疲れ、痙攣、本降り! (小川谷左岸下段歩道〜三叉〜石楠花尾根〜一杯水〜ヨコスズ尾根)
- GPS
- 09:42
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,074m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:42
天候 | 曇り後雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:東日原からバスで奥多摩駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(小川谷左岸下段歩道) 賀朗橋〜大栗尾根乗越の上段下段歩道の合流地点 バリエーションルート。獣道など余分の踏み跡で正規ルートを逸れることしばしば。危険個所はなし。 (三叉への分岐〜三叉) 分岐点にはトラロープが張られていて通行止めになっているようでもある。自己責任で通行。崩落個所あり。落石要注意。 (石楠花尾根) バリエーションルート。 事前調査なしに適当に見当をつけて尾根に取りついたが、1205m点までは急斜面で踏み跡も定かではなく適当に上を目指した。足場が悪く疲れた。1205m点以降は幾分歩き易くなった。危険個所はなし。 |
写真
感想
■曇りという予報だったので決行することにしたが計画コースは、先般残していた小川谷左岸下段歩道を歩きそのあとは石楠花尾根を登ることにした。その後は水松山中尾根を下り孫惣谷林道を経て東日原へ戻るというもの。奥多摩駅発の鍾乳洞行きバスの乗客は少なかったが殆どが鍾乳洞見物目的の人でザック、登山靴姿は他に一人だけいた。終点の日原鍾乳洞BSで下車して歩きはじめるころは小雨が降っていた。折畳傘をさして歩いたが、間もなく止んだ。
■下段歩道は上段歩道よりも難しい感じのコースで途中獣道等が錯綜して正規の踏み跡を逸らすこともちょくちょくあった。GPSがなかったら苦労したかもしれない。雨はその後降っていない。このまま続いてくれればよいがと願いながら歩を進めた。滝上谷の沢へ下る途中で足を滑らせて左足首をこねてしまった。恐る恐る足をチェックしたが無事だった。登山靴で守られた感じだ。
■小川谷林道に下り立ち三叉へ向かう。三叉への分岐点からは崩落個所もあり原則通行禁止と思われるトラロープが張られていた。落石に注意しながら三叉に着いた。さてここから石楠花尾根を登るのだが取付き点などは良く調べていない。しばらくもたもたもたとロスタイムもあったが、適当に獣道みたいな踏み跡から上を目指して登った。急斜面で足固めが弱く登るのに余計なエネルギーがかかった。1205m点以降は勾配も緩みまた尾根もはっきりしてきて幾分歩きやすくはなった。
■石楠花尾根の登りはきつかった。足が痙攣しかけたのでだましだましの登りとなった。また、疲労困憊といった感じでちょくちょくと休憩をはさんだ。足の痙攣は大量の汗で塩分不足になったためかもしれないと思い、忍ばせていた塩を舐めた。しかし、こうなる前に対処しておくべきですでに手遅れの感があった。
■やっとの思いで縦走路に出たが時すでに15:10。計画した水松山中尾根を下るルートは時間的に難しいと判断し、早く東日原バス停にゴールするにはどういうルートが一番適当かを考えた。その結果、一杯水経由でヨコスズ尾根を下る一般登山道の方が良いだろうと決断した。縦走路を歩き始めてすぐに雨が降り始めて本降りになった。既に体は濡れているので今更雨具を着こんでも意味がない。折畳傘のままで歩いた。足の痙攣は相変わらずたびたび起きるので思い切り歩けない。一度躓きかけた時に急激で大きなな痙攣を引き起こしそうになった。何とか、最悪にはならなかったが怖い。ヨコスズ尾根経由は一般登山道なので折畳傘を差しての歩きが可能で計画変更は正解だった。一杯水避難小屋には16:43到着。17:50のバス便には約1時間ある。急げば間に合うかもしれないが、雨は激しく降っているし、暗くなってきて足元は見にくいだろうし痙攣も怖い。さらに雨と湿気でメガネレンズが曇り鮮明に見えないという条件も加わっているので無理だと判断。1時間後の次便18:52に乗ることにしてひとまず小屋で態勢立て直し。バス便には時間的余裕ができても、暗くなってくるのでゆっくりできない。できればヘッドランプを出さないで済ませたいのでできるだけ急いだ。痙攣しかけるのをだましだまししての歩きだった。
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