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記録ID: 198923
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西鎌から槍ヶ岳 / 天狗池からの逆さ槍は素晴らしかった

2011年09月06日(火) ~ 2011年09月08日(木)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
38.9km
登り
2,699m
下り
2,264m

コースタイム

初日
7:00新穂高登山口=8:00わさび平=12:00鏡平山荘13:20=15:20双六小屋

二日目
6:00双六小屋=6:30樅沢岳=11:40槍ヶ岳山荘13:00=13:30槍ヶ岳山頂13:50=14:30槍ヶ岳山荘

三日目
6:00槍ヶ岳山荘=7:30天狗原分岐=7:50天狗池8:20=9:00天狗原分岐=11:45横尾12:30=15:00上高地
天候 初日:雨/曇→晴れ
二日目・三日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
新穂高に駐車→上高地よりタクシーで戻る(10k)
コース状況/
危険箇所等
新穂高登山口よりしばらくは舗装された道。
西鎌尾根は一部クサリ場があるものの歩きやすく景色もいい道。槍沢→上高地も根性はいるが技術的にはやさしかったです。
槍の穂先(特に下り)はさすがに少々コワかったです。

あと、天狗原から槍沢に戻る際にルートを見失いました。「おっかしいなぁ?」と思いはじめた時に他のパーティーが自分達とは違う場所を歩いているのを見てやっと気づきました。あたり一面岩だらけの、どこもおんなじような場所でもルートと他では歩きやすさ大違いです。
霧雨の新穂高登山口。辺り一面まっしろけ。
2011年09月06日 06:35撮影 by  DSC-W80, SONY
9/6 6:35
霧雨の新穂高登山口。辺り一面まっしろけ。
わさび平では冷やした野菜や果物が。この時はスルーしたが食っとけばよかった。
2011年09月06日 08:06撮影 by  DSC-W80, SONY
9/6 8:06
わさび平では冷やした野菜や果物が。この時はスルーしたが食っとけばよかった。
ガスで何も見えない鏡平を抜け、弓折乗越に出たらやっと晴れた。やがて見えた双六小屋の向こうには雄大な鷲羽岳。か、カッチョイイ!!
2011年09月06日 14:45撮影 by  DSC-W80, SONY
9/6 14:45
ガスで何も見えない鏡平を抜け、弓折乗越に出たらやっと晴れた。やがて見えた双六小屋の向こうには雄大な鷲羽岳。か、カッチョイイ!!
二日目の朝。願いが天に届いたのかどっピーカンです。
2011年09月07日 05:39撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 5:39
二日目の朝。願いが天に届いたのかどっピーカンです。
樅沢岳の登ると見えた!見えた!槍ヶ岳!!これにはテンション上がる。
2011年09月07日 06:35撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 6:35
樅沢岳の登ると見えた!見えた!槍ヶ岳!!これにはテンション上がる。
赤茶けた硫黄尾根。なかなか異様な雰囲気。硫黄だけに。
2011年09月07日 07:43撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 7:43
赤茶けた硫黄尾根。なかなか異様な雰囲気。硫黄だけに。
千丈沢乗越を越えると徐々に存在感を増してくる槍ヶ岳。小槍の上でアルペン踊りなんて無理だよなあ。
2011年09月07日 10:30撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 10:30
千丈沢乗越を越えると徐々に存在感を増してくる槍ヶ岳。小槍の上でアルペン踊りなんて無理だよなあ。
槍の肩に出ると突然視界が開けて前方にデデ〜ンと常念岳。うおお、かっけえ!
2011年09月07日 11:44撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 11:44
槍の肩に出ると突然視界が開けて前方にデデ〜ンと常念岳。うおお、かっけえ!
槍ヶ岳山荘にて。昼メシに食った焼鳥丼美味かった。
2011年09月07日 12:54撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 12:54
槍ヶ岳山荘にて。昼メシに食った焼鳥丼美味かった。
さあ腹も膨れたし槍の穂先にアタックだよ!!
2011年09月07日 14:27撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 14:27
さあ腹も膨れたし槍の穂先にアタックだよ!!
槍の穂先へは急な岩場の連続
2011年09月07日 13:11撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:11
槍の穂先へは急な岩場の連続
かなり高度感もありスリリング
2011年09月07日 13:26撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:26
かなり高度感もありスリリング
岩にしがみついて登ること約30分、ついに槍ヶ岳制覇!!!!
2011年09月07日 13:34撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:34
岩にしがみついて登ること約30分、ついに槍ヶ岳制覇!!!!
西鎌尾根。ようこんなとこ歩いて来たわ。
2011年09月07日 13:35撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:35
西鎌尾根。ようこんなとこ歩いて来たわ。
穂高方面。足元には槍ヶ岳山荘。
2011年09月07日 13:36撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:36
穂高方面。足元には槍ヶ岳山荘。
東鎌尾根。後ろには大天井岳から常念山脈。
2011年09月07日 13:37撮影 by  DSC-W80, SONY
9/7 13:37
東鎌尾根。後ろには大天井岳から常念山脈。
槍ヶ岳のご来光。神々しいレベルの美しさに登山者たちも口々に歓声を上げる。
2011年09月08日 05:11撮影 by  DSC-W80, SONY
1
9/8 5:11
槍ヶ岳のご来光。神々しいレベルの美しさに登山者たちも口々に歓声を上げる。
渋るひるねを説き伏せてやって来ました天狗池。鏡平が散々だっただけにこの逆さ槍を見れたのは嬉しい!
2011年09月08日 07:59撮影 by  DSC-W80, SONY
9/8 7:59
渋るひるねを説き伏せてやって来ました天狗池。鏡平が散々だっただけにこの逆さ槍を見れたのは嬉しい!
槍見河原で槍と最後のお別れ。さっきまであそこにいてたなんてホンマかいな。
2011年09月08日 11:08撮影 by  DSC-W80, SONY
9/8 11:08
槍見河原で槍と最後のお別れ。さっきまであそこにいてたなんてホンマかいな。
河童橋にて。穂高がよく見える。足はとうに限界です。
2011年09月08日 15:07撮影 by  DSC-W80, SONY
9/8 15:07
河童橋にて。穂高がよく見える。足はとうに限界です。
新穂高に戻って深山荘に宿泊。温泉めっちゃ気持いい。
2011年09月09日 09:40撮影 by  DSC-W80, SONY
9/9 9:40
新穂高に戻って深山荘に宿泊。温泉めっちゃ気持いい。
撮影機器:

