双六岳〜西鎌尾根〜槍ヶ岳（新穂高温泉より周回）

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月04日(土)

• GPS: 22:57
• 距離: 36.2km
• 登り: 3,128m
• 下り: 3,098m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:38
• 休憩: 3:10
• 合計: 13:48

4:58 新穂高温泉無料駐車場
5:07 5:11 新穂高温泉バス停
5:12 5:12 新穂高登山指導センター
5:21 5:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:43 5:43 お助け風穴
5:59 5:59 中崎橋
6:10 6:11 笠新道登山口
6:24 6:24 わさび平小屋
6:50 6:52 小池新道入口
7:46 7:46 秩父沢出合
8:01 8:02 チボ岩
8:38 8:39 イタドリが原
9:16 9:17 シシウドヶ原
10:31 10:32 大ノマ乗越
10:56 10:56 弓折岳(分岐)
10:59 11:00 弓折岳（三角点）
11:02 11:02 弓折岳
11:11 11:12 弓折乗越
11:26 11:26 花見平
11:50 11:50 くろゆりベンチ
12:27 12:27 双六池
12:32 15:11 双六小屋
15:27 15:27 双六岳巻道分岐
15:31 15:31 双六岳中道分岐
16:08 16:22 双六岳
17:50 17:51 双六池
18:41 18:41 双六池
18:46 双六小屋

2日目

• 山行: 10:47
• 休憩: 1:51
• 合計: 12:38

3:42 双六小屋
4:09 4:09 樅沢岳
5:14 5:14 硫黄乗越
6:02 6:02 左俣乗越
7:15 7:17 千丈乗越
8:58 9:30 槍ヶ岳山荘
9:47 10:10 槍ヶ岳
10:24 11:12 槍ヶ岳山荘
11:21 11:25 飛騨乗越
11:39 11:39 飛騨沢千丈乗越分岐
12:41 12:42 槍平小屋
13:25 13:26 藤木レリーフ
13:30 13:30 滝谷避難小屋
14:51 14:51 白出沢出合
15:24 15:24 穂高平小屋
15:49 15:49 小鍋谷ゲート
16:02 16:02 新穂高温泉駅
16:11 16:11 新穂高温泉バス停
16:20 16:20 新穂高温泉無料駐車場
16:20 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

朝、西鎌尾根の槍ヶ岳直下はアイスバーンとなっており注意要。

写真

5/3 4:55

25時、登山者用駐車場の上から3段目に到着し仮眠。
双六小屋テン場にて一泊するので明るくなってからスタート。
総重量20.6��(昨年の毛勝三山より0.7�垠變眠�)

5/3 5:07

観光地ですな。
トイレを借りてから歩き始める。

5/3 6:37

デブリのトラバースがあるが支障なし。

5/3 6:51

奥丸山へ向かう橋から弓折岳を捉える。

5/3 6:51

弓折岳。
大ノマ乗越は左の鞍部。（写っていない）

5/3 9:00

まあまあの急登。
日帰り装備なら問題ないのだが。。

5/3 9:42

振り返れば穂高

5/3 9:42

あれが北穂高か！
いつかは。

5/3 10:08

もうすこしで稜線

5/3 10:26

大ノマ乗越に到着。
槍ヶ岳〜穂高。

5/3 10:30

西鎌尾根と槍ヶ岳。

5/3 10:36

歩いた谷を見下ろす。
右奥は乗鞍岳。
若かりし頃、一回乗鞍スカイラインに行ったな。

5/3 11:07

西鎌尾根の稜線

5/3 11:06

荒々しい岩場ゾーン

5/3 11:26

双六岳。
右側から登りなだらかな稜線は夏道。

5/3 11:49

何枚も撮ってしまいます。

5/3 11:57

鷲羽岳と双六小屋

5/3 15:10

テン場付近で硬い雪面を掘り下げてテント設営。
わざわざ掘り下げた人はもう一幕くらい。
その前に昼食にそうめんを茹で酸辣湯スープを入れたが、どろどろになってイメージと違う！失敗でした。

