八ヶ岳(赤岳〜横岳〜硫黄岳〜阿弥陀岳)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 27:49
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
6:35美濃戸 - (北沢) - 8:05赤岳鉱泉 - 8:45行者小屋(テント設営)9:50 - (文三郎尾根) - 11:10赤岳山頂 - 11:50地蔵の頭 - 12:45横岳 - 13:35硫黄岳 - 14:00赤岩の頭 - 14:45赤岳鉱泉 - 15:20行者小屋
【2日目】
5:50行者小屋 - 6:40中岳のコル - 7:00阿弥陀岳7:30 - 8:05行者小屋(テント撤収)8:40 - (南沢) - 10:20美濃戸
天候 | 1日目:曇り時々雨 2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
過去の情報にもある通り、美濃戸口から美濃戸までは荒れた林道で車高が低いと厳しいかもしれません。当方はデリカで問題なし。(ただしかなり汚れた) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に特に危険な場所はないと思います。 (赤岳〜横岳、阿弥陀岳山頂付近のクサリ場は普通に危険ですが) 雪はほとんどありませんが、ところどころ圧雪が凍った場所があるので注意です。 阿弥陀岳へ向かう際には途中中岳のコルまでは雪渓を登る必要があります。 アイゼンは不要だと思います。 温泉は美濃戸〜諏訪南ICの途中にある「もみの湯」に寄りました。 大人1人500円で10時からやってます。 露天風呂もあり、もみじの新緑がきれいでした。おすすめです。 |
写真
感想
出身が山梨ということで子供の頃からずっと見守られてきた南八ヶ岳への山行がとうとう実現することになりました。
前日に梅雨入りというタイミングの悪さでしたが、最悪でも赤岳に登頂したという事実と八ヶ岳と白馬岳でしかみれないというツクモグサが見れればいいかと。
遠く石川県からの山行ということで前日の土曜日に中央道原PAまでアプローチ、そして車中泊。
1日目はまず原PAから諏訪南IC経由で美濃戸へ。
朝6時くらいに赤岳山荘につくとさすが日曜日ということで空きはほとんどなし。
早速準備をして出発。登りは北沢経由で赤岳鉱泉、行者小屋をめざします。
道中は基本的に曇りでたまに小雨が降ってきます。
日帰り組はもっと早く出発しているはずなので、6時半出発だとほとんど人と会いません。
行者小屋に着くと人がまばらでテントも10張程度しかありませんでした。
自分のテントも設営し、いよいよ赤岳に出発です。しかし行者小屋から八ヶ岳を見てもガスで全く見えません。
モチベーションはあがりませんが、ツクモグサを見るという目標を無理やり設定してがんばります。
文三郎尾根経由で赤岳山頂はわりとあっさりした感じで着きました。
途中クサリ場やらはしごやらありましたが体力的には問題なし。
しかし山頂はやっぱり視界ゼロ。そのうち晴れ間も出てくるかもしれないと期待しつつ横岳を目指します。
赤岳から横岳は典型的な南八ヶ岳の登山道といった感じで岩場が続きます。
途中ツクモグサが顔を覗かせると、ここぞとばかりに写真を撮ります。景色が見えないと花くらいしかネタがない(笑)
結局この日は全くガスが晴れず、モチベーションは↓↓↓
テントに戻ってカレーを食べつつ「明日は起きたら下山しよう・・・」等と考えながらその日は眠りにつきました。
翌日、朝5時に目覚めてテントの外を眺めてみましたが、やはり雲雲雲。
朝ごはんを食べたら下山しようと心に決めました。
しかし!朝ごはんを食べていると段々雲が晴れてきます。
まずは横岳方面から青空が。そして赤岳。阿弥陀岳はまだ雲がかかっています。
もしや、阿弥陀岳も晴れてくるのでは!?
そう思い出すと一気にアドレナリンが噴出してきます。
さっさとご飯を食べ終わると、ザックと水を用意して阿弥陀岳を目指します。
思った通り段々と雲が晴れてきました。
飛行石を持ってラピュタに着いた感じです。まさしく。
中岳のコルに登ると目の前に富士山が雲から頭を出しています。
いつもなら珍しくない富士山ですが、期待していなかっただけに喜びも倍増です。
そのまま阿弥陀岳山頂に向かいます。フットワークも軽い。
山頂に一番乗りすると、そこには360度の展望が!
近く権現岳、編笠山、蓼科山はもとより遠く北アルプス、中央アルプス、南アルプスまで丸見え。
期待していないとここまで感動するものかと。
最後に神様が微笑んでくれました。
また季節を変えて行ってみたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2fffebe0c2ad2c265b0cd9b74a44c35f76.jpg)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する