空木→木曽駒
- GPS
- 10:58
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 3,406m
- 下り
- 3,411m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:59
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水場は池山小屋、義仲の力水を利用。義仲の力水は涸れていることもあるようだが、今回は台風の直後だったせいか水量豊富だった。 |
その他周辺情報 | コマクサの湯など温泉街がある |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
靴
行動食
飲料
日焼け止め
携帯
|
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感想
昨日の恵那山のトレランのあと右足のアキレス腱に違和感が出てきて、さらに靴にも穴というか亀裂が入っていてさすがに延期するか悩んだ。が、とりあえず靴を買い替えてアキレス腱も宿の氷で冷やしてみたところ、起きたときにはまあ行けそうな感じだったので行くことにした。
4時に起きてひたすら米だけ食って5時過ぎに宿を出発。登山口の駐車場を5時半くらいに通過したかったのだがいきなり20分遅延。池山山荘まですっ飛ばしてなんとか遅延解消。ここで水を補給し、空木岳を目指す。
森林限界を突破すると空木岳の立派な山容が見えてきてテンションが上がる。やっぱり晴れてよかった。しかも晴れてはいるがまだ気温は低く、最高のコンディション。ここまでいいペースで来れたのでこの調子で気温が上がる前にできるだけ進んでしまいたい。というわけで木曽殿山荘を目指す。
空木岳〜木曽駒はほとんど走れないというレコを読んでいたので覚悟はしていたが、特に空木岳〜木曽殿山荘の区間は険しい岩ルートで全く走れなかった。木曽殿山荘から少し降りたところの水場(義仲の力水)で軽く補給し、檜尾岳を目指す。
この辺はアップダウンが激しいものの割と普通の道で、技術よりは体力ゲーという感じなので何も考えず淡々と進む。だんだん木曽駒方面がガスってきたが、おかげで涼しく、まあまあ飛ばせた。
檜尾岳を越えて次のピークに着いたあたりでガス欠。毎回行動時間が6時間くらいのところで急に体に力が入らなくなる。慌てて燃料ジェルと燃料棒を補給して最後の急登を登り切るとロープウェイ勢と合流し、宝剣岳を目指すルートになる。
宝剣岳は完全に技術ゲーなのでトレランには向いていない気がするのだが、TJARでも通るルートなのでとりあえず行った、ガスっていて何も見えなかった、残念。
続いて中岳を経由して木曽駒を目指すのだが、ここのガレ場で無意味に左足首を捻ってしまった。疲れていたのと人が多くて注意が散漫になっていたのが原因。一応動けるので続行し、予定より早く1時に木曽駒到着。TJARでは木曽駒の向こう側から入ってきて自分が通ったルートを逆に辿っていくわけだが、北アを攻めたあとにこのルートを走破してそのまま仙丈に向かい、しかも装備もそこそこあって常に寝不足の状態で走るというのだから、やはりTJAR戦士は只者ではないと感じた。
木曽駒から千畳敷方面に戻り、あとは下山するのみ。左足首が若干痛む上に水を使い切っていてつらかったが無事下山。林道に入るまで誰にも会わなかった。最後に温泉目指して舗装路をひたすら走って脱水一歩手前まで行ったがなんとか自販機にたどり着いて生還。バスがやたら多かった。確かに木曽駒は気軽に登れる登山道がないから登山者じゃなきゃバスとロープウェイで行くわな。
登山口についたときは予定よりだいぶ早いと余裕こいていたのだが、よく考えたら温泉と食事の両方を済ませて18:15の高速バスに乗るには16時くらいに温泉に着きたいので舗装路区間も左足の痛みを我慢してほぼ走る羽目になった。
温泉で疲れを癒やし、ガッツリ食事をして無事高速バスで帰ってきた。今回は2週間前の裏岩手縦走路以上にハードな山行だった。
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