仙丈ケ岳 / 北沢峠からゆるりと

2019年08月10日(土) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,085m
• 下り: 1,079m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:19

5:59 北沢峠
7:03 7:03 藪沢分岐（大滝の頭）
8:10 8:12 小仙丈ヶ岳
8:46 8:47 仙丈小屋分岐
9:26 9:28 仙丈ヶ岳
9:37 9:39 地蔵尾根合流
9:44 10:11 仙丈小屋
10:44 10:44 丹渓新道合流
10:54 11:00 馬の背ヒュッテ
11:10 11:11 藪沢小屋分岐
11:17 11:19 薮沢小屋
11:35 11:36 藪沢分岐（大滝の頭）
12:17 12:17 北沢峠
12:18 ゴール地点

天候

晴れ、午後は積乱雲湧きそうでした

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

【仙流荘⇔北沢峠】
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
平日と休日のダイヤ違い注意。
繁忙期は始バス早まることもあり、終バスは16時変わらず。
山の日前、繁忙期、バスは4時頃には行列出来てました。
午後は積乱雲湧くこと多々、農鳥オヤジじゃないですが早出、早目の行動終了を。

コース状況／危険箇所等

【山頂附近】
石っころ注意、私は山頂から仙丈小屋へ下る道中、スッテーンと尻もちつきました。

★水場
・仙丈小屋下:
バスのアナウンスだと渇れているとの話でしたが見事な放物線描いてました。晩秋には渇れることも想像出来ます。小屋の方の尽力に頭が下がります。
・馬ノ背ヒュッテ下:
鉄板。登山道沿い、沢横切る箇所。小屋の水もここで汲み上げてるようです。
・藪沢小屋下:
まず渇れないと思います。

★トイレ
・仙丈小屋
・馬ノ背ヒュッテ
・北沢峠

その他周辺情報

【仙流荘日帰り入浴】
日帰り入浴の受付時間　10時〜20時30分
大人500円　小人300円
https://www.ina-city-kankou.co.jp/senryuso/information/

