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Yamareco

記録ID: 197404
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ハイキング
奥武蔵

チャリアプローチで飯能アルプス(飯能駅→天覧山→多峯主山→天覚山→東吾野駅)

2012年06月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:05
距離
11.8km
登り
648m
下り
616m

コースタイム

時間  場所
=====自転車=====
0650 自宅
0821 飯能駅駐輪場
=====歩行=====
累計時間 区間時間 時刻     場所
 0:00  0:00  0821     飯能駅南口駐輪場
 0:16  0:16  0837     天覧山下バス停(入山)
 0:19  0:03  0840〜0852  飯能市民会館(靴履替、テーピング、サポータ装着)
 0:36  0:17  0909     天覧山
 1:06  0:30  0939     多峯主山(とうのすやま)
 1:52  0:46  1025〜1035  277.5mピーク下のベンチ
 2:12  0:20  1055     久須美坂
 3:12  1:00  1155〜1220  東峠(昼食)
 3:24  0:22  1242〜1250  天覚山
 4:00  0:36  1326     東吾野駅(下山)
=====電車=====
時間  場所
1342 東吾野駅
1357 飯能駅
=====自転車=====
1404 飯能駅駐輪場
1535 自宅
天候 晴 雲量3〜5くらい
最高気温は29度くらいだったそうで、非常に暑かった。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自宅(埼玉県新座市)
 ↓
国道463号線バイパス(浦和所沢バイパス)
 ↓※交通量が非常に多い。所沢IC流出入テーパー部は歩道がない上、多数の車が流出入するので危険。
県道6号線、179号線
 ↓※179号線は車道、歩道共に極端に狭い上に、大型を含めて交通量が多い。
国道463号線バイパス(所沢入間バイパス)
 ↓※歩道が広く、自転車専用レーンもあるので、走りやすいが、上り坂が多い。逆向きは楽。
国道299号線バイパス(飯能狭山バイパス)
 ↓※走りやすい。入間→飯能向きに長い下り坂あり。逆向きは辛い。
国道299号線現道
 ↓※飯能駅手前に数か所の踏切がある(西武線、八高線)。
飯能駅南口駐輪場(ここまで約27km)

駐輪場は3つあり、いずれも無料
http://www.city.hanno.saitama.jp/cmsfiles/contents/0000000/419/hanno01.gif
コース状況/
危険箇所等
※草が生い茂っているところが多い上、蜘蛛の巣がたくさんあるので、
 長袖、長ズボンの装備が望ましいです。

1.飯能駅〜天覧山
危険個所皆無、散歩道です。

2.天覧山〜多峯主山
一度下ってから登り返します。
下りきったところに「マムシ注意」の看板が出ています。
登りにかかると、草、虫が多いです。
ところどころ、分岐していますが、標識に従えば迷いません。

3.多峯主山〜永田台〜天覚山登山口
25000分の1地形図と、実際のルートがかなり異なっています。
多峯主山の南から永田台(宅地造成地)に下りるルートが正ですが、
北側にもルートがあるので進むと、「宅地造成中につき迂回するように」
という看板が出ています。そのまま進むと同様に永田台に下ります。
(正しいルートよりも遠回りです)
一番太い舗装路を下り、信号を左折します(自販機、商店あり)。
しばらく坂を下ると、右手に調整池があるので、そこが登山口です。

4.天覚山登山口〜東峠
277.5m小ピークまでは、緩やかな尾根を歩き、アップダウンはほぼありません。
そこから先は、数10m単位の急なアップダウンを延々と繰り返します。
虫、蜘蛛の巣が多く、非常に長いです。

