槍ヶ岳☆2011年から9年連続10回目
- GPS
- 104:00
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,782m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:31
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:35
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:48
天候 | 5日間ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今年も夏休みを利用して槍ヶ岳山荘の短期ボランティアに行ってきた。
早いもので今年で9年連続10回目となった。
毎回様々なルートで槍ヶ岳にアプローチしているが、今回は槍沢ルートで横尾山荘に宿泊することにした。
初日:8月3日(土) 新宿〜松本〜新島々〜上高地→横尾山荘
新宿7:00発のあずさで松本へ。新島々からバスで上高地へ。
昼過ぎには上高地に到着。
横尾には夕方までに着けばよかったので、時間にゆとりがある。
まずは帝国ホテルに行ってみることにした。
今までバスで通過するだけで、車内からちらっと建物を見ることはあっても、縁のない存在と思っていた。
今後も宿泊することは考えにくいが、見学を兼ねて昼食をとることにした。
ホテル内に入ると、さすがにホテルマンの対応は洗練されていた。
一見して宿泊客ではないとわかる私にも丁寧にレストランまで案内してくれた。
和食の「あすさ庵」に入り、白海老のかき揚げ丼をいただいた。
玉ねぎの甘みが少し強く感じられたが、白海老の美味さを引き立ててくれていた。
とても贅沢な昼食となった。
帝国ホテルの館内をざっと見学したのち、横尾に向けて歩き始めた。
田代橋から梓川の右岸に渡り、河童橋方面へ。
途中、ウェストン碑を見学。ウェストンの名前は学生時代から聞いていたが、ここを訪れるのも初めてであった。
河童橋からも梓川に右岸の遊歩道を歩くことにした。
上高地周辺を散策するハイカーで賑わっていた。
明神では、穂高神社奥の院にある明神池にも初めて訪れた。
水面に鏡のように映る景色が美しかった。
明神からは、梓川の左岸にあるいつもの林道に戻った。
ここからは歩きなれた林道。ひたすら横尾に向かって黙々と歩いた。
16時過ぎに横尾山荘に到着。きれいな館内であるシャワーつきの風呂も快適であった。個別のベッドが確保され居住空間も申し分ない。翌朝まで熟睡できた。
2日目:8月4日(日) 横尾山荘→槍ヶ岳山荘
横尾を4時に出発
槍沢ロッジ、ババ平、大曲を順調に通過。
しかし、大曲を過ぎたあたりから日差しが強くなり、徐々に体力を消耗。
天狗原分岐までも苦しい登りとなってきた。
その後は高度が上がるにつれて息が切れるようになった。
歩きが100歩と続かなくなった。
今まで何度も槍ヶ岳に来たが、途中で苦しいと思ったり、立ち止まって呼吸と整えたりしたことはない。
今回は、記憶にないくらい苦しい登りとなった。
途中で水もなくなり、給水と休憩を兼ねて殺生小屋に立ち寄った。
殺生小屋からも途中休み休み歩いて、ようやく槍ヶ岳山荘に着いた。
3日目:8月5日(月) ボランティア
隙間時間を利用して、山頂往復
4日目:8月6日(火) ボランティア
5日目:8月7日(水)下山日、槍ヶ岳山荘→上高地〜帰宅
槍ヶ岳山荘と5時前に出発。
のんびり歩いて11時前に上高地に到着。
13時発のバスチケットを購入し、風呂や昼食などで時間をつぶした。
松本では、知り合いから教えてもらった居酒屋に立ち寄り、軽く日本酒を飲んで山行の疲れを癒した。
特急あずさで爆睡しながら帰途についた。
今回は、初日に時間的ゆとりがあったので、普段通り過ぎるだけの上高地周辺の観光スポットを散策してみた。歳を取るとこんなのんびりとした山行に喜びを感じるようになる。
それにしても、2日目の槍沢の登りは、かつて経験したことがないほどきつかった。
原因は、平時のトレーニング不足とそれに伴う体重増加、加齢に伴う体力低下、高度に対する耐久能力の低下などなど。
来年はもう少し楽に登れるようにトレーニングを積んで、満足できる山行にしたいと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する