写真

8/10 5:57

予定では市野瀬から地蔵尾根かまして仙丈ヶ岳…ちょっと事情あって北沢峠から。
さすが標高2000、極楽のような涼しさ。

8/10 6:48

この手前で日向に、やっぱ暑い

8/10 7:15

五合目から斜度上りヒーコラ言います、お、いよいよすな

8/10 7:12

へばったら立ち止まって振り返ります、日向八丁回避したヘタレを団十郎がせせら笑ってます。

8/10 7:23

抜けた〜偽小仙丈ロックオン

8/10 7:36

左には鳳凰、ふじこちゃん、喜多さん…この絵見んの四度目だったかな？

8/10 7:26

振り返って団十郎、鋸と併せ一つの山塊ですな

8/10 7:55

小仙丈で腰下ろしてひと息入れます、ここで終わりでもえ〜んぢゃね

8/10 8:12

んなことしんたろーさんが許す訳ありません、初仙丈にウキウキです…ってこの風景見りゃ誰でもウキウキすんでしょ

8/10 7:55

ベタなワンツースリー、白峰二山邪魔しないよう屈みました

8/10 7:50

邪魔取り除いて

8/10 8:26

雄大な北沢カール

8/10 8:29

ぜーぜーしながら、あとちょいで山頂拝めます

8/10 8:34

クラブツーリズムご一行、淑女方も山岳風景のひとこまです。
こりゃ誰でも歩きたいわ

8/10 8:44

うっしや、もう尺取虫です、ナメんな北沢峠からの仙丈ヶ岳。
地蔵尾根止めといて正解だな笑

8/10 8:53

＼(^o^)／

8/10 8:58

よし、ロックオン

8/10 9:01

来し方、そそり立つ団十郎、仙水峠のセクシーなくびれ、栗ちゃん…東スポ級の下ネタだなこりゃ。
栗沢下って甲斐駒登ったことありますが死にそうでしたよ、ええ。

8/10 9:20

そしてツースリー

8/10 8:59

あいちゃんへ伸びる仙塩尾根、南部の武者たち

8/10 9:10

青空背に二人でドヤ
いーんです、たまにゃこんなユルユルでも

8/10 9:09

大仙丈と赤石山脈南部の山バックに

8/10 9:28

なんとも言えませんな

8/10 9:20

兜将軍、荒川三山、赤石の大将

8/10 9:28

眼下には藪沢カール、仙丈小屋一度は泊まりたい

8/10 9:30

さ、仙丈小屋へ

8/10 9:30

今日歩く予定だった地蔵尾根、この暑さじゃスカッと歩き通せる絵が思い浮かびません笑

8/10 9:41

下りながら藪沢カール

8/10 10:13

極楽仙丈小屋到着

＼(^o^)／

8/10 10:08

しんたろーさんと団十郎

8/10 9:54

ご褒美。このあと馬ノ背ヒュッテでなっちゃんグビ呑み…山小屋各駅停車の旅です

(-。-;)

8/10 10:16

名残惜しや藪沢カール

8/10 10:12

仙丈小屋前に咲いていたヨツバシオガマ、なんか色濃い

8/10 10:27

シシウド

8/10 10:22

らいちょーさん

8/10 10:19

水場は活きてました仙丈小屋下

8/10 10:19

こりゃー仙丈小屋下水場のアンバサダーですなしんたろーさん

8/10 10:24

さ、馬ノ背

8/10 10:32

振り返って藪沢カール、雄大也

8/10 10:31

夏の空すな

8/10 10:50

馬ノ背ヒュッテでなっちゃんをグビっとな

8/10 11:03

標高下げ、気温上げ

8/10 11:09

沢沿いに咲いてましたクルマユリ

8/10 11:09

タカネグンナイ、今山行の天使でした、癒されましたよ

8/10 11:21

水が踊ってました

8/10 11:28

いいすな、水のあるトレイル

8/10 11:19

真正面には団十郎

8/10 11:39

八代亜紀さん女盛り

8/10 11:43

さ、下降

8/10 12:21

発車間際のバスラス二席モノにしました。
汗乾く間もありません。

8/10 12:41

車窓から団十郎

8/10 12:54

地蔵尾根従えた仙丈ケ岳、地蔵尾根歩いてたら今頃地蔵岳巻いて下降、悶え苦しんでる頃でしょう

8/10 13:18

初の仙流荘

8/10 13:21

壮快也

8/10 14:38

仙流荘、食事終わってたので、秋葉街道北上し、幟が目についた七面亭へ

8/10 14:36

築百年くらいの古民家だとか

8/10 14:34

いい雰囲気です

8/10 14:42

馬刺し、健脚になれっかな？

8/10 14:56

写真の撮り映えの倍は美味い

8/10 14:37

いいな、北沢峠からの登山

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

AQUOS EVER SH-02J docomo シャープ

感想

tomhig

久々のしんたろーさんとの山歩き。
当初は日向八丁黒戸周回と勇んでいたのですがこの暑さ…。
赤石もキツかったし、原田さんと歩いた巻機山下山時の灼熱サウナ状態…。
こりゃー日向八丁黒戸はまず撃沈するな、しんたろーさんに弱音吐いて北沢峠からの仙丈ケ岳いかがすか、とジャブを入れます。
「どこでもいいっすよ」
と気さくな返信来ましたが、陸の王者しんたろーさんに失礼だし、やろー二人でナンパな北沢峠からの仙丈もアレだったので妥協して？市野瀬から地蔵尾根の仙丈と相成りました。
キツそーだから3時出、午後は落雷のリスクあるからクソ暑い最中のタイムトライヤル拷問か〜、緊張して2時半のしんたろーさんとの集合を市野瀬で迎えます。

そこで福音、もとい残念なメッセージが…
しんたろーさん、仕事繁忙期、突発的な仕事で5時頃着になりそうとのこと。
小躍りしながら、地蔵は無理だから北沢から仙丈はど〜おと返信しましたよ(笑)。
市野瀬から仙流荘までは20分もかからず、第二駐車場でしんたろーさんを待ちます。
駐車場で会った時には遅れてきたしんたろーさんに後光が射して見えました。
仕事終わり寝ずでかけつけたしんたろーさんには頭が下がります。