5.東峠〜天覚山
急登です。距離は短いですが、草が生い茂っているうえ、
やや湿っているので、歩きやすくはありません。

6.天覚山〜東吾野駅
尾根道ルートと、沢筋ルートがありますが、沢筋ルートを下りました。
しばらくは、九十九折の急降下です。
林道と交差すると斜度が緩くなり、
2度目に林道と交差すると、さらに緩くなります。
最後は、2〜300mほど舗装路を歩きます。
東吾野駅には自販機、商店、駐車場(1日500円)があります。
自宅前にて。さて、飯能に向けて出発でございます。事故に気を付けよう・・・。
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自宅前にて。さて、飯能に向けて出発でございます。事故に気を付けよう・・・。
国道299号線。飯能市に入るところで、こんな看板が。 きたな〜って感じです。
国道299号線。飯能市に入るところで、こんな看板が。 きたな〜って感じです。
能仁寺と天覧山への分岐。能仁寺側から来ると、ちょっとみつけにくい。
能仁寺と天覧山への分岐。能仁寺側から来ると、ちょっとみつけにくい。
天覧山の山名の由来
天覧山の山名の由来
天覧山頂から。右奥の一番高い山が川苔山らしい。
天覧山頂から。右奥の一番高い山が川苔山らしい。
天覧山頂道標。
天覧山頂から飯能市街。
天覧山頂から飯能市街。
天覧山頂から。何山だろう?
天覧山頂から。何山だろう?
マムシに注意って、久々に聞いた気がする。
マムシに注意って、久々に聞いた気がする。
多峯主山方面へ。気持ちのいい樹林帯です。
多峯主山方面へ。気持ちのいい樹林帯です。
雨乞池(あまごい の いけ)。
雨乞池(あまごい の いけ)。
雨乞池の由来。
多峯主山頂と奥武蔵の山々。
多峯主山頂と奥武蔵の山々。
ルートを誤り、飯能市永田台の住宅造成地に入り込みました。ちょっと遠回り・・・。
ルートを誤り、飯能市永田台の住宅造成地に入り込みました。ちょっと遠回り・・・。
天覚山への登山口。うっかり見逃しそうなくらい、地味です。
天覚山への登山口。うっかり見逃しそうなくらい、地味です。
登山口に右側にある、朽ち果てそうな道標。
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登山口に右側にある、朽ち果てそうな道標。
これ、登山道なの??
これ、登山道なの??
うっそうと生い茂る草木の間を歩いているのに、右側には住宅が・・・。
うっそうと生い茂る草木の間を歩いているのに、右側には住宅が・・・。
多峯主山。すぐ下が住宅地というのも、何だか不思議な感じ。
多峯主山。すぐ下が住宅地というのも、何だか不思議な感じ。
277.5mの小ピーク。4等三角点が立っています。
277.5mの小ピーク。4等三角点が立っています。
久須美坂。なかなか可愛らしい道標。
久須美坂。なかなか可愛らしい道標。
ヘビイチゴ。たま〜に自生していました。
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ヘビイチゴ。たま〜に自生していました。
「山と高原地図」では「わかりにくい」と書いてあったカマド山への分岐ですが、一目瞭然でした。
「山と高原地図」では「わかりにくい」と書いてあったカマド山への分岐ですが、一目瞭然でした。
東峠。ここで食事をとりました。
東峠。ここで食事をとりました。
天覚山からの展望。
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天覚山からの展望。
天覚山頂道標。
山頂の裏手に、下山の分岐票があります。尾根道のほうがいくらか時間がかかるようです。
山頂の裏手に、下山の分岐票があります。尾根道のほうがいくらか時間がかかるようです。
「両峯」の名前の由来が気になりますね・・・。地理、地名好きなので、こういうのは萌えます(笑)。
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「両峯」の名前の由来が気になりますね・・・。地理、地名好きなので、こういうのは萌えます(笑)。
東吾野駅へ下山。
東吾野駅へ下山。
20分足らずで電車が来ました。
20分足らずで電車が来ました。
飯能駅南口の駐輪場。さて、ここからが長い・・・。
飯能駅南口の駐輪場。さて、ここからが長い・・・。

感想

今回は、「登山口まで自転車でアプローチ」という試みをしました。
10数年前に、自転車で北海道を旅した時、ついでに羅臼岳に登ったことがありますが、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-139338.html)
今考えてみたら、ずいぶん無茶な話で、
もう一度やれと言われても、とてもできないでしょう。

5/19〜20の雲取山以来、タイミングやらバイオリズムやら天候やらが合わず、
ずいぶんと間が空いてしまい、トレーニングもやや不足気味。
やっと一昨日からトレーニングを再開したのですが、
トレーニング不足もあり、左脚の調子があまりよくありません。