感想

朝5時に新穂高温泉に到着。1時間仮眠し、6時になったので出発しようとすると、外めっさガスってる。てゆーかほぼ霧雨。仕方なくレインウェアに着替え出発。
雨の中を蒸れるレインウェアを着て全く景色の見えない道をトボトボ行く。鏡池からの逆さ槍を楽しみにしていたが当然見えず。
鏡平からは恐怖の急登り。心の折れそうな急坂をヘトヘトになりながら登り切ると、弓折乗越の向こう側は晴れていた。
コースタイムに若干遅れて双六小屋へ到着。小屋に荷物を置いて双六岳へ登る予定も立ててはいたのだが、時間的にも微妙であるし体力もけっこうキツイので、今回のメインである明日の槍ヶ岳に備えて双六岳はあきらめることに。

二日目は朝から快晴。よかった。
樅沢岳を登り切るとようやく恋焦がれた槍ヶ岳が。やべえ、カッコいい…。
西鎌尾根には飛騨沢から常に強風が吹き上げてくる。ちょっと長めの休憩を取るとすぐ身体を冷やしてしまう。今日は南岳まで行きたいのでなるべくコースタイムを縮めたいところだが、昨日の疲れが抜けてなかったり写真を撮るのに夢中になったりでモタモタしてしまった。そんなこんなで槍ヶ岳山荘到着も予定より遅くなってしまい、結局南岳はあきらめることに。
昼メシを食って山荘にチェックインして少し休憩し、余分な荷物を置いていよいよ槍の穂先へアタック!登りはじめて30分で槍ヶ岳山頂へ。頂上からは360度の大パノラマ。これは感動せざるを得ない。いやマジでスゲーよ。
槍の頂上で心ゆくまで景色を堪能し、またガクブルものの岩場を下りる。

三日目は一気に上高地まで下る。外は寒いので、出る前に喫茶室でホットココアを飲んでから出発することに。
山荘から1時間半、天狗原分岐に到着。元々の予定では昨日は南岳小屋に宿泊して、天狗原を経由して槍沢を下るはずだった。しかし槍ヶ岳山荘に泊まったことで帰りのルートも変更となり、天狗原に寄る話も一旦おじゃんになったのだが、やはり逆さ槍が見たかったのでひるねに頼み込んで天狗原に寄り道することに。
天狗池に映る逆さ槍は本当に素晴らしかった。鏡池もあいにくの天気だったし、来れてよかった。見れてよかった。
その後は槍沢をガンガン下り、15時に河童橋到着。足いてえ。

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