北沢峠着いた時の涼しさときたら…椹島や巻機の桜坂とはエラい違いです、なんたって標高2,000ですから、標高をカネで買ったようなもんです。
にしても空気が薄い…えっちらおっちら4合目、5号目と登るにつれ、息はあがるわ滝汗になるわ。
標高1,300の地蔵尾根から登ってたらとんでもない消耗戦になったに違いありません。

6合目手前、森林限界突破前、胸突き八丁の坂を振り返ると、甲斐駒ズドン、年始早々黒戸登って以来足遠のいてんなーと後ろ髪引かれる思いです。
越えて左見りゃ鳳凰、ふじこちゃん、北岳。
北沢から1時間半でこんなん見れるんです、好きです北沢。
小仙丈で一息、ぞろぞろ後続が到着します、都内海城高校ご一行とこの後スライドしますが賑やかでいいすね、女王リゾート。
8合目手前ではクラブツーリズム大名行列とすれ違いました、馬ノ背ヒュッテ泊まって山頂踏んで下山して来たそうです、くそー羨ましいなぁぁぁぁぁ。
稜線歩きは8時から、午後の落雷のリスクどこ吹く風、360度の大展望を満喫でき、ゆったりと山頂稜線歩きを楽しみました…っていうか標高高いんでちょっとの傾斜もしんどかったのが実情でしょ(笑)、たらたら歩いてしんたろーさんには申し訳なかったです。

下りは山小屋各駅停車の旅、こんな優雅な山歩き、久しぶりじゃないだろうか。
湧く雲に巻かれまいと必死に登った赤石岳大倉尾根、灼熱地獄の巻機山の下山、クソつまらない白峰南嶺の胴島尾根、別当代東尾根…修行系の山行ばかりでしたが今回は往復2300円かけただけあります。

しんたろーさんとは去年の南岸低気圧襲来後の2月の黒戸第一登以来の山歩きです。
河童師匠と並んで気の置けない山仲間、最近は仕事、家庭、地元の活動となかなか忙しいですが、久々に一緒に山歩けて嬉しかったです。
ゆるゆるの仙丈ケ岳でしたがキツい山行を伴にした山仲間と歩くのはやっぱりイイものですね。

shinshintaro

自身、初となる「南アルプスの女王」へ。
諸般の事情により、リッチに文明の力（バス）にて北沢峠をめざす。
天気は完璧!!　サイコーの登山日和!!

最近はトレイルランニングにはまり、ゆっくりのんびり歩く事が少なかった。
今回は全く走らない。
やっぱりそんな山行もいい。

自然が長い年月をかけて作った雄大なカール。
幾重にも重なる南深部の山々。
1位、2位、3位の共演。
トムさんの優しい笑顔とトーク。

山が好きなんだなぁ、山ってイイなぁ、って再確認できた一日でした。
ありがとうございました。

コメント

tekutekugo

金の力偉大なり！！
トムさんこんばんは。shinshintaro さん、はじめまして。
イイですねえ、2000ｍからの山歩き
天国ですよね〜〜〜
この時期地蔵や日向八丁は死ねますって
ま、こちらも、600ｍから歩きはじめて瀕死山行やってましたが・・・
クラツー唐松にもたくさんいましたよ
烏合の衆なので、逆らわないことにしてます
彼らがたむろしていた山頂は避けてご来光見てました
もう少し涼しくなったら、是非地蔵制覇してくださいね
おススメは雪が積もってからです 潔くワカンは置いていきましょう

tomhig

もう悟りましたよ…
テクさん、極暑下の日帰りロングは阿寒です。
今日から旅行なんで今夏は縦走しませんが、縦走も早出早着必須ですね。
テクさんのあの周回は凄いの一言。
私がばく然と憧れてた大井川の秘境開拓は来年ですかね…。
どうせなら二軒小屋ロッヂけつにしたいですし。
せめて秋には間ノ岳、弘法小屋尾根を歩きたいです。

shinshintaro

Re: 金の力偉大なり！！
tekutekugoさん、初めまして。
僕の事情により文明の力を使わざるを得なくなりました。
（結果ｵｰﾗｲだった気がﾌﾟﾝﾌﾟﾝしますが ）