自宅から飯能駅までは約27km、歩けばえらい距離ですが、
自転車であれば、まあ何とかなりそうな感じでした。
場所は、飯能アルプスという、なかなか大仰な名前の尾根道。
しかし、なかなかどうして、その名に恥じることのない、
急なアップダウンを繰り返すルートです。
この飯能アルプスを、どこまで歩けるか。
ちょっと未知数ですが、トライしてみました。

膝外側の下のでっぱりを、「腓骨頭」というのですが、
リハビリの過程で左膝のここがぐらつき、炎症を起こしやすいことが分かりました。
過去3度の登山で、腓骨頭のぐらつきを抑えるため、
左足首にテーピングをしてきましたが、
毎回ひどい靴擦れが起きてしまっており、治癒に時間がかかるし、
破傷風のリスクさえあるので、今回は足首には巻きませんでした。
そのため、また腓骨頭が痛む可能性も十分考えられるので、
エスケープルートが豊富なこのコースは、格好のテストの場です。

天覧山、多峯主山は、飯能市街からごく近いので、
市民のみなさんの散歩ルート、という趣が強く、数人とすれ違いましたが、
そこから先は、ほとんど誰にも会いませんでした。

それだけに、道標等もいささかわかりにくく、
本来は多峯主山の南側からルートを辿っていくはずが、
旧ルートである北側から辿ってしまった挙句、
「造成中なので迂回するように」という看板に突き当たってしまいました。

看板は、多峯主山から結構下りてきてから現れたので、
戻るのも億劫だったこともあり、そのまま辿ってみると、
造成中の更地だらけの場所にひょっこりと降りてきました。

しばらく住宅地を歩いた後からが、飯能アルプスの本番です。
標高は大したこともないですが、細かくて急なアップダウンが続き、
思ったよりも脚に堪えます。
体力的にはそうでもありませんでしたが、草はボーボー生えているし、
蜘蛛の巣だらけ、虫だらけで気勢が削がれます。

そして、東峠へ下る手前で案の定、腓骨頭の痛みがじわじわときました。

東峠から東吾野駅へエスケープできましたが、
すぐ近くにある天覚山にそっぽを向くのも無粋だったし、
登りでは特に痛まないので、天覚山へ。

天覚山からはしばらくエスケープルートがないので、今日はここまでとしました。
調子が良ければ、伊豆ヶ岳を経て正丸駅まで行くつもりだったので、
せめて子の権現まで、と思ったのですが、
久々のお山だし、帰りの自転車走行もあるので、無理はしません。
東吾野駅への下りは、かなり痛みがありましたが、
ひとまずはこれまでに出た幾度かの痛みと類似しているので、
次回からはまた別の対策を考えることにします。

それにしても、とんでもなく暑い一日でした。
ハイドレーションに2リットル少々入れたスポーツドリンクは、
東峠の手前で飲みきってしまい、別に用意しておいた2リットルのペットボトルも、
帰宅時にちょうど飲みきってしまいました。

これから、梅雨を経て暑い季節がやってきますが、
暑さの中での低山長距離縦走は、日焼け対策、水分確保などを、
きっちりとやらなければならないと改めて実感しました。

帰路、所沢市の航空公園付近の交差点で、
後方から強引に左折してきた車に巻き込まれそうになりました。
幸いにも大事に至りませんでしたが、自転車は所詮交通弱者、
万一巻き込まれれば、ただでは済みません。

自転車での登山口アプローチは、段階を踏みながら、
少しずつ遠方を試みていきたいと思っていますが、
とにかく事故にだけは気を付けようと、気を引き締め直した次第です。

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コメント

motchさん、こんばんは。
ご自宅から自転車&公共交通機関でのアプローチ。
とってもエコな山歩きですね。
見習いたいのですが、地方都市ではなかなかムズカシイ...

自転車は膝に負担のかからない有酸素運動らしいので、トレーニングにも最適ですね。

仰る通り、事故にはお気をつけて...。
いくら保険がおりても、イタイ思いをするのはバカバカしいですもんね。
2012/6/11 18:52
言われてみれば・・・
ricalonさん、こんばんは。

言われてみれば、ゼロ・エミッションに近いお山歩きになりました

自分としては、トレーニング兼気分転換兼節約、という意味合いでしたが、
エコという観点からすれば、もっと積極的にやってもいいですね

ただ、本当に事故にだけは気を付けないとなりません・・・。
改めて、肝に銘じた次第です。
2012/6/12 0:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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