御嶽山(黒沢6合目登山口より往復)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ☀️のち曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■黒沢6合目登山口〜8合目 樹林帯の中ひたすら木製階段を登る。7合目から少し傾斜がかかる。岩がゴロゴロし始めると8合目に達する。 ■8合目〜山頂 ハイマツ帯の中、岩がゴロゴロした道を登る。登山道はやがて木の階段に代わり、再び岩がゴロゴロした道に変り、傾斜が増していく。ハイマツ帯を抜けると岩の急階段をひたすら登っていく。シェルターと慰霊碑を過ぎ、御嶽神社奥社に向けて階段を登ると山頂に達する。 |
その他周辺情報 | せせらぎの四季 ¥700 |
写真
感想
およそ1カ月ぶりの山行に、会社よりテント泊、小屋泊が禁止されているので、日帰りの高い山がいいと思い、5年ぶりに本格的に登山解禁となった御嶽山に行ってきました。
この季節、暖かくなると雲が湧いてくるし、午後から崩れる予報だったので、ロープウェイを待たずに、4:30に中の湯から出発しました。寝不足でつらかったけど、これが大正解でした。最初はひたすら樹林帯の中木製階段を登る我慢の登山でしたが、8合目に出ると周りは一気に開け、南北中央アルプスや恵那山までクリアに見え、テンションが上がりました。
しかし易々とは登らせてくれません。8合目からは火山特有の荒涼とした岩肌をひたすら急登。睡眠不足もあり、足が全然動きませんでした。こんなにゆっくりと歩を進めたなければならなかったのは久しぶりでした。それでも何とか山頂直下にたどりつきました。
山頂直下には噴火の傷跡がまだ生々しく残っていました。ボロボロになり解体中の御嶽剣ヶ峰山荘跡、真新しい3つのシェルター、噴石の跡が残るハンドレール、そして慰霊碑。慰霊碑に手を合わせて、山頂にある御嶽神社奥社の階段を登りました。登り始めるとなぜか急にザックが重たく感じられ、ゆっくりとしか登れませんでした。
山頂に達すると北アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、南アルプスの展望が待っていました。あの日も登山者の方々がこの絶景を見ていたのかと思うと切なくなりました。周りの風景は変わらず残っており、人間のはかなさを感じました。下山時もこの日の絶景を楽しみながら下りれるのかと思いきや、雲がもくもくと湧いてきて、かなりの部分を隠してしまいました。下りでは、さすが百名山、数え切れない数の登山者とすれ違いましたが、今日は早起きは一文の得になったようでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する