

X-T3 FUJIFILM

装備

個人装備

半袖シャツ スコーロンアームカバー ソフトシェル ズボン グローブ 防寒着 雨具 サポートタイツ 靴 ザック ザックカバー 帽子 昼食 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 熊除け鈴

感想

ねたにしくん

山登りを再開して4年が経過し、大分、山登りの体力と経験がついてきたので、20年程前に登った、北アルプス後立山連峰の爺ヶ岳に日帰り登山に出掛けた。以前登ったのは、夏に白馬岳から縦走し山小屋泊りの3泊4日で歩いたのと、秋に今回と同様のルートを種池山荘に宿泊して登った2回であり、日帰りは今回が初めての挑戦です。若いころは、体力勝負で山仲間と競うような登り方だったが、年を取り体力が衰えているので、当時は気にしなかった塩分と水分補給を意識して登りました。爺ヶ岳は、過去2回とも好天で今回も晴天に恵まれました。花の方は、時期的に少し遅いようで、ハクサンシャクナゲは終盤、チングルマもほぼ終盤といった感じでした。コマクサは、南峰と中央峰の鞍部に綺麗に咲いていました。種池山荘で休憩中にお話しした若者は、鹿島槍ヶ岳の北峰まで行って戻ってきたとお聞きし、健脚ぶりに驚きました。今回は、自分的には体力テストのような山行でしたが、1日を通して痙攣が起きそうな症状もなく、水分と塩分補給のタイミングと補給量が大事だなと再認識できた山行となりました。