いつかぜひ地蔵尾根歩いてみたいと思います。
雪の時期、、、、

mayutsubo

晴れ男
続いていますねえ〜〜〜
見事な青空！
素晴らしい景色！！
あ〜〜〜、まさに夏山ですね！！！

そうねえ、この時期は標高高いところから登るのが正解なんだろうな

そうか、関東からだと北沢峠は広河原から行くんですね。
私が広河原に行くのに北沢峠から行くのと反対ですね。

私は高遠何度も通ったけどまだそばは食べたことないわ。
今度通る機会があったら是非食べてみたいな。

shinshintaro

Re: 晴れ男
mayutsuboさん、こんにちは！
まさに素晴らしい一日でした。

トムさんが雰囲気の良さそうなお蕎麦屋さんを見つけてくれました。
美味しく頂きました。

tomhig

運の穀潰し？
mayutsuboさん、今年の晴れ運使いきったんじゃと思うくらいです。
通常なら土日に有休絡めて南アルプスの核心部乗り込むんですが、平日有休カード切って日帰りメインにせざるを得ないんですが、欲張って人里からロングしたら間違いなく撃沈しそうです。

早め、昼くらいに下山するといろんなオプションついて楽しいものです。
未明から暗くなるまで山楽しむのがいいというわけじゃありませんね。

BOKUTYANN

イメージつかめました！
tomhigさん　　shinshintaroさん　こんにちは

やろー二人でナンパな北沢峠からの仙丈ケ岳を狙ってるジジイです
7月中にはチャレンジの筈が気象条件に阻まれ未だ実現できず
今回のレコ写真で山のイメージが良くわかりました　感謝です
勿論、健脚のトムさんみたいに歩けるとは思ってもいませんが・・
カールを始め目にする景色が素晴らしいですね
行ける日がいつになるか？不明ですが楽しみです

私と相方のt君の計画ではバス代を有効利用するために
北沢峠に泊まって甲斐駒と合わせての一挙制覇を目論んでいます
ただ、最近のプレ訓練登山でヘロヘロになってばかりで若干自信喪失の噂も
ナンパなのは年齢に免じて大目に見てくださいませ

shinshintaro

Re: イメージつかめました！
BOKUTYANNさん、こんにちは！

南ｱﾙﾌﾟｽの女王と言われる由縁を理解できた山行でした。
とっても素晴らしい眺望も堪能し、下りるのがもったいないくらいでした。
写真ばかり撮って歩みが遅くなるのはご愛敬です。

ぜひ、女王と貴公子、一挙制覇頑張ってください

tomhig

お手頃
BOKUさん、Wハント、なかなか野心的ですね。
初日のバスは始バス狙いたいもんです。
車中泊して4時くらいにはバスの列にザックデポするのがいいと思います。

「撮影は始バスが命」

標高高い、小仙丈ヶ岳、六合目手前はそこそこの急坂、案外ホネあります。
甲斐駒、仙丈、どっちがBOKUさん好みか興味あります笑

ジョー🐪

女王様のナンパ（笑）
こんにちは！
先日、思いっきり軟派なコースで周回したばかりのワタクシです（笑）
ちなみに仙丈ヶ岳はこのくらいのゆるゆるしたまわり方でいいかなー、と思っております。
（とは言っても、北沢峠からでも十分「女王様」な傾斜で攻めてくるような気はしているんですけどね ）

どうもお疲れ様でした

shinshintaro

Re: 女王様のナンパ（笑）
joe0119さん、こんにちは！

全くおっしゃる通りです！
確かに地蔵尾根とかをｶﾞｼｶﾞｼ登るのもいいですが、
のんびり行かないと見れない景色もありますからね！

改めてゆるゆる登山の良さを再確認できた一日でした。

tomhig

案外手強い
joe0119さん、直近二回続けて時計回り、新鮮な気分でレコ拝見しました。
時計回り森林限界手前が胸突き八丁でしたが、反時計もヒュッテ先、ジワジワきそうですね。
短かめですが見所がぎゅっと凝縮、立ち止まる時間も必然的に多くなります。
ましてjoe0119さんは食事に手間ヒマかけてますから。
仙塩へ脚伸ばすならともかく、ゆっくり歩くのが正解の山だと思います。