5/3 15:14

さて双六岳へ登ろう。
途中で振り返る。
樅沢岳（もみさわ）と双六小屋。
中央の離れは冬季避難小屋（あくまで避難用）。
トイレあり。

5/3 15:40

左奥は水晶岳。
中央、鷲羽岳。
右奥は野口五郎岳。

5/3 15:54

双六岳山頂への広い稜線。

5/3 16:07

双六岳登頂。

5/3 16:09

いやはや絶景です。

5/3 16:09

これが天空の滑走路。
あえて西鎌尾根を入れて。

5/3 16:22

三俣蓮華岳への稜線。
こちらもいいですね。

5/3 16:45

幕営地まで雪が繋がっていたので降下中。
双六の丸い影と右端に幕営地。

5/3 18:01

夕食の準備をしてから撮影タイム。
太陽は双六岳の向こう。
今日は夕日狙いではない。

5/3 18:29

刻々と夕闇へ

5/3 18:32

樅沢岳から撮影を考えていたが双六岳へ登るときに撮影ポイントを発見していた。
これを見たかった。

5/3 18:34

アーベンロート槍ヶ岳、西鎌尾根。

5/3 19:13

キーマカレーとウィンナーでカンパイ。
そう言えばナイフはどこ？？
ソーセージとトマトのスクランブルエッグを作る予定が。。。
まっ、縁日屋台でまるごと冷やしトマトってあるじゃないか。
もうこの時間は寒いが。

