飯豊山(大日岳)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,747m
- 下り
- 2,968m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:12
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水場は秀麗水、切合(きりあわせ)小屋を利用した。本山小屋の水場も生きているらしいが確認はしていない。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
靴
行動食
飲料
日焼け止め
携帯
|
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感想
もともとの予定では正規の川入ルートで行くつもりだったのだが、宿のおじいさんが非公式ルートの登山口(?)まで宿泊者をみんな送ってくれるというので、それに甘んじることにした。というわけでショートカットルートで横峰を目指す。
非公認ルートなので序盤で数人追い越したらそこから先はもう誰もいない。途中茂みで獣がガサッと動いてビビった。昨日下山した人の話だとこのルートででかい糞と子熊を見たとのことだったのでもう泣きそう。そういえば昨日の夕食で熊肉食ったな…。結局何の獣だったのかわからないままだが遠のいて行ってくれたようなので助かった。
その先正規ルートとの合流地点手前まで来ると、遠方で「やっほー」という声とすぐ先で「キィェエエエエ」という声。流石メジャールート、人多いな、ってかテンション高い人来てんなーと思っていると灰色の丸っこいクッションみたいのが登山道の数m先に降ってきてそのまま茂みに消えていった。テンション高い猿じゃねーか。他にも茂みでガサガサいってたので結構な数いたようだ。
合流した先にある秀麗水は噂通りとても美味しい水だった。そこから急に岩場が現れ、剣ヶ峰を通過する。このあたりで視界が開けて絶景が現れる。そこからずっと絶景を見ながら進むと本山に到着する。
本山からしばらく進むと刈払いをしてる人がいた。その人曰く、ここは国立公園内なので走ってはいけません、次見つけたらカッ(草刈機を振り回しながら)てしますよ、と。いやその理屈はおかしい、と思いつつもこういう人はまともに相手しても仕方ないのでその場は素直に従ってスピードハイクに切り替えてやった。下山後に調べたらトレランの大会では追い越しなどで登山道から外れて植生を踏みつけるような行為が見受けられるので、大会は特別保護区域でやらないようにというガイドラインはあるが、個人が走ることに関する規制は一切なかった。道中で会った他の登山者もそいつにいちゃもんつけられたらしく、どうやら来る人来る人にいちゃもん付けてるっぽかったのでそんな奴に刈払い任せるなよと思った。なお、大日岳からピストンして戻ってくるときに全力でスピードハイクしながらそいつに挨拶してやったらスナック食べながら頑張るなぁ…と呆れていた。まぁ、朝早くからその人が刈払いを頑張ってくれたおかげで登山道が歩きやすくなっているわけだしその点は感謝しないといけない。しかしこっちはトレランしに来てるのに走っちゃダメだと言われ、しかもその情報が嘘だったわけだからあまり心中穏やかではない。
大日岳に向かって進むと途中に登山道にでかい糞が落ちていた。帰りに通ったときにはだいぶ形が崩れていた。ということは途中ですれ違った人の中に…(合掌)
そのうちにガスの塊が大日岳を飲み込もうとしているのが見えてきたので速度を上げて一気に登る。着いたときは幸いまだ視界良好で、飯豊連峰がはっきり見えた。ただ、アブが大量に飛び回ってて、ちょっとでも立ち止まるとすぐに刺されそうだったのであまり長居せず離脱。
本山まで戻って大日岳を見るともうだいぶガスがかかっていたので結構ギリギリだったようだ。
何だかんだで予定よりだいぶ早く1時半くらいに下山してしまった。バスまで1時間くらい暇なので、朝車で送っていってもらった道をひとっ走りして登山口(登山口ではない)をもう一度見に行ってから予定通り14:45のバスで川入を離脱。色々あったが楽しい山行だった。
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