5/4 2:51

翌朝。オハヨウゴザイマス。
カメラとレンズ的には星空撮影向きではないが、いろいろとテスト。
だいぶ出発予定時間を過ぎてしまった。

5/4 4:10

西鎌尾根スタート

5/4 4:22

二十六夜月かな。

5/4 4:23

アイゼン装着し細尾根を下降。

5/4 4:28

振り返って。
トレースがあり難なく通過。

5/4 4:32

弓折岳の尾根と笠ヶ岳

5/4 4:37

快適に歩く。

5/4 4:57

おはようございます！

5/4 5:02

もうちょい染まってほしかった。

5/4 5:19

ますます尖がる槍ヶ岳

5/4 5:41

左俣岳より。
実はここから日の出を撮ろうと思っていたが星空撮影に没頭していて遅くなったのでした。

5/4 5:52

歩いた稜線を振り返る。
夏道と雪道が交互。
アイゼンは装着したまま。

5/4 5:57

いたって普通の道

5/4 6:08

穏やかな双六岳

5/4 6:13

夏道より歩きやすい雪稜

5/4 6:30

存分に楽しめる稜線

5/4 6:51

突然景色が変わった。
岩場ゾーンに突入。
ザレ場でもアイゼンは有効。

5/4 7:02

小槍が存在感を出してきた。

5/4 7:04

奥丸山への稜線

5/4 7:08

鳥の知識はないが、ハイマツ地帯にたくさんいた。
ようやく姿を捉えた。

5/4 7:09

おしゃべりしています。
（警戒）

5/4 7:11

どっちが槍ヶ岳？状態になってきた。

5/4 7:15

千丈沢乗越に到着。

5/4 7:15

奥丸山へのルート。

5/4 7:30

大喰岳と登攀中の方々。

5/4 7:59

アイスバーンなのでアイゼンの爪が頼り。

5/4 8:04

融雪時のトレースに合流。

5/4 8:04

滑り落ちたら止まらない。

5/4 8:06

トレースがなかったら3〜5倍くらいの時間が必要。
（気温が上がれば問題ないでしょう。）

5/4 8:39

ザレ場に登るのもアリだが折角の雪山なので、境目を辿ってきた。

5/4 8:43

夏道に合流後、久しぶりに人と会話。
奥丸山へ向かうとのこと。

5/4 8:46

クライマーは小槍をクライミングするんですね。

5/4 9:30

休息後、いよいよ山頂へ。

5/4 9:34

登りと降りでルートが分かれており矢印に沿って登る。

5/4 9:37

谷間から西鎌尾根と双六岳

5/4 9:42

下を振り返って。

5/4 9:46

登りルートはアイス状態。
もちろんルート通り登った。

5/4 9:48

最後のハシゴ

5/4 9:53

登頂

5/4 9:54

辿った西鎌尾根

5/4 9:57

穂高方面

5/4 9:58

歩ける気がしない荒々しい稜線

5/4 9:59

山頂を後にする。

5/4 10:01

降ります。
まだ残雪があるのでアイゼンが必要でしょう。

5/4 10:51

白粥とトマトジュース、卵、チーズ、ニンニク・しょうがチューブ塩コショウで味付けしリゾットに。

5/4 11:13

さらば。
またいつか。

5/4 11:25

大喰岳も行きたかったな。

5/4 11:25

靴スキーの時間です。

5/4 11:29

右の尖がり下のトラバースが核心部でした。

5/4 11:35

振り返って。
10分で駆け降りた。

5/4 11:36

右端に双六岳。
楽しい周回でした。
いや、まだ13�劼呂△襪�。

5/4 11:47

奥丸山も行きたかった。

5/4 12:32

沢の左が登山道。
なぜ右にいるかは穂高を見上げるため。
槍平小屋前を渡河し夏道に合流。

5/4 13:25

滝谷に到着。

5/4 13:26

滝谷ドームと雄滝。
あんなところをクライミングするなんて。。。

5/4 14:18

穏やかにニリンソウロード。

5/4 14:27

ヒメイチゲ

5/4 15:31

穂高平小屋からの”近道”ルート

5/4 15:36

ここだけサンカヨウが群生

5/4 15:40

登るには短いがわりと急登。

5/4 15:44

ニリンソウ株

5/4 16:19

観光客で賑やかな新穂高ロープウェイを通り過ぎ、無事駐車場に到着。

撮影機器：

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

Tom57

槍ヶ岳。
憧れの山のひとつ。
折角遠出するのだから双六岳、西鎌尾根経由で計画した。
双六小屋まででも槍ヶ岳〜穂高の景観を満喫し、西鎌尾根に至ってはずっと槍ヶ岳へ向かって歩けるなんて非常に充実した時間だった。
ルート全般での核心部は、槍ヶ岳直下のアイスバーンをトラバースした箇所だったが、凍った先人トレースがあって、かなり時短となったので助かった。
槍ヶ岳そのものは、ルート明瞭で岩の手掛かりが多く鎖を使わなくても存分に楽しめた。越後の八海山を何度も登っているので、その経験が生きているでしょう。
また、重荷に備え4/28に丹後山〜中ノ岳を周回した甲斐があり、足が攣ることはなかったので良かった。
移動距離的に簡単に行けないが、無積雪期に今回とは違った色彩で見たい景観だ。

インスタ（880枚ほど撮影したので後々アップします）
https://www.instagram.com/tom57yama/

メモ
水分消費　3.85ℓ/3.7ℓ+0.4ℓ(槍岳山荘でお茶を購入)
（水、スポーツドリンク、コーヒー、ビール、ゼリーX2、Redbull、お茶）
行き下道5時間、帰り富山から高速利用で3時間半

コメント

Kgcm

Tom57さん、こんにちは。
濃密で素晴らしい山行でしたね。
特に黎明の西鎌のお写真は 、Tomさんならではの感じで素敵だなぁ、と。
私も去年のGWで初日に同じルートだったのに、なんで2日目に西鎌を周らなかったんだろう？と羨ましく感じました。去年は行ける気がしてなかったんだと思います。行ってたとしても槍の穂先でチビってたかと😅
長距離移動も含め、大変お疲れ様でした♪

Tom57

Kgcmさん
おはようございます！
なかなかテン泊となると年１，２回くらいしか行けないので、今回は普段より遠征しました。
当初左俣岳からご来光と考えていましたが、後から撮影ポイントを見返すと今回撮影した辺りが結果的に良かったです。（但し広角レンズを持っていないのでスマホパノラマ撮影）
西鎌尾根はずっと槍を見ながら歩けるので、槍好きにはたまらないルートですね。機会があれば是非！
4/13に辿られた南岳ルートもいいですね。キツそうですけど。
コメントありがとうございました。